ジャーニー(Journey)のシンガー、アーネル・ピネダ(Arnel Pineda)は米ローリングストーン誌のインタビューの中で、バンドが元シンガーのスティーヴ・ペリー(Steve Perry)とリユニオンするというアイデアについて話し、たとえそれが彼自身の仕事を失うことになっても、そのアイデアにはとても賛成だと述べています。
“長い年月を経て、ついにスティーヴ・ペリーと会ったのはどんな感じだった?”(※2017年のロックの殿堂の式典で2人は初対面)と尋ねられるとピネダは、
「35年待っていたとInstagramに投稿したんだ。夢のようだったよ。彼はとても引っ込み思案で人を避けているから、彼に会えたなんて信じられなかったよ」
「彼はインタビューを受けようとはしなかったんだ、少なくとも新譜(『Traces』)を出すまではね」
「彼が僕に会うことに同意してくれたことには本当に驚いた。僕の人生で起きたことの中で、最も特別なことの一つだよ。彼は歌に関しては、僕のヒーローの一人だ」
インタビュアーは過去数年間に何度もスティーヴと話をしたことがあるそうで、インタビュアーは“彼がジャーニーのバトンをあなたに託して喜んでいることは間違いない”と話すとピネダは
「それを聞いて、さらにプレッシャーを感じる。同時に、本当に光栄だ。でも、いつか彼が2〜3曲だけでもバンドに参加してくれる日が来ることを期待しているよ。もしそうなったら、僕の人生のハイライトの一つになるだろう」
インタビュアーはジャーニーのリユニオンはこの時点でレッド・ツェッペリンやピンク・フロイドの再結成に匹敵するだろうと述べるとピネダは
「なんてことだ。レッド・ツェッペリンもピンク・フロイドも見たことがないので同じだね。もう一回復活してほしいね。一周回って、またステージに戻ってくるような感じだね」
「もう一度言うけど、僕は“スティーヴ・ペリーが復活すればいいのに”と思っているよ。意味分かるよね?」
インタビュアーが“そうなんだけど、もし彼が戻ってきたら、それは...”と話すとピネダは
「分かってるけど、一緒にいると寂しくてたまらない。時々彼らのビデオを見るんだ。僕が見るビデオでは、いつも彼らはスティーヴ・ペリーと一緒だ。アダム・ランバートに悪気はないんだけど、彼は素晴らしいパフォーマーで、素晴らしい声を持っているけど、僕は今でもフレディ・マーキュリーとの古い(クイーンの)ビデオを見ているんだ」
「だからこそ“No Perry, No Journey”と言われても、僕はそれを理解できる。僕の出身地は西洋音楽の影響を強く受けている。僕たちはオリジナルが大好きでした」
インタビュアーが“彼が帰ってくると仕事がなくなるよ”と話すとピネダは
「僕はそれでいい!本当だよ。それだけ彼を慕っているし、ジャーニーを愛しているということだ。2005年、僕は香港での仕事を辞めた。酸の逆流で声が出なくなったから」
「当時、僕は友達にスティーヴ・ペリーと並んで歌う前に声を失ったことが唯一の後悔だと話していた。冗談だったけど、その時とは違う状況になっている」
「僕はただ彼と一緒にショーをしたい...僕の人生を永遠に変えてくれると思っていたんだ。もう30年になるけど、バンドは誰もが想像できないような方法で僕の人生を変え続けているんだ」
ジャーニーは現在、新しいアルバムに取り組んでいます。
amassより全文を引用していますm(__)m