ジャスティン・ビーバー&チャンス・ザ・ラッパー “Holy”
楽曲解禁と同時に、コリン・ティリー監督(DJスネイク / Taki Taki、ホールジー / Without Meなど)によるショート・フィルムも公開された。
物語は、モーテルの一室で迎えた朝のシーンから始まる。ベッドの上で目覚めたジャスティンの傍らには、幸せそうな微笑みを浮かべる女性の姿が。そしてジャスティンは、勤め先の工場で泥だらけになりながら作業を始める。
一方の恋人はというと、老人ホームで働く介護士という設定なのだろう、笑顔で入所者やスタッフたちに接する姿が描かれている。
しかしある日、働く工場の閉鎖が決まったことを雇い主から言い渡され、ジャスティンは突然職を失う。途方に暮れながら帰路につくも、宿泊費が滞納してか、住んでいたモーテルからも追い出されてしまうのだった。
職とアパートを失い、路頭に迷うジャスティンとパートナー。すると、車で通りがかった軍人がそんな二人の姿を見つけ、「温かいご飯が食べられるところへ向かってる途中なんだけど、君たちもどうだ?」と、家族の待つ家へと二人を招待するという、感動の結末となっている。
このMVでは、ジャスティンのパートナーを黒人の女性が、そして二人に救いの手を差し伸べる軍人をラテン系の男性が演じている。恐らくは、アメリカではびこる人種差別問題を受け、「人種の壁を乗り越え、お互いに手を取り、助け合いながら生きていこう」というメッセージが込められているのではないだろうか。
mtvjapanより引用していますm(__)m