NMEが選ぶアルバム2021

NME JAPANが1位に選んだアルバムをご紹介いたします
サム・フェンダー
『セヴンティーン・ゴーイング・アンダー』でした

NME JAPANより引用します・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

一言で言い表せば:ジョーディーの英雄による心に響くセカンド・アルバムはイギリスのギター界における地位を固めることになった。

ここ数ヶ月の間にサム・フェンダーのライヴを観たことがある人は、ある一つの曲の、ある一つのフレーズが背筋を震わせ、会場を一つにしたことを知っているはずだ。「怖くて彼を殴ることができなかった」とサム・フェンダーは“Seventeen Going Under”でいじめについて歌っている。「今ならすぐにでも殴るだろう」私たちの多くは日々のなかで口に出さない軋轢や後悔を抱えていて、それは沸騰するまで長年にわたって煮詰められることになる。
サム・フェンダーの目覚ましいセカンド・アルバム『セヴンティーン・ゴーイング・アンダー』はそうした侮辱や失恋の感情を認識して声に出すことで、破滅的な方向へと向かう前に食い止めようとする大胆で賢明な一歩を踏み出している。

パンデミックの早い段階で国民保険サービスに隔離するように命じられたサム・フェンダーは強制的な自宅での時間を若い頃の自分を振り返り、その頃に受けた痛みやあざを数えることに使っている。
彼は哀れみを拒否して、代わりによりよい友人、兄弟、恋人になるだけでなく、こうした試練の時もよりやさしくなれる存在になろうと生まれ変わるという考え方を受け入れている。
“Spit Of You”では悲しみを、“Mantra”ではメンタル・ヘルスの問題を取り上げ、多くの人が悩み苦しむ問題への名言を探し当てている。

ヒーローであるブルース・スプリングスティーンへの憧れは“The Dying Light”などで残っているものの、“Last To Make It Home”ではザ・ウォー・オン・ドラッグス、“Get You Down”ではザ・キラーズといったアメリカーナの領域にも踏み出したことで、サム・フェンダーはその最良の部分を捉えて立ち上がることのできるサウンドへと強靭化している。タイトル・トラックが何よりも伝えているのは、これこそサム・フェンダーができるようになりたいと思っていたものであるということだ。

鍵となる楽曲:“Seventeen Going Under”

『NME』のレヴュー:「生と死、愛と失恋、怒りと後悔に触れるサックス満載のロックによる壮大な作品で、サム・フェンダーは知的で重厚なアルバムにするべく現実を深く掘り下げている。おそらく多くの人々が彼の語る確執や人間関係を自分のものとして認識できるだろう」

引用を終わります

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Seventeen Going Under

収録曲
1. Seventeen Going Under
2. Getting Started
3. Aye
4. Get You Down
5. Long Way Off
6. Spit Of You
7. Last To Make It Home
8. The Leveller
9. Mantra
10. Paradigms
11. The Dying Light
12. Better Of Me
13. Pretending That You're Dead
14. Angel In Lothian
15. Good Company
16. Poltergeists


Sam Fender
チャンネル登録者数 14.6万人
Provided to YouTube by Universal Music Group

Poltergeists · Sam Fender

Seventeen Going Under

℗ a Polydor Records recording; ℗ 2021 Sam Fender, under exclusive licence to Universal Music Operations Limited

Released on: 2021-10-08

Producer, Associated Performer, Programming: Thom Lewis
Associated Performer, Vocals, Piano: Sam Fender
Studio Personnel, Engineer: Dean Thompson
Studio Personnel, Engineer: Joe Atkinson
Studio Personnel, Mixer: Craig Silvey
Studio Personnel, Assistant Mixer: Dani Bennett Spragg
Studio Personnel, Mastering Engineer: Greg Calbi
Studio Personnel, Mastering Engineer: Steve Fallone
Composer Lyricist: Sam Fender


ご視聴ありがとうございました






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