なかなかトンネル抜けられず...
2022年の明治安田生命J1リーグも、今節で第28節。全34節であることを考えると、そろそろ最終コーナーにさしかかるくらいのところ。
とは言え、下位低迷のジュビロ、なかなかトンネルを抜けられない、低空飛行から抜け出せない、なんともストレスの貯まる戦いが続いていますね...。
監督交代で少しは刺激になったかと思いますが、劇的変化とまではいかず、そろそろ何かしらの見た目で分かる、変化がほしいところです。
今節はホーム、静岡スタジアム・エコパに柏レイソルを迎え撃つ一戦。
余談ですけど、今節がフライデーナイトJリーグでなくて良かったですよ。昨日でしたら、静岡県西部は大雨で、試合中止も考えないといけなかったかもしれないくらいでしたから。
2022年9月2日 ジュビロ磐田 公式Twitter
↑こちらの動画、凄いですよ!
スタメンを見てみますと...
先発メンバー
K 21 三浦龍輝
DF 2 山本義道
DF 3 大井健太郎
DF 6 伊藤槙人
MF 7 上原力也
MF 14 松本昌也
MF 17 鈴木雄斗
MF 50 遠藤保仁
FW 8 大森晃太郎
FW 9 杉本健勇
FW 18 ジャーメイン良
前節からのスタメン変更は4人。小川、山本康、金子、大津が外れて、大井、ジャーメイン、大森、杉本が入る布陣。
杉本健勇、久しぶりの先発ですね。
よく追いついた!!でも勝てなかった
試合はどちらかというと柏ペースかなー、くらいの感じで進んでいく展開。
悪くなかったですよ、磐田の入りも。
でも決定的なシーンという意味で言うと、やっぱり柏の方が精度が高いです。
なんかジュビロは粗いんですよね、だから決定機に至らないし、その前に相手にボールを取られてしまうのです。
そんなこんなの前半23分、柏の攻撃。
大南がMサヴィオとのワンツーで右サイドを突破、ペナルティエリア右からクロス。このボールに反応したドウグラスがペナルティエリア中央に走り込んで、なんと!かかとで合わせてシュート。これが見事に決まって、柏レイソルが先制。
ちょっとパスが合ってないなと思ったら、シュートを打っていたんですよね。なんですか、このかかとで合わせるって!?ドウグラス、お見事でした。
このまま前半、柏が1点リードで終わるのかな、そう思いかけた前半のアディショナルタイム、47分に柏の攻撃。
ドッジが敵陣中央でクリアボールを拾い、右サイドの大南へパス。大南は右サイドの敵陣中央から右足で高い弾道のクロスを供給。武藤が巧みな動き出しでフリーになると、ヘディングシュート。弧を描いたシュートは、GK三浦の手の先を超えてゴールの中へ...柏レイソルの追加点。
ドンピシャのクロス、ドンピシャのシュートでした。
で、前半は柏レイソルが2点リードで終了。
両チーム、ハーフタイムでの選手交代はなく後半開始。
後半の序盤は良かったですよ、ジュビロ。なんか1点くらい返してくれそうな空気感が出ていました。
良い流れをさらに加速させるために選手交代などを試みる、ジュビロ磐田。そして、後半28分の磐田の攻撃。
味方が右サイドからクロスを送ると、ペナルティアーク内で金子が胸で落としてパス。これに反応した吉長がペナルティエリア手前の中央で右足を振り抜いてミドルシュート。これがゴールに向かって、無回転の弾道でした。ボールは豪快にネットに突き刺さって、ジュビロ磐田が1点差に!
吉長クン、J1初ゴールです。体勢はあまりよくないように見えましたが、前にシュートコースが空いていたこともあり、迷わず降りぬいたのが良かったですね。ホント豪快な、綺麗なシュートでした。
さぁ、ここから始まる、磐田の反撃! まだ吉長クンのゴールの余韻が冷めやらぬ、後半32分のジュビロ磐田の攻撃。
上原が自陣の右サイドから前方へ浮き球のパスを供給。これをファビアンゴンザレスが前にトラップ。このトラップが絶妙で、ゴール前へ抜け出して、GKと1対1の場面に。ラッソが冷静に柏のGKをかわしてシュートをゴールに流し込んで、ついに同点!!
なんともラッソらしい、持ち味の出たゴールでした。トラップが絶妙、そこからのスピードもお見事でした。
だいぶ忙しい展開になってきたので、どちらかにもう1点くらい入ってもおかしくないんじゃないかって思いながらテレビ観戦していた私でしたが、結局...
ジュビロ磐田 2–2 柏レイソル
(Goal:吉長真優, ファビアンゴンザレス)
前半だけで2点ビハインドという厳しいの展開でしたが、よくぞ追いついてくれました。
ただやっぱり勝ちたかったですね、同点に追いついたエコパの雰囲気・空気感は、ジュビロに勢いを与えるものでしたから。
結局、今節は勝ち点1止まり。そりゃまぁ0よりは良いですけど。
次節こそは勝利・勝ち点3を期待しています!!!