ブッカー・Tはどうしても後追いだと、61年『Green Onions:グリーン・オニオン』が入門編的ですし、これが定番、すこぶるFENでもかかり、TV等BGMでも使われて。
前作はビートルズの69年『アビイ・ロード』のカバー集で、アルバムジャケまでもパクリの70年『McLemore Avenue』 スタジオ近くの道路写真も笑えますが。
なんか、これも70年代サウンド、ブッカー・Tのオルガンは小生には昭和の音色で、ノスタルジックで革新なく、懐かしです。この音はブッカー・T&ザ・MG's はオンリーなんですが!
ブッカー・T&ザ・MG's の『Melting Pot:メルティングポット』はファンク、ソウル、本格ディスコ前夜のインスト、ここらへんは70年代フュージョンから知った者には、これがけっこう古くさかったと。それ程、昔のレコードでないのですから、これがブッカー・Tの音だったのですね。
メルティングポットは直訳では「金属などを溶かして混ぜる鍋」ですが、本音は人種のるつぼ、当時のアメリカですから、ファニーでも一言居士なアルバムですね。
で、しぶく『Melting Pot:メルティングポット』で盛り上がっていたら、当家、奥方がオリンピックに燃え上がっています。当家は不可侵であることが不文律、反オリンピックの息子は関わり無く過ごしていますが。
そもそも何故、そこまで燃え上がってるかと言うと、何と当家チケットは3つ当たっていたらしい、驚愕の娘ソフト女子決勝4名・奥方男子バレーボール予選2名・息子(名義だけ借りたようだ)閉会式2名、チケット代どっから用意した(笑)
で、無観客で怒りのTV視聴、今は名前だけの東芝(中国製)全民放テレビ全録機能、8Tハードディスクで、小生が用意した(笑)
小生「家族4人で、生でソフト女子決勝で観たら、一生の思い出だったね」
奥方「あなた名義では一枚も当たらなかったの、メンバーは友人、あなた抜きで行く予定だったの、見れなかったわよ…ほほほほほ…………」
相互信頼・不可侵はけっこう脆いモノらしい、生きてるうちに気がついて良かった(笑)
と云うことでおまけは同アルバムから
Booker T. & the M.G.'s-Kinda Easy Like
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