荒木大吾一覧

執念のPK、執念の勝利!!|札幌 1-2 磐田

アウェイ札幌ドームに遠征された皆様、お疲れ様でした。
結果から申し上げると、首の皮一枚つながった、ってところでしょうか。

勝ち点3以外、考えられない試合が続く...

2019年度明治安田生命J1リーグも残り3試合となり迎えた今節。
アウェイ札幌ドームでコンサドーレと対するジュビロ。

試合開始前の時点で、勝ち点を見てみますと...

順位 チーム 勝点
16 湘南ベルマーレ 31
17 松本山雅 30
18 ジュビロ磐田 25

負けたらJ2降格、引き分けでも他チームの結果次第という、正に背水の陣。
勝ち点3以外は考えられない試合が続きます。

GKは八田直樹。最終ラインには小川大貴、大井健太郎、藤田義明、宮崎智彦。中盤は上原力也、山本康裕、松本昌也、藤川虎太朗。そして前線はルキアンとアダイウトンと、前節と同じ先発メンバー。
そうそう、ベンチには川又賢吾の姿が!

アダイウトンの速さとスキルが活きた先制点

前半は一進一退...でもチョッピリ札幌の方が優位な出だしだったかな。ボールも人も、札幌の方が動いていたように感じました。

チャナティップが巧くボールこのトロールして、時には早く、時には落ち着いての攻撃。
アンデルソン ロペス、白井、鈴木武蔵...スピードもキープ力もあるコンサドーレ、怖い怖い...

そんなこんなの前半28分山本康裕が右サイドに展開すると、松本昌也がペナルティエリア右脇から低いクロス。ニアサイドに走り込んだ藤川がヒールで合わせてコースを変えると、流れたボールに反応したのはアダイウトン。ほとんど角度のないところから強烈なシュートを放つと、ゴール右へ突き刺さり先制!

この展開、見事でしたよ、右に左にと相手を振り回してましたしね。途中、ボールが相手に当たって、良いところにこぼれてくれたってのもあったけど、良いところに詰めていた藤川やアダイウトン。この速さとスキルが活きた先制点でした。

その後は何度か札幌に攻め込まれて鈴木武蔵と八田が1対1になる場面があったりして危なかったですが、なんとか1点リードで折り返し。

ドラマは最後の最後に待っていた!

後半開始で両チーム一人ずつの選手交代。
磐田は大井健太郎に替えて大南拓磨、札幌は菅大輝に替えてフェルナンデス。

両チーム、後半27分までに3人の交代枠を全て使い切る、正に総力戦の一戦となりました。

後半開始早々の6分、ペナルティエリア中央に走り込んだA.ロペスが相手をうまく体でブロックしながら胸でトラップしてシュートを放つとゴールネットを揺らした...のですが、ファウルの判定に救われ、安堵...

後半も若干、札幌の方が優位に進めていたかな。思い返してみると、八田のセーブが良かった印象が強いし。

徐々に時間も経過してきて、なんとか逃げ切りたい、そんな後半43分に札幌のコーナーキック。
蹴るのは福森で、左足でアウトスイングのクロスを上げると、ペナルティエリア中央で深井高いヘディング...ゴールの中へ...同点...
思わず倒れこむジュビロの選手数名...そりゃね、もう少し逃げ切ればってところの同点弾、精神的ダメージは大きいですよ。

でもね、諦めない姿が素晴らしかったですよ、ジュビロ。
勝ち点3を取るしかないですからね、中盤の選手も含めて、かなりの前がかりなパワープレイ。

そしてアディショナルタイムの後半49分荒木大吾がペナルティエリア内で倒されてPK獲得

蹴るのは誰? PK獲得のプレイを仕掛けた荒木か?はたまた、久しぶりにベンチ入りして途中出場の川又か? PKのスポット近くで話し合う二人。
そして最終的にキッカーは荒木

相手GKに触られましたが、ボールの勢いが勝ちました。ど真ん中にPKを決めて、土壇場で勝ち越し。
残り時間は僅かで逃げ切って...

コンサドーレ札幌 12 ジュビロ磐田(Goal:アダイウトン, 荒木=PK)
いやぁ、なんとか、かろうじての勝利です。

コレで順位表は...

順位 チーム 勝点
16 湘南ベルマーレ 32
17 松本山雅 30
18 ジュビロ磐田 28

なんか、ギュッと詰まってきた感じですね。
残りは2試合。

次節のホーム名古屋戦、そして最終節のアウェイ神戸戦、どちらも観戦に馳せ参じます。
勝利目指して、そして、残留目指して!!




スポンサーリンク
管理人おすすめ