私が思うこと一覧

モチーフ編み

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昨年7月から娘へプレゼントする、お花のモチーフ編みのひざ掛けを編んでいました(*^^*)
昨日、最終段階のモチーフを繋ぎ合わせる作業が終わりました

仕上げにスチームアイロンをあて形を整えれば、やっと完成です
上の写真とは多少異なりますが同じ様な感じです

お花のモチーフの種類🌸🌸🌸
たんぽぽ
花かんざし
プチアスター
プリムラ
クリスマスローズ
矢車草
アネモネ
ハナニラ

出来上がりは、縦8枚×横8枚(78.5㎝×78.5㎝)の全部で64枚です


材料は、フェリシモの通販カタログから取り寄せました
毎月一回届く仕組みで、テキストと毛糸2~3玉(毛100%)のセット内容です
初回にかぎ針(6号)ととじ針がセットされています

9ヶ月間で8種類のモチーフ編みとモチーフを繋ぐ編み方が学べます
マフラーやストール、ひざ掛け等のアレンジが出来るので、手作りのプレゼントとしてお勧めです(^_^)


物も心も貧困国家だ 日本

他人事ではありません
日本の現実と未來について真剣に考えなくてはなりません


【討論】物も心も貧困国家日本[桜R2/3/28]



SakuraSoTV
チャンネル登録者数 52.6万人
一流論客陣が本気で論じる、充実度NO.1の討論番組。他では聞けない、まさにホンモノの議論を展開していきます!

◆物も心も貧困国家日本

パネリスト:
 池戸万作(日本経済復活の会 幹事・政治経済評論家)
 掛谷英紀(筑波大学システム情報系准教授)
 鈴木傾城(作家・アルファブロガー)
 浜崎洋介(文芸批評家)
 三浦小太郎(評論家)
 三橋貴明(経世論研究所所長)
 室伏謙一(室伏政策研究室代表・政策コンサルタント)
司会:水島総



家族じまい

家族じまい・・・って衝撃的な言葉ですね

家族の繋がりを断ちたい・・・
この気持ちは私にも凄く分かります
私の場合は介護問題ではないのですが、母親がいわゆる毒親なんです

私は20歳で独立したので、親とは20年しか同居していませんでした
私には親とは違う価値観があったので自活を選びました

こういう問題って人には言えませんでした
誰にも言えなかったですね
きっと誰でも抱えている、重い問題ですよね

こちらは、ABEMA報道リアリティーショーの映像です
「家族と縁を切りたい‥」コロナ禍で増加?
長年疎遠だった父親の介護問題に悩む女性のホンネの話
毒親、家族観についての話

キャスト
MC:乙武洋匡
遠藤英樹(一般社団法人LMN代表理事)
鈴木さん
石山アンジュ(PublicMeetslnnovation代表)
安部敏樹(リディラバ代表)
池澤あやか(タレント/エンジニア)
夏野剛(慶応大学 特別招聘教授)
佐藤ちひろ(テレビ朝日アナウンサー)
司会進行:武内絵美(テレビ朝日アナウンサー)
ナレーター:野島裕史





■ 直木賞受賞作家、桜木紫乃 さんのお言葉です。
「置かれた場所で咲きなさい」という言葉があるけれど、
その人が生き生きと咲ける場所へ逃げて良い。

「ふたりを単位にして始まった家族は、
 子供を産んで巣立ちを迎え、
 またふたりに戻る。
 そして、最後はひとりになって記憶も散り、
 家族としての役割を終える。
 人の世は伸びては縮む蛇腹のようだ。」



私は自分の子供達には迷惑はかけたくありません
自分のことは自分で後始末したいと思っています

地下鉄サリン事件、オウム真理教一連事件

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風化させてはいけない事件なので投稿いたしました
今日は26年前、地下鉄サリン事件が起きた日です

私は超常現象などは信じていないので、こういう境地は理解できません
若者達はどうしてこんな愚かな事に陥ってしまったのでしょう

こんないかさまを真剣に信じていたのでしょうか
彼等は何を獲得したかったのでしょう
彼等は自分自身を信じることすら出来なかったのでしょうか


■ 【「空中浮揚」をうまく活用】の文章を引用します
辻田 真佐憲
文筆家
近現代史研究者
2018.07.19

そもそも教祖の麻原彰晃は、希代のプロパガンディストだった。

麻原は、1984年にオウム真理教の前身にあたるオウム神仙の会を設立した。そのころより、かれはメディアを強く意識していた。

当時、「ノストラダムスの大予言」のような終末思想や、ユリ・ゲラーのような超能力者が世間を騒がしていた。麻原はそこに着目し、1985年、オカルト雑誌の双璧だった『ムー』と『トワイライトゾーン』への寄稿を開始。みずからの「空中浮揚」の写真を掲載するなどして、会員の獲得に努めた。

『トワイライトゾーン』については、毎号のように広告を出して、連載枠を獲得したという(高山文彦『麻原彰晃の誕生』)。

麻原の活動はとどまるところを知らない。1986年には、週刊誌の『プレイボーイ』にみずからの「空中浮揚」の写真を掲載させることにも成功した。

これは、蓮華座を組んだ麻原が飛び跳ねているのを、カメラマンがそれらしく撮影したものにすぎなかった。ただ麻原は、外部のものによって自身の超能力が証明されたとして、この写真を全面的に利用した。

1987年に刊行された最初の著作『超能力「秘密の開発法」』はその象徴だった。麻原はその同書に『プレイボーイ』に掲載された写真を載せて、みずからの超能力を誇示したのである。

さらに麻原は、同年にはインドのダラムサラに飛んで、ダライ・ラマと接見。そのとき撮影したツーショット写真を本部道場のいたるところに貼らせた。自分は、ダライ・ラマともコネクションがあるという露骨なアピールだった。明らかに麻原は、写真の宣伝効果を知り尽くしていた。

こうしたメディア戦略が奏功して、オウム神仙の会は急成長した。同年半ばにオウム真理教に改称されたときには、会員数が1000人近くに上っていた。

できもしない「空中浮揚」を何度も利用している点からみても、麻原は当初から真摯な宗教者というより狡猾な宣伝マンだったことがわかる。




■ 麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(60)は事件後、山梨県にあった教団施設の隠し部屋で発見されましたが、ANNはその際に撮影された未公表の写真を入手しています


■ オウム真理教事件(オウムしんりきょうじけん)とは・・・
1980年代末期から1990年代中期にかけてオウム真理教が起こした一連の事件の総称である。

オウム真理教の教祖である麻原彰晃(本名・松本智津夫)が、宗教を隠れ蓑に日本を乗っ取って、自らその王として君臨するという野望を抱き、それを現実化せんとする過程で、世界各国での軍事訓練や軍事ヘリの調達、自動小銃の密造や化学兵器の生産を行い武装化し、教団と敵対する人物の殺害や無差別テロを実行した。世界史的に見ても、アルカーイダやISILによるテロを先取りした事件である。

一連の事件で29人が死亡し(殺人26名、逮捕監禁致死1名、殺人未遂2名)負傷者は6000人を超えた。
教団内でも判明しているだけでも5名が殺害され、死者・行方不明者は30名を超える。被害者の数や社会に与えた影響や裁判での複数の教団幹部への厳罰判決などから、「日本犯罪史において最悪の凶悪事件」とされている。

■ 「オウム真理教 20年目の真実」
この映像は、年齢制限がございます



■ こちらは、「隠された謎に迫る!! 今夜明かされるオウム無差別殺人への道」
ザ・スーパーサンデー (1995年12月17日放送)
1時間51分です


もう一つ、私がとても無念に思うことです。
熊本県阿蘇郡波野村は、オウムが数千万円で取得した土地を9億2000万円で買い取ることで和解していたのです。

■ 松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚に対する東京地裁判決によると、この年の2月にあった衆院選で松本死刑囚らが惨敗、4月ごろになって無差別大量殺人の実行を教団幹部らに宣言した。波野村への進出は、その直後だった。後に、波野村の施設で90年秋ごろから、毒ガス「ホスゲン」などの製造工場をつくろうとしていたことが明らかになる。

 実際、土地を入手した教団はすぐ、施設建設に着手した。最も近い場所に農地があった岩下浩徳さん(57)によると、大型トラックが行き来し始め、村が管理する道は勝手に広げられ、プレハブの建物がどんどん建っていった。

 村民は6月、「波野村を守る会」を結成。教団に建設計画の説明などを求めたが拒否された。古くからの住人が大半を占める人口約2千人の村は、次々と信徒がやってくる状況を前に、「住民票を移されたら村が乗っ取られて、『麻原村長』ができる」と混乱に陥った。

 8月には、計約400人の信徒と村民がもみ合いになり、十数人のけが人が出る事態も起きた。村は、約450人の転入届の受理を拒み続けたが、教団に訴訟を起こされ敗訴。94年夏、村が教団に9億2千万円を払うことで、教団は土地を明け渡すという内容で和解が成立した。村の年間予算の半分近い金額だった。

 守る会の幹部だった飛田祖久美(ひだそくみ)さん(83)には、「もっと額を抑えられなかったのか」という思いもある。それでも和解によって、村民に死者が出る前に教団は出て行った。飛田さんは「あの時はあれでしょうがなかった」と振り返る。

 死刑執行は「あれだけの罪をしている。間違いが二度と起こらない社会を実現するには、やむを得ない」。そう受け止める。教団施設の跡地はいま、荒れ地になったままだ。(後藤たづ子、福井悠介)2018.07.06朝日新聞より





私は、大勢の犠牲者を出したこの事件を忘れることはできません
そして、自分の事として考えずにはいられません
ご視聴ありがとうございましたm(__)m
Wikipediaより引用あり

風化させてはいけない事件

風化させてはいけない事件なので投稿いたしました

「オウム真理教 20年目の真実」について
私は超常現象などは信じていないので、こういう境地は理解できません

若者達はどうしてこんな愚かな事に陥ってしまったのでしょう
こんないかさまを真剣に信じていたのでしょうか
彼等は、何を獲得したかったのでしょう
自分自身も信じられなかったのでしょうか


「オウム真理教 20年目の真実」

年齢制限があります(コミュニティ ガイドラインに基づく設定)





“解雇9万人”炊き出し行列4倍に・・・コロナ禍の支援は(2021年3月4日)

苦しい時は援助を受けてくださいね。恥ずかしいことではありません。
また働ける様になれば恩返しできますから・・・
ご自身の命を守りましょう。




ANN newsCHより引用します

新型コロナに関連する解雇や雇い止めは9万人を超えました。緊急事態宣言が延長されれば、さらに悪化する懸念もあります。

東京・新宿で民間のNPOが行う相談会と炊き出しには、コロナ前に比べて約4倍の人が並ぶようになりました。高齢者に加え、働き盛りの若い男性、女性の姿もあります。

警備員として働く30代の男性は、週5日だったシフトが週1日に激減したといいます。
警備員の男性:「(Q.1月分の給料はどれぐらい?)手取りで10万円ちょっと。(Q.いま所持金はいくら?)いま1000円ちょっと。(Q.銀行預金も入れて?)そうです」

政府はコロナの影響で生活が苦しくなった人に緊急の貸付を行っていて、単身世帯では最大で155万円まで借りることができます。ただ、警備員の男性にはためらいがあるといいます。

警備員の男性:「また借金するのかな、国から借金するんだなって。(Q.返すにあたって不安が?)不安ですね」

仕事がなくなり、家賃も払えず、住まいを失った人もいました。

イベント関係の交通量調査をしていた50代男性の所持金は数十円。ファストフード店で朝まで過ごすこともありましたが、時短のため、それもできなくなったといいます。

住まいを失った男性:「朝からずっと公園で途方に暮れていて、駅の地下に行くか、公園で寝るか。きのうの朝に食べたきり、何も食べていない。(Q.住む場所がないと働き先も見つからない?)住居を置かないと(就職の)面接も受け付けてくれない」

定まった住所がないことで、政府の貸付制度を利用することもできません。

男性は後日、生活保護の申請を相談するため、再びNPOの事務所を訪ねました。ただ、その心境は複雑です。

住まいを失った男性:「(生活保護申請は)極力したくない。(親族に)余計な心配をかけてしまう」

生活保護の申請件数は4カ月連続で増えています。去年12月は1万7308件で、前の年の同じ月より1055件増えました。

自立生活サポートセンター『もやい』大西連理事長:「ただ(宣言を)延長するのは、本当に苦しい状況の方、ギリギリの崖の上をなんとか落ちないように頑張ってる方を追い詰めるようなことになりかねない。現金給付は早期にやる必要があるのかなと。


■ 「コロナでこぼれ落ちた」家も仕事も失った若者の貧困【news23】



新型コロナの感染拡大が長引くなか、若い世代にも深刻な影響が広がっています。
普通の若者が病気などをきっかけに、あっという間に仕事も住まいも失ってしまう状況に
支援する団体からは「底が抜けた」との声もあがっています(「反貧困ネットワーク」瀬戸大作さん)。支援の現場を取材しました。

●Rさん「こんにちは、よろしくお願いします」

見た目はごく普通の青年。
しかしいま、24歳のRさんは苦しい状況に直面しています。

●Rさん「寒いんですけど公園とか行ったり、少なくとも雨風しのげる場所だったらどこでもいいかなって」

1年前までは大手携帯電話会社の「派遣社員」でした。
ところがいまは職を失い、公園やネットカフェで寝泊りする毎日です。
一体何があったのか。

●Rさん「病気になったのと、コロナもあってすぐには仕事に就けなかった」

通院後、仕事に復帰しようとしましたが、再雇用を断られ、家賃を払えなくなったと言います。
現在の貯金残高は274円・・・。

●Rさん「外でwifiがないとケータイが使えないので、wifiがある環境で仕事探したりとか」「電話番号も今使えないです、止まっちゃっていて」

きょろきょろと辺りを見まわすRさん。
料金が払えず、自身の携帯のインターネットサービスが使えないため、無料のWi-Fiを探します。

ドリンク代だけで入れるカラオケBOXを見つけました。

●Rさん「次のところを見つけてちゃんと住みはじめてから(仕事)探さないと同時進行はきついかなっていう」「きょうもめちゃくちゃからだ重くて。」

「コロナ禍」で仕事を失い、生活苦にあえぐ若者。

総務省統計局「労働力調査」によると、
15歳から24歳の完全失業率は、5.1%と
全体の2.9%より高くなっています(2020年12月時点)。

Rさんは、ネットで知り合った人から、一人の男性を紹介されました。
瀬戸大作さん。
生活困窮者の支援団体の事務局長です。

車を走らせ、公園などで寝泊りする人の支援に向かうのが瀬戸さんの日課です。
SOSのメールが入りました。

●瀬戸さん 「今日泊まるところがなくて、当面の宿泊場所と食料の提供をお願いしたいと(SOSが来た)。生活拠点としては路上とか公園とか河川敷とかに泊まっていますと。こういうような形で情報が入ってきていて、こういう情報が入ったら基本的にはその数時間後には行ってますと。」

メールを送ってきた男性との待ち合わせ場所で待っていると…

●50代男性 「ありがとうございます。すいません」

この男性は、最近、生活困窮者用の施設を出て、自立しようとしたそうですが…。

●50代男性「仕事のあてがあったんですけど、それが・・・」
●瀬戸さん「断られたんでしょ?緊急事態宣言で。所持金が500円しかなくて、無料低額宿泊所から出てきちゃったら、それは路上生活なっちゃうじゃん」

瀬戸さんは、当面の生活費を手渡しました。
この男性は、50代でしたが、コロナの感染拡大後は、若者からのSOSが増えたことに、瀬戸さん自身が驚いていると言います。

この日も、深夜にかけて3人の支援をし、うち1人は20代でした。

●瀬戸さん「コロナでこぼれ落ちた。底辺の層というか、底辺という言い方しちゃいけないんだけど、(経済的に)一番下にいた所が破れちゃって、こぼれちゃった。守らなきゃいけない層が守られていない」「多くの若い子たちが、真面目にやっても報われる社会じゃなかった。政治の責任でもあり、社会の責任なんだよな」

その瀬戸さんに救いを求めた24歳のRさん。
どんな解決策があるのでしょうか?

支援団体の瀬戸さんが、Rさんにすすめたのは
生活保護を受けることでした。しかし…。

●Rさん「生活保護って聞くと、やっぱりご年配の方が多いイメージで良いイメージではなかった」

それでも結局、Rさんは瀬戸さんに付き添われ、生活保護を申請しました。申請が受理されたため、しばらくの間は区役所が提供するホテルに泊まれます。
公園やネットカフェ以外でからだを休めるのは久しぶりです。

●Rさん「個室にシャワーがあって、ちゃんと布団があります/ここで寝れるということで、嬉しいです」

そして1週間後、Rさんは3万円ほどの生活保護費を受け取りました。
ほっとした反面、複雑な思いもあります。

●Rさん「まさかという感じですね。受けるとも思っていなかったし。こうなるとも思っていなかった。」

この日、瀬戸さんはRさんをいきつけの居酒屋に誘いました。
久しぶりのひとりではない食事に笑顔がこぼれます。

●瀬戸さん「アパート入居して1か月間くらいちゃんと落ち着けて自分のやりたいこと見つけて」「いつか金稼げるようになりたいよな?」
●瀬戸さん「今まで嫌なこといっぱいあったよな」
●Rさん「嫌なことしかないですね」
●瀬戸さん「無理しない方がいいよ」
●Rさん「ちょっとずつやっていこうかなと」

「今の生活からなんとか抜け出してもう一度自立したい」。
Rさんのその思いを瀬戸さんは、痛いほど感じています。

●瀬戸さん「ちゃんと働けよ今回は。な?少しずつね」
「死にたいとか、これからまだあるかもしれないけど、もうひとりじゃないから。そこは平気だよ。自分がこの社会でひとりってことは絶対にないから」
(news23 2021年2月17日放送)



「壮絶な体験をした子どもたち」

「壮絶な体験をした子どもたち」~経験を未来につなぐ
TBS NEWS 2021/03/12付けより引用しています

川を遡上する黒い津波。校庭に流れ込む様子を目の当たりにした小学生は、家族7人を震災で失いました。また、9日間がれきに埋もれながらも九死に一生を得た高校生は、当時“奇跡の救出” と注目されました。
あれから10年。口を閉ざしてきた青年たちが今、伝えたいこととは。




ナレーション:杏さん
ご視聴ありがとうございましたm(__)m

「 花は咲く」 東日本大震災を忘れない



東日本大震災は、マグニチュード9.0という世界の歴史の上でも最大級の地震であり、巨大な津波により東北地方の沿岸部を中心に、甚大な被害が生じた。
The magnitude 9.0 Great East Japan Earthquake was one of the most powerful in world history, and the huge tsunami that followed caused massive damage to coastal areas in the Tohoku region in particular.



あの出来事を覚えていますか?
自分は未だにあの日のことを覚えています。
東北を中心に強い揺れと巨大な津波が襲った。人々は悲しみに明け暮れた。そのときに「花は咲く」という曲が作成された。

「あなた」やあなたという「」がついている箇所やついていない箇所にも注目してみてください。そうすればきっとこの歌の意味を深く理解できると思います。

「花は咲く」
作詞:岩井俊二 作曲:菅野よう子
歌(カバー):Marisa de Silvaデジルバ魔理沙
ピアノ:岡本恵

文章と映像は、HYR様のYouTubeより引用しています
ご視聴ありがとうございました

コロナも災害も…奈良の寺から広がる支援~産経新聞

こんな嬉しい活動もあります(^.^)
この記事は産経新聞より引用しています


【一聞百見】コロナも災害も…奈良の寺から広がる支援 松島靖朗・NPO法人おてらおやつクラブ代表理事
2020.8.7 16:00


 奈良のお寺から始まったという子供の支援活動が以前から気になっていた。寺に集まるお供え物を「おさがり」として、一人親家庭の子供らに届ける「おすそわけ事業」。その発想に感心したからだ。実施しているのはNPO法人「おてらおやつクラブ」。新型コロナウイルスの影響で家庭の困窮度が増し、緊急的な支援要請が増えているという。先の豪雨災害にも、つながりのある被災地域の寺などを通じて支援を始めた。事務局のある奈良県田原本町の安養寺に、代表理事を務める松島靖朗住職(44)を訪ねた。

(聞き手・山上直子編集委員)

■おそなえをおすそわけ

 「お母さんや子供たちからの助けてほしいという要請が増えました。新型コロナの影響で学校が休校になり、給食がなくなった。それが唯一の食事だった子供たちへの影響は大きいです」という松島さん。おやつの送り先は、全国各地の子供をサポートする支援団体向けと、要請のあった家庭に直接送る「直接支援」とがある。今回は特にその直接支援が急増したそうだ。「お母さんたちも困っています。一人親家庭はかなりの割合が非正規雇用で、収入が減ったり仕事がなくなったという人も少なくないからです」

 一方で、支援する側にも影響が出た。従来はボランティアが集まって菓子などを仕分け、発送していた活動だが「3密」を避けて休止に。小分けにするなど工夫してNPOメンバーらで対応しているという。「ありがたいことに、そうした状況を察して『こんなときだからこそ』と、食品の寄贈や寄付も増えています。お菓子やジュースだけでなく、お米や日用品、マスクも」。意外だったと笑うのは、政府が配布した通称アベノマスク。近所から集めて寄付した人がいて、それをまた支援家庭に届け役立ったという。現在も受け付け中だそうだ。


 ウイルス禍だけでなく、7月の豪雨災害の被災地への支援も始めた。これまでの支援活動でつながってきた被災地の寺とのネットワークが役立った。「おすそわけを災害支援に切り替えてもらい、支援物資を送ることができるようになってきました。普段送っているからこそできることですし、被災地で取り残される困窮家庭をサポートしたいという願いもあります」

 その中で、支援の輪の広がりを感じたできごとがあったという。「昨年の長野の豪雨被害で支援を受けたお寺さんが今度は九州に支援をと。本当にありがたい。こちらは情報をつないでいるだけですが、いいものを見せていただいたと思います」

■悲劇を繰り返さない

 お寺の「おそなえ」を仏からの「おさがり」として、経済的に苦しい家庭やその支援団体に配布する「おすそわけ事業」。きっかけは、平成25年に大阪市で一人親家庭の母親と幼児が遺体で見つかった事件だった。20代だった母親が「最後にたくさん食べさせてあげられなくてごめんね」という趣旨のメモが残されていたと、報道で知る。

「ショックというか、言葉になりませんでした。ちょうど私もそのころに息子が生まれて父親になったばかりで、親としてそのお母さんの気持ちを思うと…。大阪という身近な地域で起きたことで印象も強く、繰り返してはいけないと思いました」

 自身も両親の離婚で母子家庭の経験がある。母の実家で祖父が住職を勤める安養寺(奈良県田原本町)で育った。

 「子供のころは衣を着せられて祖父とお勤めをするのが楽しかったんです。ところが徐々に、同級生の家にお盆などでお参りに行くようになると…。檀家(だんか)さんに会うと『将来頼んどくわ』などと声も掛けられる。理解もしていないのにお経を唱えありがたがられることにも罪悪感を感じるようになっていきました」

 大阪の仏教系の高校に入学したが2週間で退学。翌年に奈良市内の高校に進んだ。

 「お寺という特殊な環境が嫌でした。人と同じような普通の生活がしたい。お寺から離れるにはと考え、東京の大学に行けばいいんだと思いついたんです」

当時はインターネット産業が飛ぶ鳥を落とす勢いで成長していた。情報サービス最大手のNTTデータに新卒で入り、その後、化粧品の口コミサイト「アットコスメ」の運営などで知られるアイスタイルの会社経営などに携わった。

 「ずっと人と同じような生活がしたいと思ってきたのに、東京で出会った人たち、特にこんなふうになりたいなと思った人たちはみんな人と違う生き方をしていた。いろいろな事業を経験してやりたかったことができたと思ったタイミングで、自分にとって普通ではない人生って何だろうと考えました。それはお寺、お坊さんとして生きるということでした」。だから宗教的な発心(菩提=ぼだい=心を起こすこと)があったわけじゃないんです-と苦笑する。修行を終えて僧侶となり、祖父のあとを継いで住職に。そんなときに大阪の事件を知る。寺にはいつも食べきれないほどのお供えがあった。手探りで始めた「おすそわけ事業」だが、多くの支援を得て6年あまりで賛同寺院数は1440カ寺に(前年度実績)と着実に広がっている。

 おもしろいエピソードがある。ある子供のメールに「和菓子はもういいのでポテトチップスをお願いします」とあった。「それ、まさに私が子供のときに祖父に言っていたことでした。どら焼きはいいからポテトチップスを買いに行こうって。小さな出来事ですが、子供が子供らしいことを言えるということがうれしい。小さくてもそんな積み重ねを作っていきたいのです」

■孤立させず困難に寄り添う

 「この支援がなければ心が折れていたかもしれません」。NPO法人おてらおやつクラブが発行するフリーマガジン「てばなす」には、そんなお母さんの切実な声が紹介されている。支援家庭は北海道から沖縄まで。お寺の「おそなえ」を「おさがり」として配る「おすそわけ事業」は、そうして実績を積んできた。

 6月末にホームページに掲載された「2019年度 インパクトレポート」によると、昨年度のおすそわけ発送数は前年度比で23・6%増、寄贈物資の重量は約2・6倍、寄付金額は約2倍に。まるで企業の経営報告書さながらの内容だ。


「これまで多くの応援をいただいてきています。その力がどうなっているのか、目的がどれだけ達成できているのか。客観的にまとめ、だれがみてもわかるように情報発信する責任があると考えています」。いわく、おすそわけ事業が生み出す社会的価値と成果を可視化し、ステークホルダー(利害関係者)への説明責任につなげる-。お坊さんというよりはビジネスマンと話をしている気分になるが…。「われわれ自身のためでもあって。お布施もそうですが、お坊さんのやっていることってよくわからないというイメージが強いでしょう?」と苦笑。活動を始めたころ「お坊さんもたまにはええことをするんやな」といわれたそうだ。なんとも世間の期待値は低かったのである。

 成果の一つが直接支援家庭の増加。前年度に比べて世帯数は5割も増えた。「テレビで活動をみて知った」「ネットで検索して見つけた」など、いかに必要とされているかがわかる。興味深いのは、経済面だけでなく精神的な支えにもなっていることだ。お寺からの援助で「守られている感じがする」「ひとりじゃないと思える」といった声が多かった。

 「単に物を送っているだけではないんです。私たちが考える貧困とは、経済的困窮と孤立(社会的孤独)が合わさったもの。孤立して困りごとが解決できない家庭も多いのです」と松島さん。調査によると、クラブの支援を受けることで社会との連帯感が7割以上向上したという。「不思議なのは、実際、お母さんたちと顔を合わせることはほとんどないということ」という松島さん。だからこそ話せる、寄り添えるということもあるのかもしれない。

 今後の課題は、少し頭打ちになってきた賛同寺院をさらに増やすこと、そして大きくなっていく活動を支える体制を構築することだ。「経営課題が出てきましたね」と笑う。

 新型コロナウイルスの影響で、広報戦略でもある講演活動ができなくなった。子供たちに文化体験と笑顔を、と実施してきた「おてらおやつ劇場」(人形芝居や紙芝居)はオンラインで公開中。新作「ぶんぷくちゃがま」のための「ぶんぷく勧進」に協力を呼び掛けている。「活動を始めた当初は思っていなかったんですが、私自身も仏様のおさがりで育てていただいたことに気づいて。44年かかりました。だからこそ、子供たちにお返しするのが自分の役目だと思う。ユニークな生き方をしたいとお坊さんになりましたが、そんなことはもうどうでもいい。遠回りをしてきましたが、その回り道も修行だったのだと思います」

【おてらおやつクラブの主な支援募集】

☆給食がなくなる夏休み支援のため「おそなえ」を届けてください

☆豪雨災害支援(物資)にご協力を

☆「ぶんぷく勧進」にご支援を

 (詳しくはホームページhttps://otera-oyatsu.club/)

【特定非営利活動法人おてらおやつクラブ】

 日本国内の子供の貧困問題の解決を目指し、寺の「おそなえ」を仏からの「おさがり」として経済的に困難を抱える家庭やその支援団体に「おすそわけ」(配布)する活動団体。平成25年に大阪市で起きた母子餓死事件をきっかけに代表理事の松島靖朗さんが発案、26年から活動を開始し、29年特定非営利活動法人に。30年度グッドデザイン賞大賞を受賞。

【プロフィル】まつしま・せいろう 昭和50年奈良県出身。奈良・安養寺第三十二代住職。特定非営利活動法人おてらおやつクラブ代表理事。早稲田大学商学部卒業後、NTTデータ、アイスタイルでインターネット関連事業、会社経営に従事。平成22年浄土宗総本山知恩院にて修行を終え僧侶となる。平成26年に「おてらおやつクラブ」活動を開始。







「今日食べさせるものがない」全国で聞こえるシングル母の悲鳴

現在社会で何が起こっているのか?
現実を知ることが大切です


この記事は、FRIDAYデジタルより引用しています 
2020/12/16(水) 13:02配信



12月11日、大阪市のマンションで母娘とみられる2人の亡骸が見つかった。死因は「餓死」。亡くなってから数ヶ月経っていたとみられるふたり。体重は30キロ。室内には食料がほとんどなかった。


女性の困窮が止まらない。現代の日本で餓死する親子がいるという現実。わたしたちはいったい、どんな地獄に暮らしてるのだろう。

どうか、命を落とす前に、自ら死を選ぶ前に、どこかに繋がってほしい。

生活史研究家・阿古真理氏が悲しみと怒りを込めて書いた。

◆飢える母娘…今は、いつの時代なのだ

テレビを観て、泣いてしまった。

12月5日放送のNHKスペシャル『コロナ危機 女性にいま何が』を観た。番組は新型コロナウイルスの経済への影響から苦境に陥った、年齢もライフスタイルも異なる5人の女性をルポしていた。

バブル崩壊、阪神淡路大震災、リーマンショック、東日本大震災、そしてコロナ。経済が危機に瀕するたび「崖っぷち」に追いやられるのは主に女性たち。この30年、同じことが繰り返されている。

貯金が底をついたという人、生活の足として欠かせない車の売却を検討する人もいた。シングルマザーが、シニアが、子どもたちが、コロナ禍で日々の暮らしを脅かされたのはなぜなのか。

◆これ以上、子どもには…

登場したひとり、4歳から17歳の4人の娘を抱える大阪の女性は、1年前に離婚し、今春の就職が決まっていたがコロナで内定を取り消された。ハローワークで22時から朝5時のスーパーの品出しをする仕事を見つけたが、アルバイトの掛け持ちで家計を助ける高校生の娘に「ママが体調を崩したら、元も子もない」と言われ断念。中学3年生の娘は「できるだけ早く働き家族を支えたい」と作文に書く。5歳の3女はクリスマスのプレゼントをサンタに望むが、買う余裕はない。「これ以上子どもに迷惑をかけたくない」と彼女は途方に暮れる。

番組は、NHKと独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)が行った全国男女6万8000人のアンケートから、5000人を詳細に分析した結果も報じた。コロナ禍で仕事に影響を受けた女性は26%あまり。男性の1.4倍にのぼる。

解雇や雇止めに遭った女性たちの33%が再就職できずにいる。アンケートで「精神的に追い詰められた」と回答した女性は26%に及ぶ。

今年10月に自殺した女性は、前年同月比で82.6%増加したと警察庁が発表した。

今はいつの時代なのだ。社会保障が、適切に機能していないのではないか。

◆非正規雇用の現実

34年前、女性が男性と対等に働ける道を開くはずだった男女雇用機会均等法が施行されたが、同じ年に労働者派遣法も施行。適用範囲を広げる改正が繰り返され、非正規で働く女性の割合は平成を通じて上昇し続けた。

総務省の労働力調査によると、非正規は1990(平成2)年に女性雇用者の38.1%、2017(平成29)年には、なんと55.5%に増加している。男性社員と同等どころか雇用の安定すら期待できない女性が多数派になってしまった。

非正規雇用の拡大は男性にも及んでいる。1990年には8.8%、2017年には21.9%と、男性雇用者の5人に1人が非正規になった。今、現役世代で「共働き」の女性は専業主婦の倍以上いるが、夫の収入だけでは生活が回らないこともその要因の一つだ。女性の苦境は、同時に男性の困難でもある。

夫婦共働きでも苦しい。ひとり親の家ならなおさらだ。厚生労働省「全国ひとり親世帯等調査」によると、シングルの親は2016年、141万9000世帯あり、86.8%を母子世帯が占めた。その37.6%が年収200万円未満で、45.1%が生活を「大変苦しい」と感じている。

◆未来を先食いしてきたツケ

企業は非正規雇用者を、安い労働力あるいは雇用の調整弁として雇う。確かに短期的にはそうした雇用は企業の負担を軽くする。しかし、人件費を出し惜しんだツケを企業と私たちまでも払わされているのだ。安易に使い捨てた人たちに経験を積ませていれば、会社に、社会に、大きな利益をもたらしたにちがいない。しかし、雑巾のように人を使い捨てにしてきた。その「ツケ」の一つが、コロナ禍の女性たちの苦境。平成を通じて、日本の経済界は「未来を先食い」し続けてきたのである。

ついこの間まで「ふつうに」暮らしていた人が、日々を生き延びることで精いっぱいで考える余裕すら失い、将来設計を立てるどころではなくなっている。使い捨てにされる人たちは、いったん職を失えばもう、食べる手段が見つからないかもしれない。絶望感が、人を死に追いやる。

子どもたちも苦労を強いられる。経済難が親の不仲やDVに結びつく。両親が離婚する、自殺する、心中させられるかもしれない。そこまで深刻でなくても、我慢をしなければならない場面が増える。将来を夢を描くどころではなく、進学もおぼつかなくなる。子どもの貧困率が7分の1にものぼる国は「潜在能力を伸ばせない若者」を量産している。

◆民間団体が必死に支援を

貧困率が高く、自殺者が増えている日本で、女性たちは今、あえいでいる。年末に向け、民間の支援団体には女性からのSOSが殺到しているという。

「今日、子どもに食べさせるものがない」「今夜、寝る場所がない」そんな切羽詰まった女性たちの悲鳴に、当面の支援に、今、民間団体が必死に対応している。が、長期的にみたとき、動くべきは「公」しかない。人を使い捨てにするのではなく、将来の大きな実りにつなげるために育てることが必要だ。

非正規雇用で目先の利便、利益を求める時代は終わりにしなければならない。国は、人を安定的に雇う企業に支援を、活力ある社会を作るために高等教育の無償化を、そして労働者派遣法の廃止を検討する時期が来ている。

なによりまず、今困窮している国民に早急な支援を。

もう一度いう。今はいつの時代なのだ。社会保障が適切に機能しているとは、とうてい思えない。

阿古真理:生活史研究家。ジェンダーや「食」を中心にした暮らしをテーマとする。著書に『母と娘はなぜ対立するのか』(筑摩書房)、『料理は女の義務ですか』『小林カツ代と栗原はるみ』(ともに新潮新書)、『ルポ「まる子世代」』(集英社新書)など。

取材・文:阿古真理

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