いちおうロック好きなんですが、ハードロック、プログレ、パンクに思いきり洗礼を受けたと思っていますが、70年代後半は、POPロックでは、当時ブルースロックで無くなり毛嫌いしたフリートウッド・マックが77年『Rumours:噂』そして『Aja:彩(エイジャ)』も同年で、今思うと、えらくレベル高い。
売れ数では『Rumours:噂』がグンバツですが、『Aja:彩(エイジャ)』も侮りがたし。
この頃、フュージョンにも興味が芽生え、ロックとフージョン融合的な『Aja:彩(エイジャ)』は、やっぱり気になり聴きましたね。
POPロックは、このブログでほざく持論は、バッキンガム・ニックス時のフリートウッド・マックとスティーリー・ダンが両頭。それが同時期に派生したと。さらにパンクやニューウエーブ同時期、やっぱり面白かった70年代なんだなと思う。
高校生でなかなかレコードを買えず、新曲・ヒット曲はラジオ、知らない曲がかかかるAMのFENと高音質FMは夢中になって聴き、覚えましたが。
80年代になって、スティーリー・ダンが休止状態になっても、80年『ガウチョ』や、ドナルド・フェイゲンのソロの82年『ナイトフライ』の流れで、77年『Aja:彩(エイジャ)』がさらに評価が上がりましたね。
で、好きだと言ってるワリには、『Aja:彩(エイジャ)』と『ガウチョ』は、このブログで上げていなかった…メジャー級のアルバムで、避けていたかも。
今は、72年1st『キャント・バイ・ア・スリル』73年『エクスタシー』74年『プレッツェル・ロジック』75年『うそつきケイティ』の初期の方が感性度、完成度が頂点と思うかな~
曲の完璧性にこだわるドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーが、メンバー・伴奏ミュージシャンを間引きし、とっかえひっかえ、音楽追求した思うけど軋轢生むけど、アーティストはそうでければいけない時もあると思う。
この『Aja:彩(エイジャ)』では、伴奏メンバーが超豪華で、数年前とある新宿のホテルで隣席にすわったギタリストのラリー・カールトン、小生ひきつり、びびりサインもらえなかった、声もかけられなかった(笑)
曲ごとですが、ウェイン・ショーター、スティーヴ・ガッド、ジョー・サンプル、リー・リトナー他たくさん。伴奏メンバーだけでもハズレなしですが、お金制作費がかかった。フリートウッド・マックもこの頃、制作費がかかりレコードを会社に嫌がられたと事ですが、豪華絢爛に聴こえるPOPロックは、出来はよいけど、手間と金はかかるのですね。
「Home At Last:安らぎの家」は安堵の曲で、心臓治療の入院まで長い休みと介護での実家往復のなかで、憩いとなりました。
このアルバム『Aja:彩(エイジャ)』は時間がある時は通しで聴くべきかなと。ジャケはすっかり忘れてましたが、山口小夜子さん横顔で、この方も70年代に日本を世界に知らしめた女性でしたね。
と云うことでおまけはギターにこだわり伴奏者を何度も変えた曲ですが、絶妙な曲で
Steely Dan - Peg
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