テン・イヤーズ・アフターの「50,000 Miles Beneath My Brain(恋は激しく)」で、アルバムは1970年『Cricklewood Green(クリクルウッド・グリーン)』ですね。
速弾き、ブリティッシュ・ブルース・ロック界のスピード・キング、アルヴィン・リー。今となっては「速い」とは思わないけれど(笑)、このグルービー感はテン・イヤーズ・アフターならではのもの。
久しぶりに聴いたら、十代の頃の感激がよみがえった。速弾きバンドが時流のサイケデリックを取り込んだ、彼らならではのアプローチ。70年代後半、後追いで聴きましたが、クリームの次に好きだったバンドだ。
1969年のウッドストック・フェスティバルでのパフォーマンスで世界的に名を轟かせ、70年代に入ってからは絶頂期。本作はブルースロックをベースにしながら、ファニーでバラエティ豊かな表情も見せる。伸び伸びとした心地よさの中に、ギターロックでありながら、サイケデリックな深化もある、不思議な時代ならではのアルバム。
メンバー
- Alvin Lee – Lead Guitar, Vocals
- Leo Lyons – Bass
- Ric Lee – Drums
- Chick Churchill – Keyboards
アルバムリリース情報
アルバムタイトル: Cricklewood Green(クリクルウッド・グリーン)
UK初版発売: 1970年 日本盤発売: 1970年(キングレコード / Deram)
通算4枚目のスタジオ・アルバム。前作『Ssssh』の成功を受け継ぎながら、スタジオ録音のギミックやサイケデリックな残響をさらに取り入れ、全英チャート4位・全米チャート14位を記録。音楽的バランスが取れた、絶頂期の傑作。
収録曲
- Sugar the Road
- Working on the Road
- 50,000 Miles Beneath My Brain
- Year 2000 Blues
- Me and My Baby
- Love Like a Man
- As the Sun Still Burns Away
(全曲 Alvin Lee 作)
アルヴィン・リーの「速さ」の裏にある歌心
この「50,000 Miles Beneath My Brain」は、アルヴィン・リーのソングライティングがブルースの枠組みを超え、ファンタジー的・内省的な世界へと踏み込んだ一曲。ウッドストックでの「I'm Going Home」の衝撃で「世界一速いギタリスト」の称号を背負った彼だが、このアルバムではプロデューサーを置かず自前でサウンドをプロデュース。テン・イヤーズ・アフターの音世界をより深く、多彩に拡張していると。
この曲のソロは単なる速弾きではなく、メロディアスなフレーズが光る。レオ・ライオンズの激しく動き回るベースライン、不動の4人が生み出す一体感——ライバルが多かったブリティッシュ・ロックシーンだからこそ、こうしたアルバムが生まれたのだと。
ライブの定番曲として愛され続けた、米ビルボードでアルバムが14位、この手の音楽で、アメリカに届けた。
十代の頃は「速い=かっこいい」と信じていたが、今は少し違う、でも、あの頃の衝動は本物と。
と云うことで同アルバムから、これも好きな曲で2回目かも
Ten Years After ─ Love Like a Man
4500頁、15年の熱量を、今の視点で削り出す。
【再編集2026】プロジェクト始動。
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