ブログして12年目ですが、UKRock育ちとほざきますが、ブログ始めの頃から、取り上げていたスティーヴ・ミラー・バンド、70年代中期が中高に重なりますので、本気で好奇心旺盛な十代で聴いた曲、アルバムは、すり込まれている!
スティーヴ・ミラー・バンドはこのアルバム前が73年『ジョーカー』から、ラジオで覚えた洋楽で、この76年『鷲の爪』と77年『ペガサスの祈り 』がヒットで印象大。
60年代ロックぽいし、サイケ感もありで、浮遊感もありで、なんか60年代・70年代の折衷ロックと今になって、判る。「フライ・ライク・アン・イーグル」はポール・マッカートニー参加の3rd69年『Brave New World 』の「My Dark Hour」とリフが同じ。
確かに世界的大ヒットは80年代のPOPな82年『アブラカダブラ 』なんでしょうが、小生の場合は70年代の『ジョーカー』『鷲の爪』『ペガサスの祈り』の3作が強力か~な。
スティーヴ・ミラー・バンドのリーダーのスティーヴ・ミラーは上手いギターリストとか、ボーカルで評価さているわけでないが、なんか味わいがある。
バンド創始の頃、60年代後期には、ボズ・スキャッグスがいるし、ロンドンでのアルバム録音時にはビートルズと交流してるし、ポールマッカートニーとも仲良くなって、アルバムにも参加してもらっている。
その後には、小生敬愛のニッキー・ホプキンス参加でアルバム69年『ユア・セイヴィング・グレイス』制作。スティーヴ・ミラー・バンドは、60年代ロックのエッセンスの良さ続けるバンドで、ホッとする感、安堵感。
アルバム76年『Fly Like an Eagle:鷲の爪』はコンセプト感より、ヒットの「ロックン・ミー」「テイク・ザ・マネー・アンド・ラン」この「フライ・ライク・アン・イーグル」と曲集感もありですが…
ラフラフなサイケ、アートロック観もありで不思議なアルバム、70年代はこの手の音楽も愛されていたのですから、ロックが一気に多様化した70年代、聴く側も間口が広かったと思うのです。
と云うことでおまけは同アルバムから、今回久しぶり本気に一気に聴いて、一番響いた曲で
Steve Miller Band - Serenade
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