勝ち点3が遠いね...
明治安田生命J1リーグは今節で第29節。
全34節と考えると、今日の試合を入れて残すところ僅か。もうホントに後がない状況!
今年のJ1リーグ、下位は混とんとしていますが、少しずつ残留争いから抜け出しつつあるチームも出てきて、Xデーの足音が聞こえてきました...
今節はアウェイ、札幌ドームに乗り込んで、コンサドーレ札幌と対する一戦。
スタメンを見てみますと...
先発メンバー
GK 21 三浦龍輝
DF 2 山本義道
DF 3 大井健太郎
DF 6 伊藤槙人
MF 7 上原力也
MF 14 松本昌也
MF 17 鈴木雄斗
MF 23 山本康裕
MF 50 遠藤保仁
FW 9 杉本健勇
FW 40 金子翔太
前節からのスタメン変更は2人。ジャーメインと大森が外れて、山本康と金子が入る布陣。
完敗です、前半で決した感じ...
試合は序盤から、いきなり動きます。
前半10分にジュビロ陣内、ペナルティエリアのやや後ろ、右からのフリーキック。
蹴るのは福森で、左足で直接ゴールを狙うと、カーブの掛かったシュートはゴール右上の隅に吸い込まれて、札幌が先制...
いやぁ、悔しいけど、綺麗なフリーキックでした。
さらに残半21分の札幌の攻撃。
田中駿が右サイドの敵陣中央からペナルティエリア手前の中央へパスを送ると、興梠がペナルティエリア右へパス。抜け出した金子がペナルティエリア中央へマイナスのパスを出すと、走り込んだガブリエルシャビエルで、右足で合わせるとゴールの中へ...札幌の追加点。
見事に崩されてしまいました...
さらに前半33分に札幌の田中駿のシュートがゴールに突き刺さり3点目...というシーンがあったのですが、VARでハンドの判定となり、取り消し。
なんとも言えない、どちらにも見える感じで、非常に微妙なシーンでした。
結局、前半は札幌が2点リードで終了。
ハーフタイムで2枚の交代カードを切る、ジュビロ磐田。
山本康に代えて大津、山本義に代えてリカルドグラッサを投入。
もうこうなったら積極的にいくしかないですものね。
しかしここで、厳しい状況になることに...
後半20分、リカルドグラッサがLフェルナンデスに対して足裏を見せる形でスライディングタックルをしてしまい、レッドカードで退場...
数的不利になり、さらに厳しくなったジュビロ。
なかなか人もボールも動けません。かなり疲労が見られるプレーが多くみられました。
そんなこんなの、後半45分の札幌の攻撃。
高嶺がペナルティエリア左へパスを送ると、反応したスパチョークは縦にスルーパス。受けた高嶺が角度のないところから左足でボールを蹴ると、これがジュビロのDFに当たってコースが変わり、ボールはゴールの中へ...札幌の3点目。
かなり疲れてましたね、ジュビロの選手。追いついていませんでした。
さらにさらに後半アディショナルタイムの、後半51分。
金子が右サイドの敵陣中央からペナルティエリア右へスルーパスを送ると、小柏が受ける。小柏は少し右へ持ち出すと、右足でシュート。これがネットを揺らして、札幌の4点目。
これも綺麗に崩されてしまいました。まぁ、かなりジュビロの意識が前にいっているところでしたので、ある程度のリスクは仕方がないのですが。
で、結局...
コンサドーレ札幌 4-0 ジュビロ磐田
完敗です。しかしそれにしても、この敗戦は痛いです。
なんかもう、前半で勝負が決していた感すらありました。そのくらい、勢いの差を感じてしまいました。
ここで勝っていたら、上位との差を縮めるだけでなく、札幌を思いっきり残留争いの中に引きずり込むことができたのですが、差が開いてしまいました。
さーて、いよいよ残すところ6試合。なんとかしないと!!!!!!