リンキン・パークのマイク・シノダ、ヘア・メタルは白人の色が強すぎたと語る
リンキン・パークのマイク・シノダはヘヴィ・メタルがニューメタルが人気になるまで「あまりに白人過ぎた」とヘア・メタルを批判している。
父親が日系アメリカ人のマイク・シノダは『メタル・ハマー』誌のインタヴューで自身の見解を明かしている。
初期のリンキン・パークのキャリアにおいてマイク・シノダは「たくさんのロック・バンドを見てきたけど、自分としては『あまりに白人過ぎる』と思っていたんだ」と語っている。
「それが僕が嫌いだったことの一つだよね。特にヘア・メタルはね」と彼は語っている。
「人種のことについて言ってるんじゃないんだ。肌の色のことでもない。カルチャーのことを言っているんだ。ニューメタルが始まった最初期はすごく多様な場所だったんだよ」
「非常に多様な街」で生まれ育ったというマイク・シノダはニューメタルが現れるまでメタルに「興味がなかった」として、「響くものがなかったんだ」と語っている。
リンキン・パークは今月デビュー・アルバム『ハイブリッド・セオリー』が20周年を迎えている。
先日、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのジョーダン・フィッシュはリンキン・パークの『ハイブリッド・セオリー』から受けた影響について語っている。
「今、作っている音源でもそうだよ。いまだに参考にしているんだ。曲を次にどこに向かわせるか考える時に心の片隅に常にいるバンドの一つだよね」
「ヘヴィでキャッチーな音楽をエレクトロニックやポップ・ミュージックと融合させる時のバイブルだよ。本当に多くの領域をカヴァーしていて、それをあんな形でやってしまっているんだ」
NME JAPANより全文を引用しています