J2リーグ後半戦スタート
明治安田生命J2リーグも今節で第22節。
長い長い、全42節のリーグ戦の後半戦がスタートしました。
今節はアウェイ、維新みらいふスタジアムに乗り込んで、レノファ山口と対する一戦。
山口はホームでは敗れているだけに、リベンジを果たしたい相手。
スタメンを見てみますと...
先発メンバー
GK 36 三浦龍輝
DF 3 大井健太郎
DF 22 中川創
DF 38 山本義道
MF 10 山田大記
MF 14 松本昌也
MF 17 鈴木雄斗
MF 23 山本康裕
MF 50 遠藤保仁
FW 4 大津祐樹
FW 11 ルキアン
前節からのスタメン変更は2人。森岡と伊藤が外れて、中川と大井が入る布陣。
伊藤洋輝がドイツ・シュトゥットガルトに移籍してしまったのは痛いですが、大井健太郎が戻ってこれたのは大きいかなと思います。
結局、終始、山口ペースだったのかな
序盤から激しく攻め合う展開、局面では激しいバトル。
そんなこんなの、前半12分の山口の攻撃。
高井が左サイドからペナルティエリア内に進入して左足でクロス。島屋がゴール前でダイビングヘッドで合わせると、これがネットを揺らしてレノファ山口が先制。
これね、左で切り込んだ高井も、それに飛び込んだ島屋もお見事でしたよ、敵ながらアッパレ!
でも、今期のジュビロはこのくらいでは慌てません。
落ち着いて攻撃を組み立て直します。少しずつセットプレーも増えてきて、同点ゴールが生まれそうな気配。
そして前半22分にジュビロが左コーナーキック。これや相手にクリアされるも、続いて右からのコーナーキック。
もちろん蹴るのは遠藤で、アウトスイングのクロス。これに、ニアサイドにいた山本義道がDFの間に入ってうまくヘディングシュート。これがゴール右に突き刺さり、ジュビロ磐田同点!
その後も一進一退の攻防で、まだまだゴールが生まれそうでしたが、1-1で前半終了。
後半開始から選手交代のカードを切ったのは、ジュビロ。
中川創に代えて小川大貴を導入。もっとアクティブに攻撃したいということなのでしょう。
後半に入っても、激しいぶつかりあい。
良い試合でしたよ、がっぷり四つって感じで。
まだまだどちらかにゴールが生まれそうな匂いはプンプンするものの、両チームのGK・DF陣が踏ん張って1-1のまま、試合が動きません。
そんな均衡が破れたのは、後半35分の山口の攻撃。
池上が前線へ鋭いスルーパスを送ると。川井が抜け出してペナルティエリア右へ進入するとGK三浦と1対1に。川井が右足を強く振り抜くと、ゴール右上隅に突き刺さって山口が勝ち越し。
スルーパスが絶妙でしたね、ちょっと前目になっていた磐田の裏を付いた感じ。川井のシュートも鋭かったですね。
こうなるとスタジアムの雰囲気は、俄然、ホームの山口に。
このまま山口が勝ちそうな空気感でしたが、後半40分の磐田の攻撃。
松本が左サイドから低いクロスを送ると相手に当たって、ゴール中央やや左にいたファビアンゴンザレスの足元に。こぼれ球にFゴンザレスがいち早く反応してゴールに押し込み、再びの同点!!
このプレーの直前で交代で入ったラッソ(ファビアンゴンザレス)、ファーストタッチだったんじゃないでしょうか。
こういうところにストライカーとしての片鱗を感じます。
先日の天皇杯でもゴールを決めていましたし、乗ってきたかな。
残り時間は少ないですが、まだまだ攻める両チーム。
しかし...
レノファ山口 2–2 ジュビロ磐田
(Goal:山本義道, ファビアンゴンザレス)
結局、ジュビロは一度もリードすることできませんでした。
スタッツを見てもシュート数は山口の方が上、流れとしては山口の試合でしたね。
もちろん、磐田に勝機がなかった訳ではないですし、両チーム勝点2を積み上げ損ねた、そんな印象。
ついに連勝が途切れましたが、それでもこの展開で、アウェイで勝点1を得たのは、最低限の仕事はしたと思います。
次節はヤマハスタジアムで、モンテディオ山形戦。山形も前半戦、アウェイNDソフトスタジアムで敗れているだけに、手強いですね。
首位でオリンピックの中断に入りたいですし、なんとしても勝点3を得ておきたい試合ですね!!!