06. 29:30 Gates of Tomorrow Gers, Harris, Dickinson
07. 34:42 New Frontier McBrain, Smith, Dickinson
08. 39:47 Paschendale Smith, Harris
09. 48:15 Face in the Sand Smith, Harris, Dickinson
10. 54:46 Age of Innocence Murray, Harris
11. 1:00:57 Journeyman Smith, Harris, Dickinson
12. 1:08:04 Pass the Jam (the B-side to the Wildest Dreams single) 13. 1:16:21 More Tea Vicar (the B-side to the Rainmaker single)
『死の舞踏』(Dance of Death)は、アイアン・メイデンの13枚目のスタジオアルバム 日本ではそのほかの国に先駆け2003年9月2日に発売された
リリース 2003年9月9日 ジャンル ヘヴィメタル
参加ミュージシャン
スティーヴ・ハリス Steve Harris - ベース、ヴォーカル ブルース・ディッキンソン Bruce Dickinson - リード・ヴォーカル デイヴ・マーレイ Dave Murray - ギター ヤニック・ガーズ Janick Gers - ギター エイドリアン・スミス Adrian Smith - ギター、ヴォーカル ニコ・マクブレイン Nicko McBrain - ドラムス
Amazonレビューより全文を引用していますm(__)m
アイアン・メイデンの13作目のスタジオ・アルバム『Dance of Death』が実に幸福なタイミングでリリースされる。バンドにとって幸福なのは、この2003年に――長年の苦闘のすえ――ロックがUKチャートの首位を取り返したこと(これはザ・ダークネスの成功によるところが大きい)。そして我々にとって幸福なのは、「モンスターズ・オブ・ロック」のそうそうたる面々の中で、なぜアイアン・メイデンがゴジラのように巨大な存在として君臨しているのかを本作がものの見事に示していることだ。
前作『Brave New World』で復活を遂げたヴォーカルのブルース・ディッキンスンとギターのエイドリアン・スミスは今や完全に本調子を取り戻し、アイアン・メイデンは再び活気づいているようだ。 『Dance of Death』は往年のアイアン・メイデン――特に『Seventh Son of a Seventh Son』の頃――のようなサウンドで、並外れたプロダクションがものをいっている。 ファースト・シングル「Wildest Dreams」の異常な猛スピードで幕を開け、3曲目(ぐっと盛り上がる「No More Lies」)に向けて加速していき、以降はおおむねこのペースが維持される。息をつくことができるのはスローなタイトル・トラックとオーケストラを起用した戦場の叙事詩「Paschendale」ぐらいのもの。ディッキンスンの張り詰めたヴォーカルは黙示録的な歌詞に重みを与えている。アイアン・メイデンほどの実力をもたないバンドの手にかかっていたら、この歌はアイロニーに堕していたか、ひたすらバカバカしいだけの曲になっていただろう(タカの鳴き声のサウンド・エフェクトを曲のど真ん中に挿入するなんて、彼ら以外のどんなバンドに許されるというのだ?)。ここにいるのは、シリアスな音楽を演奏する、シリアスな男たちだ。 結成から20年以上たつ現在でも、アイアン・メイデンは頼りないヒヨッ子どもにロックの何たるかを少しばかり教えてやるだけの力を残している。『Dance of Death』で、アイアン・メイデンは単に戻ってきたのではなく、トップに返り咲いたのだ。(Robert Burrow, Amazon.co.uk)