2017年に亡くなったChester Bennington(チェスター・ベニントン)の声が
再び聴くことが出来る、アルバム『アメンズ』をご紹介します(^_^)
GREY DAZE 『AMENDS』
01. Sickness
Bennington, Dowdell, Beyers,Benish
02. Sometimes
Bennington, Dowdell, Barnes, Krause
03. What's In The Eye
Bennington, Dowdell, Barnes, Krause
04. The Syndrome
Bennington, Dowdell, Beyers, Benish
05. In Time
Bennington, Dowdell, Beyers, Benish
06. Just Like Heroin
Bennington, Dowdell, Beyers, Benish
07. B12
Bennington, Dowdell, Beyers, Benish
08. Soul Song
Bennington, Dowdell, Beyers, Benish
09. Morei Sky
Bennington, Dowdell, Barnes, Krause
10. She Shines
Bennington, Dowdell, Barnes, Krause
11. Shouting Out
Bennington, Dowdell, Barnes, Krause
Japan, Bonus Tracks
12. What’s In The Eye (Acoustic)
Bennington, Dowdell, Barnes, Krause
13. Sometimes (Acoustic)
Bennington, Dowdell, Barnes, Krause
リリース 2020年6月26日
■GREY DAZE (グレイ・デイズ)について・・・
1992年に結成しました
フェニックスを拠点に活動して2枚のアルバム『Wake Me』(1994)と『No Sun Today』(1997)をインディからリリースしました
グレイ・デイズは1998年に解散しています
解散後、チェスターはロサンゼルスのバンドXeroのオーディションに参加し、バンドに加入しています
このバンドが後のLinkin Parkとなるのです
2017年、チェスターはグレイ・デイズの再結成を発表し、この再結成でバンドは約20年前のコレクションの中から選曲をし、それらを再構築、再録音、さらにライヴを行う予定でした
このプロジェクトは2017年7月に棚上げとなりましたが、チェスターの未亡人タリンダや家族のサポートもあり、グレイ・デイズはチェスターの意志を継ぎ、2020年にアルバム『アメンズ』を完成させました
このアルバムはチェスターの残された録音を尊重し、ジェイ・バウムガードナーがプロデュースしています
バンド・メンバーであるショーンは、
「このアルバムを送り出すことでやっとチェスターを葬送することが出来る」とコメントしています
参加アーティストは・・・
グレイ・デイズ・メンバー
CHESTER BENNINGTON - VOCALS
SEAN DOWDELL - DRUMS & BACKIG VOCALS
MACE BEYERS - BASS
CRISTIN DAVIS - GUITAR
KORNのブライアン“ヘッド”ウェルチや、ジェイムズ“マンキー”シャファー
チェスターのサイドプロジェクト、デッド・バイ・サンライズのメンバーで元オージーのライアン・シャック
ヘルメットのペイジ・ハミルトン、ブッシュのクリス・トレイナー
女性シンガーLPことローラ・ペルゴリッジ
チェスターの実息、ジェイミー・ベニントンなどです
チェスターの声が聴けたことは、新たな感動と喜びを私に与えてくれました(*^^*)
とてもクオリティが高く、細部までこだわりのあるアルバムになっています
チェスターもこの完成度の高さに喜んでいると思います
私も心からの感謝をこめてグレイ・デイズの皆様へお礼を申し上げます
正直なところ、聴いていると泣けてきますね(T_T)
チェスターの声が聴けるのは嬉しいですが、
チェスターを失った哀しみが癒えることは、これからも無いでしょう
私にとってこのアルバムは、ニルヴァーナの曲を聴いた時と同じ印象でした
とても暗くて陰鬱
暗闇に突き落とされる様な苦しさがしました
しかし、後半は幻想的な雰囲気に包まれた柔らかい表現になっています
最終曲"Shouting Out"ではチェスターの叫び声が、未来のチェスター自身へ呼びかけているみたいですよね
「今は苦しくても、未来に希望はあるんだよ」って呼びかけている様に聴こえたのは私だけでしょうか
私が特に好きな楽曲は、
虚しさが表現された苦悩の曲、"The Syndrome"
チェスターの高音域のヴォーカルが素晴らしい"In Time"
明るい光を連想させる希望の歌"Shouting Out"
ボーナストラックのアコースティック・ギターのアレンジが良い"What's In The Eye"と"Sometimes"です
R.I.P. CHESTER ♥♥♥
ご視聴ありがとうございました