スラッシュ&チェスター・ベニントン 未発表コラボ曲「Crazy」の1:01

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ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)のスラッシュ(Slash)と、リンキン・パーク(Linkin Park)のチェスター・ベニントン(Chester Bennington)の未発表コラボレーション曲「Crazy」の一部が公開されています。

この曲はもともと、スラッシュ初のソロ・アルバム『Slash』(2010年)用に制作されたものですが、最終的にはモーターヘッドのレミー・キルミスターがヴォーカルを務める「Doctor Alibi」というタイトルでアルバムに収録されました。

この「Crazy」の音源を公開したのは、アルバム『Slash』の制作に参加した音楽プロデューサーのビッグ・クリス・フローレス。彼は2019年頃、この楽曲を仕上げるためにスタジオに戻り、ドラムを再プログラミングし、ベースを弾いています。

この曲は、チェスターの妻タリンダ・ベニントンが立ち上げたメンタルヘルス啓発団体「320 Changes Direction」のために、そう遠くない将来にリリースされると言われています。


amassより引用しています
ご視聴ありがとうございました


スラッシュ&チェスター・ベニントン 未発表コラボ曲「Crazy」が一部公開

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ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)のスラッシュ(Slash)と、リンキン・パーク(Linkin Park)のチェスター・ベニントン(Chester Bennington)の未発表コラボレーション曲「Crazy」の一部が公開されています。

この曲はもともと、スラッシュ初のソロ・アルバム『Slash』(2010年)用に制作されたものですが、最終的にはモーターヘッドのレミー・キルミスターがヴォーカルを務める「Doctor Alibi」というタイトルでアルバムに収録されました。

この「Crazy」の音源を公開したのは、アルバム『Slash』の制作に参加した音楽プロデューサーのビッグ・クリス・フローレス。彼は2019年頃、この楽曲を仕上げるためにスタジオに戻り、ドラムを再プログラミングし、ベースを弾いています。

この曲は、チェスターの妻タリンダ・ベニントンが立ち上げたメンタルヘルス啓発団体「320 Changes Direction」のために、そう遠くない将来にリリースされると言われています。


amassより引用しています
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Robert Wyatt – At Last I Am Free

ロバート・ワイアットの「At Last I Am Free:僕は自由」で、アルバムはコンピレ・シングル集のような82年『Nothing Can Stop Us 』ですね。

ロバート・ワイアットは60年代後半から、ジャズ・ロック、サイケのソフト・マシーン、アート・ロックなミュージック色が強いと思いますがPOPなボーカルでもあり。

ジミヘン、ピンク・フロイドと交流、シド・バレットのソロ1st『The Madcap Laughs:帽子が笑う…不気味に』にドラマーで参加。

フリージャズに比べれば、POPな曲で聴きやすいでしょうが、ロック前衛化のミュージシャンの雰囲気も…それにはわけあって…

72年転落事故でドラムが無理になり、ボーカル・シンガーソングライターとして、アルバムを出します。74年『Rock Bottom』 プロデューサーはピンク・フロイドのニック・メイスン。

70年代前半、ソフトマシーンを脱退後頃から、サイケ系ミュージシャンへのアルバムに伴奏参加で、小生の師匠(勝手に言ってますが・笑)ブライアン・イーノの78年『アンビエント1/ミュージック・フォー・エアポーツ』も演ってます。


 


Nothing Can Stop Us


 


しかしUKRockでは、珍しいの主義主張が政治色強し、このアルバム『Nothing Can Stop Us 』も。

ピンクフロイドのロジャー・ウォーターズは生い立ちからくるモノを、アルバムのコンセプト観に強烈に表現しますが、あくまでも、音楽・ロックも本位にしてと小生は思います。

それが、ロバート・ワイアットはもっと直球、このアルバムのようにカバー曲の選曲シングル集になると、かなり意図的な主義主張ですので、音を楽しむ前に、とっつきにくいかも。

自由、公民、社会主義、革命のイメージするカバー曲を、朴訥なボーカルと素朴なメロ・伴奏にのせることは才人の証と思いますが。

それでも小生の好きなサイケ・アートロック系に、バッキンボーカル・伴奏なりで、けっこうアルバムに参加してますので、これも刷り込まれているブリティッシュロックと自覚でした。

と云うことでおまけは重い曲ですがビリー・ホリデイのカバーで

Robert Wyatt -Strange fruit


























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グリーン・デイ 新曲「Pollyanna」

グリーン・デイ(Green Day)が新曲「Pollyanna」をデジタル/ストリーミングでリリースしました

リリックビデオも公開されています

グリーン・デイらしいポップな楽曲です(*^^*)




ご視聴ありがとうございました



茨城一家4人殺傷、犯人の異常行動を見過ごした両親はモンスターを放置していた


あまりにも残虐な事件でやるせない気持ちです
事件の被害者のご家族に、謹んでお悔やみ申し上げます

この事件がどの様に裁かれるのか気になるところです


【茨城一家4人殺傷、犯人の異常行動を見過ごした両親 ナイフ71本を買い与え、モンスターを放置】

5/18(火) 5:59配信 デイリー新潮より引用いたします


 茨城県境町の一家4人殺傷事件で、殺人容疑で茨城県警に逮捕された岡庭由征(おかにわよしゆき)(26)。岡庭容疑者は16歳のときに“通り魔”事件を起こしているが、このときの供述調書には、歪んだ「性的サディズム」と異常行動を放置し続けた両親の無責任が記されている。

――A子さんを刺した包丁は持ちかえりましたか? 

「それはそうです」

――しまう前にその包丁に何かしたりしましたか? 

「血ついてるから見ていた」

――どこで見たんですか? 

「自分の部屋で」

――見る以外のこともしましたか? 

「舐めたりというか」

――包丁についている血を舐めたということ? 

「少しは」

――どうやって舐めたんですか? 

「舌で」

――手にとって舐めたのか、包丁の刃を舐めたのか? 

「刃です」

――血を見たり、血のついた刃を舐めたりしてどんな気持ちになりましたか? 

「興奮したというか、何か刺した時を思い出したみたいな」

――興奮というのは性的な興奮をしたということ? 

「そうです」

――性的に興奮して、自慰行為、そういうことをしましたか? 

「そうです」

 ***

 これは、岡庭容疑者の供述調書、すなわち、法廷での彼の陳述を記録したものである。岡庭容疑者が16歳の時に面識のない女子中学生と女子小学生を刺す事件を起こしていたが、その公判で彼はかくも異様な証言をしていたのだ。

 岡庭容疑者が凶行に及んだのは2011年11月18日午後5時40分頃。埼玉県三郷市で下校途中の中学3年の女子生徒(当時14歳)に自転車で背後から近づき、いきなり顎のあたりを包丁で刺した。さらにその約2週間後の12月1日、今度は千葉県松戸市で小学2年の女児(当時8歳)の脇腹を繰小刀で刺した。そして、12月5日に殺人未遂などの容疑で逮捕され、「歩いていた人を殺そうと思っていた」と供述した岡庭容疑者。殺そうと思っていた理由は、冒頭の陳述からも分かる通り、性的快感を得るためだったわけだ。

 無論、逮捕時16歳だったことから少年法に護られ、実名や顔写真はどこにも報じられず。それ故、当時は岡庭由征ではなく、岡庭吾義土(あぎと)という名だったことは、周知されるに至らなかった。この連続通り魔事件で起訴された岡庭容疑者は、刑事裁判を経た上で医療少年院に送致され、社会に戻った。そのどこかの段階で吾義土という名を捨て、由征になったのであろう。しかし、名が変わっても中身は何も変わっていなかった。社会に戻ってそれほど時をおかずに茨城県で無辜の夫婦の命を奪った疑いで逮捕されたことが、そのことを証明している。そして、医療少年院で施されたであろう「矯正教育」や「治療」が失敗に終わったことも――。

祖母に溺愛され…
 安易に社会に放ってはいけなかった怪物は、いかにして形作られたのか。それが分かる資料が手元にある。

 すでに触れた通り、岡庭容疑者は刑事裁判においては刑罰を下されるのではなく、「保護処分」との結果となった。実はその後、通り魔事件の被害者の女子中学生と両親が、岡庭容疑者と両親に対して約2700万円の損害賠償を求める民事裁判を起こしていたのだ。提訴は14年で、翌15年には岡庭容疑者と両親に約1900万円の支払いを命じる判決が下されたのだが、手元にあるのはその裁判資料の閲覧記録。訴状や判決文だけではなく、民事裁判に証拠として提出された刑事裁判の際の資料も含まれており、冒頭の供述調書はその一つである。それらをひもといていくと岡庭容疑者の残虐性が浮き彫りになるが、驚かされるのは“ある人物”との類似性。1997年に起こった神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗こと元少年Aと似通った点が多く見られるのだ。

 酒鬼薔薇は相手に苦痛を与えることによって性的に興奮する性的サディズムを抱えていたが、冒頭の陳述からも分かる通り、岡庭容疑者が同様の性的嗜好を持っていたのは明らかである。また、近所の野良猫を捕まえては殺し、中学に上がる頃には「人間を壊してみたい」との思いに囚われるようになったとされる酒鬼薔薇。

 一方の岡庭容疑者は、

〈幼少期から昆虫を殺すなどしていたが、標的となる生物が昆虫からカエルや鳥へとエスカレートしていった。(中略)小学生のときから、猫に対し、石を投げる、空気銃で撃つなどの加害行為に及んでいたが、平成21年頃から、猫を殺そうと思うようになり、金槌で殴るなどして約5匹の猫を殺した〉(民事裁判の判決文より)

〈平成22年10月上旬頃、小型動物捕獲用ケージを用いて猫を捕獲し、ケージの外から、その喉付近を杭等で複数回突き刺した上、衰弱した猫をケージに入れたまま生き埋めにして殺害した〉(同)

 三郷市で女子中学生を刺す約2週間前には、通っていた私立高校に猫の首とナイフを持っていき、それが理由で最終的には高校を自主退学せざるを得なくなった岡庭容疑者。家族の前でもその異常性の片鱗を何度も見せていたが、両親が深刻に捉えることはなかった。それどころか父親は、岡庭容疑者から求められるまま彼がネットでナイフを購入する際に名義を貸していた。その無責任ぶりには絶句せざるを得ないのだ。

 そんな両親の目に岡庭容疑者はどう映っていたのか。民事裁判に提出された二人の供述調書から見ていこう。

 それによると、岡庭容疑者の両親は93年に見合い結婚。翌年に岡庭容疑者が生まれ、その3年後に次男をもうけた。

〈「吾義土」という名前は、妻の兄が命名した名前になります。妻の兄からは、アニメのキャラクターにあやかり、また、画数も41画ととても縁起のいい数字だったので、この名前にしたと聞かされています〉(父親の供述調書より)

〈吾義土は、私の両親にとって初孫ということで、祖父母からとてもかわいがられており、祖父母によくわがままを聞き入れてもらっていました〉(同)

 母親の供述調書にはこうある。

〈とりわけ義母は、吾義土のことをとにかく可愛がっており、吾義土のわがままをなんでも聞き入れ、吾義土を甘やかしていました。私は、母親として、やはり子供を甘やかされていい気分はしませんでしたが、嫁という立場上、義母に強く言うことはできませんでした。主人も、吾義土のことを義理の両親に任せていたようで、特に何も言ってくれませんでした。そのせいか、吾義土は、母親の私が言うのもなんですが、とてもわがままに育ってしまったと思います〉

 酒鬼薔薇が「おばあちゃん子」だったことは知られている。小学5年の時に祖母と死別したことが彼の人格形成に大きな影響を与えたとの見方もあった。岡庭容疑者もまた、祖母に溺愛されて育ったわけである。

 岡庭容疑者の自宅敷地内には母屋と離れがあり、岡庭一家は離れで、祖父母は母屋で暮らしていた。岡庭容疑者は、

〈学校にいる時間以外のほとんどを母屋で過ごすほど〉(判決文より)

 祖父母ベッタリの日々を送っていたが、そんな生活が変化するのは中学1年の頃。両親と祖父母の間でいさかいが生じた際、

〈祖母から「来るな。」などと言われ、目の前で母屋の玄関の鍵を閉められたことから、ショックを受けた〉(同)

 それ以降はほとんど毎日、家族4人揃って夕食をとるようになったという。

異常行動を見過ごす両親
〈中学3年生の頃、吾義土に将来何をやりたいのか聞いたことがあったのですが、その時吾義土は、「ネオニートになりたい」などと言っていました。吾義土の言うネオニートというのは、どうやら自宅でパソコンを使って株取引で儲ける人たちを意味していた〉(母親の供述調書)

 高校に入ってからは、何かの拍子に「俺は神だ」と言い出したこともあった。

 そんな岡庭容疑者が父親から与えられたデスクトップ型のパソコンでインターネットを閲覧するようになったのは小学5年の時である。アダルトサイトや暴力系サイトの閲覧制限やパスワードの設定などの措置は一切講じられていなかった。

〈吾義土は、人が殺されるようなスプラッター系のホラー映画を自宅の居間のテレビや自室のパソコンで見ていた〉(判決文より)

 しかし、両親がそれを注意することはなく、

〈中学3年生の頃からインターネットで女性の死体や女性が残虐な行為をされている動画や映画を見て性的な興奮を感じるようになり、高校生になる頃には、自分で実際に女性に対して残虐な行為をしたいと思うようになった。(中略)高校1年生の頃から、凶器類を携帯して殺す女性を物色するようになっていた〉(同)

 前述した通り、それらの凶器を購入する手助けをしていたのは父親である。

〈中学3年生の終わりか、高校1年生の初め頃、インターネットのオンラインショップでナイフを売っているところを見つけ、それにとても興味を示すようになりました。(中略)私が吾義土に「なんで欲しいの」などと尋ねると、吾義土は、「かっこいいからコレクションしたい」などと言っていました。私は、自分に収集癖がなく、コレクターの気持ちはわかりませんでしたが、世間では刃物のコレクターもいるというし、好きな人は好きなんだろうなくらいにしか考えませんでした〉(父親の供述調書)

 どうやら常識というものを持ち合わせていない様子の父親は、「外に持ち出さない」などといったことを約束させた上で、ナイフ購入を許してしまう。そして岡庭容疑者は、最終的には父親の助けを得ずに購入したものも含めると、71本もの刃物を所有するに至るのだ。

〈私は、吾義土が前に集めていたカードがみるみる増えていったのを覚えていたので、趣味でやる以上、いろんな刃物が欲しくなっていくのは自然な流れだし、家の中で保管する分には、それはそれで仕方がないと思ってあきらめてしまいました。このように私も主人も、吾義土の刃物のコレクションについては、家の中だけのことと考えており、あまり深刻に受け止めていませんでした〉(母親の供述調書)

 母親も相当に「抜けた」人物であることは間違いなかろう。先に触れた通り、岡庭容疑者は連続通り魔事件を起こす前、高校に猫の首を持っていくという異常行動を起こしていた。岡庭容疑者の両親がそれすらも見過ごしてしまったのは、必然だったのかもしれない。

 母親はこう述べている。

〈生活指導の先生がはじめに吾義土に猫の首が本物かどうか問いただしたのですが、何度聞いても、吾義土は、おもちゃの首だと言い張っていました。(中略)担任の先生から、吾義土の身体検査をしていいかどうか聞かれ、私は、まさか吾義土が刃物を持ち歩いているとは思っていなかったので、その場で身体検査を了承しました。ですが、実際に吾義土の身体検査をしてみると、吾義土のズボンの後ろポケットから2本のナイフが見つかりました〉

〈吾義土はナイフが見つかって観念したのか、学校に持ち込んだ猫の首が本物であることを認め、自分の庭で斧を使って猫の首を切り落としたと話しました。私は、猫の首を切り落とすなんて気持ち悪いと思い、とてもショックを受けました〉(同)

 しかし、母親も父親も猫の首を切り落とした理由すら本人に聞かないまま、問題を放置。そして岡庭容疑者はついに、猫ではなく少女に刃物を向けたのだった。

無責任な裁判官
 刑事裁判にかけられた、当時18歳の岡庭容疑者に判決が下されたのは2013年3月。

 現状のままでは再犯の可能性は高いと言わざるを得ない、としながらも、「保護処分に付するのが相当」としたその判決では、両親が適切な養育を行ってこなかったことにも触れた上で、次のように結論付けている。

〈そのような経緯により、被告人は、残虐な行動によって性的欲求の充足を含む快楽を得ようとする歪んだ思考や価値観が形成、深化され、本件一連の犯行に及んだのであって、生まれつきの広汎性発達障害や生育環境が動機に直結している。そうすると、そのような事情は被告人の責めに帰することのできないものであるから、被告人が犯行時16歳であったことも併せ考えれば、動機の悪質性を被告人に不利に考慮するのは相当でない〉

 医療少年院送致を決めた家裁の決定要旨では、5年間程度の処遇を勧告し、

〈(23歳で)なお精神に著しい故障がある場合には、26歳を超えない期間において医療少年院での収容を継続することが検討されるべきである〉

 とした。

 ちなみに、茨城県で夫婦を殺害したとされる時点での岡庭容疑者の年齢は24歳である。

 犯罪被害者支援弁護士フォーラム事務局長で弁護士の高橋正人氏が言う。

「普通に社会生活を送り、まっとうに生きている発達障害の人もたくさんおられます。犯行の動機や処分の内容を、発達障害であることを主な理由にして判断することはあまりに拙速過ぎます。この判決を下した裁判官は無責任ではないでしょうか。裁判官の身分は憲法で保障されていて、どんな判決を下しても給料は減額されないのですから、しっかりと常識を踏まえた判決を下して欲しいです」

 自身の長男も16歳の少年に殺(あや)められた「少年犯罪被害当事者の会」の武るり子代表は、

「現在、少年法の改正について議論されてはいますが、加害者が少年の場合、なるべく保護処分に持ち込もうとする傾向は依然として強いです。少年には将来があるから、という理由で、どんな少年もいっしょくたにされている現実がある。しかし、論点となるべきは“何をやったか”であって年齢ではありません」

 として、こう語る。

「家裁で保護処分を言い渡されるのと、刑事裁判を受けて刑事罰を加えられるのでは、本人の心に与える衝撃という意味でも、大きな違いがあります。広汎性発達障害だったとしても、刑事罰を受ければ自分がやったことの重大さを認識できるはずです」

 岡庭容疑者が送られた医療少年院の対応についても、

「そこでいったいどんな矯正教育を施したのだろうか、と問いかけたいです」

 と、武代表。

「現状の医療少年院での教育は不十分です。少年院には、加害少年を刺激しないために、事件に触れさせることをできるだけ避けてきた歴史があり、今でこそ多少の贖罪教育はあれ、そういった風潮は未だに残っている。医療少年院に限らず、日本の矯正施設全般で十分な矯正教育が行われているとは言えない。新しい被害者を生まないためにも少年法の改正だけでなく、矯正教育の見直しも必要です」

 残念ながら第二の酒鬼薔薇は野に放たれ、2人が殺された。現状のままでは、第三、第四の酒鬼薔薇によって悪夢が繰り返されよう。

「週刊新潮」2021年5月20日号 掲載

虹をつかもう  

緊急事態宣言下は、不要不急の外出・移動の自粛ですが。
4月は濃厚接触者でしたので1か月半ぶりの帰省、父の介護と通院。医療関係は自粛要請の対象外だそうですが、付き添いは??? 

医者に「一人で生活させていたの?」と詰問。無言で通し、4月状況など言えない。ほんと、面倒な時代になりました。帰省中は家でもマスク、距離をとり。
なんでこんな事になるのとやるせなさ。武漢肺炎がいつの間にか新型コロナの呼び方ですが、そもそも責任の所在は?

で、東京の戻り、家につくと虹だ!!
ダブルレインボー、副虹と言うようで吉兆のようで、ラッキーと思うことに。
そして、皆さまにも、良き事があるようにと願いました。





 


レインボー・オン・ステージ


 


ど定番ですが、70年代ロックキッズには、超マストなアルバム。レインボーの77年『レインボー・オン・ステージ』から「Catch the Rainbow:虹をつかもう」です。
吉兆へのスタートになるような詩は良きですね。

78年日本公演札幌では悲劇もありましたが、ハードロック好きなら皆聴いた。
まあ、この当時、リッチーはゴッドでした。
今は…男は女で変わる典型かな(笑)少し復活ですがもう歳だ・自分も高校生がジジイに、ですが(笑)































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Novelbright 開幕宣言

Novelbrightが、メジャー1stアルバムのタイトル曲「開幕宣言」MV公開しました
今までの楽曲で一番良いかも(*^^*)


「開幕宣言」は、オーケストラのキラキラしたアレンジが印象的な、Novelbrightの新章の始まりを歌った決意表明の曲です

ミュージック・ビデオでは、フル・オーケストラを従えて演奏し、ライヴハウスで活動していた彼らのスケール・アップを感じることができる映像となっています




バンドからのコメントは以下の通りです
 
僕達が今までずっとやりたかったフルオーケストラをバックに撮影したミュージックビデオです。フルオーケストラの皆さんの素敵な演奏でオーケストラサウンドがより際立ち、
Novelbrightの新たな決意、そして新たな幕開けが存分に感じられる最高の作品になったと思います。何よりもオーケストラの皆さんがとてもお上品で感動しました!(笑)
―― Novelbright

skreamより引用しました
ご視聴ありがとうございました

茨城一家4人殺傷「快楽殺人者」

今日取り上げる事件もそうですが、"この世の中には殺人欲求がある人間が存在する"という事を私は最近感じています
快楽殺人はロシアやアメリカ等の外国の話だと思ってきましたが、日本でも発生しています

14歳少年の起こした神戸連続児童殺傷事件や、長崎で起きた女学生の2つの殺人事件は衝撃的で、今も忘れられません
藤沢市と座間市の猟奇的事件等もそうです

戸締りを徹底して、普段から事件に巻き込まれない様に注意する必要があると思います




【茨城一家4人殺傷「快楽殺人者」を追い詰めた「593日間」捜査の全内幕 24時間体制の行動確認で】
5/17(月) 5:59配信 デイリー新潮より引用します



 一時は迷宮入りも危ぶまれた凄惨な殺人事件に急転直下の逮捕劇がもたらされた。しかも、茨城県警が追い詰めたのは、少年時代に連続通り魔事件を起こしたいわくつきの男。少年法に護られ、より凶悪な犯罪者に“成長”した「怪物」の常軌を逸した素顔に迫る。



 ***

「これ以上、犠牲者を出してほしくない。可哀想な思いをする人を増やしたくない。私たちは裁判官や裁判員にはそう訴えて、無期懲役にしてほしいと主張しました。が、結局は“敗訴”してしまった。“彼”は少年法で擁護され、裁判所も被害者ではなく加害者のことばかり考えていた。やはり少年法の壁、制度の限界はあると感じています」

 遡ること10年、“最初の事件”で被害に遭った少女の父親は、本誌(「週刊新潮」)の取材に無念さを滲ませる。

 一昨年に茨城県で起きた「一家4人殺傷事件」の容疑者として、茨城県警は今月7日、岡庭由征(おかにわよしゆき)(26)を殺人容疑で逮捕した。

 迷宮入りすら囁かれた難事件に、ひとつの区切りがついたという見方はできるかもしれない。だが、容疑者の“少年時代”の犯行を知れば、誰もがこんな思いに駆られるはずだ。

 なぜ凶行は繰り返されてしまったのか――。

 岡庭容疑者には高校中退後の2011年に別の事件で逮捕された過去がある。

 当時16歳だった彼は、ふたりの少女に相次いで刃物で襲い掛かり、殺人未遂容疑などで埼玉県警に逮捕されていたのだ。

 卑劣極まる「連続通り魔事件」を受け、さいたま家庭裁判所は刑事処分が相当と判断し、検察に逆送。岡庭容疑者はさいたま地裁で裁判員裁判にかけられた。しかし、当の地裁は13年3月に「保護処分が相当」と結論づける。その後、家裁の審判を経て、岡庭容疑者は医療少年院へと送られることとなった。

 冒頭の父親が続けるには、

「結果的に、裁判員裁判では私たちの主張が退けられました。そして、彼は医療少年院で更生したということで社会に出てきたわけです。しかし、いまだに彼から私たちへの謝罪はありません。彼の両親からの謝罪も一切ないままです。正直なところ、娘が被害に遭うまで事件報道に興味はありませんでした。ただ、自分たちがその立場になってみると、同じような事件が連日のように報じられていることに気がつきました。彼のように刑事罰に問われない人間が事件を起こした場合、被害者は気の毒と呼ぶしかない状況に置かれる。私の家族が負った心の傷もまだ癒えていません」

 被害者家族の嘆きは、しかし、少年法に護られ、刑事罰を免れた男には届かなかった。

 社会に解き放たれた岡庭容疑者は自らの罪と向き合うどころか、残虐性を肥大化させ、ついに人命を奪うに至ったのである。

 茨城県境町の一軒家から「助けて!」という110番通報が入ったのは、19年9月23日、深夜0時過ぎのことだ。県警の捜査員が駆けつけたところ、この家に住む小林光則さん(48)=当時=と妻の美和さん(50)=当時=が変わり果てた姿で発見された。

 全国紙の県警担当デスクが事件を振り返る。

「小林さん夫妻は自宅の2階にある寝室で発見されました。美和さんの遺体の傍らには電話の子機が落ちており、110番通報した直後に殺害された可能性が高い。犯人の振り回す刃物から必死で身を守ろうとしたのか、夫妻の腕には幾つもの“防御創”が刻まれていました。二人とも上半身を10カ所近く滅多刺しにされ、光則さんは胸から肺にまで達した深い傷が、美和さんは頸部の刺し傷が致命傷となった。1階で寝ていた長女だけは無事でしたが、両親と同じ2階にいた中学生の長男は手足を切られて重傷を負い、当時小学生だった次女は腕に催涙スプレーをかけられている。犯人はパトカーのサイレンの音を聞いて逃走しています」

現場となった小林さん宅は、沼と釣り堀、畑に囲まれた“離れ小島”のような立地にある。

 鬱蒼と生い茂る木々に覆われ、外部から家屋の外観を窺うことはできない。

「林の中に家があることは地元の人間以外はまず知りません。また、室内を物色した形跡もないことから、県警は当初、怨恨による犯行を疑い、家族の交友関係を洗っていました。しかし、いくら夫妻の携帯電話を解析しても、怪しい人物や目立ったトラブルは出てこなかったのです」(同)

 一方、近隣住民からはこんな声が聞こえてくる。

「実は、事件の少し前に、小林さんの家に通じる小径にロープが張られていたんです。いま思えば、不審者が敷地内に入ってきたことがあったのかもしれない。実際、マスクをつけた男があの家の前をうろついていたという目撃談もあって、事件後にちょっとした騒ぎになった。もしかすると、犯人が“下見”をしていたんじゃないか、と」

「アイツは必ずまたやる」
 県警の捜査に動きがあったのは昨年4月。現在の刑事部長が就任すると、

「それまでの捜査方針を転換して、“流し”の犯行と見て類似事件の前歴者の洗い出しに注力し始めた。そして、茨城県外の対象者にまで網を広げたところ、昨年6月に入ってひとりの男の名前が浮上したのです」(先のデスク)

 それが岡庭容疑者だったことは言うまでもない。事件発生から半年以上が経過するまでノーマークだった男に、一転して捜査員の視線が注がれることになった。

 埼玉県三郷市の大地主である岡庭家には、800平米の敷地に祖父母の住む母屋と、彼が両親と暮らす離れがある。2人兄弟の長男に生まれた岡庭容疑者は、市内の小中学校を卒業した後、千葉県内の私立高校に進学している。

 地元の同級生たちは、

「パソコンクラブに所属していて、ヤフオクで競り落とした『遊戯王』のカードを自慢するような、小学生にしてはませた子だった」「中学のソフトテニス部で一緒だったが、おとなしい性格で狂暴なイメージはない」

 などと当時を振り返る。

 だが、小学校の同級生だったある女性によると、

「同じクラスの補聴器をつけた男子が、アギト君たちからイジメを受けていました。背後から2人がかりで飛び膝蹴りを喰らわせるなど、暴力がエスカレートして、その子は不登校になってしまったんです。アギト君は弱い者イジメをする子だなという印象でした」

“アギト”とは、岡庭容疑者のかつての名前である“吾義土(あぎと)”のことを指す。

 高校中退後に前述の事件を起こした彼は、医療少年院を出ると、埼玉県立精神医療センターに入院。17年6月からはメンタルクリニックで治療を受けながら埼玉県内のグループホームに身を寄せる。クリニックを受診したのは17年12月が最後で、まもなくこのグループホームを離れ、最終的には実家へと戻ったという。名前を吾義土から由征に変えたのもその頃のようだ。

 岡庭容疑者の実家近くに住む男性は、昨夏、茨城県警の捜査員の訪問を受けている。

「県警からは、私が所有する月極駐車場を借りたいという申し出がありました。近所のお宅は監視カメラを設置させてほしいと依頼されたそうです。捜査員は詳しい話を教えてくれませんでしたが、こっちはすぐにピンときましたね」

 男性は10年前に岡庭容疑者が逮捕された際にも、埼玉県警に駐車場を貸していた。

「うちの駐車場からは岡庭さんの家がハッキリと見通せるんです。だから、茨城県警から相談された時点で“またあの子が何かやらかしたな”と思いました。10年前の事件が解決したとき、埼玉県警の捜査員がこう漏らしていたのが忘れられません。“アイツは出てきたら必ずまたやる”とね」(同)

 こうして昨夏以降、24時間態勢の行動確認が続けられた。そして、昨年11月19日の早朝、茨城県警と合同捜査班を組んだ埼玉県警が、ついに岡庭容疑者の自宅に突入する。彼の部屋からは、硫化水素の原料となる、約44キロの硫黄などの薬品や、実験器具が多数発見された。

「埼玉県警は、岡庭を三郷市火災予防条例違反容疑で逮捕。爆弾を作ろうとしていた疑いが持たれている。さらに、今年2月には警察手帳の記章を偽造したとして、茨城県警が公記号偽造容疑で彼を逮捕しました。岡庭の自宅からは刃物や薬品、スマホ、スポーツタイプの自転車数台など約600点が押収されています」(社会部記者)

 膨大な押収品を精査し、「小林さん一家殺傷事件」との繋がりを探していた茨城県警は、幾つかの手がかりに辿り着くことになる。

「凶器や指紋といった決定的な証拠は発見されていませんが、岡庭がズボンのポケットに収まらないほど大きなサイズの催涙スプレーを購入したことは分かっています。このスプレーには小林さんの次女に浴びせたのと同じくカプサイシンが含まれている。加えて、事件前に岡庭が被害者宅周辺を撮影した動画も見つかった。つまり、被害者宅を“下見”していた形跡があるということ。彼のパソコンには現場周辺の情報を検索した履歴も残されていました。GPSや防犯カメラの映像は決め手に欠けるようですが、Wi-Fiの接続履歴から、事件当夜に岡庭が現場周辺にいたことは間違いないと考えられます」(同)

「中1から会ってない」
 県警は、岡庭容疑者が運転免許を持っていないこともあり、埼玉県三郷市の自宅から茨城県境町の事件現場まで約30キロの道のりを、スポーツタイプの自転車で移動したとみている。

 だが、面識もなく、近所とは呼べない場所に住む小林さん一家に狙いを定めたのは一体なぜなのか。

 岡庭容疑者の自宅の近隣住民はこう語る。

「ここの近くを流れる江戸川に沿って北上していくと、ちょうど利根川と合流する。その川向こうが茨城県境町です。自転車であれば2時間足らずで着くでしょうし、雨の降る晩となれば誰かに目撃される心配もありません」

 岡庭容疑者が自転車での移動を念頭に置いて、ターゲットを絞り込んだ可能性は否定できない。

 加えて、先の記者がもうひとつの大きなポイントとして指摘するのは、

「現場に残された“足跡”です。事件当夜、小林さん宅1階の脱衣所の窓は施錠されておらず、犯人はそこから侵入した可能性が高い。この窓のある外壁に、犯人がよじ登った際についたと思しき足跡が残されていました。岡庭が事件前に購入していたとされるレインブーツと、現場の足跡、いわゆる“下足痕”が照合できて、捜査の進展に弾みがついたようです」

 こうした県警の地道な捜査の積み重ねによって、岡庭容疑者の両腕には再び手錠がはめられたのである。

「逮捕当日は、殺された美和さんの父親の命日だった。まるで亡くなったお父さんが娘を成仏させたように思えてなりません」(小林さん夫妻の知人)

 一方、岡庭容疑者の親族は何を想うのか。岡庭容疑者の実家と同じ敷地内に住居を構える彼の祖父に訊くと、

「中学1年の頃から顔も見ていないからね。本人が悪さをしたので叱ったら、謝りもしないで石を投げてガラスを割ったんだ。それ以降は全然会ってない。名前が変わったのも健康保険の支払い通知で知ったくらいだ。10年前の事件のときは、被害者側から民事裁判を起こされて、何千万円もの賠償金を工面するんで裏の土地を売った。千平米だったな。あの事件が起きてから息子(岡庭容疑者の父)は糖尿病が悪化して足の指を切ってる。測量士だったけど仕事もできないから、俺が10棟くらいあるアパートの家賃収入から援助してきた。今回の事件のことも、全然分かんねっさ。俺も困ってるんだ……」

“怪物”には、今度こそ厳罰が下されなければならない。次の犠牲者を出さないためにも。

「週刊新潮」2021年5月20日号 掲載