このところ、コーラス・ハーモニーなPOPロック、ソフトロックが夏バテにあっている。
やっと8月末・9月になり、涼しくなりました、東京。
やっぱりエアコンの冷えは、体に負担かけてる、昨日冷房なしで寝て、寝起きで疲れなしと実感。ほぼ1ヶ月冷房嫌いの家族なのに、一日中かけっぱなしだった。
で、ソフトロック、アメリカの短命だったハーパース・ビザールで、60年代後期のソフトロックで、ビーチボーイズのようなハーモニーもあり、サイケぽいのもありで自由奔放、牧歌的ですが。
ワーナー・ブラザース・レコードが70年代UKモノを主力とする前、初期は自国米国で自前のミュージシャン達がデビューしますが…
ランディ・ニューマン、ライ・クーダー、そしてハーパース・ビザールが出ました。そもそもワーナーが倒産したレーベルのオータムを買取、そのミュージシャン達の関係で始まり、これが、ワーナーの所在地から「バーバンク・サウンド」と呼ばれたモノですね。ハーパース・ビザールもその一員。
後にはリトル・フィートとドゥービー・ブラザーズなどが、UKRock贔屓の小生でも、好きなミュージシャンがいます。
牧歌的と思いますが、70年代オンタイム、本音はイーグルスよりも、ドゥービーやリトル・フィートに興味を持っていたのは事実。
ハーパース・ビザールはサイモンとガーファンクルのカバー67年「59番街橋の歌 (フィーリン・グルーヴィー)」で全米13位。
カバー曲が多いようですが絶妙でアレンジ力は凄い。ハズレもありますが(笑) 当時プロデューサーやバックスタッフが時代を創った方々で、この後が凄い。
そもそも、ハーパース・ビザールのボーカル・ギターがテッド・テンプルマン!!
プロデューサーとして、70年代はドゥービー・ブラザーズ、ヴァン・ヘイレン、リトル・フィート、モントローズ、カーリー・サイモン 80年代以降はエリック・クラプトン、エアロスミス等たくさんのミュージシャンと関わっています。ハード・ソフト剛柔相見え、それも小生の好きなミュージシャン達へのプロデュース。
ブリティッシュロックファンですが、10代にFENを聴いていましたので、アメリカンロック・POPで、小生が好きになる源泉が、ここにあります。多くのミュージシャンの根っこになるハーパース・ビザールですから、違和感なしの安堵感。
「Witchi Tai To:ウイッチ・タイ・ト」」はジム・ペッパーが元曲で、元祖ジャズ・ロックのフリー・スピリッツに参加、アメリカ先住民、ほんの一昔はインディアンと呼んでいましたね。
ネイティブ・アメリカンのジム・ペッパーの作「ウイッチ・タイ・ト」は、牧歌的よりは、自然賛歌でシンプルな素朴なメロの繰り返し、癒やされます。元曲も素晴らしい、イージーリスニング含め、カバー、演奏されています。
そして、大好きな初期ユーライアヒープの初代ボーカル、デヴィッド・バイロンも唄ってます。
すべては、繋がっている。
云うことでおまけはデヴィッド・バイロンで
UKシンガーソングライターのジョン・シュローダーのアルバム参加で71年『Witchi-Tai-To 』ですから、ユーライアヒープのバリバリの頃ですね。
John Schroeder- Witchi Tai To
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