映画「葛城事件」
幸福な家族ってどんな家庭なんだろう・・・
私がまだ学生の頃は、現代社会よりももっと過度な学歴を重視する世の中だったと思います
優秀な成績で高校を卒業して、有名大学に進学して、大企業に就職する
この時代の親は、こんなことが子供の幸福だと本気で信じていたようです
子供は親を選べないし、
社会を選べないですよね
子供が家庭環境を変えることは、難しいですね
私は、最近この映画「葛城事件」を初めて観ました(配信で)
この映画は内容が重た過ぎるんですが、
社会や大人への反感が強烈に描かれていると思いました
私ならこんな狂った親は要らないし、
一日でも早く独立して、連絡もしないだろう
親とか家族とかが深く関わってきて煩わしいって思う時ってありますよね
この映画「葛城事件」のストーリーは・・・
この男(清)は、親が始めた金物屋を継ぎ、妻との間に2人の子供も生まれて
念願のマイホームも建てたのですが、
やがて家族を抑圧的に支配していくのです
家族は男の暴力に怯え、正気を失ってしまうのですが・・・
作品のモチーフとなったのは、『附属池田小事件』だそうです
2001年6月8日10時20分頃、大阪教育大学附属池田小学校に凶器を持った男が侵入し、
次々と児童を襲撃した衝撃的な殺傷事件でした
児童8名(1年生1名、2年生7名)が殺害され、児童13名・教諭2名が傷害を負いました
この事件の他にも、
「土浦連続殺傷事件」「秋葉原通り魔事件」「池袋通り魔殺人事件」など
さまざまな事件を参考にしたということです
2016年製作
監督 赤堀雅秋
原作 赤堀雅秋
助け合って補い合う、
そっと見守る
私は、そうありたいです
ご視聴ありがとうございました