「津軽じょんがら節」「鼓動」
吉田兄弟は、「津軽じょんがら節」や「あいや節」などの伝統音楽を得意とする一方、ピアノ、パーカッションとの共演を通して日本古来の楽器の可能性を追求し続け、海外からも高い評価を得ている。
【津軽三味線について】
津軽三味線は、津軽地方で成立した三味線音楽。本来は津軽地方の民謡に用いられるが、現代においては特に独奏を指して「津軽三味線」と呼ぶ場合が多い。
撥(ばち)を叩きつけるように弾く打楽器的奏法と、テンポが速く音数が多い楽曲に特徴がある。
弦楽器そのものの発祥は中東とされる。その後構造的に変化しながら、インドを経て中国に入り、中国南部において「三絃」が成立。
この「三絃」が沖縄を経て畿内に持ち込まれ(異説あり)、江戸時代中期に日本各地の土着芸能を融合して様々に発達し、当時日本の最北端であった津軽地方において津軽三味線となる。
専業の演奏家では特に消耗が激しく、数年おきに買い換えることが多い。このため、演奏家が舞台で現実に使用する三味線は、おおむね200~300万円程度が上限であると言われるが、個人により差が大きい。
エレキギターの様に聴こえますねヽ(´∀`)ノ