2026年09月一覧

Patti Smith Group - Pissing In a River|70年代回想曲

パティ・スミス・グループの「Pissing In a River

(ピッシング・イン・ア・リヴァー)」で、

アルバムは1976年『Radio Ethiopia(ラジオ・エチオピア)』ですね。

 

前作75年『Horses(ホーセス)』のあと、名義がパティ・スミスから
パティ・スミス・グループになった2枚目。

 

プロデュースはジャック・ダグラスで、70年代ロック系でも、ジョン・レノン、

エアロスミスを手がけていた人、詩人のパティが、ロック寄りに寄せた。

 

よくよく考えてみると、76年はパンクが世界的に爆発する直前で、

このアルバムは凄い。

いろいろなミュージシャンと交流し、付き合いで、詩人が音楽に目覚め、

成し遂げた。

 

【アルバムリリース情報】

アルバムタイトル:Radio Ethiopia(邦題『ラジオ・エチオピア』)
初版発売年:1976年10月
位置づけ:通算2作目。初の「Patti Smith Group」名義。本曲はアルバムからの第1弾シングル。作詞作曲はパティ・スミスとイヴァン・クラール。全米ビルボード200で122位。全英アルバム・チャート入りなし。シングルも主要チャート外。

 

Radio Ethiopia

 

曲自体は、静かなピアノから入って、後半で声とギターがせり上がる。
題名が「Pissing In a River」なので、

今も、当時もラジオにはかからないでしょう。
 

「お小水を川に流す」——かなり、日本語は美化しました。

もっとフランクで、直訳だと下品と思うけど(笑)

 

「Come back」と繰り返す恋の切迫と、タイトルの生々しさが、

同じ曲の中でぶつかっている。

 

で、評価は。

 

1976〜77年、『Radio Ethiopia』は『Horses』のあとに出たせいで、

かなり冷たく扱われたそうです。

ローリング・ストーン誌は、方向性のなさを叩いた。

よく判らん。トガってるじゃん!
 

まあ、小生も、80年代になって、パンクはセックス・ピストルズばかりでなく、

なんか同時期に多くのバンドがいた、と知りましたので、

偉そうには言えない。(笑)

 

賛否はあるが、商業的にも全米122位で、ヒット盤にはならなかった。
が、新しい曲風で、いきなり大ヒットは難しかった。

 

この曲は、題名のせいでラジオでオンエアしにくい位置にいた、

と後年の解説に書かれているそうです。

 

映画サントラで使われ始め、トーリ・エイモスは94年『Under the Pink』の「Space Dog」で、この曲に触れている。

 

Is she still pissing in the river now?
(彼女は今でも川にオシッコをしているの?)
Heard she'd gone, moved into a trailer park.
(どこかへ行って、トレーラーハウスへ、引っ越したらしいね)

信念を永遠に持ち続けることは難しい。私もあなたも!

 

文学寄りに言えば、「人生のサウンドトラック」として残り、

映画・TVドラマ等に使われている。

 

アルバムは『Horses』の影に置かれがちだが、

「売れない2作目の、ラジオに乗らないシングル」から、

今、評価される曲へ、なっているそうです。
 

道理でネットラジオ(曲への偏見なしと思う)でかかり、

思い出しに、久しぶりにアルバムごと聴きました。

 

私はこう聴きました。
皆さまは、この曲をどう聴きましたか。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。

 

と云うことでおまけは同シングルのB面で。

 

Patti Smith Group - Ask the Angels

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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