CHVRCHES(チャーチズ)はグラスゴー出身のローレン・メイベリー(Vo)、イアン・クック(Key,B,Vo)、マーティン・ドハー ティ(Key)で結成したエレクトロ・シンセポップ・バンド。2013年、初来日となるサマソニ直前に発表した、日本限定デビューEPが爆発的ヒットを記録。日本中でチャーチズ旋風を巻き起こす中、遂にデビュー・アルバムをリリース!フランツ・フェルディナンドやミューズを大ブレイクに導いたヒットメーカー、リッチ・コスティをプロデューサーに迎え、完全無敵のポップアルバムが完成!超ポップアンセム「ザ・マザー・ウィー・シェア」、「ガン」を収録。その年の注目新人を選ぶ"BBCサウンド・オブ・2013"において5位を獲得。メイン・ヴォーカルを務めるローレンのキュートなルックスと歌声が起爆剤となり、全米・全英を含む世界中で話題沸騰中のチャーチズが遂にアルバム・デビューを果たす! (当時のTOWER RECORDS ONLINE商品紹介より引用)
後から考えると、『ビッグ・コンスピラシー』が1月にリリースされたのは、2020年が計画通りにゆかないことの兆候だった。8か月の刑期から戻ったJ・ハスが無造作に2枚のシングル(“Must Be”、“No Denying”)をリリースしたとき、彼のセカンド・アルバムは大急ぎの間に合わせになってしまうのではないかと騙された人もいたかもしれない。しかし、アルバムは間違いなく大成功で、J・ハスがイギリスで最も優れたラッパーのひとりということが確かめられた。今の世代の英国ラッパーは、母音反復のスキルを磨き、必要とあらば母音に強勢を置いて巧みなパンチラインを作ろうとしてきた。本作の“Cucumber”などはJ・ハスの最高傑作のひとつだろう。「I met that girl back in October / Then I gave her the cu-coom-bah」
このデビュー・アルバムは長らく待ち望まれた作品だった。リナ・サワヤマは2013年に最初の楽曲(怪しげな“Sleeping and Waking”)をリリースすると、個人で独立したアーティストとして活動を続けたが、昨年になって最高にクールなレーベルであるダーティ・ヒットと契約を結んだ。そうして届けられた本作は言わばジャンルの爆発だ。カントリー風の感動的なバラッド“Chosen Family”はクィア・コミュニティに対する心のこもったトリビュートであり、“Comme des Garçons (Like The Boys)”は幼い頃の自分に自信をくれた2000年代のダンス・チューンを参考にした1曲だ。“STFU!”は、けたたましいニューメタルにのせて、人種差別のマイクロアグレッションを激しく非難している。規格外の『サワヤマ』は、音楽でボディに一発お見舞いしてくれるような作品なのだ。
10月に初めて『NME』の巻頭特集を飾ったケリー・リー・オーウェンスは、ウェールズでの子ども時代に「いつでも身の回りにある魔法」を理解することを学んだと語っている。だが、彼女がこのセカンド・アルバムで魔法を使って呼び出すのは、様々な自分自身である。気候変動に対する行動のアンセム“Melt!”や、レディオヘッドの“Weird Fishes/Arpeggi”を幻覚体験のように解釈したアルバム冒頭曲“Arpeggi”を聴くのは楽しい。一方で、彼女がイギリスで最も進歩的なプロデューサーやミュージシャンのひとりとしての地位を固めることになったのは、ジョン・ケイルをフィーチャリングに迎えた“‘Corner In My Sky”や、今は亡き祖母に捧げたビート鳴り響くテクノ“Jeannette”といった、彼女の神秘主義的な側面が打ち出された曲においてだ。
フィービー・ブリジャーズは、2020年のカオスに身をゆだねることを学んだ。ロサンゼルス出身で26歳の彼女のセカンド・アルバムは、静かでアコースティックな“Halloween”の乾いたウィットから、美しいチェンバー・ポップ“I Know The End”の痛烈なまでの率直さに至るまで、幸福な矛盾に満ちている。孤独感を伴った内省が道を縫うように続いていく『パニッシャー』では、フィービー・ブリジャーズが、セルフプロデュースや(コナー・オバースト、ジュリアン・ベイカー、ルーシー・ダッカスといったアーティストとの)実践重視のコラボレーションを通して、自身を力のある個人として位置づけようとする様子がうかがえる。その結果、本作は人生の奇妙さや今を生きることを受け入れていく多面的な抒情詩となった。
2020年、ザ・ストロークスはバンドとして4つ目の年代(!)に突入した。リック・ルービンがプロデュースした通算6作目の本作は、彼らの荒っぽい運転についてきた往年のファンを満足させるインディ・アンセムがたくさん揃っている点も誇れるが(“The Adults Are Talking”、“Bad Decisions”、“Why Are Sundays So Depressing”)、それだけに終わらず、彼ららしいサウンドを遥かに超えたところまで思い切って踏み出している。とりわけ、シンセ主体の“At The Door”や、ディスコ調の“Brooklyn Bridge To Chorus”は傑出していて、前者などはジュリアン・カサブランカスの切れ味鋭い一流のヴォーカル・パフォーマンスの最たるものだ。『ザ・ニュー・アブノマール』でのザ・ストロークスは再び一体となって、実験し、未来を見据えている。
自主隔離中にアルバムを作ったアーティストは数多くいるが、テイラー・スウィフトの『フォークロア』こそが、2020年に広がった奇妙な孤独に寄り添ってくれるお供として完璧な作品だったように思われる。彼女は、ここ数作の主軸となっていたきらびやかなポップスから離れて、この奇妙な時代の鎮痛剤となるような、インディ・フォーク路線の素晴らしいアルバムをサプライズでリリースした。本作はテイラー・スウィフトの熟練したソングライティングに、長年の共作者ジャック・アントノフやザ・ナショナルのアーロン・デスナー(16曲中11曲に参加)の手掛けた内省的なサウンド・プロダクションが見事に組み合わさっている。ボン・イヴェールとのコラボレーション“Exile”のきらきたした多幸感から、“The Last Great American Dynasty”の複雑な語りに至るまで、『フォークロア』のテイラー・スウィフトは、これまでとまったく違ったことを試み、より良いサウンドを手にしている。
終わりに。ジョージ・フロイドの死がブラック・ライヴズ・マター運動を引き起こす前にレコーディングされていたという楽曲 “walking in the snow”で、キラー・マイクが語る歌詞を見て欲しい。「毎日、夜のニュースでは恐怖を無償で煽り立てられる。自分のような人間が窒息させられるのを見ても麻痺している。呻き声から囁きになって『息ができない』と言うまで。それを君はソファーに座ってテレビで観ている。やったとしてもツイッターで、悲劇だと言うことぐらい。でも、本当は茶番だと思っているんだろ? もう共感さえも奪われてしまっているんだ」今から何年も経って、2020年の暮らしはどんなものだったかと訊かれたら、この歌詞を見せれば良いだろう。
デビュー曲「Taking My Chances」は、ロック・ミュージックの先駆者である2人の新しいパートナーシップの色合いを位置づけています。2020年の初めにタークス・カイコス諸島(西インド諸島の一部)でレコーディングされたこの曲は、70年代のクラシック・ロック・バンドを彷彿とさせ、パンチの効いたフック、ハーモニー、そしてギターの妙技を現代に蘇らせたものとなっています。
マーティ・フリードマンの最新Music Video「The Perfect World (feat.+α/あるふぁきゅん。)」が公開されています
中澤一登(映画『キル・ビル』アニメーションパート監督)とProduction I.G(「攻殻機動隊」ほか数々のアニメヒット作を製作)がタッグを組んだNetflix全世界配信オリジナルアニメ「B: The Beginning」のイメージアルバム「B: The Beginning THE IMAGE ALBUM」に収録されているThe Perfect Worldに、女声から男児声まで何十種類もの歌声で、規格外の歌唱力の持ち主である実力派女性歌い手である+α/あるふぁきゅん。がヴォーカルとして参加!
Bennington & M. Shinoda (of Linkin Park) ft. Hydroponikz "Hardly Breathe"
こちらは、Linkin Park のみの「Hardly Breathe」 リンキンらしいカッコ良さと切なさが出ています
Lyrics: I can't seem to focus, It's hopeless unless the sky opens, Look you in the eyes and all I see is a blur hopin, That my previous mindstate; could be resurrected, To the old me; it's like you had me injected with imperfection, How could you be so reckless? I initially meant it, Seems like you put your effort into me, what am I left with? Nothin' but a canvas with a black and white portrait, Of me and you, in a burnin' garden of scorchin' orchids. Simple beauty that's bein torn down by your power, That constantly pounds on my soul hour after hour, Now I can hardly breathe, get rid of these memories, Continually haunting me, Cant change who I've come to be, The darkness only ends as soon as you open your eyes, And you hope to realize that hope is cloaked in disguise, Again I look you in the eyes and all I see is a blur, But when I look in the mirror I can see who you were.
Nothing I can say or do, Will take away what I've been through, What you were is what I've come to be, Nothing you can say to me, Will take away these memories, What you were is what I've come to be!
(what I've come to be x2)
The sky opens wide, to swallow me again, Once I am inside, I'm lost and cant pretend, These pictures in my mind, are not a part of me, These memories hold me tight, till I can hardly breathe
I can hardly breathe (breathe, breathe, breathe, breathe...) x2
I can hardly stop the memories..
Nothing I can say or do, Will take away what I've been through, What you were is what I've come to be, Nothing you can say to me, Will take away these memories, What you were is what I've come to be!
(what I've come to be x2)
(Hardly breathe) (Memories) (Haunting me) (Come to be) x2
Now I can hardly breathe, get rid of these memories, Continually haunting me, Cant change who I've come to be x4
(I can hardly breathe.....) (I can hardly stop the memories..) Now I can hardly breathe, change who I've come to be.
Nothing I can say or do, Will take away what I've been through, What you were is what I've come to be, Nothing you can say to me, Will take away these memories, What you were is what I've come to be!
今日ご紹介する曲はザ・ナショナル (The National) の新曲です(^_^) アメリカのインディー・ロックバンドで、1999年にオハイオ州シンシナティで結成され、現在はニューヨークのブルックリンを拠点に活動しているバンドです。 2016年にはレオナルド・ディカプリオ主演の映画『レヴェナント 蘇えりし者』のサウンドトラックをドイツのエレクトロニック・アーティストのカーステン・ニコライや坂本龍一と共作したことが話題となりました。
2017年末に7thアルバム『Sleep Well Beast』をリリース。 同アルバムで第60回グラミー賞の最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム部門を受賞し、最優秀レコーディング・パッケージ部門にもノミネートされた。 更に全英チャートでは第1位、全米チャートでは第2位に輝いたほか、各メディアのベスト・アルバム・オブ・ザ・イヤーにも選出され、辛口評価で知られる米音楽メディアPitchforkでもBest New Trackを獲得、ここ日本でも高く評価された。
今回公開されたニューシングル「You Had Your Soul With You」は、ニューアルバムのオープニング・トラックとなる。約20年間にわたりデヴィッド・ボウイのベーシストを務めたゲイル・アン・ドロシーがボーカルとしても参加している。BEATINK.COMより引用