ホントにホントに深刻ですよ、これは...|川崎 2-0 磐田
行って参りました、等々力陸上競技場。
普段、会社に行くよりも早起きしまして、朝の7時前にシート張りに等々力へ。
まぁ、近場なので家に帰って夕方までゆっくりできるからそれほどの負担ではないのですが。
いつの間にか改修・青色トラック化
で、一旦帰宅して、夕方、開門前に再びの等々力。
朝から時折、雨がぱらつく天気が心配でしたが、それほどの大雨にはならず安堵。
入場して、「あれ?何かいつもと違う雰囲気のような気が...」
後から入ってきた関ジュビメンバーも、第一声が「等々力って、こんなに青かったっけ?」なのね。
気になって見直してみると...
おっと、昨年は青くない!
さらに気になって調べてみると...
等々力陸上競技場 トラックが青色に
今年のシーズン開幕前に改修したんだそうな。フロンターレの要望があったこと、今の主流が青色であることがその理由のようです。
まだまだ迷走中の磐田...
今節はアウェイ等々力に乗り込む磐田。
昨年の覇者、川崎フロンターレですが、ジュビロ磐田同様に6試合勝星なし。さーて、トンネルを抜け出すのはどっち???
ジュビロのスタメンは前節から3人入れ替え。最終ラインに藤田義明、中盤に上原力也、中山仁斗が入りました。なんか、監督さんも、このメンバーで行く!っていう確固たるところまでたどり着いていなのかな、そんな印象。
↑ま、仕方がないです。この時期にこのチームの監督を引き受けたところで、わからないことだらけでしょうから。
さてさて試合ですが、入りは悪くなかったように思います。
いきなりの前半3分、ルキアンが敵陣中央でプレッシャーを掛けられながらも、転びそうになりながらも粘ってボールを運んで、ペナルティエリア右へパス。そこに走りこんだのはフリーの中山で左足でグラウンダーのダイレクトシュート。惜しくも左ポストに当たってゴールならずも、お!と感じる瞬間でした。
今思うと、数少ない決定機でしたが...
でもさすがはJの覇者フロンターレ、徐々に徐々にペースを掴んでくるんですよね。
そんなこんなの前半22分、ボールを奪った守田が前方の脇坂へ縦パス。受けた脇坂がペナルティエリア手前から右足で低めの強烈なシュート。カミンスキー、反応して触っていたのですが、ボールは後ろにはねてゴールの中へ...フロンターレが先制。
あのタイミングで、あの場所からシュートが来るとは、さすがのカミンスキーも予想していなかったのかな。ちょっと反応が遅れた印象。
ま、打った脇坂を褒めるしかないです。低い弾道、コースも良かったです。
で、ここからはもう、フロンターレの独壇場って感じ。
フロンターレはボールをダイレクトで、パッ、パッ、パパッとつなぐんですよね。
対してジュビロは、一旦ボールを受けて止めて考えるんですよ。だからいつもパスを出すところがなくなるの。パスを出すところが無いから、また余計に考えてしまうのね。で、結局、後ろに戻してしまって、せっかく運んだボールが逆戻り...コレの連続。
そんなこんなの前半35分。ペナルティエリア右角付近から馬渡がクロス。ゴール前で大南にはね返されるも、こぼれ球に反応したのはペナルティエリア右にいた山村。倒れ込みながらも右足でダイレクトシュートを放つとニアサイドへ。これもカミンスキーが触っているものの、無情にもボールはゴールの中へ...フロンターレの追加点。
結局、0-2と非常に厳しいスコアで前半を終了して折り返し。
横綱と序の口!?
後半開始から、アダイウトンに替えて山本康裕、荒木大吾に替えて松本昌也を投入。
後半20分には中山仁斗に替えて川又堅碁を投入するものの、大きく空気を変えるまでには至りませんでした。
2点リードしていることもあり、無理して攻めないフロンターレ。
あとジュビロの攻めが単調なこともあって、ジュビロがボールを持たされている感じ。
とりあえず中盤くらいまではジュビロに持たせておいて奪ったら一気にパスをつないで前へ、そんな印象。
でね、その一気につなぐパスにジュビロがついていけていないワケよ。常に後手後手で、振り回されて、「あっ、うわっ、うぎゃー!」の展開が多い事...
で、結局...
川崎フロンターレ 2–0 ジュビロ磐田
なんかもう、レベルの違いを思い知らされましたですよ、横綱に序の口の力士に貫禄勝ちした試合、そんな印象です。
いよいよ本気で危険領域
第26節終了で勝ち点が18。順位表を見てみますと...
順位 | チーム | 勝点 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 |
15 | 浦和レッズ | 31 | 8 | 7 | 11 | 25 | 37 | -12 |
17 | サガン鳥栖 | 27 | 8 | 3 | 15 | 23 | 42 | -19 |
17 | 松本山雅 | 26 | 5 | 9 | 12 | 16 | 31 | -15 |
18 | ジュビロ磐田 | 18 | 4 | 6 | 16 | 18 | 38 | -20 |
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残り8試合で残留圏内の15位との差は、なんと勝ち点差13...4試合でも逆転できない差ですからね、これはかなり厳しいです。
プレーオフとなる16位でも、鳥栖との勝ち点差は9、3試合分ですね。
ホントにホントに深刻な状況に陥ってしまいました。試合後は武蔵小杉で反省会...
でもね、奇跡を信じて応援し続けますよ!
目指せ、残留!
気持ちは見えるんだけど...噛み合わない...|磐田 0-2 C大阪
ヤマハスタジアム(磐田)で観戦された皆様、遠くから気を送っていた皆様、お疲れ様でした。
この一週間の一番のニュースと言えば、何といってもコレ。
フェルナンド・フベロ監督就任について
新監督はスペイン国籍の方。でもパラグアイのチームで監督経験を積まれた方の様ですね。
名波浩→鈴木秀人→小林稔→フェルナンド・フベロと、1年間で監督が4人も務めるってのは、チーム最多。
何せ最下位、何せ4試合、勝利なし...何が何でも勝ち点3が欲しいところ。1点でも多く、ゴールを奪っておきたいところ。
危機感は感じる。気持ちは伝わる。でも...
GKはカミンスキー、DFはセンターバックにファビオと大南拓磨、サイドに小川大貴と秋山陽介、ガンバ大阪戦と同じですね。
田口泰士とムサエフがボランチ。ムサエフはかなり久しぶり(調べてみたら第3節以来)の先発。
攻撃的なポジションには松本昌也と山田大記。そして前はアダイウトンと中山仁斗。
やや押し込まれながらも、まぁ、一進一退の立ち上がり。
前半17分にセレッソ大阪のフリーキック。蹴るのは丸橋祐介。これが見事な精度でゴール右へ。さすがのカミンも届かず...セレッソが先制。
このまま前半が終わるのかな、なんて思いかけた前半終了間際の45分にセレッソのカウンター。
右サイドに向けてスルーパスが出ると、水沼が抜け出して、ペナルティエリア右に進入。ここからが水沼宏太、巧かった。切り返してジュビロのDF陣やカミンのタイミングをズラして、ゴール正面ほぼ中央からのシュートはゴールの中へ...セレッソが追加点。
後半から中山仁斗に替えて大久保嘉人を投入。松本昌也に替えて荒木大吾と、より攻撃的に。
気持ちは伝わりました。実際、かなり相手陣地に攻め込んでいましたし、シュートも打っていました。シュート数だけ見たら、ジュビロが12本でセレッソが9本と、上回っていたくらいですから。
でもなんですかね、精度が悪いというか、噛み合っていないというか...パスを出す方と受ける方の気持ちが通じ合ってないんですよね...
結局...
ジュビロ磐田 0–2 セレッソ大阪
うーん、勝ち点を1つも、ゴール数も1つも積み上げることができなかったのは、痛いです。
しかも順位表を見てみますと...
順位 | チーム | 勝点 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 |
15 | ベガルタ仙台 | 28 | 8 | 4 | 12 | 27 | 35 | -8 |
17 | サガン鳥栖 | 24 | 7 | 3 | 14 | 21 | 40 | -19 |
17 | 松本山雅 | 23 | 5 | 8 | 11 | 15 | 29 | -14 |
18 | ジュビロ磐田 | 18 | 4 | 6 | 14 | 18 | 34 | -16 |
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降格圏外の15位のベガルタ仙台とは勝ち点差は10、プレーオフとなる16位のサガン鳥栖とも勝ち点差は6.
そして今節終了時の残り試合数は10...。計算上はかなり厳しいです。
それでも応援し続けますよ!
目指せ、残留!!!