Pink Floyd 『The Dark Side of the Moon』(HQ)

pfdsotm0301.jpg

史上最高のロック・アルバムの1枚と言われている、PINK FLOYDの『The Dark Side Of The Moon』を取り上げてご紹介します


01. Speak to Me

(Mason)


02. Breathe (In The Air)

(Gilmour, Waters, Wright)


03. On the Run

(Gilmour, Waters)


04. Time

(Gilmour, Waters, Wright, Mason)


05. The Great Gig in the Sky

(Wright)


06. Money

(Waters)


07. Us and Them

(Wright, Waters)


08. Any Colour You Like

(Gilmour, Wright, Mason)


09. Brain Damage

(Waters)


10. Eclipse

(Waters)

リリース 1973年3月1日

録音 1972年6月-1973年1月 
アビー・ロード・スタジオ、ロンドン




'60年代半ば、サイケデリック・ロック・バンドとして、天才シド・バレット(G, Vo)を中心に結成されました

他のメンバーは、ロジャー・ウォーターズ(B)、リチャード・ライト(Key)、ニック・メイソン(Dr)

バンド名は、ピンク・アンダーソン、フロイド・カウンシルという2人のブルースマンから取られているそうです

1967年、2枚のシングルをヒットさせたあと、ファースト・アルバム『夜明けの口笛吹き』を発表

翌年、デヴィッド・ギルモア(G)がバンドに加わりました
(シドは精神に不調をきたして、バンドを脱退しています)


『狂気』(きょうき、The Dark Side of the Moon)は、1973年に発表されたピンク・フロイドの8作目のスタジオ・アルバムです

このアルバムは、人間の心のなかに潜む狂気をテーマにしたコンセプト・アルバムです

ウォーターズによる哲学的な歌詞に加え、それを際立たせる立体的な音作りで、完成度の高い作品に仕上がっています

特に、アラン・パーソンズが編集したSE(効果音)の巧みな使い方によって、うまくストーリーを演出しています

笑い声、会話、爆発音、振り子時計の音、飛行機のSEやレジスター、心臓の鼓動(実際はニック・メイスンのドラムス)などが随所で使われています

録音した当時は、サンプラーが無かったため、録音した音をひとつひとつテープに貼り付けるという原始的な手法で組み立てられました

パーソンズによれば、「マネー」の冒頭で聴かれるレジスターの音は編集に30日を要したということです

アルバムの最初から最後まで曲と曲がつながっており、複数の曲があたかもひとつの作品のようになっているという点が本作の特色のひとつです

この主人公には、「狂気」の人となってしまったシド・バレットの姿も重ねられていると言われています


Wikipediaより引用しています



ジャケットのアートワークはヒプノシス(Hipgnosis)によって光のプリズムをモチーフにデザインされました

このプリズムの様に、人として生きていく中での苦悩や、屈折した感情を表現している作品だと思いました



ご視聴ありがとうございました

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする