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試合レポート/2018年J1第2節_浦和レッズ 1 – 2 サンフレッチェ広島

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浦和レッズ

フォーメーション

ーーーーーー興梠ーーーーーー
ー武藤ーーーーーーマルティノス
ーーーー長澤ーー青木ーーーー
ーーーーーー阿部ーーーーーー
宇賀神ー槙野ーマウリシオー遠藤
ーーーーーー西川ーーーーーー

メンバーリスト

GK 1 西川 周作
DF 6 遠藤 航
DF 2 マウリシオ
DF 5 槙野 智章
DF 3 宇賀神 友弥
MF 22 阿部 勇樹
MF 15 長澤 和輝 83'
MF 16 青木 拓矢
FW 11 マルティノス 74'
FW 30 興梠 慎三
FW 9 武藤 雄樹 79'
控え
GK 28 福島 春樹
DF 26 荻原 拓也
DF 31 岩波 拓也
MF 38 菊池 大介
MF 7 武富 孝介 79'
FW 20 李 忠成 83'
FW 21 ズラタン 74'
監督
堀 孝史

サンフレッチェ広島

フォーメーション

ーパトリックーティーラシンー
ーー柏ーーーーーーーー川辺ー
ーーーー青山ーー稲垣ーーーー
佐々木ー水本ーー野上ーー和田
ーーーーーー林ーーーーーーー

メンバーリスト

GK 1 林 卓人
DF 33 和田 拓也
DF 2 野上 結貴
DF 4 水本 裕貴
DF 19 佐々木 翔
MF 36 川辺 駿 88'
MF 6 青山 敏弘 71'
MF 15 稲垣 祥
MF 18 柏 好文
FW 39 パトリック
FW 31 ティーラシン 56'
控え
GK 34 中林 洋次
DF 28 丹羽 大輝
MF 23 吉野 恭平 71'
MF 27 馬渡 和彰
MF 30 柴﨑 晃誠 56'
FW 20 渡 大生
FW 9 工藤 壮人 88'
監督
城福 浩

単調すぎる浦和。ウィークポイント「アンカー脇」を広島が攻略

浦和は、コンディション不良の柏木をメンバー外にして
阿部をアンカーに、青木と長澤をインサイドハーフに置く布陣。

ビルドアップとチャンスメイクの両方をこなす柏木が不在。
広島は特別に強くプレッシャーをかけてきたり
奪いに来たりすることは無かったので
ビルドアップ面では影響ない。
が、結局は最後のマルティネス依存度合いがより高くなる。

青木を一列上げていたから
青木のヘディングゴールが生まれたという見方は
少しポジティブ過ぎるかなーと思いますが、
決して狙い通りの経過ではなかったものの
マルティノスの突破からの二次攻撃で先制します。

ただ、やはり全体的には上手くいっていない。
サイドに大きく張るマルティノスの内側を遠藤が使う形や
武藤が絞って中央での決定機関与を狙いながら
同時に宇賀神を高い位置に引き出す部分など、
開幕戦の反省を生かす意識は多少見えましたが、
それでもワンパターンで単調な攻撃が続きます。

広島は4-4-2。
2トップがパトリック+ティーラシンという
ディフェンス面での貢献が薄そうな外国人コンビであること、
そして右サイドハーフにボランチ適性が高い川辺を置くこともあり
4-4-2の「4-4」ゾーンで作るブロックはわりとしっかり構える。

そもそもゾーンを崩しに掛かろうとしない浦和の攻撃だったので、
マルティノスと対峙する左SB佐々木を
多少カバーしてあげるだけで十分に守りきれる。

浦和は、それに加えて、守備でもいまいち。
4-1-4-1の悪いところが出てしまう。

興梠・マルティノス・武藤のラインが
簡単に超えられてしまうのが気になりました。
その上プレスバックも弱い。
青木と長澤がカバーするエリアが広くなってしまうと
均等配置4-4-2システムの広島だからこそ
どのポジションでも余裕を持てる。

生まれる悪循環の中で、
勝敗に直結するウイークポイントになったのは
アンカー阿部の脇でした。

序盤こそマウリシオや槙野が猛チャージしてカバーしますが
後半、広島が明らかにそこを狙い始める。
阿部の脇をスプリントする川辺が
広島スローインを受けると
そのままの勢いでスピードを落とさず
ペナルティエリア内にドリブルで侵入する形で
同点弾が生まれました。

柴崎を入れて4-2-3-1系布陣で中盤を厚くしたのも、
浦和のアンカー周辺攻略がポイントだったのでしょう。

終盤、広島が2-1でリードする時間。
右のマルティノスをズラタンに、
左の武藤を武富に、
そしてインサイドハーフの長澤を李に、
浦和は選手を交代しますが、
ここからは、可能性を感じました。

アンカー阿部がはっきりとDFラインまで落ちる。
センターバックのマウリシオと槙野が開いて、
両サイドバックを高い位置に押し上げる。
そして、前線メンバーを
ボックスストライカータイプにチェンジしているので、
サイドにスペースが出来ていて、サイドバックが単騎で上がれる。

ここからクロスを単純に上げるのかと思いきや
そうではないのが、とても、浦和らしい。

サイドに2枚置く4-4-2の広島でしたが
リードしている試合展開、
疲労を隠せない終盤、
そしてボックス内の圧力を強められていることもあって
元々センター適正の高い和田・佐々木の両サイドバックが
センターのカバーに回らざるを得ない。
浦和サイドバックに時間と空間で余裕を与えてしまうと、
そこを起点にバイタル脇を攻略され、決定機を多く作られてしまう。

が、結局、なんとか広島が凌ぎきって2-1で逃げ切りました。

浦和はマルティノス経由攻撃に拘り過ぎている。
元々はスプリントに特徴がある選手です。
静止した一対一のシチュエーションは何度も作れましたが
残念ながら勝率は高く無い。
これが、2戦、続いてしまいました。

上手くいったときのMAX値は高いと思うのですが
それを表現するまで、サポーターも含めて辛抱できるか。
ただ、辿りつく為の方法論が余りにも見えてこなさ過ぎて、不安になる。

そして、その辛抱する期間という代償を払って得られるものと
今年浦和が目標にしているラインとは
結構大きい乖離があるような気がしてもいます。

一方の広島は、攻めの形がなかなか見えず。
そういう意味でも、開幕戦のFC東京×浦和に、似たゲームとなりました。

浦和の攻めが単調だったとはいえ、
今年はDFラインに並びそうな選手の
能力(特に守備力)が結構高いことも相まって
4-4-2や4-2-3-1系を成熟させていけば
ある意味で城福監督らしくない結構固いチームが出来そうです。
立て直しのベースが少しづつ出来上がっているように思います。

間違っていたらすみませんが
城副監督は、試合直後のピッチでのインタビューで、
ボールを支配できるという確信があったので
システムとメンバーを変えました、
というコメントを残しています。
結果を手繰り寄せたことに対する満足と自信とが混ざり合う
強い表情が印象的でした。



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試合レポート/アルガルベカップ2018グループリーグ第2節 日本 2-1 アイスランド

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日本
ーーーー菅澤ーー岩渕ーーーー
ー横山ーーーーーーーー増矢ー
ーーーー猶本ーー隅田ーーーー
宇津木ー高木ーー熊谷ーー清水
ーーーーーー山下ーーーーーー

土曜の夜、テレビのチャンネルを適当に変えたら、
なでしこジャパンが試合をしていました。
なので、開始何分かは見逃しました。

アルガルベカップの第2戦、アイスランドとの闘い。

第1戦、オランダ相手に2-6と大敗したことは知っていた。
内容や結果に厳しい声が多いことも、知っていた。

久しぶりに見るなでしこジャパン。
長谷川唯がすげー頑張ってる試合を見たのが最後の記憶ですが、
あれはいつだっただろうか。
確かに、一時期ほどの「強さ」は無いなというのが正直な感想でしたが、
それでもボールを回して主導権を握り、チャンスを伺う。

アイスランドは4-3-3の3ライン系の布陣。
中央を閉めていたい度合いが強いようで、横幅は相当コンパクト。
でしたが、縦のコンパクトさが弱く、間延びしていました。

4-4-2ワイドボックス系布陣のなでしこジャパンは、
ボランチポジションを安易に下げないことを
相当意識しているように見えました。
DFラインから、中央で踏ん張るボランチを経由して、
サイドバックのオーバーラップを促してから、パスを渡す。

横には狭かったのですが、縦には多少の余裕がありました。
アイスランドは、ゾーンの間にポジションをとる日本選手に対して
体格差アドバンテージを生かして積極的にチャージして
安易に振り向かせたりはしないものの
ボールがセンターサークル付近に位置するボランチを経由することを、防げない。

そして、アイスランドの4-3-3の「3-3」のところ。
3人でピッチの横幅全てを守るのは、相当に難しい。
一度中央を経由してからサイドバックで起点を作るプレーに、対応できない。

その中で特に輝いたのは、右サイドバックの清水梨沙。
斜めに入れるくさびのショートパスで
攻撃のスイッチを入れる役割を担いました。
15分の先制点も、清水のアウトサイドに逸れる軌道のロビングパスが
DF裏に抜け出す菅原に通っての形でした。

熊谷や宇津木という「経験者組」は
ミスの少なさで群を抜いており
さらにアイスランド相手に球際で負けておらず
MVPクラスの活躍でしたが
清水もそれに劣らないインパクトを残しました。
個人的には初見の選手だったので、とても驚きました。

この日は大雨&暴風で、ピッチコンディションが相当悪かったです。
多少マシだった序盤は、くさびをスルーやフリックを多用して
密集エリアでのフリーを作ってからシュートに持ち込む狙いが見えましたが、
天候荒れが酷くなってからはリードしている展開も影響したでしょうが
狭く守ろうとする4-3-3ゾーンの外側で
サイドバックを起点にしてアイスランドのサイド裏やバイタル脇でチャレンジする、
結果的に最もノーリスクでハイリターンなプレーチョイスが続く。

コーナーキックからアイスランドに同点弾を許しますが
日本は同じくコーナーキックから終了間際に得点。
2-1でゲームを終えました。

正直なところ、アイスランドのレベルは決して高くないように見えました。
球際で競り負けるシーンは多かったのですが、それはある意味仕方がない。
ゲーム展開も、プレーチョイスも、常に先手を取れていました。
内容からすると妥当な結果だと思います。

より早い展開でプレッシャーがかかるような高いレベルの相手に
どれだけできるか(まぁ、それがオランダ戦だったんだと思うんですが)と、
様々なタイプのメンバーを揃えている前線の組み合わせに、注目したいです。



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