ANNnewsCHより引用します
マイケル・サンデル教授インタビュー完全版「エリートは謙虚になるべき」「分断は能力主義によって起きている」【報ステ×未来を人から 完全版】【未来をここから】
ANNnewsCH
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アメリカ・ハーバード大学の政治哲学者マイケル・サンデル教授(68)。
今年4月に発売された、サンデル教授の新著「実力も運のうち 能力主義は正義か?」(鬼澤忍訳 早川書房)がコロナ渦の今、注目されています。
サンデル教授が語る「コロナで鮮明になった社会の分断」。この分断はコロナ以前から根深く存在し、主な原因は「能力主義社会」と、その社会の上位にいる「エリート」にあると言います。
今回、能力主義の何が問題なのか、サンデル教授にリモート取材。
コロナにより人々の繋がりが一層少なくなっている今、サンデルは能力主義の問題を乗り越えたその先に、どのような未来を見ているのでしょうか。
●0:23~ マイケル・サンデル教授
●1:37~ コロナが世界を変えたこと
●3:18~ 広がる経済格差
●5:29~ 能力主義とは
●7:07~ エリートは貧困層を見下している
●7:51~ 学歴偏重主義
●10:29~ コロナが光を当てた”必要不可欠な”仕事
●12:23~ 怒りの政治
●14:44~ 労働の尊厳
●16:59~ エリート層への批判
●19:38~ サンデル教授が見る未来
引用を終わります
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サンデル教授に聞く「能力主義」の問題点。自己責任論の国・日本への処方箋は? 【マイケル・サンデル×平野啓一郎特別対談】より引用します
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日本で100万部を突破した著書『これからの「正義」の話をしよう』や、『ハーバード白熱教室』(NHK教育テレビ・現Eテレ)で知られるマイケル・サンデル教授。
最新刊『実力も運のうち 能力主義は正義か?』で、行き過ぎた能力主義、成果主義によって社会の分断が深まっていることに警鐘を鳴らします。
ハフポスト日本版ではマイケル・サンデル教授へのインタビュー番組を制作・配信。
聞き手として対談に参加するのは、最新刊『本心』が話題の小説家・平野啓一郎さんです。 社会にはびこる自己責任論、格差や労働問題など、現代社会の空気がにじむような数々の作品で知られています。
■サンデル教授が指摘する「能力主義」のダークサイドとは?
私たちはこれまでの人生で、「継続は力なり」「努力はきっと報われる」……などといった、一生懸命がんばる人を鼓舞する慣用表現を、何度も当たり前のように耳にし、口にしてきました。
しかし、これらは時に誰かをひどく傷つけ、社会の分断を加速させる危うい側面がある。それがサンデル教授が著書で指摘しているポイントの一つです。
「がんばれば報われるんだ」と信じて努力した結果、成功を勝ち取った人々が「私が成功できたのは、私が努力したからだ」と感じるようになる。
これは反転させると、困難を抱える人たちへの「あなたが辛い状況にいるのは、努力が足りないからだ」という眼差しになりえるからです。
学歴があまりにも重視され、その人がどんな職業についているかが「社会から認められる価値」と結びつき過ぎている世の中は、自己責任論を強め、分断を深刻にします。
番組では「どうしていくべきなのか」を2人がそれぞれの視点で語ります。
■番組で話し合うテーマ。
(1)「能力主義」と日本社会~根強い自己責任論と、傷ついた人々〜
(2)「能力主義」の何が問題なのか?〜謙虚さを失っていく成功者たち〜
(3)「くじ引き」で解決する?~成功における「運」の要素を浮き彫りにする〜
(4)労働の尊厳をどう回復するか?~新型コロナがあらわにしたもの〜
(5)能力主義の弊害を乗り越えるためには?~個人が持つ、複数の「顔」に注目する〜
▼マイケル・サンデル著『実力も運のうち 能力主義は正義か?』https://www.hayakawa-online.co.jp/sho...
▼平野啓一郎著『本心』
https://k-hirano.com/honshin
▼平野啓一郎著『マチネの終わりに』&英訳版 At the End ot the Matinee
https://k-hirano.com/lp/matinee-no-ow...
https://www.amazon.co.jp/At-End-Matin...
■マイケル・サンデル教授 プロフィール
1953年生まれ。ハーバード大学教授。専門は政治哲学。コミュニタリアニズム(共同体主義)の代表的論者として知られる。ハーバード大学の学部科目“Justice(正義)”は延べ14,000人を超す履修者数を記録。あまりの人気ぶりに、同大は建学以来初めて講義を一般公開することを決定。日本ではNHK教育テレビ(現Eテレ)で『ハーバード白熱教室』(全12回)として放送されている。著書『これからの「正義」の話をしよう』は世界各国で大ベストセラーとなり、日本でも累計100万部を突破した。
■平野啓一郎さん プロフィール
小説家。1975年愛知県蒲郡市生まれ。北九州市出身。京都大学法学部卒。1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。40万部のベストセラーとなる。以後、一作毎に変化する多彩なスタイルで、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2004年には、文化庁の「文化交流使」として一年間、パリに滞在した。
著書に、小説『葬送』、『決壊』、『ドーン』、『空白を満たしなさい』、『マチネの終わりに』、『ある男』、『本心』等、エッセイ・対談集に『私とは何か 「個人」から「分人」へ』、『「カッコいい」とは何か』等がある。
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新しい社会が出来るとイイですね(^.^)切に願います。
現社会は、社会的に力のある人達が創り上げた仕組みだと思います。最初から貧しい人々のことなど考慮していません。
世界の一部の富裕層(恵まれた人)が社会を動かしているのです。
ご視聴ありがとうございました