トーク・トークの「New Grass(ニュー・グラス)」で、
アルバムは91年『Laughing Stock(ラフィング・ストック)』ですね。
80年代「It's My Life」のヒット、シンセポップのトーク・トークですが、
80年代後半、枯れたというか。
小生自体がロックへの欲望がないというか、渇望感はなしになった状況と
シンクロするように、これがロック?
なのかと思わせる変化したトーク・トーク。
88年『スピリット・オブ・エデン』から、曲風も変わっていた。
熱い思いでなく、インサイド、内省的アルバムに。
この『ラフィング・ストック』が最後のアルバム。
その時は2人のメンバーしかいなかったようで、マーク・ホリスとリー・ハリスと
ゲストミュージシャンで作り上げた。
キャリアの最終盤での音楽そのものは、評価は高かったようだが、解散でした。
■ アルバムリリース情報
| アルバムタイトル | Laughing Stock |
| 初版発売 | 1991年 |
| 位置づけ | 通算5枚目にして最後のスタジオ・アルバム。全英アルバムチャート最高26位。EMIと袂を分かち、ジャズの名門ヴァーヴへ移籍。ベースのポール・ウェッブ脱退により、公式メンバーはマーク・ホリスとリー・ハリスの2人となった。 |

最後のアルバム『Laughing Stock』が直訳だと「笑いもの」。
彼らトーク・トークも毒気と言いたいことがあった。
トーク・トークほど、劇的な「進化」というか?? 評価はわかるけど、
我が道を行ったバンドは、なかなか無いと思う。
1982年デビュー、デュラン・デュランのような、ニューロマンティックのような
トーク・トークで、ディスコで覚えたバンドだったが。
それが1986年『The Colour of Spring』で生楽器も、
1988年『Spirit of Eden』では、実験的というか、
アンビエント風でロックの定型を広げた。
まあ、その時には、コクトー・ツインズもいたから、流れはあったと思うけど。
トーク・トーク自身は売れなくても、いいみたいな雰囲気あったと思う。
今回聴いて、それを確信した。
80年代後半から、この境地に達していたなら、厳しかったと思う。
メンバーが抜けていく理由もここにあるかも…
英版のネット資料を目にすると、制作方法からして常軌を逸して、
ロンドンのウェセックス・スタジオ、録音期間は1990年9月から翌年4月までの
約8か月。照明を落とした暗闇の中、多数のゲスト・ミュージシャンに
即興演奏をさせ、その膨大なテープからマーク・ホリスと
プロデューサーのティム・フリーズ・グリーンが、使う音を選び抜いて
再構築した。録り溜めた演奏の大半は捨てられたと云う。
レコードレーベルから訴えられたとの話も、なんとなく覚えていたが、
これも納得した。
ミニマル・ミュージックとジャズとロックが、新境地へ進んだと思うが、
なんか華やかな音楽でないもの(あくまで私見ですが)を目指すのは、
厳しいし、寂しさを感じる。
自称、ファンですが、このブログではトーク・トークの記事数は少ない。
何故かなと思っていたが、華やかな音、曲風をロック、正確に言えば、
ダンスミュージックを枯れた境地に変化させるには、
聴く側もそれなりの容認度が必要だったと思う。
後に、このアルバムは変化を求めたUK系ミュージシャン・バンドに影響を
与えたとの事のようですが、
そんなモンの為にマーク・ホリスは音楽を演ったのか、と思うのですが。
私はこう聴きました。
皆さまは、この曲をどう聴きましたか。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
と云うことでおまけは同アルバムから、曲の終わり方は好き嫌い別れますね。
Talk Talk-Ascension Day
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