ウォルフガング・ヴァン・ヘイレン、父の闘病生活について語る
エディ・ヴァン・ヘイレンの息子であるウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは先月父親が亡くなるまでの闘病生活について語っている。
『ハワード・スターン・ショウ』の新たなインタヴューでウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは2017年の終盤にステージ4の肺ガンと診断されたことを明かしている。
「医師たちには『あと6週間だ』と言われたんだ」と彼はハワード・スターンに語り、治療を受けるためにドイツに行ったことを明かしている。
「彼らがそこで何をしたにせよ、素晴らしかったよ。そこから3年も彼と一緒にいられたからね」
ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは事態が悪化したのはオートバイ事故に遭った2019年前半だったとしている。その後、エディ・ヴァン・ヘイレンは脳腫瘍と診断されて、その治療にあたってガンマナイフ放射線治療を受けている。
「でも、時が経つにつれて、どんどんひどくなっていったんだ。止まることはなかったよ」
ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンはヴァン・ヘイレンの「クラシック・ラインナップでの再結成」ツアーが計画される中で父親の容態が悪くなっていったと説明している。再結成ツアーについてはヴァン・ヘイレンのマネージャーであるアーヴィング・エイゾフも先月言及していた。
「みんなに知ってもらえるのが重要なんだけどさ、実際に(再結成の話は)あったんだ。すごく楽しみにしていたんだ」とウォルフガング・ヴァン・ヘイレンはハワード・スターンに語っている。「実現しなかったけどね」
ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは父親に捧げた新曲“Distance”も初公開しており、インタヴューで父との音楽的な強い結びつきについて語っている。
「僕らには近い繋がりがあって、残りの人生も何をやろうとも彼のことを考えずにはいられないわけだけど、それっていいことでもあり、すごく傷つくことでもあるよね」
エディ・ヴァン・ヘイレンは長きにわたる咽頭ガンとの闘病の末に現地時間10月6日の朝に亡くなっている。
享年65歳だった。
音楽界からは様々な追悼の声が寄せられることになった。
今年のロックの殿堂入りの式典ではガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ、メタリカのカーク・ハメット、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロがエディ・ヴァン・ヘイレンに追悼の意を表している。
「エディ・ヴァン・ヘイレンは我々の世代のモーツァルトです」とトム・モレロは語っている。「彼は世紀に1人とも言える才能の持ち主でした」
この文章は、NME JAPANより全文を引用していますm(__)m
「Distance」の楽曲も良い曲ですね!(^^)!
ご視聴ありがとうございました