Roberta Flack – 愛は面影の中に

ロバータ・フラックの「The First Time Ever I Saw Your Face:愛は面影の中に」で、アルバムは69年1st『First Take』ですね。又表題の英語表記が長くはいらない、日本語表記に。

70年代「愛は面影の中に」と「やさしく歌って: Killing Me Softly with His Song」が邦題の表記だっかな~と己の覚えも邦題だった。それぐらい、メロウでヒットした特に「やさしく歌って」はCMで耳タコでしたね、哀愁のバラード。

ロバータ・フラックのこのヒット2曲はカバーで先行したシンガー達より、売れてしまうのですから、ロバータ・フラックの歌唱が上手かった、素晴らしいかった時代にあった。

アルバムデビュー時期はソウル、ファンクよりはジャズよりからスタートかなと。このアルバムは明らかにジャズ、少しラテンで遊びで大人POPですね。

ベースの効き目がしみわたるのですが、ロン・カーター弾いてる。ギターはバッキー・ピザレリ、コロナで20年没だったのですね。


 


ファースト・テイク


 


「愛は面影の中に」は英国シンガーソングライターの曲を多くにフォーク・シンガーが歌っていて、ピーター・ポール&マリー、マリアンヌ・フェイスフル、バート・ヤンシュもロバータ・フラック前に歌ってる。

シングルで72年ヒットですが、69年アルバム曲がタイムラグあり、71年(日本72年)映画クリント・イーストウッド初監督作品『恐怖のメロディ』で挿入歌・サントラでブレイクで全米1位。

昔は映画音楽・サントラはヒットチューンへ直球でした、中坊の頃、映画音楽もラジカセで必死にエアチェック〈死語〉(笑)

『恐怖のメロディ』は主題曲は「ミスティ」これもジャズ、クリント・イーストウッドは音楽好きで特にジャズが。生でチャーリー・パーカーも聴いていて、後にチャーリー・パーカー描いた89年『バード』の製作・監督をしてましたから、本物。

そのイーストウッドにお目にかかった・耳にかかった曲が正解のロバータ・フラックの「愛は面影の中に」が多くの方々に愛される曲になるは、音楽の力、自然な流れだったかもですね。

このアルバムは丸ごと聴く事をお薦めです、和みます、スローに。

と云うことでおまけは同アルバムからレナード・コーエン作でジュディ・コリンズ も歌っていますがロバータ・フラックで

Roberta Flack -Hey, That's No Way to Say Goodbye


























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Harmonia & Eno ’76 -Welcome

ブライアン・イーノとドイツ ジャーマン電子音楽:エレクトロのハルモニアとのコラボアルバム、Harmonia & Eno '76:ハルモニア&イーノ76の『Tracks and Traces:トラックス・アンド・トレイシズ』ですね。

76との事ですが録音はベルリン76年、初リリースがCDで97年作品でしたね。忘れていたけど。

今回UPのアルバムジャケはリリシュー盤で曲数も増えてる。

メンバーがイーノにハルモニア(ノイ!のミヒャエル・ローター、クラスターのディーター・メビウス、ハンス=ヨアヒム・ローデリウス)とジョイント。

この時期の電子音楽は我が国にも冨田勲氏がいましたが、ドイツもクラスター、クラフトワーク、タンジェリンドリーム等、シンセ音楽が盛んでした。60年末から起動だったようです。

 ドイツ系シンセ音楽を詳しく聴くようになったのは、79年上京して大学演劇で、音響でアンビエントを使うようになってから。

ブライアン・イーノはロキシーミュージックから、70年代中頃から、アンビエントに興味を持ちますが、その頃は電子音楽なPOPロック?しか判らないが正直なところ、ELPはいましたがあくまでもプログレ、ブライアン・イーノは異質だった。

イーノのソロでのアバンギャルドなジャケと調子外れようなボーカルと不協和音のようでも寂寥感ありメロには魅せられました。演劇で使用する頃は、リスペクトなミュージシャンになりました。

 



Tracks & Traces (Reis) (Dig)


 


このアルバムは、コンポーザーと伴奏者としてブライアン・イーノがデイヴィッド・ボウイのベルリン三部作の『ロウ』前にコラボ録音、密なアートな技量のパワーが凄い!

その前がソロ4作品74年『ヒア・カム・ザ・ウォーム・ジェッツ』『テイキング・タイガー・マウンテン』75年『アナザー・グリーン・ワールド』『ディスクリート・ミュージック 』とキングクリムゾンのロバート・フリップとのフリップ&イーノの73年『ノー・プッシーフッティング』 と75年『イヴニング・スター 』と凄まじい、ここらへんは、ほんと聴きました、一日中何回も。ほんと凄いため息でる(笑)

で、アルバム『Tracks and Traces:トラックス・アンド・トレイシズ』はおくゆかしいアンビエントで初期環境音楽かなと思わせて、POP感もありテクニカルよりは素直な浮遊感、もう完成形と思える出来。

イーノは同行同業ベクトルの位置合わせて、オリジナルを誰よりも交流で養った始りのアルバムと思うです。

そして70年代後半プロデュースはディーヴォ、トーキング・ヘッズ、ロバート・フリップ、デヴィッド・ボウイ、ウルトラヴォックス、etc凄すぎる。

と云うことでおまけも同アルバムから

Harmonia & Eno '76 -Atmosphere



























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ビリーアイリッシュ 日本公演 08.26.2022 に娘が行った。

ビリーアイリッシュの単独では 日本初公演 8月26日土曜日に行ったのでなく…
娘からLINE動画が送られてきた(笑) 

「バッドガイ」一時期当家で娘が聴きまくり小生も耳タコ。重いベースに囁き歌唱、才はあると思うけど、正確には兄妹ユニット?ですよね。シンプルな舞台だったそうです。

場所は有明アリーナ、オリンピック開催中はバレーボール会場になったところ、歩くと30分ぐらい、近い。娘は帰りは歩きだったらしい。


 スマホでLINE動画からYouTubeに上げるにの試行錯誤、二日かかりでUPできた。やっぱりジジイかもしれない、ジジイに固くな拒否の心情ありますが(笑)

で、70年代FM音楽番組でロックの師匠と信望しいた渋谷陽一先生もビリーアイリッシュ公演を絶賛したようで……ふう~んとな気分。

良いと思うけど、真剣は聴かないし、娘が聴いている時に、微かに音ですが、静かPOPかリズム基調の平坦な曲風は? メロは良いと思うけど…

現在進行形で音楽を追求し、フェスまで開催は流石にプロだと思うけど、産業ロックは師に反し大好きだった。

昔は良かった調ジジイは変わらないと言うより、変えようがないが正しい言い方かも(笑)

で、今は洋楽:邦楽の割合8:92だそうです。これはビックリですが。
音楽配信に詳しい海外ブログを見ていたら、小生の大好き70年代ロックは配信サービスの割合1%以下、ゼロコンマと。

がせと思うが、調べてもないが50年前の曲を聴く方、10代・20代は極小。新曲・名曲をラジオで知りレコード・CDを買う時代でない、ロハで音楽聴ける世代、響く音、曲風が違うのは、あたり前ぐらいの認識は持つようにします(笑)























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The Rolling Stones – We Love You

ローリング・ストーンズの「We Love You:この世界に愛を」ですね。アルバムは当時未収でしたが67年。70年代にシングルで聴いた。

サイケ時代の67年アルバム『Their Satanic Majesties Request:サタニック・マジェスティーズ』同時期の録音で、アルバムに収録されず。

後69年英盤『Through The Past, Darkly (Big Hits Vol. 2):スルー・ザ・パスト・ダークリー(ビッグ・ヒッツ Vol.2)』収録、このアルバムは80年代上京してから。

今は配信含め、シングル盤扱いで「She's A Rainbow / Dandelion / We Love You」があるようです、良き時代? レコードを探しまくった頃、渇望感はアカデミックで価値あったと……想う。

で、今は高評価の『サタニック・マジェスティーズ』ですが、70年代は最低なアルバムとビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 』の真似・パクリと。

後追いですが、なんか魔法使いのようなジャケが、ユーライア・ヒープとも違うし? 違う音色・時期も違うのに、UKRock隆盛、一緒にしていた10代でした(笑)


 


She's A Rainbow / Dandelion / We Love You


 


今回ストーンズYouTubeのオフィシャルから、またまた音楽ニュース・スマホpop-up、久しぶりに聴いたら、サイケ時代雰囲気でている。ビートルズ真似よりは時代の音と思う。

ピアノは大大好きニッキー・ホプキンス、バックボーカルはポール・マッカートニー、ジョン・レノンで、ビートルズの67年「愛こそはすべて」の宇宙中継番組への参加したミック・ジャガー、キース・リチャーズ返礼と思っていましたが、ドラック禍先に捕まったストーンズへ活入れの意味合いもあったようですね。

ここらへんから、ロックが大きく変わる時代だった…ブリティッシュロックの飛躍の始り

と云うことでおまけはシングルB面でサイケ続きで

The Rolling Stones - Dandelion






























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Neil Young-From Hank To Hendrix

ニール・ヤングの「From Hank to Hendrix:フロム・ハンク・トゥ・ヘンドリックス」で、アルバムはライブ盤の新譜『Noise And Flowers:ノイズ・アンド・フラワーズ』ですね。

曲は正式Neil Young + Promise Of The Real - From Hank To Hendrixです。表題は字数制限の為入らなかった。

ニール・ヤングとプロミス・オブ・ザ・リアル の2019年ヨーロッパ・ツアー、伴奏バンドはクレイジーホースでなく、ウィリー・ネルソンの子たちのユニット、プロミス・オブ・ザ・リアルとの共演ですね。

またまた勝手にポップアップ入る、スマホ音楽ニュースで知りました。

根っこはカントリー系と思いますが、昔10代は毛嫌いしてた音色・曲風ですが、今は馴染む、もうジジイだもん(笑) ジジイがカントリーロックを好むと検証はしてないですが、懐かしさで胸いっぱい。 60年代末から70年代日本フォークが遠藤健司、泉谷しげるがオーバーラップ、これは聴いた。


 


NOISE AND FLOWERS


 


そして、表題『ノイズ・アンド・フラワーズ』ですので、牧歌的でありながらノイジーで歪ありのギターはロックしてる、染み入る! 「フロム・ハンク・トゥ・ヘンドリックス」とジミヘンを唄ってるロックですね。この曲はアルバム盤92年『Harvest Moon』より、ロックしてる。

この『ノイズ・アンド・フラワーズ』はニール・ヤングの朋友の50年以上のマネージャーであったエリオット・ロバーツに捧げたツアーのライブ盤のようで、代表的な曲と70年代・90年代から選曲で、これが剛柔、カントリーとフォークとロックいい塩梅、特にニールのノイジーなロック系曲が大好きな小生にはたまらんライブ盤になってる。

生きてるうち観たい!!!!武漢肺炎前は音楽友と欧米遠征して、ライブに出かけるつもりだったけど…できるかな?

ニール・ヤングは新譜、旧作、未発表ライブリリース等毎年何枚も出てくる、2021年クレイジーホースとの『Barn 』がやっと消化できたかなと思っていたら、次々とライブ盤が出てくる。創作意欲、ライブ意欲は衰えない、歳は関係無しのニール・ヤングと感服です。

と云うことでおまけは同アルバムは捨て曲なしですが、音源がオフィシャルで上がっていた曲で

Neil Young + Promise of the Real - I’ve Been Waiting for You
















The Slickers – Johnny Too Bad

ジミー・クリフ主演・音楽の72年映画『The Harder They Come:ハーダー・ゼイ・カム』のサントラから、スリッカーズの「Johnny Too Bad:ジョニー・トゥ・バッド」です。

この映画は日本では78年公開のようですが、79年上京後、観てますので、少し遅れて、たぶん名画座だったと思う。

その頃は登山・演劇・映画・音楽しか興味がなかった、あと女の子(笑) 大学行くつもりで下宿を出るが途中の新宿で映画観て、それも3本立て、それからレコード屋徘徊、時たまディスコ、良き時代、よく卒業できた(笑)

まあ、それがあったから映画の職つけてた、人生は「塞翁が馬」とホントに今は思う。

 同じ頃、レゲエ映画では最高のサントラと言いたい78年ジャマイカ80年米公開『ロッカーズ』も、80年の頃上映会あったのではないかと覚えているのだが、正式には91年アップリンク配給で日本公開、これも記憶切れ。

どちらもレゲエ映画として金字塔的作品で、サントラも名盤。

脱ボブ・マーリーと言うか、70年代の2作品は、ボブ・マーリーのメジャー前はジミー・クリフ映画『ハーダー・ゼイ・カム』でジャマイカ世相を表し、スパルタンなレゲエで旬のボブ・マーリーの頃、他にも才あふれたミュージシャンいた証しが『ロッカーズ』かなと想う。


 


ザ・ハーダー・ゼイ・カムOST


 


『ハーダー・ゼイ・カム』のサントラのほぼ、ジミー・クリフの主題曲「ハーダー・ゼイ・カム」や絶体的名曲「Many rivers to cross」「You Can Get It If You Really Want」なりはクリフの前作アルバムから選曲ですが、
クリフ以外のミュージシャンの曲も挿入歌なっていて、初期レゲエ60年代から70年代にかけて、レゲエ曲。

スリッカーズの「Johnny Too Bad:ジョニー・トゥ・バッド」はチャック・ベリーの『Johnny Too Bad:ジョニー・ビー・グッド』を意識してると思う、「ジョニー・ビー・グッド」はイケイケのロックンロールのノリですが。

「Johnny Too Bad:ジョニー・トゥ・バッド」は牧歌的なレゲエのりですが詩は辛辣、ストリートギャングのたぶんジャマイカの当時を唄ってる。「ジョニー・ビー・グッド」も公民権運動とシンクロの世情から発露と思うが。

上手い選曲で映画『ハーダー・ゼイ・カム』を映えさせた。

で『ロッカーズ』も書くつもりでしたが、これを書くとブログ10面ぐらい必要な出演兼ミュージシャン達のサントラなんで、又の機会に。

と云うことでおまけの『The Harder They Come:ハーダー・ゼイ・カム』から好きな曲で
同世代の方ならボニーMですが原曲で

The Melodians - Rivers Of Babylon


The Melodians - "Rivers Of Babylon"
























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New Order – Doubts Even Here

ニュー・オーダーの「Doubts Even Here:ダウツ・イーヴン・ヒア 」で、アルバムは1stになると思いますが81年『Movement:ムーブメント』ですね。微妙な1st。

ニュー・オーダー、前バンド、ジョイ・ディヴィジョン。創始メンバー、イアン・カーティスが自死でバンドは継続、バンドはニュー・オーダー改名。

ジョイ・ディヴィジョンの2nd80年『Closer:クローサー』はイアン・カーティス没後リリース、ニューオーダーの1st『Movement:ムーブメント』は残りメンバーでオール新規新曲とは成らず、ジョイ・ディヴィジョン時の作品もあり、そもそも翳りありのアルバムはジョイ・ディヴィジョン3rdかも。


 


Movement


 


1曲目「Dreams Never End :ドリーム・ネヴァー・エンド 」は夢は終わらないと、ちと前向きですが、これが2nd・83年『Power, Corruption & Lies:権力の美学』や85年3rd 『Low-Life:ロウ・ライフ』に起点になったと思うけど、アルバムにはジョイ・ディヴィジョンのベースはしっかり。

根暗テクノPOPは? 最たるものジョイ・ディヴィジョン、そしてUKではウルトラボックス、OMD(オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク)も「エノラ・ゲイ」以外は、根暗すかしのテクノ、当時はダークサイドな小生に合っていたと。

ここらへんの根暗テクノPOPは、ハードロック、パンクも好きでも、UKRockニュー・ウェイヴ に夢中なった理由がある。


『権力の美学』の頃にはディスコでも、よくかかるニュー・オーダー、はすかまえの音楽は、その頃超人気だったデザイナーズに夢中なっていて若人、小生も(笑)に合う音楽で、ニュー・オーダーは人気バンドになっていた。

 81年『Movement:ムーブメント』は買った覚えがなく、友が無理やりカセットで教えてくれたような、聴いていたような。同時にジョイ・ディヴィジョンを知ったような、正確に思い出せなかかった、音楽ネタで記憶切れは無いと自惚れていましたが、ジジイ化あるある です!(苦笑)

と云うことでおまけはニュー・オーダー起点と思う曲で

New Order - Dreams Never End































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