宇多田ヒカル 『First Love』
『First Love』(ファースト・ラヴ)は、日本の女性シンガーソングライター、宇多田ヒカルさんの1stアルバムです
リリースは、1999年3月10日
宇多田ヒカルさんのこのアルバムは、今まで私も聴いていなかったので取り上げてみました(^^)/
全曲作詞・作曲:宇多田ヒカル
『First Love』 収録曲
01. Automatic
02. Movin' On Without You
03. In My Room
04. First Love
05. 甘いワナ 〜Paint It, Black
06. Time Will tell
07. Never Let Go
08. B&C
09. Another Chance
10. Interlude
11. Give Me A Reason
12. Automatic
ここからは、2016年7月のOKMusic の記事より引用します
彼女のビブラートをかけた歌唱法に、聴く人にヒーリング効果を与えると言われる“1/fゆらぎ”があるという話もある。
それゆえにリスナーの心を掴んだのだと。
まぁ、そういうことがあるのかもしれないが、彼女の歌のすごさはバックトラックでのコーラスワークを聴けば十分な気がする。
M3「In My Room」、M5「甘いワナ 〜Paint It, Black」、M7「Never Let Go」──ウイスパー、ハイトーン、フリーキーなシャウトと、いずれもタイプこそ異なるが、いや、タイプが異なるゆえにヴォーカリストとしての非凡さを如何なく確認できる。
個人的に注目したのはM12「Automatic -Johnny Vicious Remix-(Bonus Track)」 だ。
14年に発売された『First Love-16th Anniversary Edition-』では本編に収録されずボーナスディスクに収められた、まさしくボーナスであるのだが、リミックスであるがゆえに、オリジナルよりもバックコーラスが強調されているような作りになっている。
ビートも効いているせいか、元曲ではフワフワとしていた音像もシャープになり(若干エフェクトがかかっているかも?)、歌も迫力が増しているような印象もあって、聴いていて非常に心地良い。
驚くべきは、このコーラスは全て宇多田本人がやっている上に、そのアレンジも本人が手掛けているということだ。発売時、御年16歳。レコーディング時には15歳であったのだろう。