もう凄すぎ! 2度リードされる展開も追いついて、最後の最後にリカルドグラッサのゴールで勝利♪ 泣いちゃいそうな劇的勝利でした。
首の皮一枚で2位
明治安田生命J2リーグは、今節で第34節。残りの試合数が少なくなってきますと、順位も勝ち点も気になってくる頃ですね。
我らがジュビロ磐田は第33節終了時点で16勝10分7敗の勝ち点58。順位は自動昇格圏内の2位ではありますが、3位の清水エスパルスとの勝点差は僅かに1、そして、4位の東京ヴェルディとも2と、首の皮一枚でつながった2位、そんな感じ。
さてさて、今節はホーム、ヤマハスタジアム(磐田)に大宮アルディージャを迎え撃つ一戦。
スタメンを見てみますと...
先発メンバー
GK 21 三浦龍輝
DF 17 鈴木雄斗
DF 6 伊藤槙人
DF 36 リカルドグラッサ
DF 4 松原后
MF 23 山本康裕
MF 28 鹿沼直生
MF 14 松本昌也
MF 40 金子翔太
MF 33 ドゥドゥ
FW 18 ジャーメイン良
前節からのスタメン変更は1人。上原が外れて、山本コースケが入る布陣。
後半ATの劇的勝利弾
入りは悪くなかったと思うのですが、その油断でしょうか? 前半18分の大宮の右コーナーキック。
蹴るのは高柳がクロスを送ると、ニアサイドで相手にクリアされた後、ボールはペナルティエリア内へ。新里と黒川が頭でつなぐと、ゴール前の室井彗佑が右足でゴール右に決め、大宮が先制。
うーん、なんか振り回されてしまった感、ありましたね。
でも、まだまだ時間がありますし、慌てることはありません。
前半25分にはジュビロ磐田の右コーナー効く。蹴るのは松原で、インスイングのクロス。ニアサイドでフリーになった伊藤槙が頭で合わせると、ゴール左に決まって、同点に!奇麗なセットプレーでしたね、教科書どおりって感じのプレーでした。
で、1-1で前半終了。
後半開始から交代カードを切るのはホームのジュビロで、山本康裕に替えて古川陽介くんを投入。
後半も入りは悪くなかったのですが...後半18分の大宮アルディージャの攻撃。
中野誠也が高柳のスルーパスに反応して抜け出すとDFに競り勝ち、ペナルティエリア左から中央にパス。シュヴィルツォクがこのパスを受けると、冷静にゴール右下に決めて、大宮が勝ち越し。
うーん、中野に通ってしまった時点でアウトだったのかなー。
でも、試合の流れ自体は悪くありません。ここから始まる、磐田の反撃!
後半32分のジュビロの攻撃。古川くんが左サイドの相手陣中央から内側に切れ込み、ペナルティエリア内にパスを送ると、藤川虎太郎が受ける。藤川が大宮DFをかわして左足を振り抜くと、2人の相手の股を抜いてゴール右下に決まって、再びの同点に。
スペースがあまり無い中、動いてスペースをつくってシュート、見事に決め切ったコタロー、2試合連続弾です。
こうなると流れはジュビロ。でも、なかなかゴールネットを揺らすまでに至りません。
時間は過ぎて行き、気付けば後半もアディショナルタイム。
このまま同点で終了なのか、そんな空気も漂っている後半50分のジュビロの右コーナーキック。
ドゥドゥがクロスを送るとジャーメインがゴール前で競り、こぼれ球に反応したのは、リカルドグラッサ。左足でゴールに蹴り込み、逆転に成功!!!
いやー、もー、凄すぎ! 劇的過ぎます。競り勝ったジャメも凄いし、しっかりと枠内にシュートを決めたリカも凄い!
で、直後に試合終了。
ジュビロ磐田 3-2 大宮アルディージャ
(Goal:伊藤槇人, 藤川虎太郎, リカルドグラッサ)
この勝ち点3は大きいですよ、メチャクチャ大きいですよ。
ここから最後まで連勝、目指すは2位じゃなくて1位、「王者」に輝いてのJ1昇格ですよね!