『才能のあるヤツはなぜ27歳で死んでしまうのか?』 ジーン・シモンズ

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キッス(KISS)のジーン・シモンズ(Gene Simmons)の著書『27: The Legend & Mythology of the 27 Club』が『才能のあるヤツはなぜ27歳で死んでしまうのか?』の邦題で日本語版発売決定しました。

薬物依存や精神疾患により成功の頂点で夭逝した天才たちに共通する奇妙な事実──享年「27」についてジーンシモンズが語ります。

「27クラブ」と括られたこの痛ましい偶然にシモンズが迫る書籍です。
星海社より5月27日発売です。


■星海社新書『才能のあるヤツはなぜ27歳で死んでしまうのか?』

著者:ジーン・シモンズ
訳者:森田義信
発売日:2021年5月27日(木) *お住まいの地域により発売日は異なります
定価:1200円(税別)
ISBNコード:978-4-06-523510-2

*本書は2018年に米国にて刊行された『27: The Legend & Mythology of the 27 Club』(powerHpuse Books)の日本語翻訳版です。

<内容紹介>
美化していい死など、ない──すべての痛みに寄り添うジーン・シモンズの言葉

薬物依存や精神疾患により成功の頂点で夭逝した天才たちに共通する奇妙な事実、享年「27」──「27クラブ」と括られたこの痛ましい偶然に人々は心を奪われ、果てはその死を美化するまでに至った。本書は、いまなおシーンの最前線に君臨するロックバンドKISSのフロントマン、ジーン・シモンズが、「27クラブ」のメンバーであるジミ・ヘンドリックス、カート・コベイン、エイミー・ワインハウス、バスキアなど総勢13名の天才たちが自己破壊に至ってしまった過程を丹念に辿る。そして彼らが抱えていた孤独や痛みに真摯に向き合い、後世に遺した偉大な功績に新たな光を当てる。シモンズは本書を通じて、困難に直面しているすべての現代人に、「生きろ」と語りかける。

<YOSHIKIより推薦文寄稿>
YOSHIKI(X JAPAN)が本書帯へ推薦コメントを寄稿しています。

なぜ、僕は生きているのだろうか?
ジーンが記してくれたスターたちの若すぎる死の神話から
僕が生きる意味を、もう一度問い直したい——。

YOSHIKI

・・・・・・・・・

またこの度、『YOSHIKI CHANNEL』 にてYOSHIKIと本書著者ジーン・シモンズとのオンライン対談生配信が決定。本書についても語られる予定です。

KISS ジーン・シモンズ × X JAPAN YOSHIKI Onlineスペシャル対談

日時:2021年5月29日(土)PM3:00〜(日本時間)
YouTube Channel メンバーシップ(日本含む全世界配信、日本語放送・英語同時通訳放送あり)
https://www.youtube.com/watch?v=08MvlLBC9M0
ニコニコチャンネル(日本)
https://ch.nicovideo.jp/yoshikiofficial/blomaga/ar2020668

<著者紹介>
ジーン・シモンズ

ロック・バンドKISSを作ったメンバーのひとり。KISSはアメリカのバンドとして、全ジャンルを通じ史上最多のゴールド・ディスクを獲得(RIAA)。2014年にはロックンロールの殿堂入りも果たし、結成から48年たった今もロック界で多大な影響力を誇るグループであり続けている。シモンズはKISSで44枚のアルバムを録音。全世界での総売上は1億枚以上。現在でもスタジアム・ツアーはソールドアウトの状態。ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーになった『KISSジーン・シモンズのミー・インク』『ON POWER』などの著作を持つ著述家でもあり、また、レストラン・チェーン『ロック&ブリューズ』をはじめとするいくつものビジネスを大成功させた起業家でもある。事業に関係したマーチャンダイジング・ライセンスも2500以上。

<翻訳者紹介>
森田義信(もりた・よしのぶ)

翻訳者、編集者。『ピート・タウンゼンド自伝 フー・アイ・アム』など、アーティスト関連をメインに多数翻訳を手がける。

<本書目次>*本書より抜粋
ジーン・シモンズが言及する「27クラブ」のアーティストたち

ブライアン・ジョーンズ
ジミ・ヘンドリックス
ジャニス・ジョプリン
ジャン゠ミシェル・バスキア
カート・コベイン
エイミー・ワインハウス
アヴィーチー

アラン・〝ブラインド・アウル〞・ウィルソン
ロン・〝ピッグペン〞・マッカーナン
ジョナサン・ブランディス

オーティス・レディング
ティム・バックリー&ジェフ・バックリー

「27クラブ」への科学的アプローチ
ジェイムズ・ファロン博士(神経科学者)インタビュー

<翻訳版の本書編集担当より>

「天才たちも、みなと変わらずひとりの人間。だから、彼ら、彼女らが壁にぶつかった時、迷わず手を差し伸べよう。そして自分がそうなってしまった場合は、堂々と助けをもとめよう」

ジーンは具体的なアーティストの足跡を辿りながら、一貫してこのことを本書で伝えています。注目すべきは、その真摯さです。常にシーンのトップを走り続けているシモンズ自身に私などが想像もつかないようなプレッシャーがあるにもかかわらず、間違いを犯してしまった、自己破壊に至ってしまったアーティストたちへの温かい目線は、悩みを抱えるすべての人たちに勇気をくれると強く感じます。この姿勢に大変感銘を受け、翻訳版のオファーをしました。原著は2018年刊行ですが、世界が疫病禍にて一律に未曾有の危機に瀕しているいまだからこそ、ジーンのこの姿勢は多くの方に響くのではと思っています。

文章は、amassより引用しています

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