Peter Cetera - One Good Woman|80年代

ピーター・セテラの「One Good Woman(ワン・グッド・ウーマン)」で、
アルバムは88年『One More Story(ワン・モア・ストーリー)』ですね。

 

1985年にシカゴを離れたあと、ソロ通算では3作目のアルバム。

曲はピーター・セテラと、マドンナやピンク・フロイドと関係が深い

パトリック・レナードとの共作で、プロデュースもこの二人。

 

パトリック・レナードは、この前にピンク・フロイドの87年『A Momentary Lapse of Reason(鬱)』に参加していて、後にロジャー・ウォーターズの

92年『Amused to Death(死滅遊戯)』でプロデューサーも務めた、
プログレ好きなコンポーザー。

 

でも、アメリカン・ロックの側では、

POPもアダルト・コンテンポラリーもできるようで、全方位。

ピーター・セテラとパトリック・レナードには共通項があって、

二人とも80年代の映画サウンドトラックで活躍していた。

 

ピーター・セテラと云えば、やはり、あのハイトーン・ヴォイス。
ロックの声なのに、荒々しさより、どこか都会的で、甘く、少し寂しい。

 

ここらへんが、UKロックファンの耳には、シカゴよりPOPに寄った、

まさに80年代サウンド。


久々にネットラジオでこの曲がかかって、昔々のカフェバーのBGMを思い出した。20代ね(笑)

 

【リリース情報】
曲名:One Good Woman
アルバム:One More Story
リリース年:1988年
位置づけ:シカゴ脱退後2作目、ソロ通算3作目のスタジオ・アルバム。

シングルは米Billboard Hot 100で最高4位、

Adult Contemporaryチャートで1位(4週連続)。

ピーター・セテラ アルバム「ひとりの良き女性」

曲名をそのまま訳せば「ひとりの良き女性」。

今の感覚で見ると、少し古風な題名にも思える。

 

でも、相手を採点して「良い女性」と呼んでいる歌ではない。
その人の愛や理解によって、自分の中の良い部分まで引き出してもらえる。
そんな相手への感謝を歌っている。

 

この曲には、映画にまつわる面白い話。

もともとは、トム・ハンクス主演の映画『ビッグ(Big)』のために

書かれた曲だったが、映画本編には採用されなかった。


ピーター・セテラ自身は、歌詞の内容も映画のストーリーに合っていると

考えていただけに、ショックを受けたらしい。

 

ところが、映画に使われなかったその曲が、シングルとして世に出ると
全米4位、ACチャート1位の大ヒット。

 

映画の企画でも、仕事でも、出口を失ったまま消えていくものもあるのですね。
私達は、結果のみを聴く。

 

でも、この曲にはレコードという別の出口があった。

選ばれなかった場所から、

別の道が開けることもある、と信じたい(笑)

 

この曲も、澄んだシンセサイザーに、タイトなリズム、

ダン・ハフの抑制されたギターのカッティング。

 

ハードロック中心の耳で聴けば、少々甘すぎる。

いま聴き直すと、その甘さを成立させている歌の上手さで、

ピーター・セテラだと判る。天性の才能。

 

ピーター・セテラの声は甘い。でも、弱くはない!!

AORでもバラードでも、最後は歌い手の覚悟で決まる…と思う。

 

私はこう聴きました。
皆さまは、この曲をどう聴きましたか。

 

と云うことでおまけも同アルバムからで

 

Peter Cetera - One More Story

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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