既にグループステージ敗退が決まっているルヴァンカップですが、最終節は逆転で勝利!
リーグ戦の出場機会に恵まれていない選手には、良いアピールの場となったと思います。
選手のアピールの場
今日はYBCルヴァンカップの第6節、最終節ですね。既にグループステージ敗退が確定してしまっているジュビロ磐田ではありますが、リーグ戦の出場機会に恵まれていない選手からすると、貴重な実践の場ですし、そして今季数少ない、J1チームとガチで対戦できる貴重な試合。
最終節はアウェイ、札幌ドームに乗り込んで、コンサドーレ札幌と対する一戦。
スタメンを見てみますと...
先発メンバー
GK 81 梶川裕嗣
DF 5 小川大貴
DF 28 鹿沼直生
DF 22 中川創
DF 39 高野遼
MF 34 針谷岳晃
MF 50 遠藤保仁
MF 13 藤川虎太朗
MF 8 大森晃太郎
MF 31 古川陽介
FW 29 ファビアンゴンザレス
直近の公式戦が一週間前のリーグ戦ということもあり、そこそこ勝ちを狙ったメンバー、そんなイレブンですね。
終わりよければ、ではないですが、最終節は勝利で気持ち良く今年のルヴァンカップを締めくくりたいところです。
いきなりの被弾も最後は逆転
試合は開始早々、いきなり動きます。
前半2分のコンサドーレ札幌の攻撃。
札幌の金子拓郎が縦にスルーパスを出すと、反応した浅野が右サイド深くから右足でクロス。ペナルティエリア中央でキムゴンヒが触ったボールが流れると、ルーカスフェルナンデスがダイレクトでシュート。これがゴール右決まって札幌が先制。
アッという間にゲームプランを崩された、そんな感じですね。
隙を見逃さずにシュートを打って、きちんと決める、そんな札幌の攻撃、お見事でした。
結局そのまま、前半は終了。
後半開始から交代カードを切るのは、アウェイのジュビロ。高野に代えて吉長真優くんを投入。
後半14分にもラッソに代えて後藤くん、遠藤に代えて山本コースケと、選手交代で流れを変えようとしていくジュビロ。
その効果が表れたのか、後半16分のジュビロ磐田の攻撃。
右サイドの相手陣中央から大森がクロスを上げると、藤川が胸で収めてシュート。中央で混戦となる。最後は後藤くんが落としたボールに反応した山本康裕がゴールに流し込んで同点に!
こういうゴールに向かう姿勢がここ何試合か、公式戦で出てきていますよね。
同点になり、ちょっと試合が忙しくなりましたが、そんなこんなの後半28分。田中駿がペナルティエリア手前から縦パスを差し込むと、ペナルティエリア内で受けた深井をジュビロDFが倒してしまい、PKに...
蹴るのは深井一希で、右足で冷静にゴール左決めて、札幌が勝ち越し。まぁ、PKばかりは致し方なしです。
でも慌てませんでした、我らがジュビロ。
後半36分のジュビロの攻撃。右サイドの相手陣中央の藤川コタローがペナルティエリア右へスルーパス。反応した古川くんがマイナス方向へ折り返す。ゴール前に走り込んだ中川創がヒールで巧みに流し込んで、再びの同点に。
こういう、流れの中からのゴール、大きいですね。
こうなると、両チーム勝ち越すべく前がかりになりますので、互いにゴール前を往復する、さらに忙しい展開に。
そんなこんなの後半40分のジュビロ磐田の攻撃。山本コースケが右からの横パスを受けると、左前方へ展開。ペナルティエリア左で受けた古川陽介がドリブルで中央へ切れ込み、右足でシュート。ボールはゴール右に突き刺さり、ついに逆転!!!
いーですねー、この積極的にシュートを打つ姿勢。
で、残り時間、うまく使い切って...
コンサドーレ札幌 2-3 ジュビロ磐田
(Goal:山本康裕, 中川創, 古川陽介)
ルヴァン最終節、勝利です!
2度、勝ち越されながらも最終的には勝利で追われたこと、今後のチームに勢いを与えてくれるものだと感じます。
この勝利はリーグ戦にも良い影響を与えること、間違いないでしょう、期待しています!!!