2022年冬ドラマ-しもべえ一覧

しもべえ 4話 感想|脚本家も演出家も変わったからなのか…

 

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へぇ…そんな展開になるんだなぁ…と。

 

前回のラストで匂わせていたしもべえ(安田顕)の正体については、一気に進めてきた。

というか、もう"父親の魂が乗り移った"でほぼ確みたいなもんでしょうね。

その代わりに、今まで何となくふわふわと謎を漂わせていた

辰馬(金子大地)の実態を絡ませた事で、

本作のベースであった"キセキ"で繋がる、笑いあり友情ありの青春ドラマの作りに

ピリオドを打とうとしている感じの内容に。

 

これはこれで、辰馬がどんな人で、どんな背景を抱えているのか興味が湧いたし、

「そう来るんだ!?」という先が気になるワクワク感は生まれたけれども…

個人的には、このミステリー要素が強まった脚本と、

(今までの回も老若男女親しみやすい話にはなっていたけど)

Eテレ風味というのか…パペット劇場(?)などの視覚的な楽しさを助長した、

ある意味 低年齢層の子供でもとっつきやすいチープな演出が

噛み合っていないような気がしたかなぁ…。

後で調べてみたら、やっぱり今回は脚本家演出家どちらも初担当の方だったそうで。

どちらかでも交代していなかったら、まだ異質な感じは受けなかったのかもしれません。

あとは、毎回の見所だと思っている、アクションを通しての"しもべえの活躍"が、

アクションよりも"頼もしいヒーロー"の方向に寄った小出し程度になり、

せっかくのアナコンダ捕獲のシーンも

さらっと終わってしまった所にも物足りなさもありました。

 

ただ、次回の放送が2/25と、1ヶ月も空いてしまう事を考えれば、

ミステリー要素が強まった脚本に関しては、視聴者を引き離さないようにしようとして

あえてあの作戦に出たとは想像はつきますね。

実際、元々あった視聴意欲がさらに湧きましたし(笑)

 

いや〜それにしても…長い!長過ぎる!!! w

開会式もあるし、NHKだから仕方ないかなぁ。←オリンピック中継を多く放送するイメージ

首を長〜くしながら、次回を待っております。

 

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しもべえ 3話 感想|みんなの心にしもべえが…ってやつですね。

 

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やっぱり、本作って回を重ねるごとに、ちょっとした発見があるんですよねぇ。

 

作品概要、そして前回までの内容を見る限りだと、

しもべえ(安田顕)の助けを受けてユリナ(白石聖)も自信を持ち、強くなっていく…という

いわゆる2人が軸になっている話だと思い込んでいたので、

今回の展開は風変わりな感じが途中までしていたんですが。

なるほど…ユリナがスマホアプリでいつでも呼びだすほど信頼しているように、

みんなの心にもしもべえが存在する…そんな"広がり"も見せていくお話になるんですね。

ただ純粋に笑える作品なはずなのに、同時にグッとくる熱さも感じさせるとは意外でした。

 

今回の場合だと、多田(内藤秀一郎)には自分自身を変えるきっかけを、

ユリナの母・康子(矢田亜希子)には人生に大きな影響を与えていく。

ユリナ以外の人物にも関わらせた事で、

この一見トリッキーな彼が、今後どんな形でいろんな人を巻き込んでいくんだろう?

それによって、どんなハプニングが生まれるんだろう?

という新たな見所も加わり、ますます次回が気になる内容に仕上がっていたと思います。

 

そして…展開自体は先が読めやすいベタさはあっても、

3話の段階で「しもべえがいないと成立しない」物語になっているのも凄いなぁと。

もちろん、それは安田顕さんの変顔と、言葉を発さない演技が大きいんですけど。

表情も登場の仕方も、解決方法も…

毎回違うものを見せてくれるので、そこも中々飽きさせないんです(笑)

ただ喧嘩で解決!って訳ではなく、録画した動画を誰かに送りつけるという

賢さも持ち合わせているのには笑わされました(その後の行為も含めてw)。

 

で、前回の感想に書いていた父親の件。

しもべえが父親ではない事は分かったんですが、ラストシーンで正体が何なのか

ぼんやりと見えてきた気がしますねぇ…。

シングルマザーっぽい描写なのは前から気になっていましたが、

亡くなったのではなく入院しているのかもしれませんね。

娘と妻が心配で、守りたい…という切実な想いが自分の魂を動かし、

しもべえに乗り移ったとか?

いずれにせよ、彼の正体がどう暴かれていくのかも楽しみです。

 

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しもべえ 2話 感想|ログインボーナス式のしもべえ

 

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前回でもうっすら感じていたけども…

2人を見ていると、のび太ドラえもんのように思えてきちゃうんですよねぇ(笑)

今回はそれに磨きがかかっていて、

おバカだけど儲け事に関しては頭が働くユリナ(白石聖)と、

彼女に利用されまくってただの"便利屋"になってしまっている

しもべえ(安田顕)の対比に笑わされました。

 

今時の高校生にしてはあまりにも学習しなさ過ぎない?という気がしなくもないですが、

単純な性格に描くからこそ物語が成立しているんじゃないかとも思えます。

ビンタ痕や"アレ"を手に持っている時の効果音など、

今のドラマでは逆に新鮮に感じる古典的なコミカル演出と、

何を言っているのかが伝わる安田顕さんの顔芸とは相性ばっちり(笑)

 

で…本作を見ていてもう1つ思うのは、ワンパターン化な印象を与えないように

1話分の構成を少しずつ工夫していってるなぁと。

確かに話のオチこそ読めてしまうものの、

単純にしもべえが活躍して事件解決という訳でもなさそうですし、

「キセキは1人じゃ起こせない」に因んで友情や成長も丁寧に描いているし。

おまけに、しもべえの"謎"の設定の詰め込み具合もちょうど良くて、

今回の場合は「上限回数付き」「でも日付が変わると自動的にリセットされる」という

機能がある事が発覚したりなんかして。

ベタはベタでも「そう来たか!w」っていうちょっとした意外性もありつつ、

上手く行きそうで中々上手く行かないハラハラ感を楽しむ点では、

今後の展開に興味を持たせるように作られているなぁ…と思います。

 

ユリナのおバカっぷりが保たれてさえいれば、導入部分やシチュエーションで

話の引き出しを増やせる事も今回で分かったので、

初回で感じていた「この手の奇抜な作品は初回は良けれど、回を重ねるごとに飽きてきそう」

という不安はなくなりそうで安心しました。

来週からは裏のドラマが始まるため、次回以降は録画で感想が遅くなるか、

最悪キャパ次第で書かない可能性も出てくるかもしれませんが、期待して見ていきたいです。

 

ところで…2話の時点でユリナの母・康子(矢田亜希子)と

鉢合わせする展開を持ってくるとなると、

しもべえは別に、妖精として現れたお父さんって訳ではないんでしょうかね?(笑)

 

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しもべえ 1話 感想|ストーカー気質な謎のおじさんが大活躍!

 

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予想以上にコメディだった(笑)

正確に言えば、王道の学園ドラマに「世にも奇妙な物語」要素を足した

作品といった所でしょうか。

脚本家の荒木哉仁さんが「世にも奇妙」の、

しかも割と強烈なキャラクター(タテモトマサコ)を生み出している方だったので、

この出来はかなり"らしい"ですね。

もうね…序盤のしもべえ(安田顕)が走った時の漫画臭い煙演出の時点で笑えてきてw

肩の力を抜いて楽しめる作品をNHKでやるっていうのも面白いですし、

仕事疲れの金曜夜に見る作品としても悪くないと思います。

 

そして、安田顕さんに関しては、

スマホで呼び出すと無言で駆けつけるおじさん役が似合い過ぎるという(笑)

普段はシリアスか熱血のイメージが強い方だから、

コミカルな役でお見かけするのはとても新鮮…。

どことなく漂う不気味さは、全くしもべえの説明がされないまま

終わったっていう所にもあると思うんですけど。

充血気味の目力とか、癖の強い顔芸とか、剃りっぱなしの眉毛とか、

あとは…若干寅さんっぽい服装だとか、

場合によっては他人から見えたり見えなかったりする登場の仕方も含めて

シーンごとにコロコロ変わる表情を見せてきて、でも一切喋らないので(笑)

この人は一体何者??と怖いもの見たさで

ついつい次の登場を待ってしまう魅力もあるんですよねぇ…。

強面の安田顕さんじゃないと、この面白さは成立しなかったかもしれませんw

 

普通に「世にも奇妙」内での放送なら、ユリナ(白石聖)が乱用した事でスマホが暴走し、

最終的に襲われてバッドエンド…なんて結末で終わりでしょうけど、

本作は約1時間の連続ドラマなので。

ただ「ストーカー気質なおじさんが女子高生を助ける」だけで

最後まで引っ張らないだろうとは踏んでいます。

この手のトリッキーな作品は、初回はインパクトは強けれど、

回を重ねるごとにそれに慣れてしまって飽きが出始めるパターンも多いので…

物語自体が…オムニバスまでは行きませんが、幅広いシチュエーションやネタで、

かつそれを、最終回まで無言を貫く形で不気味な雰囲気をうっすらと漂わせたまま

見せて行ってくれたら良いなぁと思ってます。

 

気軽に見るのが一番の楽しみ方な気がするので、

今後も感想を書くかどうかはちょっと迷い所なんですが(笑)

まだ本命のドラマは始まらないですし、次回も書くつもりではいます!

 

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しもべえ 1話 感想|ストーカー気質な謎のおじさんが大活躍!

 

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予想以上にコメディだった(笑)

正確に言えば、王道の学園ドラマに「世にも奇妙な物語」要素を足した

作品といった所でしょうか。

脚本家の荒木哉仁さんが「世にも奇妙」の、

しかも割と強烈なキャラクター(タテモトマサコ)を生み出している方だったので、

この出来はかなり"らしい"ですけどね。

もうね…序盤のしもべえ(安田顕)が走った時の漫画臭い煙演出の時点で笑えてきてw

肩の力を抜いて楽しめる作品をNHKでやるっていうのも面白いですし、

仕事疲れの金曜夜に見る作品としても悪くなかったと思います。

 

そして、安田顕さんに関しては、

スマホで呼び出すと無言で駆けつけるおじさん役が似合い過ぎるという(笑)

普段はシリアスか熱血のイメージが強い方だから、

コミカルな役でお見かけするのはとても新鮮…。

どことなく漂う不気味さは、全くしもべえの説明がされないまま

終わったっていう所にもあると思うんですけど。

充血気味の目力とか、癖の強い顔芸とか、剃りっぱなしの眉毛とか、

あとは…若干寅さんっぽい服装だとか、

場合によっては他人から見えたり見えなかったりする登場の仕方も含めて

シーンごとにコロコロ変わる表情を見せてきて、でも一切喋らないので(笑)

この人は一体何者??と怖いもの見たさで

ついつい次の登場を待ってしまう魅力もあるんですよねぇ…。

強面の安田顕さんじゃないと、この面白さは成立しなかったかもしれませんw

 

普通に「世にも奇妙」内での放送なら、ユリナ(白石聖)が乱用した事でスマホが暴走し、

最終的に襲われてバッドエンド…なんて結末で終わりでしょうけど、

本作は約1時間の連続ドラマなので。

ただ「ストーカー気質なおじさんが女子高生を助ける」だけで

最後まで引っ張らないだろうとは踏んでいます。

この手のトリッキーな作品は、初回はインパクトは強けれど、

回を重ねるごとにそれに慣れてしまって飽きが出始めるパターンも多いので…

物語自体が…オムニバスまでは行きませんが、幅広いシチュエーションやネタで、

かつそれを、最終回まで無言を貫く形で不気味な雰囲気をうっすらと漂わせたまま

見せて行ってくれたら良いなぁと思ってます。

 

気軽に見るのが一番の楽しみ方な気がするので、

今後も感想を書くかどうかはちょっと迷い所なんですが(笑)

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kimama-freedays.ddns.net

 

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