僕等はあの日の夢が船出していくのをただ見つめていた、悲しみの『Strangers In The Wind』

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『風のストレンジャー』は、エア・サプライのヒット曲をプロデュースしたハリー・マスリンのプロデュース作品をフィーチャーした、グループの6枚目のオリジナルスタジオアルバムです。

1978年初頭、創設メンバーであるベーシストのアラン・ロングミュアーが2年間の休止期間を経てバンドに復帰し、、ローラーズの最も成功したラインナップが再結成されました。このグループは、土曜日の朝のNBC番組である、独自のネットワークテレビシリーズであるベイシティローラーズ主演のクロフトスーパースターアワーに合わせて、ニューアルバムのリリースのタイミングを調整しました。

バンドは、1979年リリースの『エレベーター』で、別の新しいラインナップと名前の変更で再びグループをつくりました。


Released 1978
Recorded 1978
Producer Harry Maslin



Track listing
Side one
1. "Another Rainy Day in New York City"
(Eric Faulkner, Stuart Wood)


こちらの歌詞も素敵なので掲載いたします
洋楽和訳 Neverending Music
音時(オンタイム)様よりお借りいたしました

ラジオを聴いてごらん
早朝番組が
"きみは一人じゃないよ"って教えてくれる
ある雨の日のニューヨーク
ざあざあと どしゃ降りだ
まるで
早朝に出会った見知らぬ者どうし
2人にはもう何も話すことがない
口にできるのは..."じゃあ またね…"って



あの夜のことを想い出す
すべてがうまくいってると思ってた
僕には知るよしもなかったんだ
いまはもう きみの気持ちは
どこかに行ってしまった
だってきみに電話をしたときに
交換手さんが言ったのさ
"どなたもお出になりません..."



ある雨の日のニューヨーク
夜の街灯りはきっと
とても素敵に見えるだろう
僕はキャンドルを風にかざして
夢が船出していくのをただ見つめてた
どこにでもある風景さ
雨の日のニューヨーク...


つい昨日のように思えるよ
人生は僕にとって気楽なゲームだった
今日のニューヨークは雨
ざあざあと どしゃ降りだ


そして僕は一人ぼっちで
ラジオをつける
"太陽は顔を出さず くもり"だそうだ
きみの口にした言葉が
僕の頭のなかをぐるぐる回ってる
ああ きみを忘れなきゃと思うけど
僕にはそれができないんだ...


ある雨の日のニューヨーク
夜の街灯りはきっと
とても素敵に見えるだろう
僕はキャンドルを風にかざして
夢が船出していくのをただ見つめてた
どこにでもある風景さ
雨の日のニューヨーク...


何でもない普通の
雨の日のニューヨークの一日
それでも夜になると
街の灯りはきっときれいなはずさ…

日本語訳 by 音時

2. "All of the World Is Falling in Love"
(Faulkner, Wood)



3. "Where Will I Be Now"
(Chris East)



4. "Back on the Street"
(Faulkner, Wood)



5. "Strangers in the Wind"
(Faulkner, Wood)


とても良い歌詞なので掲載いたします
歌詞をameba blog せまる様
https://ameblo.jp/semarusan/theme-10021814161.html
よりお借りいたしました

「風のストレンジャー」

スーツケースいっぱいに夢を込めて
街の生活に向かって旅立つ僕
ほど遠い願いを果たせなかった
そんな過去を思い出そうとしても
彼女の言葉は思い出せない
でも僕の答えはいつも一緒だった
そしてそんな彼女を
僕は前にも見ていた
でも今度だけは何もかも違って見えたのさ

一度だって僕のものじゃなかった
友達にさよなら
まだ僕をおぼえてるかい?
自分を大切にしろよ
捨てばちにならないで

夢も約束も破れてしまった君は
果たして僕のことを知っているのかな?
僕らも今は大人になったけど
君はちっとも変わらないね

本当に必要な人のために祈るんだ
土曜日にはたくさんの連中が帰ってくるから
気にかけるんじゃないよ
いうことは山ほどあるけれど
決して変わらないものもあるさ

たくさんの顔が僕のそばをとおり過ぎていく
僕の役割ももう終わったよ
金がものをいうと人はいう
僕はただ混乱しながらも
君に向かって笑うだけ
古いアパートだったところを
彼らは極彩色の空に浮かぶ
ジグソーに変えたっけ
子供たちの遊び場にね
でも子供たちはもういないよ
ドアにナンバーのついた
素敵な部屋があるのに

彼女の瞳の中には僕の安らぎがあるのさ
オープンなハートの中に
隠れることもできるんだよ
変化を悔やんでもしょうがないよ
人生は日々新しくなっていくのさ

彼女は待っててくれるかな?
全てが終わった後も
彼女はまだ自由にしてるかな
それともチャンスを失ってしまうのかな?
愛を得るのは難しいよ
夢が夜の闇を吹き荒れる中で

彼女の手には一冊の本が開かれていて
彼女は合図してそれからページをめくった
彼女は微笑みの中に
物語の終わりを知ってたのさ
でも僕の眼に写る彼女は見てるのさ
僕らは風の中の見知らぬ同士

「Strangers In The Wind」

(訳:武内邦愛)

Side two
1. "Love Brought Me Such a Magical Thing"
(Barry Kirsch, Charlie Spencer)



2. "If You Were My Woman"
(Faulkner, Wood)
演奏は、0:24~2:00の間です



3. "Every Tear I Cry"
(Iain Sutherland)



4. "Shoorah Shoorah for Hollywood"
(Faulkner, Wood)



5. "When I Say I Love You (The Pie)"
(Iain Sutherland)




■ Personnel
【Group members】
Eric Faulkner
Lead guitars, acoustic guitars, vocoder, Roland synth-guitar, harmony vocals
lead vocal on "Back on the Street"
Date of birth 10.21.1955

Alan Longmuir
Rhythm & acoustic guitars, synthesizer, harmony vocals
Date of birth 6.20.1949

Derek Longmuir
Drums, vocals
Date of birth 3.19.1951

Les McKeown
Lead vocals, harmonies
Date of birth 11.12.1955

Stuart "Woody" Wood
Bass, saxophone, harmony vocals
lead vocal on "Magical Thing"
Date of birth 2.25.1957

生年月日表記 MM/DD/YYYY
メンバーの生年月日につきましては、参考資料によって違うようですm(__)m

【Other personnel】
Harry Maslin – producer
David Richards – engineer
Martin Pearson – assistant engineer
Barry Fasman – strings and brass arrangements
Richard Belis – vocal arrangements
Nicky Hopkins – keyboards
Neal Preston – photography
Bob Iwanicki – sleeve illustrator

Recorded at Mountain Studios, Montreux, Switzerland

このアルバムは、イギリスでの人気に陰りがみられ、アメリカを意識した音作りが行われている作品です。美しいストリングスで始まる 「雨のニューヨーク」 は日本でも人気がありました。

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1曲目の楽曲である「雨のニューヨーク」は、悲哀に満ちている
エリックとウッディがレスリーのことをたとえているようで
美しいけれど、悲しくて涙なしでは聴けない曲だ

大好きなのに、抱きしめたいのに、彼は背を向けて行ってしまう
いつも一緒だったのに・・・
そんな悲しい風景だ

一番悲しかったのは私達ファンではなくて、彼等だったんだろう
今はそう思える

築き上げてきたものが全て壊れていく悔しさを感じたのは、彼等だったと思う
B.C.R.の活動はここで終わってしまった



あなた達の奏でる音楽を聴いていた11歳の少女は
その後も多くの音楽を楽しんできた
そして、45年後の彼女は今もあなた達の音楽を愛している

本当にキラキラと輝く人達だった
ありがとう、Bay City Rollers


ご視聴ありがとうございました
資料は、Wikipediaから引用しています

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