Jerry Garcia - Sugaree|70年代回想曲

ジェリー・ガルシアの「Sugaree(シュガリー)」で、
アルバムは72年『Garcia(ガルシア)』ですね。

 

グレイトフル・デッドの曲だと思って聴いている人も多いと思う。
小生も、長いあいだ、そう区別と言うか、判らんかった。

 

70年代デッドは日本では人気がないほうだったと思う。
この時期に聴いていた方はかなりロック通。

 

存在は、70年代後半高校生の頃、サイケは好きになって、

デッドは知ったがバンド名ぐらいで、ようわからん、

カントリー・ロックなのか!?ぐらい。

 

当時、洋楽情報でも、あまり目にしなかったか、感じなかった。

 

79年上京して、東京の友達ができると、輸入盤を聴いてる奴とか、

UKRockの流れでロックを聴いていない、アメリカンロックを主にしてる奴の

つきあいで、グレイトフル・デッドが認識できた、正直なところ。
それはフランク・ザッパも同様だった。

 

本格的に聴いたのは90年代前半、もうロック熱が醒めた30代で、

仕事でドキュメンタリー映画に関わることになって。
77年作品『Grateful Dead Movie』。本邦初公開の時、仕事として聴いた。
 

当時はあえて言えば、ピーンと来なかった。カントリー??? 

ほんわかなロック?

 

で、今日はグレイトフル・デッド名義ではない。
創始メンバー、ジェリー・ガルシアのソロ1stです。「Sugaree」は、その3曲目。

 

アルバムリリース情報

アルバム:Garcia
発売年:1972年1月(米国/Warner Bros.、BS 2582)
位置づけ:ジェリー・ガルシア初のソロ・アルバム。ドラムはグレイトフル・デッドのビル・クルーツマン、ほかはガルシア自身がギター、ベース、キーボードまで多重録音。作詞はロバート・ハンター。本曲はA面3曲目。シングル「Sugaree / Eep Hour」は1972年4月、Billboard Hot 100で94位。アルバムは全米35位。収録曲のうち6曲が、のちにグレイトフル・デッドのレパートリーになった。

 

Garcia (50th Anniversary Edition) [Gold Nugget] [Analog]

 

 当時、私の部下は皆優秀で、この時点で

「曲・歌はみんなの物としているバンド、文化は共有物」と解説してくれた。
このバンドは、ライブで録音に規制をかけず、流通しても、

それを活かしていたと。その時は海賊盤を認めていたのかと思ったが。

 

今の配信時代を顧みると、60年代からそれを実行して、ライブの集客へつなげ、

ライブで観るバンドのグレイトフル・デッドとなった。
さらにレコード会社へはマスターテープはバンドの権利を獲得していたようです。

 

なるほど、ほんわかでなく、音楽を生で聴かせるバンドだったのですね。
やっと、60才超えて、判った(笑)

 

 

この曲、グレイトフル・デッドの曲、でもありますので、ややこしいな!
出発点は、こっちですね。

 

ソロ・アルバムといっても、ガルシアとクルーツマン。
あとはガルシアが重ねていく。音は、意外なほど素朴。

ゆっくりしたリズム。
ところが、ギターが少しずつ身体に入ってくる。

 

タイトルだけ見ると、甘い女性の名前みたいにも聴こえる「Sugaree」。

ロバート・ハンターの詞は、そんな単純なものではないらしい。

当初の題名は「Stingaree」。エイの一種だという。

「俺の名前を出すな」という歌。
逃走して、追っ手に、つきあいのあった女性に願ってる歌のようで(笑)
 

ハンターは、若い頃に危ない連中とまじわり時分の言葉が、

この歌につながっていると。

 

面白いのは、ソロ・アルバムの発売より前に、

デッドがもう演奏しているようです。
1971年7月31日、Yale Bowl。デッドでの初演とされている。

 

つまり最初から、ガルシアとグレイトフル・デッドのあいだを往来していた曲。

 

スタジオは約6分。ライブになると、そこから曲が伸びていく。

同じ曲なのに、演奏するたびに景色が変わる。
これこそデッドではあるが。

 

ここらへんが当時の日本では全く気がつかんところ、アルバムでは。
そこを即興重ねるバンドとは、気がつかんし、判らんかった、

まあ私の場合ですが。

 

私はこう聴きました。
皆さまは、この曲をどう聴きましたか。

 

と云うことでおまけは同アルバムから、これもデッドのレパートリーになった曲で

 

Jerry Garcia - Bird Song

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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