天皇杯名物のジャイキリ、手ごわいゾ、ヴェルスパ!
目指すは元旦国立、天皇杯!
今年の天皇杯は5月に始まり、今年も数多くの天皇杯名物!?ジャイアントキリングが発生しています。
今日の試合は4回戦、アウェイの昭和電工ドームに乗り込んで、ヴェルスパ大分と対する一戦。
なにせ、1回戦でレノファ山口、2回戦でモンテディオ山形を撃破している、とーっても怖いチーム。
スタメンを見てみますと...
先発メンバー
GK 21 杉本大地
DF 22 中川創
DF 35 鈴木海音
MF 2 今野泰幸
MF 8 大森晃太郎
MF 13 藤川虎太朗
MF 28 鹿沼直生
MF 30 清田奈央弥
MF 9 小川航基
MF 19 三木直土
MF 29 ファビアンゴンザレス
J2リーグの真っただ中ということもあり、ターンオーバー、リーグ戦で出番の少ない選手たちが中心です。
こういうところで活躍して、アピールしてほしいですね!
本気で怖いぞ、ヴェルスパ大分!!
さてさて試合ですが、ジュビロが攻めてヴェルスパが守り、時々のカウンターになるのかな...なんて予想していた私。
ところがどっこい、さにあらず!
攻めるはホームの大分、開始早々いきなり、大分の利根瑠偉のシュートはクロスバー直撃!
ご挨拶代わりの一発は、ジュビロの度肝を抜くものでした。
そこからもヴェルスパ大分がジュビロ磐田陣内に積極的に攻め込み、積極的にシュートを打っていく展開。
これ、怖いですよ~。レノファ山口もモンテディオ山形も、この迫力に押し切られてしまったのかな、なんて感じてしまいました。
なんとか大分の攻撃を耐え抜いて、0-0で折り返した前半。
↑これ、決して大げさな表現じゃないですよ、ハイ。
後半に入っても、チャンスを多く作るのはヴェルスパ大分。
こりゃ、一筋縄では勝てなさそう...
良いチームですよ、ヴェルスパ大分。全く臆することなく、全力でぶつかってくる姿は、見習わなくては!
後半の中盤くらいから、両チームの選手にかなり疲労の色が...
で、結局、0-0で後半も終了、勝負は延長戦に突入。
世間的には盛り上がるんでしょうね、こういう展開。
世間的にはジャイアントキリングを期待するんでしょうね、こういう展開のときって。
さてさて延長戦に入っても、ヴェルスパ大分の攻撃力が衰えません。
少しずつ疲れが見えて、パスのキレというか精度が落ちているのは感じましたけど、攻め込む姿勢は弱まる気配がありません。
ジュビロもちょっとずつチャンスをつかみ始めて、ようやくの延長前半11分。
途中出場の、ジュビロ磐田U-18所属の藤原健介がペナルティーエリア内の右から、中央やや左のファビアンゴンザレスへ。これをファビアン ゴンザレスが押し込んで、ようやくの先制!
このまま延長前半終了。しかしまだまだ、安心できない...
延長後半、かなり疲れの色が出てきたヴェルスパ大分。
ここまできてようやく、トントンというか五分五分くらいの戦い。
なんとか、かろうじて逃げ切って...
ヴェルスパ大分 0–1 ジュビロ磐田
(Goal:ファビアン ゴンザレス)
いやぁ、しかし良いチームでしたよ、ヴェルスパ大分。強かったですよ。先制点が大分に入っていたら、どうなっていたかわからなかったですよ。
さて、これで天皇杯ベスト8に進出。ここでまた、抽選となるので対戦相手はわかりませんが、目指すは、元旦国立、天皇杯!