4人がプロとしての意地を見せた、5th Album 『It's A Game』
『恋のゲーム』(It's a Game)
5枚目のスタジオ・アルバムです。
デヴィッド・ボウイを手掛けて成功していたハリー・マスリン(英語版)がプロデュースしました。
この作品は、アメリカ合衆国でゴールド・ディスクを獲得しましたが、彼等の人気は当初の爆発的な成功から大きく揺らぎはじめており、本作以降のアルバムは売り上げが縮小しています。日本でも、「人気も過熱気味」と言われたタイミングの1977年7月13日にリリースされ、7月25日付と8月1日付のオリコン・アルバムチャートで首位となった作品です。
『青春に捧げるメロディー』に参加していたギタリストのイアン・ミッチェルは、1976年後半にバンドを脱退し、パット・マッグリンに交代。
マッグリンはバンドとともにツアーし、『恋のゲーム』の録音セッションにも当初から参加していましたが、程なくしてバンドを追われています。
完成したアルバムは、4人編成のバンドとしてのローラーズの作品とされており、マッグリンが参加した痕跡ははありません。その後、1978年には、結成当初のメンバーであったアラン・ロングミュアーが復帰して、バンドは再び5人編成となりました。
トラックリスト
Side One
1. 恋のゲーム
"It's a Game"
(Chris Adams)
2. 夢の中の恋
"You Made Me Believe in Magic"
(Len Boone)
3. ハートで歌おう
"Don't Let the Music Die"
(Eric Faulkner, Stuart Wood)
4. ラヴ・パワー
"Love Power"
(Teddy Vann)
5. 愛をささやくとき
"The Way I Feel Tonight"
(Harvey Shield)
6. 冷たいあの娘
"The Pie"
(Iain Sutherland)
Side Two
1. ラヴ・フィーバー
"Love Fever" (Faulkner, Wood)
2. スイート・バージニア
"Sweet Virginia"
(Faulkner, Wood, Derek Longmuir, Les McKeown, Pat McGlynn)
3. 孤独の涙
"Inside a Broken Dream"
(Faulkner, Wood, McKeown)
優れた楽曲なのでご紹介したかったのですが、
オリジナル音源がありませんでした
グラハムボネ太郎様のお好きなキャンディーズのカバーです
作詞・作曲:E. Faulkner・Steve Wood・Leslie McKeown
編曲:あかのたちお
オリジナル歌唱:Bay City Rollers
4. ダンス・ダンス・ダンス
"Dance, Dance, Dance" (Faulkner, Wood)
5. 炎の反逆
"Rebel Rebel"
(David Bowie)
日本盤LPではA面の6曲目として「冷たいあの娘 (The Pie)」が追加されており、1990年代以降に発売されたCDにおいてもこれを含めた11曲が収録されています。
■ パーソナル
エリック・フォークナー
ギター、ボーカル
デレク・ロングミュアー
ドラムス、ボーカル
レスリー・マッコーエン
リード・ボーカル
スチュアート・"ウッディ"・ウッド
ベース、ボーカル
■ こちらは、1977年のTV映像です(Fuji Studio)
ナレーションは八木誠さんです
コンサートの映像は21:16~49分までです
やはり、コンサートでもレスリーの歌は凄い上手でした
エリック、ウッディ、デレクの演奏も上手でした
こんな感動的なコンサートも珍しいですね♥♥♥
最終曲の「Don't Let The Music Die」では
レスリーが涙を流しながら、歌い続けました
4人からファンへのメッセージもありました
「僅か25日の滞在でしたが、音楽を通して皆さんとお友達になれたことは、僕達B.C.R.にとってこんな素晴らしいことはありません。
…どうか皆さんも音楽を愛し、素晴らしい人生を歩んでください。」
1.It´s A Game
2.Saturday Night
3.You´re A Woman
4.Rock´nRoll Love Letter
5.Rebel Rebel
6.Sweet Virginia
7.Love Fever
8.Dance Dance Dance
9.Money Honey
10.Don´t Let The Music Die
バンドはメンバーチェンジを繰り返し、混乱する中、
「ハートで歌おう」
「スィート・ヴァージニア」
「孤独の涙」
「ラヴ・フィーバー」
「ダンス・ダンス・ダンス」などの
優れた楽曲を生み出しました
彼等はプロの意地を見せたのです
しかも、彼等はボーイズ・バンドからロック・バンドへ見事に転換していました
以前の彼等とは違いますが、良い作品だと思います
苦しい状況の中に於いても、
仕事をこなし、確実に結果を出しました
私達には分からない裏側で彼等は闘っていたのです
そう思うと感慨深いものがあります
資料は、Wikipediaより引用しています
ご視聴ありがとうございました