盤石ではないにせよ、勝利!勝つ力が出てきたのかな!?|東京V 0-2 磐田

逆天王山!?浮上するきっかけを掴むのは、どっち?

明治安田生命J2リーグは今節で、第15節。今日はアウェイの味の素スタジアムに乗り込んで、東京ヴェルディ1969と対する一戦。
しかしこの対戦がJ2リーグなんて、なんとも複雑ですね...両チームとも、それなりに時代を築いたチームですからね...諸行無常、盛者必衰!?

さてさて、今節のスタメンを見てみますと...

先発メンバー|2021年J2リーグ 第15節 東京V vs. 磐田

先発メンバー|2021年J2リーグ 第15節 東京V vs. 磐田

先発メンバー
GK 36 三浦龍輝
DF 3 大井健太郎
DF 15 伊藤洋輝
DF 25 森岡陸
MF 8 大森晃太郎
MF 10 山田大記
MF 14 松本昌也
MF 17 鈴木雄斗
MF 23 山本康裕
MF 50 遠藤保仁
FW 11 ルキアン

前節からのスタメン変更は、なし。
なんとなくですが、この先発っていう形ができてきたように感じます。
他方で、J2は42節の長丁場なので、ある程度のターンオーバーもしておきたいので、長期的にみると、チョピリの不安もあり。

押し込まれながらも先制

序盤からテンポよく攻め込むのは、ホームのヴェルディ。
若くて元気のあるチームですからね、人が動くし、その分、ボールも良く動いています。
守備面でも、ルキアンに複数のDFをつけるなど、磐田対策をしっかりしてきている印象。

対する磐田も、ヴェルディの攻撃に対して、決定機はつくらせない展開で、守備の意識の高さを感じました。

なかなかチャンスをつくれないで、もどかしい展開が続く前半。

そんなこんなの前半39分のジュビロの攻撃。
右サイドの敵陣中央でFK。蹴るのはもちろん、遠藤。右足でペナルティエリア内にボールを送ると、一旦は相手にクリアされてしまうも、こぼれ球に反応した伊藤がペナルティエリア左から中央へ、シュートのような折り返しのパスのような鋭いボール。これに反応したのは鈴木雄斗で、ペナルティエリア右から左足を振り抜いたボレーシュート。これがゴール右に突き刺さり、ジュビロが先制!

いやぁ、綺麗なゴールでしたよ、伊藤のセンタリング(っていか多分、シュート:苦笑)、それをダイレクトにボレーシュートした鈴木雄斗、何度見ても美しい、これをゴラッソっていうんでしょうね!

で、そのまま1点リードで前半終了。
押し込まれながらの展開で1点リード、まぁ、御の字ですよ。

盤石ではないですが、結果は残す

後半開始から選手交代のカードを切ってきたのはヴェルディで、一人の交代。ジュビロはハーフタイムの交代は、なし。

一進一退ながらも、どちらかというと、ヴェルディの方が巧くボールも人も動かせていたかな、そんな印象。
でも、今日のジュビロのGK三浦、そしてDF陣、落ち着いていました。ヴェルディに決定機らしい決定機は、ほとんど与えませんでしたから。

攻撃面では後半のジュビロ、ルキアンが何度かチャンスをつくり出すのですが、ゴールネットを揺らすには至らず...

なんとかこのまま1点差でも良いから逃げ切って!そんな思いが頭をよぎる後半49分のジュビロの攻撃。
交代で入った小川航基がゴールライン際で粘って松本にパス。松本は山田にパスを送ると、山田はフェイントで相手を交わして、ペナルティエリア左から左足でシュート。これは相手に当たってしまうも、こぼれ球を山本康が落ち着いて回収して、ゴール前から右足で冷静にゴールに流し込んで、ジュビロの追加点!!

粘った小川コーキ、冷静にパスを送った松本昌也、シュートを打った山田、こぼれ球に反応した山本コースケ、この一連の流れは気持ち良かったですよ。
この時間でこのゴール、ほぼ勝利を確信するくらいの大きい意味のあるものでしたね。

というワケで...

試合結果|東京V 0-2 磐田

試合結果|東京V 0-2 磐田

東京ヴェルディ1969 0-2 ジュビロ磐田(Goal:鈴木雄斗, 山本康裕)

内容的には全然、盤石ではないですし、先制点がヴェルディに入っていたら、逆のスコアになっていたんじゃないかと思います。
でも、こういう試合で勝てるようになったって、”勝つ力”が養われてきたのかな?なんて期待しちゃいます。

次節はホーム、さらなる連勝を期待しています!

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