【ジミ・ヘンドリックスのライヴアルバム『Live In Dallas '68』全曲公開 ライヴ開催53周年記念】
ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)のYouTubeチャンネルは、ライヴ開催からちょうど53周年を迎えたことを記念して、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス(The Jimi Hendrix Experience)のライヴ・アルバム『Live In Dallas '68』を全曲フル公開。
1968年2月16日に米テキサス州ダラスのState Fair Music Hallで行われたコンサートの音源約55分です
[song list]
00:00 Are You Experienced? 04:45 Fire 08:57 The Wind Cries Mary 13:12 Tax Free 23:05 Foxey Lady 27:27 Hey Joe 33:00 Spanish Castle Magic 38:37 Red House 46:14 Purple Haze
今回のボックス・セット、CD、デジタル配信には未発表音源も多数収められており、その中には絶好調の状態にあったヨーロッパ・ツアーのライヴ音源「Live at the Royal Albert Hall, June 1971」、「Strawberry Wine」と「Sleeping」のオルタネート・ヴァージョン、さらには7曲の未発表音源「Calgary Hotel Recordings, 1970」も含まれている。この未発表音源7曲は深夜にホテルの一室で行われた即興ジャムをその場で録音したもので、まだミキシング中だった『Stage Fright』の収録曲をロバートソン、リック・ダンコ、リチャード・マニュエルが演奏している。
そして、スーパー・デラックス・ボックス・セットのみに収録されるブルーレイには、アルバム本編、ボーナス・トラック、ライヴ音源のクリアマウンテンによる5.1サラウンド・ミックスとハイレゾ・ステレオ・ミックスも収録される。これらのニュー・ミックスに関しては、すべてボブ・ラドウィック(ゲートウェイ・マスタリング)がマスタリングを担当している。またボックス・セットのみに収録される7インチ・シングルは、ザ・バンドが1971年に発表した「Time To Kill」 /「The Shape I’m In」のスペイン盤シングルをニュー・ステレオ・ミックスで再現したものとなっている。さらにボックス・セット収録の写真ブックレットには、ロビー・ロバートソンとジョン・シール(「Calgary Hotel Recordings」を録音したツアー・カメラマン)による書き下ろしライナーノーツ、著名な評論家ロバート・ヒルバーンが当時『Los Angeles Times』紙で執筆したアルバム評の再録、当時の模様を撮影した写真のリトグラフ3枚、シールやその他のカメラマンが撮影した写真多数が収録されている。
ザ・バンドの傑作サード・アルバム『Stage Fright』の発売50周年を記念して、新規リミックス・リマスターを含む拡張版50周年記念エディションを発表する。パッケージの種類は、マルチ・フォーマット(2CD/ブルーレイ/1LP/7インチ・シングル)のスーパー・デラックス・ボックス・セット(写真入りブックレット付き)、デジタル配信、2CD、180gブラックLP、限定版180gカラーLPとなっている。今回の50周年記念エディションは、どのパッケージもすべてメイン・ソングライターのロビー・ロバートソンが監修。さらには、ボブ・クリアマウンテンがオリジナル・マルチ・トラック・マスター・テープからリミックスしたニュー・ステレオ・ミックスを採用している。そして今回初めて、収録曲が当初計画されていた曲順で並べられている。今回のボックス・セット、CD、デジタル配信には未発表音源も多数収められており、その中には絶好調の状態にあったヨーロッパ・ツアーのライヴ音源「Live at the Royal Albert Hall, June 1971」、「Strawberry Wine」と「Sleeping」のオルタネート・ヴァージョン、さらには7曲の未発表音源「Calgary Hotel Recordings, 1970」も含まれている。この未発表音源7曲は深夜にホテルの一室で行われた即興ジャムをその場で録音したもので、まだミキシング中だった『Stage Fright』の収録曲をロバートソン、リック・ダンコ、リチャード・マニュエルが演奏している。
今回のスーパー・デラックス・ボックス・セットのみに収録されるブルーレイには、アルバム本編、ボーナス・トラック、ライヴ音源のクリアマウンテンによる5.1サラウンド・ミックスとハイレゾ・ステレオ・ミックスも収録される。これらのニュー・ミックスに関しては、すべてボブ・ラドウィック(ゲートウェイ・マスタリング)がマスタリングを担当している。またボックス・セットのみに収録される7インチ・シングルは、ザ・バンドが1971年に発表した「Time To Kill」 /「The Shape I’m In」のスペイン盤シングルをニュー・ステレオ・ミックスで再現したものとなっている。さらにボックス・セット収録の写真ブックレットには、ロビー・ロバートソンとジョン・シール(「Calgary Hotel Recordings」を録音したツアー・カメラマン)による書き下ろしライナーノーツ、著名な評論家ロバート・ヒルバーンが当時『Los Angeles Times』紙で執筆したアルバム評の再録、当時の模様を撮影した写真のリトグラフ3枚、シールやその他のカメラマンが撮影した写真多数が収録されている。
今回のリミックス・ヴァージョンの制作にあたり、クリアマウンテンとロバートソンは高い評価を受けた『Music From Big Pink』と『The Band』の50周年記念エディションと同じアプローチを採用し、ファンから愛されているこのアルバムの収録曲と表現者としてのザ・バンドに敬意を払いながら細心の注意をもってリミックスを行っている。「このアルバムの曲の新しいミックスをボブ・クリアマウンテンと一緒に作れたのは実に幸運なことであり、また特別なチャンスでもあった」とロバートソンは新たなライナーノーツで書いている。「グリン・ジョンズとトッドはオリジナル盤をイギリスでミキシングして、素晴らしい結果を出してくれた。そのころザ・バンドは、ジャニス・ジョプリンやグレイトフル・デッドと一緒にカナダをまわる「フェスティヴァル・エクスプレス」鉄道ツアーに参加中だった。それまでの僕らはミキシングの作業にいつも関わっていたので、このアルバムに関しては少し未完成なような気持ちが残った。今回クリアマウンテンは、このアルバムの曲にふさわしい音響的な若返り手術を施してくれた。こうして当初の曲順と新しいミックスの深みによって、このアルバムをまったく新しいかたちで聴くという体験ができるようになった」。こうしてできたニュー・ミックスにより、これらの不朽の名曲をかつてないほどクリアな音質で聞くことが可能になった。「一部には、「元通りそのまま」のほうを好む原理主義者もいるかもしれない。もちろん、それも相変わらずすぐに聴くことができる」とロバートソンは付け加えている。「僕は、この新しいヴァージョン、このストーリー、この音楽的な旅を楽しんでいる。これを聴くと、ある種の達成感のようなものが感じられる。ザ・バンドの仲間たちも、間違いなく同意してくれるはずだよ」。
1971年の春、ザ・バンドはヨーロッパ・ツアーを開始した。ヨーロッパで演奏するのは、ボブ・ディランとの波乱に満ちた1966年のツアー以来のことだった。その1966年のコンサート・ツアーでは、ディランのエレクトリック転向を裏切りだと感じたフォーク原理主義者たちから毎晩ブーイングを浴びせられた。そんなヨーロッパから5年間遠ざかっていたザ・バンドのメンバーたちは当然のことながら少し怖気づき、どんな反応が待ち受けているのだろうかと戦々恐々としていた。しかしツアー初日のドイツのハンブルグ公演では、観客がブーイングの代わりに熱狂的な反応を示した。それからは、どの会場でも熱烈な歓迎ぶりだった。「ザ・バンドの各メンバーは、音楽的な興奮状態にあった。みんなが絶好調の状態で演奏し、歌っていた。毎晩毎晩、アムステルダムでもパリでもコペンハーゲンでも、気分は上り調子のままだった」とロバートソンは振り返っている。やがてロンドンのロイヤル・アルバート・ホール公演が間近に迫ったころ、ザ・バンドの面々はそのコンサートの模様を記録したいと考えた。こうしてEMIが4トラック・テープレコーダーでライヴ録音を行うことになった。その音源が今回初めて「Live at the Royal Albert Hall, June 1971」として発表される。この高揚感に満ちた20曲のステージは、絶好調の状態だったザ・バンドのエンジン全開の演奏を記録している。ここでの演目には、当時発売されたばかりの『Stage Fright』の収録曲に加えて、『Music From Big Pink』や『The Band』の人気曲が含まれている(「The Weight」、「King Harvest (Has Surely Come)」、「Up On Cripple Creek」、「The Night They Drove Old Dixie Down」 、「Across The Great Divide」、「Chest Fever」)。さらにはディランの「I Shall Be Released」やスティーヴィー・ワンダーが提供したフォー・トップスのヒット曲「Loving You Is Sweeter Than Ever」の鮮烈なカヴァーも演奏されている。録音から約50年を経て、これらの音源はクリアマウンテンの手で復元されることになった。このときのステージについて、ロバートソンは「まさしく、ザ・バンドがこれまでにやった中でも飛び抜けて素晴らしいライヴのひとつ」と述べている。
このロンドンでの興奮に満ちたコンサートはザ・バンドの歴史に残る名演となった。一方「The Calgary Hotel Recordings, 1970」では、まったく別の種類のパフォーマンスを垣間見ることができる。ザ・バンドのメンバーがツアー中のホテルの一室やバックステージで顔を揃えると、必ずといっていいほど、時のはずみで楽しいジャム・セッションが始まっていた。このカルガリーのホテルでは、ロバートソンが最近レコーディングしたばかりの『Stage Fright』の新曲をいくつか演奏し始めた。そのとき、ザ・バンドに同行していたカメラマンのジョン・シールがポータブル・カセット・レコーダーの録音ボタンを押した。こうして1970年7月3日の深夜、「フェスティヴァル・エクスプレス」の最終公演地カルガリーで行われた自然発生的なパフォーマンスが記録されることになった。この現地録音では、ロバートソンがギターとヴォーカル、ダンコがバック・コーラスとリズムを担当し、さらにマニュエルがヴォーカルとハーモニカで加わっている。この魅惑的な音源からは、友達同士でハメを外し、大好きな曲を一緒に演奏して楽しんでいる様子が伝わってくる。
1970年8月17日に発表された『Stage Fright』は、ザ・バンドの代表曲である「The Shape I’m In」とアルバム・タイトル曲「Stage Fright」を収録していた。この2曲はそれぞれマニュエルとダンコが見事なリード・ヴォーカルを披露する曲で、その後はライヴの定番曲となった。ウッドストック・プレイハウスのステージで12日間に渡って録音されたこのアルバムは、ザ・バンドが初めてセルフ・プロデュースで制作した。レコーディングのエンジニアとミキシングはトッド・ラングレンが担当し、追加のミキシング作業はグリン・ジョンズが手掛けている。記念碑的なデビュー作とセカンド・アルバムに続いて発表されたこのアルバムによって、ザ・バンドは’60〜’70年代を代表するエキサイティングな最重要バンドのひとつという地位を確固たるものにした。『Los Angeles Times』紙に掲載されたレコード評では、著名な音楽評論家ロバート・ヒルバーンがこのアルバムを次のように褒め称えている。「最初のアルバム2枚と同じように、今回の新譜でもこのグループは音楽的な力を驚異的なくらい見せつけている ―― ここでは、優れた編曲、はっきりとした明確なヴォーカル、そして味わい深く、時代を超越した歌詞を聴くことができる」。ヒルバーンはさらにこう述べている。「The Rumor (うわさ) 」、「Daniel and the Sacred Harp」、「The Shape I’m In」、「Time to Kill」を含む少なくとも5曲は、「The Weight」、「The Night They Drove Old Dixie Down (オールド・ディキシー・タウン) 」などと悠々と肩を並べている。つまりザ・バンドがこれまでに発表した中でも特に素晴らしい名曲として数えられる」。『Stage Fright』は『ビルボード』誌のアルバム・チャートで最高5位に到達。売り上げはザ・バンドが発表した前のアルバム2枚を越え、ゴールド・ディスクを獲得している。
スタジオ・アルバムのリリースは2017年の『Concrete and Gold』以来。通算10作目。新アルバムはグレッグ・カースティンとフー・ファイターズがプロデュース。
■『Medicine At Midnight』
1. Making A Fire 2. Shame Shame 3. Cloudspotter 4. Waiting On A War 5. Medicine At Midnight 6. No Son Of Mine 7. Holding Poison 8. Chasing Birds 9. Love Dies Young
01 All My Favorite Songs 02 Aloo Gobi 03 Grapes Of Wrath 04 Numbers 05 Playing My Piano 06 Mirror Image 07 Screens 08 Bird With A Broken Wing 09 Dead Roses 10 Everything Happens For A Reason 11 Here Comes The Rain 12 La Brea Tar Pits
イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)は、自身に大きな影響を与えたアルバムであるディープ・パープル(Deep Purple)の『Made In Japan』について熱く語っています。英Classic Rock誌企画。
『Made In Japan』を初めて聴いたのは、9歳か10歳の時で、彼の兄が手に入れたものでした。イングヴェイ少年は、すでに『In Rock』や『Fireball』は聴いていて「どちらも聖書のような衝撃を受けた」という。
『Made In Japan』が大好きだったので、まだ未聴だった『Machine Head』を買いに行ったそうですが、「スウェーデン出身のナイーブな子供だった俺には、なぜ“Lazy”や“Space Truckin'”が急ににこんなに短くなったのかできなかった」と述べています。
イングヴェイは
「これほど大きな影響を受けたライヴ・アルバムは他になかった。『Made In Japan』にはクレイジーなエネルギーが溢れていた。当時はインターネットもMP3プレーヤーも何千ものラジオ局がなかったので、初めて新しいレコードを聴くことは宗教的な体験だった。俺は実際にアナログ盤を3、4枚使い切ってしまった」
「学校にテープを持って行って“これを聴いて”と言うと、友達は“ああ、『Made In Japan』だろ、だから何?”。でもギターを弾いていたのは俺だったんだ。ブラックモアがピックアップ・スイッチを触った時のことも知っていたから、俺も同じように弾いていたんだ...誰でも騙せたかもしれない」
イングヴェイは『Made In Japan』のミックスを手掛けたロジャー・グローヴァーとイアン・ペイスについては「あの二人は素晴らしい仕事をした。35年も前のことだなんて信じられないよ」と称賛。イングヴェイにとって『Made In Japan』の唯一の批判は、スリーブのアートワークだけとのこと。でも「もっとたくさんの写真があったら死んでいただろう」とも話しています。
イングヴェイは今でも車の中で『Made In Japan』を聴くと「くそー!スゲーアルバムだ」となるそうです。
A1 Armed And Ready 00:00 A2 Cry For The Nations 04:07 A3 Victim Of Illusion 09:19 A4 Bijou Pleasurette 14:02 A5 Feels Like A Good Thing 16:19 B1 Into The Arena 20:05 B2 Looking Out From Nowhere 24:17 B3 Tales Of Mystery 28:48 B4 Lost Horizons 32:09
ドリー・パートンとは「Words」、シェリル・クロウとは「How Can You Mend a Broken Heart」、オリビア・ニュートン・ジョンとは「Rest Your Love On Me」、ブランディ・カーライルとは「Run to Me」、キース・アーバンとは「I’ve Gotta Get a Message to You」、アリソン・クラウスとは「Too Much Heaven」。ライヴァル・サンズのジェイ・ブキャナンとミランダ・ランバートとは「Jive Talkin’」をそれぞれ再録音しています。
アメリカでは12月12日にHBOでビー・ジーズのドキュメンタリー『The Bee Gees: How Can You Mend A Broken Heart』が放送される。 ■『Greenfields: The Gibb Brothers Songbook, Vol.1』
1. “I’ve Gotta Get a Message to You” with Keith Urban 2. “Words of a Fool” with Jason Isbell 3. “Run to Me” with Brandi Carlile 4. “Too Much Heaven” with Alison Krauss 5. “Lonely Days” with Little Big Town 6. “Words” with Dolly Parton 7. “Jive Talkin’” with Miranda Lambert, Jay Buchanan 8. “How Deep Is Your Love” with Tommy Emanuel, Little Big Town 9. “How Can You Mend a Broken Heart” with Sheryl Crow 10. “To Love Somebody” with Jay Buchanan 11. “Rest Your Love On Me” with Olivia Newton-John 12. “Butterfly” with Gillian Welch, David Rawlings