一覧

Bachman–Turner Overdrive – Let It Ride

バックマン・ターナー・オーヴァードライヴの「Let It Ride」で、アルバムは73年2nd『Bachman–Turner Overdrive II:バックマン・ターナー・オーヴァードライブ II』ですね。

これも70年代オンタイムはFEN知ったバンドですが、アメリカでなくカナダですね。ブログするまでカナダのバンドであった事は、すっかり忘れていましたが(笑)

日本でも、そこそこ人気があり、次作74年3rd『Not Fragile驚異のロックン・ロール・マシーン ノット・フラジャイル』・75年4th『Four Wheel Drive:四輪駆動』あたりから盛り上がりで、76年来日公演、後にライブ盤が出ました。

カナダのハードロックバンドのゲス・フーの脱退後のランディ・バックマンらが組んだバンドで、初期はハードロックぽいかもですが、ブリティッシュ・ロックファンから見ると、UKなのにアメリカで受けたFoghat:フォガット のようなハードブギ。

グラムロックとは、ちと違うワケで、いい意味で垢抜けていない。

まあグラムロックでも、デヴィッド・ボーイ以外はちと外観辛い。
バックマン・ターナー・オーヴァードライヴは通称、木こり軍団。確かにロックミュージシャンよりはカントリーミュージシャン(笑)

 


Bachman-Turner Overdrive II


 



バックマン・ターナー・オーヴァードライヴのハードブギはネイティブアメリカン的リズムも取り入れてますので、これぞ純正北米ロックですね。

小生、この時代はZZTOP、グランド・ファンク・レイルロードも興味ありで、ザザンロックにも興味ありでしたが…

だいぶ土着ぽい、バックマン・ターナー・オーヴァードライヴは曲ごとに好みありで、アルバムは、72年1st『Bachman–Turner Overdrive:バックマン・ターナー・オーヴァードライブ』あたり初期は、ハードロック・ハードブギで聴ける。ただハードロックぽい曲もありますが、牧歌的でもあります。

70年代、75年4th『Four Wheel Drive:四輪駆動』後あたりから、ドゥービーブラザーズと同じようにPOP化で、ここらへんでハードブギでないところで、好みの別れるところかも。

70年代末、方向性の違いでバンド解散。80年代から集散繰り返しての近年まで活動だったのですね。

と云うことでおまけは同アルバムからヒット曲で

Bachman-Turner Overdrive - Takin' Care Of Business




























にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ
にほんブログ村
押していただき感謝です。m(_ _ )m










フォローしてね…




Boz Scaggs – I’ll be long gone

ボズ・スキャッグスの「I'll be long gone」で、アルバムは2nd・69年『Boz Scaggs:ボズ・スキャッグス&デュアン・オールマン』ですね。

捻挫で通院しているのですが、鎮痛剤の効きのおかげでバスと歩きで行けるようになりました。

初日は家族に無視され(過大表記)歩けず救急車で、と思いになりましたが、部屋から外に出るだけでも1時間、親切なタクシーにめぐり逢い整形外科の玄関前まで、その後が…女医さんの診察室に入るまでが長く辛く、医者のヘルプもなく拷問でした。

あの気絶しそうな痛みが、今は全くなく、鎮痛剤の効用に驚いています。
でも行き帰り、遠く台風が過ぎ去った東京ですが、ゲリラ豪雨でキワドイ、ギリギリ感の雨宿り、蒸し暑く、包帯まいた患部が汗ばむ。

 


ボズ・スキャッグス&デュアン・オールマン


 



で、音楽の昨日のトッド・ラングレンのごった煮感よりは、シンプル感で、本格AOR前のボズ・スキャッグスの『Boz Scaggs:ボズ・スキャッグス&デュアン・オールマン』です。

原題は『ボズ・スキャッグス』なのに、邦題が『デュアン・オールマン』付け足し、このアルバムには渋い曲「Loan Me a Dime」のデュアン・オールマン演奏が曲風、ギターとも、主はデュアン・オールマンですね。

デュアン・オールマンが生前、スタジオミュージシャンでは、クラプトン以外にも、ボズ・スキャッグス、キング・カーティス、ウィルソン・ピケット、アレサ・フランクリン等参加でした。

ボズ・スキャッグスはオンタイムの有名アルバムは76年『シルク・ディグリーズ』80年『ミドル・マン』で、AOR好きでなくても、これは洋楽聴いている者でしたら、自然に耳に入りましたね。ヒット曲「JoJo」はディスコでも、かかりました。

ボズ・スキャッグスのAOR前の60年代は、渡英でブルー・アイド・ソウルは始めからで、戻りで、これも小生の好きなスティーヴ・ミラー・バンドに68年に在籍。

その後が、ソロ2発目、実質アメリカ1st『Boz Scaggs:ボズ・スキャッグス&デュアン・オールマン』ですから、やっぱり、小生の好きなるモノのは、関わりの筋があります。

耳触り良いのです。アルバムは牧歌的なモノもありますが、今はカントリー系の耐性もあり、なにより、それなりの歳ですので、すんなりと聴けるようになりました。

と云うことでおまけは同アルバムから、これも好きな曲で

Boz Scaggs -Finding Her





























にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ
にほんブログ村
押していただき感謝です。m(_ _ )m










フォローしてね…




Todd Rundgren – International Feel

トッド・ラングレンの「International Feel:世界的意識」で、アルバムは73年の『A Wizard, a True Star:魔法使いは真実のスター』ですね。

捻挫リハビリは音楽で癒やし、UKはノーテンキ実直一筋のイアン・ハンター。

UAではトッド・ラングレンをチョイス! 多才多彩で多作で才あり、プロデューサーとしてプロデュースしたバンド、ミュージシャン多作、小生の好みも多い。XTC、バッドフィンガー、ザ・バンド他もたくさん。

で、一番評価されているのは、ヒット曲が出た二枚組のほぼ自作多重録音とジャムセッションの72年『Something/Anything?:サムシング/エニシング?』あたりですが。

続けての『A Wizard, a True Star:魔法使いは真実のスター』も面倒くさいぐらい(笑)凄いアルバム、下手なプログレでは太刀打ちできない、真プログレッシブPOPロック、アルバムかも。

 


Wizard a True Star


 



ただ、前作『Something/Anything?:サムシング/エニシング?』は、少し曲風に別れ目を入れての自作多重録音ですが、音の変音が、好みの別れるところ。

70年代ラジオ、レコードへのハイファイは期待できませんが、その雰囲気は好みが別れるところで、これは後のトッド・ラングレンのユートピア言える事ですが、小生的にはクリアーな音にはならず、狭い音域音色に聴こえました。

それを差し引いても、『A Wizard, a True Star:魔法使いは真実のスター』の奇天烈さは凄い。ビートルズのフォローと有名なトッドですが、ぷらすビーチボーイズのようなハーモニーPOP仕切りでのコンセプト感。

バックミュージシャンも揃え、一人自作録音でない、ギターはリック・デリンジャーですね。

アルバムはアビイ・ロードB面並に短い曲で繋げてのコンセプト感、A面B面をプログレPOP風、カバーも入れてソウル・アメリカンPOP風に別け、トッド・ラングレン世界を創っているアルバムになってますね。

このアルバムは曲紹介より、「一枚アルバム通しで聴いて下さい」が、アルバム紹介、真評価になるかもです。

と云うことでおまけはA面のエンドで「世界的意識:International Feel」が「必要なのは世界感覚」なんですね。

Todd Rundgren - Le Feel Internacionale


























にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ
にほんブログ村
押していただき感謝です。m(_ _ )m










フォローしてね…



Ian Hunter-Cleveland Rocks

イアン・ハンターの「Cleveland Rocks:クリーブランド・ロックス」で、アルバムはソロ4th・79年『You're Never Alone With A Schizophrenic: バイオレンスの煽動者』ですね。

なんか夏バテなのか、怪我をしてしまって、捻挫。
それがどこでやってしまったか~自覚症状がなく、朝になって動けない。家族のヘルプもなく、整形外科に通院、けっこう重い事が発覚。しかし足を捻った事を覚えてないとは、今年の長い暑さに、意識を惑わされているのですね。小生のみかもですが(笑)

で、本日寝床でモット・ザ・フープル、イアン・ハンターを聴いて過ごしていたのですが、なんだかんだと言っても、70年代ハードロック前のUKRockは、グラムロックでしのたので、違和感なし。

 


You're Never Alone With a Schizophrenic: 30th Anniversary Edition


 



モット・ザ・フープル「All the Young Dudes:すべての若き野郎ども」は70年代UKRockの名曲だと思うし、この時期の自前と楽曲提供デヴィッド・ボウイ活躍、彼の七変化の才の中でも頂点だと思うし、それをロックンロールとした受けたがモット・ザ・フープル、イアン・ハンターと思います。

70年代後半パンク、ニューウェイヴ時期、変わんなねと思っていたのは正直なところですが、これが彼らの音楽ですから…

で、79年『You're Never Alone With A Schizophrenic: バイオレンスの煽動者』ではプロデューサーの朋友ギタリスト、ミック・ロンソンと一緒に、まあこれだけでも、モット・ザ・フープルの延長線上ですので、不変は当たり前かも。

UKRockは凄みは革新ですが、定点を変えずは逆に存在感なりえますね。

このアルバム頃、NY在中のようで、「Cleveland Rocks:クリーブランド・ロックス」でロックンロール讃歌のよう歌います。バックがEストリート・バンドで、この時期、ブルース・スプリングスティーンが内省的陰でした、陽を引き受けたのがイアン・ハンターと思いになるアルバムでね。

どこで捻挫したかわからず、ジジイ化してると落ち込みを、明るくしてくれたイアン・ハンターでした(笑)

と云うことでおまけは同アルバムからバラードで

Ian Hunter - Ships





























にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ
にほんブログ村
押していただき感謝です。m(_ _ )m










フォローしてね…


Harpers Bizarre – Witchi Tai To

ハーパース・ビザールの「Witchi Tai To」で、アルバムは69年『Harpers Bizarre 4』ですね。

このところ、コーラス・ハーモニーなPOPロック、ソフトロックが夏バテにあっている。

やっと8月末・9月になり、涼しくなりました、東京。
やっぱりエアコンの冷えは、体に負担かけてる、昨日冷房なしで寝て、寝起きで疲れなしと実感。ほぼ1ヶ月冷房嫌いの家族なのに、一日中かけっぱなしだった。

で、ソフトロック、アメリカの短命だったハーパース・ビザールで、60年代後期のソフトロックで、ビーチボーイズのようなハーモニーもあり、サイケぽいのもありで自由奔放、牧歌的ですが。

 


4


 



ワーナー・ブラザース・レコードが70年代UKモノを主力とする前、初期は自国米国で自前のミュージシャン達がデビューしますが…

ランディ・ニューマン、ライ・クーダー、そしてハーパース・ビザールが出ました。そもそもワーナーが倒産したレーベルのオータムを買取、そのミュージシャン達の関係で始まり、これが、ワーナーの所在地から「バーバンク・サウンド」と呼ばれたモノですね。ハーパース・ビザールもその一員。

後にはリトル・フィートとドゥービー・ブラザーズなどが、UKRock贔屓の小生でも、好きなミュージシャンがいます。

牧歌的と思いますが、70年代オンタイム、本音はイーグルスよりも、ドゥービーやリトル・フィートに興味を持っていたのは事実。

ハーパース・ビザールはサイモンとガーファンクルのカバー67年「59番街橋の歌 (フィーリン・グルーヴィー)」で全米13位。

カバー曲が多いようですが絶妙でアレンジ力は凄い。ハズレもありますが(笑) 当時プロデューサーやバックスタッフが時代を創った方々で、この後が凄い。

そもそも、ハーパース・ビザールのボーカル・ギターがテッド・テンプルマン!!

プロデューサーとして、70年代はドゥービー・ブラザーズ、ヴァン・ヘイレン、リトル・フィート、モントローズ、カーリー・サイモン 80年代以降はエリック・クラプトン、エアロスミス等たくさんのミュージシャンと関わっています。ハード・ソフト剛柔相見え、それも小生の好きなミュージシャン達へのプロデュース。

ブリティッシュロックファンですが、10代にFENを聴いていましたので、アメリカンロック・POPで、小生が好きになる源泉が、ここにあります。多くのミュージシャンの根っこになるハーパース・ビザールですから、違和感なしの安堵感。

「Witchi Tai To:ウイッチ・タイ・ト」」はジム・ペッパーが元曲で、元祖ジャズ・ロックのフリー・スピリッツに参加、アメリカ先住民、ほんの一昔はインディアンと呼んでいましたね。

ネイティブ・アメリカンのジム・ペッパーの作「ウイッチ・タイ・ト」は、牧歌的よりは、自然賛歌でシンプルな素朴なメロの繰り返し、癒やされます。元曲も素晴らしい、イージーリスニング含め、カバー、演奏されています。

そして、大好きな初期ユーライアヒープの初代ボーカル、デヴィッド・バイロンも唄ってます。

すべては、繋がっている。

云うことでおまけはデヴィッド・バイロンで
UKシンガーソングライターのジョン・シュローダーのアルバム参加で71年『Witchi-Tai-To 』ですから、ユーライアヒープのバリバリの頃ですね。

John Schroeder- Witchi Tai To





























にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ
にほんブログ村
押していただき感謝です。m(_ _ )m










フォローしてね…








The Beach Boys- Here She Comes

ザ・ビーチ・ボーイズの「Here She Comes :ヒア・シー・カムズ」で、アルバムは72年『Carl And The Passions - So Tough:カール・アンド・ザ・パッションズ - ソー・タフ』ですね。

暑さが続き、へばりですが、夏向きアメリカン・ロックは、ボーカル・ロックでビーチ・ボーイズですが、小生今だに、けっこう、これが苦手かも。
サーフロック・ホットロッドと言われても、困ってしまう(笑)

ロックって主義主張があってのモノと今でも固く信じているし(笑)

カリフォルニアの青い空は嫌いではないですが、あくまでもイメージだけ(笑)

要は、今だに理解できない、聴くと分析に走る67年『ペット・サウンズ』の存在、同時期のビートルズの方が多種多様で音楽的に、そもそも楽しい。

 


カール&ザ・パッションズ~ソー・タフ


 



そもそも音がウォール・オブ・サウンド的になるモノにクリアー感がない事への抵抗があるのです。

で、そのビーチ・ボーイズで、小生の許容範囲、聴きやすいには70年代のアルバム。

70年『サンフラワ』71年『サーフズ・アップ』 で、このアルバム『カール・アンド・ザ・パッションズ - ソー・タフ 』あたりが、ブライアン・ウィルソンの変調から、他のメンバーのコンポーザー化なり、メインボーカル頑張り…

新しいメンバーもあり、ボーカルハーモニーグループが、バンド化でロック、正確にはPOPロックですが聴きやすい。

ここで、ウィルソン兄弟の才とブライアン・ウィルソンの天分を感じることができます。

『カール・アンド・ザ・パッションズ - ソー・タフ 』はザ・バンドのようなノリでのハーモニーボーカルで憂いありで。ロックって、少し陰鬱は必要かもですね(笑)

と云うことで、このアルバムは捨て曲なしと思っていますが好きな曲で

The Beach Boys -Cuddle Up

























にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ
にほんブログ村
押していただき感謝です。m(_ _ )m










フォローしてね…





Genesis – The Knife

ジェネシスの「The Knife:ザ・ナイフ」で、アルバムは70年『Trespass:トレスパス:侵入』ですね。

もう暑くて、今年は夏の耐性を超えてしまって、外に出ると、危険を感じる暑さ、スポーツドリンクを日3本飲んでいる、これって今までに無かったこと。

で、なんか、暑さのなか、初期ジェネシスがぶり返し、聴いています。音は至ってクール目指しながらの暗中模索のアート・ロックだと思いますが、本格的プログレ前がシンプルで良いです。

80年代の小生のNO1のアルバムは、ピーター・ガブリエルの86年5th『So』なんですが、『So』を好きになると、ソロのⅠからⅣまでの意味あいも深くなり、ⅠからⅣも好きなアルバム。

 


Trespass


 



その意味でピーター・ガブリエルにフォーカスするとジェネシスの『Trespass:侵入』も俄然注目となります、今頃(笑)

暑さしのぎで、メロが浮かぶジェネシスですが、小生的には謹聴強いられるプログレロックなかでは、シンプルにロックしてる、このアルバムが早くも夏バテには、向いている。

この後ピーター・ガブリエルは奇天烈に走るワケですが、ここらへんからの変遷が、ソロに繋がる流れになってますね。

これでは、バンド向きでなく、ソロミュージシャンしかできない(笑)

ジェネシスは初期からメンバーが流動的で、このアルバム後、アンソニー・フィリップスが離脱で、ピーター・ガブリエルも70年代半場で抜けて、3作目加入のフィル・コリンズ主導の80年代ジェネシスも大好きでしたが、初期ピーター・ガブリエル時とは別モノPOPロック。

と云うことでおまけも同アルバムからで、気持ちだけでも涼しくなるように願って。

Genesis - White Mountain


























にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ
にほんブログ村
押していただき感謝です。m(_ _ )m










フォローしてね…