2023年夏ドラマ-VIVANT一覧

VIVANT 10話(最終回) 感想|ごめんなさい…私は苦手だったかな。

 

 

※最終回を見て「面白かった!」「続編希望!」と絶賛された方は

ブラウザバック(1つ前のページに戻る)する事をオススメします。

悪口にならないように気をつけましたが、全体的にネガティブな感想です…。

 

長いテーブルを2台用意して、そこに乃木(堺雅人)たちと政府それぞれ一列に並んで座って

対話を重ねて、「味方のつもりが実は敵でした!」という逆転劇も描いたシーン…

ドラゴン桜2」の最終回でも見た!って気持ちになっちゃいましたよ。

そのシーンだけでなく、金利だとか、売却だとか、

ビジネス用語がちらほら飛び交う所も相変わらずです。

結局、モンゴルでも日本でも、いくら予算をかけようがやる事は同じなんだと…

あのスタッフなので元々期待はしていませんでしたが、

テントの内部が描かれ始めて以降、最後までワンパターンな作りだったのには

正直、落胆してしまいました。

 

構図はなんちゃってビジネスドラマの割には、

"お飾り"程度に日本への愛国心を訴える台詞も盛り込むもんだから、

それが物語の整合性の取れなさと、軸のブレを加速させてしまっているんですよね。

最終回で最も気になったのは…ベキ(役所広司)の

「ニッポンでは古くから、ありとあらゆるものに神が宿っていると考えられてきた」

「ニッポンには、考えの違う相手を尊重する美徳がある」という台詞。

今に始まった事じゃないですが、昨今のニュースを見てみれば分かる通り

日本には歪な部分も持ち合わせているので、

日本ってそんなに崇拝されるような美しい国か?それって価値観の押しつけではないのか?

と違和感を覚えてしまうのはもちろん。

この台詞を、目的達成のためにテロ行為や殺害などで、

多くの命を犠牲にしてきたベキ自らが発している辺りに矛盾が生じてしまうのです。

簡単に言えば、言ってる事とやってる事、全然違くない?って。

 

それは乃木率いる別班も同じで。

彼らも法に則って犯罪を取り締まる警察とは違い、

目的や手段のためなら犯罪まがいの行為をするグレーな組織なので、

別班に所属している乃木が「美しい我が国を汚すのは許せない」と

正義感を振りかざして言ってしまう所に変な印象を受けてしまいます。

彼らだって、過去に山本(迫田孝也)を吊し上げたり、

不法侵入罪や情報窃盗を犯したりしていますが、そこは完全にスルーなんでしょうか?

私としては…悪役として描いたのならば、変に情も入れず

最後まで悪役に徹して欲しいんですよね。

 

仮に、日本を美徳としている描写も、「この国がこうあって欲しい」みたいな

作り手自身の小さい頃からの"願い"の意味合いが込められているのが伝わってくれば

取り入れるのもまだ理解は出来たかもしれませんが…。

それとは裏腹に、各組織の陰謀論やお仕事描写、愛の物語と

作風がバラバラの要素を盛り込むから、かえって薄っぺらく感じてしまうんだと思います。

 

気になった部分は、豪華出演者の一部の扱いの雑さにもあります。

例えば、ただ不倫問題を起こしただけの役を演じられた小日向文世さんとか、

また同じような役を演じさせられた馬場徹さんとか、

「妻を殺した復讐のターゲット」として、急に日本ではなく個人に矛先が変わり、

構想を練っているらしいシーズン2の主要人物になるんだとしても、

ぽっと出のご出演で終わってしまった橋爪功さんとか。

どの方もそれぞれ、ご本人の持ち味がイマイチ活かされていないような役回りばかりなんです。

特に橋爪さんに関しては、今年の冬に放送された「6秒間の軌跡」では

せっかくベテラン俳優ならではの存在感を見せていただけに…

たった数分でいきなり不憫な目に遭わされる役だったのが

勿体なくて仕方なかったですし、

むしろ、なぜ起用したんだろう…?っていう憤りすら覚えました。

 

あとは…今まで思っていて、最終回なので初めて書きますが、

女性の役者さん方やドラムの描写にも言えますかね。

前者でいえば、また列挙になっちゃいますが…結局裏がある訳でもなく

ただ恋愛模様を描くための人物で終わった薫(二階堂ふみ)や、

不倫をし、さらにはモニターに脅迫されぞんざいに扱われた太田(飯沼愛)、

病弱であるジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)と、

勇敢に動く男性キャラに対して、女性キャラは総じて「健気・か弱い」イメージに

偏って描かれている所に、女性へのリスペクトの欠如と配慮のなさを感じるんです。

そして後者は…富栄ドラムさん自身の、喋らなくても愛くるしい気持ちにさせるような

動きや表情作りは良かったですし、

途中までは、スマホを使ってコミュニケーションをとる設定も可愛いとは思ったんですが、

彼が話せなくなったきっかけや幼少期の背景についての描写は最後までなかったので、

回を重ねるにつれてどんどん「癒しキャラ」「マスコット」として

消費されて終わってしまったのが、なんだかなぁ…と。

特番だけでなく、某グルメ番組での番宣や

番組ラインナップ紹介のCMでもあのキャラで通してましたけど。

世界観を壊したくなかったんでしょうし、ご本人のご意向ならまた話は変わりますが、

個人的には、ここも演じている役者本人そのものは見ておらず、

このキャラを通す事で"おもちゃ"として面白がってるように感じられて、

あまり良い気はしなかったです。

 

ラストのどんでん返しにしても、前半は半沢直樹もどきの話を散々繰り広げて、

それも行間なんて存在しないかのような説明台詞と解説続きで

視聴者に難解さを覚えさせた後でのあの展開だったので、

驚きよりも置いてけぼりにされた感が強かったですね。

ふ〜ん…衝撃を与えたかったのね…

考察好きの人にとにかく考察させたかったのね…って冷めた目で見ておりました。

唯一驚いたのといえば、どこぞの世界の田舎()⇄東京よりも

バルカ共和国⇄東京の方が、サクッと帰れるほど距離が近かった事くらいかな(失笑)

 

動画やネット配信などでテレビ離れが加速していく中で、

約3ヶ月での海外ロケに力を注ぎ、豪華キャストを大勢揃える形で

テレビ業界を盛り上げようという意気込みは画面上からも伝わってきましたし、

テレビドラマ好きの私からしたら、視聴者にワクワクを届けようと

時間をかけて準備して下さったスタッフへの敬意は決して否定したくはないんです。

役者さんも、この作品に熱を注いでいらっしゃるのが伝わってきて、

他の仕事やロケで多忙に追われる日々の中で

役を細部まで作り込んで下さった事にも感謝しておりますし。

役者同士の演技合戦を地上波で堪能出来ただけでも、見る価値はあったと思っています。

素敵な部分もあったからこそ、壮大な物語にするならするで、

何を視聴者に訴えたいのか、どんな題材を扱うのか

もっと絞り込んで欲しかった…そう思います。

 

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VIVANT 9話 感想|まぁ…ハッピーエンドになるのかもね。

 

 

数字の話が出てきた途端、私の心はシャットダウン状態(笑)

まさかモンゴルで撮影した非日常かつ壮大な世界観の作品で

株価やインサイダー取引といったワードが出てくるとは想定外でしたし、

今度は、株価の推移を示すバーをジリッ…ジリッ…と動かす形で

ドキドキさせる演出をとってきたのを見て、「出た出た…w」と思いましたよ。

やっぱり、テントが前面に出てくるようになってからのチグハグ感が凄い。

 

はぁ〜それにしても、今回は長かったですね。

いや、特番から4時間見続けた事と、今回が約90分の放送だった事も

関係しているんでしょうけど、ベキ(役所広司)の身の上話のための回想が長い上に

相変わらず情報量が多いからか、話のテンポがまったりしているように感じられて。

何とか追いつくのに精一杯で、見ていて疲れがドッと溜まってしまいました…(汗)

 

林遣都さんはキャスティングされたのも納得の演技力で、

特に、市役所で涙ぐんで訴えかける時の表情からは怒りの言葉が伝わってくるようでしたし、

日本刀を抜くシーンでは後の役所広司さんの風格を漂わせていたりで

見入る部分はあったんですけど、さすがにそこだけでは補い切れなかったかなぁ…と。

放送開始から1時間後の、乃木(堺雅人)がベキに「なぜ日本を狙っているのか?」と

質問してきたシーンからが、実質上の本編だったんじゃないでしょうか。

 

そして、もう1つ気になったのは、

ベキの「それが、話が大きくなってしまったんだろう」発言。

当時は日本に対して激しい怒りを持っていたけど、ノコル(二宮和也)と出会い、

孤児と生きると決めてバルカ共和国で必死に生きるうちに、

恨みはなくなっていったそうなんですが…

そうなると、テントの今までの行為に疑問が生じてくるんですよね。

じゃあ、モニターを通して、丸菱商事に誤送金をさせて大金を騙し取っていたのは?

ベキって元々、横領した社員には死の制裁を加えるほどの残酷な人じゃなかった?

山本(迫田孝也)やアリ一家のボディーガードは殺され損では?

あと、もし生粋の慈善団体なんだとしたら、

噂を鵜呑みにした別班も大した組織じゃないって事になるんですけど…(滝汗)

私がどこか聞き逃したり、勘違いしたりしているだけだったら良いんですけど、

以前から書いているように、風呂敷を広げるだけで設定に一貫性がないんです。

 

正直、最終回前にしては、盛り上がりに欠ける内容だったと思います。

別班の4人を撮影した犯人は薫(二階堂ふみ)説と新庄(竜星涼)説の

どちらも浮上してきていますが、

公式自ら「ほらほら、考察してごらん」という煽りの姿勢をとっている今、

個人的にはそんなのは重要ではなくて。

一番の見所は、どんな着地点になるのか…だけなんですね。

 

まぁでも、「愛の物語」とうたうくらいですから、

ベキが日本刀で縄を切って、日本に帰るよう伝えて乃木が帰国し、

今回全く出番のなかった野崎(阿部寛)が乃木の今までの殺人罪や脅迫罪で

逮捕の準備に出ようとするものの、

最後は何やかんや(←適当w)で薫とジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)が

家族になってハッピーエンド…って流れになるんだろうなぁとは思います。

ふわっとした予想ですみませんが(苦笑)

ただ、日曜劇場のカラーを踏まえると、

バッドエンドはあまり考えられないかな?という気がします。

 

最後に余談で、特番については…

役者さんたちの和気藹々とした雰囲気は楽しかったですけど、

2時間半もやるほどでは…って感じの構成でしたね。

芸能人や視聴者の考察で尺をとるよりかは、司会者を介しての

役者さんたちの裏話を存分に聞いてみたかったです。

 

 

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VIVANT 8話 感想|数字とお金の話ばっかり。

 

 

考察で盛り上がる視聴者もいれば、純粋に結末が気になるから見続ける視聴者もいて、

本作っていろんな楽しみ方があると思うんですけど、

今回の内容は、果たしてどう映ったんでしょうかね。

 

もし今までと変わらず「面白い!」「ワクワクする!」などの熱狂的な声が多いのであれば、

正直、世間とのズレを大きく感じてしまいそうです。

私としては、あの激動の展開漂う予告映像の割には…というズッコケ感が強かったです(汗)

 

うーーん…何と言うか、当初の頃を思い返すと、

話がしっちゃかめっちゃかしている気がするんですよね。

情報を詰め込み過ぎて、本来の面白味を削いだり、

テーマや設定がぼやけたりしてしまっているって言った方が近いのかもしれません。

 

例えば、前半20分くらいまでは、嘘発見器による取り調べで

乃木(堺雅人)の別班加入までや、自身が乃木憂助だと知るまでの過程といった

身辺にまつわる話が繰り広げられて行くんですが。

プチ新情報は加えられていたにしても、

基本的には、既に聞いた情報を1つ1つ詳細に掘り起こしているだけなので、

もう1人の"息子"であるノコル(二宮和也)との対峙よりも

おさらいっぽさの方が色濃く出て、話の流れが停滞しているように映って

退屈な印象を受けてしまうのです。

 

そして、頭を悩ませるのは後半の話で…

収支報告のデータやら、裏帳簿やら、お米の計算やら…

数字やお金をそんなに台詞化する必要ってあるのかな?って事。

データから真実を見抜く乃木の描写も含めて、

もはや某銀行ドラマを見ているかのような感覚でしたし、

はっきり言って、説明台詞のオンパレードで視聴後には疲れがドッと出ましたよ(苦笑)

えっと〜…テントって確か、日本へのテロを計画しているテロ組織なんでしたよね??

一瞬どんな組織かも忘れそうになるくらいの

ビジネス要素を盛り込んできた所もツッコミポイントではあるんですけど、

でも元々、孤児救済を本業としていたとするんなら、

じゃあ、いろんな場所を爆破する事で大怪我を負ったり、家族を失ったりして

悲しい想いをしている子供は別に良いんだ…って矛盾も生じてしまう訳で…

ここに来て、設定や展開の詰めの甘さが目立ってきたような気がします。

 

別班のメンバー4人は実は生きているんじゃないか?

乃木の言動には裏があるんじゃないか?

黒須(松坂桃李)だけを生かしておいた意味は?そして、彼は今どうしているのか?

前回の感想で書いた事と多少被りますが…気になる部分はいくつか残っているだけに、

おさらいや数字&お金で話を膨らませるよりも、いつものように"謎"を回収しながら

あっと言わせるラストを作って欲しかったです。

 

で、来週はなんと、19時から緊急生放送SP、

ドラマはその日に限り、21時半からの放送となるそうで…。

最終回の日ではなく、なぜ9話の日にこの特別編成を組んだのか、

そして、なぜわざわざドラマの放送開始時間をずらしたのかは、

多分、裏のバスケやラグビーの時間に合わせて丸被りさせようと意図したからなんでしょうね。

まぁ…大ヒット作品を生み出し(←それを言うなら、同局の他枠でも生まれてますが)、

高視聴率を叩き出してきた福澤監督が、今年で定年退職を迎えられるとの事で、

そのお祝いがしたくてあの編成なんでしょうけどねぇ…

視聴者の熱い要望に応えて、何かしらサプライズを用意する形で

恩返しをしたかったというよりかは、

何だか局自体が舞い上がっている感じがプンプン漂ってきていて

ちょっとモヤっている自分もいます。

 

以上の理由から…4話からはあった本作への視聴熱が、前回から徐々に薄れつつあります。

気まぐれ人間ですみません(苦笑)

 

 

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VIVANT 7話 感想|父親の愛を知りたい乃木

 

 

うーん…ここまで見てきて、テンションがガクッと下がっちゃいましたね。

スケールの大きさに対して、数字やグラフによる状況説明&緊迫感の演出の多用で

良くも悪くも「なんだ、いつもの日曜劇場(福澤班の作品)か」みたいな

安っぽさが浮き出てしまう所には目を瞑っていましたし(←時々ツッコミは入れてましたが)、

正直、台詞に度々「祖国」「ニッポン」が出てくるのに違和感を覚える視聴者のお気持ちも

確かに分からんでもないな〜とも思いつつ、

それでも4話の意外性ある展開を機に、基本好意的に見ていた訳ですが…。

もし乃木(堺雅人)の言動に裏がなく、そのまま「壮絶な愛の物語」に向かうんだとしたら

あまりにも陳腐なのではないか?という気がしています。

 

恐らく、テントのリーダー・ベキ(役所広司)が乃木の父親で、

それも、乃木家が引き裂かれるきっかけとなった公安に恨みがあり、

日本への復讐を企てるようになって、

ベキにはバルカ共和国でも息子がいて…といった

情が絡んだ設定を盛り込み過ぎたのが原因なのかもしれません。

関連性を加えず、別班・公安・テントによる三つ巴戦と

優秀な者同士の騙し合いを徹底して描くだけでも、

"大冒険"がテーマの物語としては十分成立出来たでしょうし。

単純に、自分の両親を殺した犯人がテントのリーダーであると知った乃木が

敵討ちのために敵地に迫っていく…にした方が、スッキリ仕上がったと思います。

何と言うか、変に感情移入させる要素を入れているから、

かえって話がごちゃついているんですよね。

 

ごちゃついていると言えば、どんな顔で見れば良いのか分からないのが

乃木と薫(二階堂ふみ)の恋愛パート。

そのパートだけ同局の火10っぽくて悪目立ちしてしまっているんですけど、

何が意味があるんでしょうかね?

 

確かに、乃木は幼少期で両親を失い、恋愛も経験した事もなく、

ただひたすら自衛隊やミリタリースクールで

訓練を重ねて生きてきたという孤独な背景があります。

昭和の香り漂う旧家に住んで、お赤飯や目玉焼きなどの家庭を象徴する料理を、

オレンジの照明を当てて温かみがあるように映す演出をとるのも、

両親から愛情を注がれた微かな思い出が、子供の時で止まっている事を

表現しているんだとも考えられます。

 

だから、薫に興味を持ち始めるのも、

"愛"を渇望しているからだと考えても無理はないんですが…

それなら、ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)とのやり取りで

"(擬似)家族愛"に近しい感情が描かれているんだから良いじゃん?って話にもなるんですよね。

随所の胸キュンポイントにも特にトキメキませんしねぇ…。

個人的には、薫が目玉焼きを焼く姿を動画に収めていたり、

ご飯をよそう時の乃木のアップを数秒映したりしていた点から、

乃木はあくまでも翻弄されているフリをしていて、薫はやはりテントの一員なんじゃないかと

思ってしまいますし、そんな展開であって欲しいと願ってしまうのです。

 

話は戻って、父の愛を知りたくて再会を試みた件に関してはなぁ…

家族写真を見るベキを少し寂しそうに見つめるノコル(二宮和也)の様子や、

次回予告の「二人の息子、血か縁かー?」という

父の取り合いを仄めかすテロップを見る限りは、

本当にその方向に進んじゃいそうな気はしますね。

本作はラストで衝撃を残してくるだけに、大どんでん返しを期待したい所ですが……(汗)

 

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VIVANT 7話 感想|父親の愛を知りたい乃木

 

 

うーん…ここまで見てきて、テンションがガクッと下がっちゃいましたね。

スケールの大きさに対して、数字やグラフによる状況説明&緊迫感の演出の多用で

良くも悪くも「なんだ、いつもの日曜劇場(福澤班の作品)か」みたいな

安っぽさが浮き出てしまう所には目を瞑っていましたし(←時々ツッコミは入れてましたが)、

正直、台詞に度々「祖国」「ニッポン」が出てくるのに違和感を覚える視聴者のお気持ちも

確かに分からんでもないな〜とも思いつつ、

それでも4話の意外性ある展開を機に、基本好意的に見ていた訳ですが…。

もし乃木(堺雅人)の言動に裏がなく、そのまま「壮絶な愛の物語」に向かうんだとしたら

あまりにも陳腐なのではないか?という気がしています。

 

恐らく、テントのリーダー・ベキ(役所広司)が乃木の父親で、

それも、乃木家が引き裂かれるきっかけとなった公安に恨みがあり、

日本への復讐を企てるようになって、

ベキにはバルカ共和国でも息子がいて…といった

情が絡んだ設定を盛り込み過ぎたのが原因なのかもしれません。

関連性を加えず、別班・公安・テントによる三つ巴戦と

優秀な者同士の騙し合いを徹底して描くだけでも、

"大冒険"がテーマの物語としては十分成立出来たでしょうし。

単純に、自分の両親を殺した犯人がテントのリーダーであると知った乃木が

敵討ちのために敵地に迫っていく…にした方が、スッキリ仕上がったと思います。

何と言うか、変に感情移入させる要素を入れているから、

かえって話がごちゃついているんですよね。

 

ごちゃついていると言えば、どんな顔で見れば良いのか分からないのが

乃木と薫(二階堂ふみ)の恋愛パート。

そのパートだけ同局の火10っぽくて悪目立ちしてしまっているんですけど、

何が意味があるんでしょうかね?

 

確かに、乃木は幼少期で両親を失い、恋愛も経験した事もなく、

ただひたすら自衛隊やミリタリースクールで

訓練を重ねて生きてきたという孤独な背景があります。

昭和の香り漂う旧家に住んで、お赤飯や目玉焼きなどの家庭を象徴する料理を、

オレンジの照明を当てて温かみがあるように映す演出をとるのも、

両親から愛情を注がれた微かな思い出が、子供の時で止まっている事を

表現しているんだとも考えられます。

 

だから、薫に興味を持ち始めるのも、

"愛"を渇望しているからだと考えても無理はないんですが…

それなら、ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)とのやり取りで

"(擬似)家族愛"に近しい感情が描かれているんだから良いじゃん?って話にもなるんですよね。

随所の胸キュンポイントにも特にトキメキませんしねぇ…。

個人的には、薫が目玉焼きを焼く姿を動画に収めていたり、

ご飯をよそう時の乃木のアップを数秒映したりしていた点から、

乃木はあくまでも翻弄されているフリをしていて、薫はやはりテントの一員なんじゃないかと

思ってしまいますし、そんな展開であって欲しいと願ってしまうのです。

 

話は戻って、父の愛を知りたくて再会を試みた件に関してはなぁ…

家族写真を見るベキを少し寂しそうに見つめるノコル(二宮和也)の様子や、

次回予告の「二人の息子、血か縁かー?」という

父の取り合いを仄めかすテロップを見る限りは、

本当にその方向に進んじゃいそうな気はしますね。

本作はラストで衝撃を残してくるだけに、大どんでん返しを期待したい所ですが……(汗)

 

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うーん…ここまで見てきて、テンションがガクッと下がっちゃいましたね。

スケールの大きさに対して、数字やグラフによる状況説明&緊迫感の演出の多用で

良くも悪くも「なんだ、いつもの日曜劇場(福澤班の作品)か」みたいな

安っぽさが浮き出てしまう所には目を瞑っていましたし(←時々ツッコミは入れてましたが)、

正直、台詞に時々「美しい我が国」「ニッポン」が出てくるのに違和感を覚える

視聴者のお気持ちも確かに分からんでもないな〜とも思いつつ、

それでも4話の意外性ある展開を機に、基本好意的に見ていた訳ですが…。

もし乃木(堺雅人)の言動に裏がなく、そのまま「壮絶な愛の物語」に向かうんだとしたら

あまりにも陳腐なのではないか?という気がしています。

 

恐らく、テントのリーダー・ベキ(役所広司)が乃木の父親で、

それも、乃木家が引き裂かれるきっかけとなった公安に恨みがあり、

日本への復讐を企てるようになって、

ベキにはバルカ共和国でも息子がいて…といった

情が絡んだ設定を盛り込み過ぎたのが原因なのかもしれません。

関連性を加えず、別班・公安・テントによる三つ巴戦と

優秀な者同士の騙し合いを徹底して描くだけでも、

"大冒険"がテーマの物語としては十分成立出来たでしょうし。

単純に、自分の両親を殺した犯人がテントのリーダーであると知った乃木が

敵討ちのために敵地に迫っていく…にした方が、スッキリ仕上がったと思います。

何と言うか、変に感情移入させる要素を入れているから、

かえって話がごちゃついているんですよね。

 

ごちゃついていると言えば、どんな顔で見れば良いのか分からないのが

乃木と薫(二階堂ふみ)の恋愛パート。

そのパートだけ同局の火10っぽくて悪目立ちしてしまっているんですけど、

何が意味があるんでしょうかね?

 

確かに、乃木は幼少期で両親を失い、恋愛も経験した事もなく、

ただひたすら自衛隊やミリタリースクールで

訓練を重ねて生きてきたという孤独な背景があります。

昭和の香り漂う旧家に住んで、お赤飯や目玉焼きなどの家庭を象徴する料理を、

オレンジの照明を当てて温かみがあるように映す演出をとるのも、

両親から愛情を注がれた微かな思い出が、子供の時で止まっている事を

表現しているんだとも考えられます。

 

だから、薫に興味を持ち始めるのも、

"愛"を渇望しているからだと考えても無理はないんですが…

それなら、ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)とのやり取りで

"(擬似)家族愛"に近しい感情が描かれているんだから良いじゃん?って話にもなるんですよね。

随所の胸キュンポイントにも特にトキメキませんしねぇ…。

個人的には、薫が目玉焼きを焼く姿を動画に収めていたり、

ご飯をよそう時の乃木のアップを数秒映したりしていた点から、

乃木はあくまでも翻弄されているフリをしていて、薫はやはりテントの一員なんじゃないかと

思ってしまいますし、そんな展開であって欲しいと願ってしまうのです。

 

と書きつつ、家族写真を見るベキを少し寂しそうに見つめるノコル(二宮和也)の様子や、

次回予告の「二人の息子、血か縁かー?」という

父の取り合いを仄めかすテロップを見る限りは、

本当に冒頭で書いた方向に進んじゃいそうな気はしますね。

本作は毎回ラストで衝撃を残してくるだけに、大どんでん返しを期待したい所ですが……(汗)

 

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VIVANT 6話 感想|別班のメンバーは他にもいる。

 

 

冒頭で「一部過激な制裁シーンがありますので、視聴にはご注意ください」

ってテロップが流れていましたが…あれ、どっちを差していたんでしょうね。

ベキ(役所広司)が見せた映像で、

社員にギリアム(海老原恒和)の悪事をバラすよう脅迫させた時?

それとも、映像を背景にして刀で斬った時?(でも、シルエットみたいに映してたから…)

プライム帯で放送する上での配慮だとしても、

「あ、ここか」と明確に分かるシーンがない時点で、そんなに過激とも言えないような。

むしろ個人的には、前々回の終盤の山本(迫田孝也)抹殺事件や

前回の家族を人質に見せかけて弄んだ行為の方が、よっぽど過激な印象を受けましたよ。

 

あと、ツッコミたい所としては…数字やグラフを扱って状況説明をしたり、

緊迫感を演出したりする見せ方を多用するの、

福澤班って好きだよなぁ〜…と思ったくらいですかね(笑)

まぁ、それらを除いて、今回は役所広司さんのベテランの風格漂わせる演技と

ラストの仕掛けを楽しむ事は出来ました。

 

前者に関しては、やっぱり大御所の役者さんって凄いですね。

表情を何一つ変えず、しばらく無言を貫いていても、

この人を怒らせたら間違いなく消されるという威厳を感じさせるんです。

無表情から一気に鬼気迫る表情になって、ギリアムの前に少しずつ近づいてきた時なんかは

画面上からも恐怖が伝わってきましたよ!

やっと口を開いたのは彼を斬った後なのも、

息子らしき人物(役名不明・二宮和也)との静かな掛け合いも、

ベキがテントの"ボス"である事を引き立たせていた気がします。

 

で、後者は…これは毎回思うんですが、ラストの盛り上げ方が上手いんです。

前々回は乃木(堺雅人)の正体が別班だった事、

前回はテントのリーダー・ベキが乃木の父親である事が明かされ、

今回は乃木、黒須(松坂桃李)以外にも別班のメンバーが4人いる事が判明しました。

衝撃の度合いで言ってしまえば、正直、今回はやや薄めではあったんですが、

展開の仕方の勝利だなぁと。

ラストで司会者が会場の扉に鍵をかけ始めて「おっもしかして?」と違和感を持たせた所で、

ズラッとあったテーブルが模様替えされ、最小限の数に抑えられて、

気をつけ!敬礼!直れ!の号令で空気がピリッと引き締まって…で、

動作を畳み掛けた意味が最後に分かるのにはニヤリとしてしまいました。

 

したがって、今回はこの2点で面白味を感じられたので、これで良いかな…と(笑)

他に触れるとするなら、薫(二階堂ふみ)が急に乃木への態度を変えた辺り、

彼女もただの医者ではなく、ハニトラを仕掛けているんじゃないか?とか、

公安にいる野崎(阿部寛)の部下なのに、大事な所で乃木を見失いがちな新庄(竜星涼)も

実は別班のメンバーなんじゃないか?とかは気になりますね。

 

 

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VIVANT 5話 感想|テロ組織も決算報告をするらしい(笑)

 

 

物凄い情報量。

個人的には、台詞の多さでついて行くのに必死で、

今回の内容が完全に理解出来たとは言えませんが…

やっぱり、前回のラストで本作のうたう「敵か味方か、味方か敵か」の意味が

明らかになった事が、面白さの要因になっているんでしょうね。

 

乃木(堺雅人)の正体が別班だと分かった所で

1話でパッと見ポンコツだった彼の行動が次々と種明かしされていく演出も、

最近ではあまりなかった優秀な者同士による騙し合いも、

テンポの良さも相まって、普通に胸を躍らせながら見てしまってました。

 

そして、今回最も「敵か味方か、味方か敵か」を体現していたのでは?と思えたのは…

公安・野崎(阿部寛)とバルカ警察の警察官・チンギス(Barslkhagva Batbold)が

手を組んで捜査をするという展開!

良いですよねぇ、少年漫画らしい熱さがあって。

チンギスに関しては以前、凶悪人に仕立てて終わりではなく、

ただ自分の職務を全うしている人物として描かれていて

魅力的なキャラクターに映っていたので、

敵対関係にあったのがすっかり意気投合する2人の姿には、感慨深いものがありました。

 

正直、2時間、1時間半と散々拡大放送をしておきながら話を進めなかった事や、

放送開始まで物語の概要や相関図を一切公表しないという手法は

今でも良いやり方だったとは思っていませんし。

何なら、何年か前に他局で某ミステリー作品が流行ったように、

本作の作風で考察が飛び交い、話題を呼んだのを機に、

表面的な部分だけを取り入れた二匹目のドジョウ的な作品が

ポンポン生まれてきてしまうんじゃないか…と危惧しているくらいですが。

まぁでも…3話まで話が停滞気味だった分、

4話以降はスピーディに展開していく形で緩急をつけたお陰で

次も見たくなる作品になりつつあるのは確かなので、

あとはこのまま、変に引き延ばしをせずに

テントの実態や乃木の背景でみるみる惹きつけて行って欲しいと願うばかりです。

 

テントのリーダーが誰なのか?そして、乃木とどんな関係にあるのか?を

5話で早々に明かしてきたのも潔かったですね。

最後に余談ですが…旗印が印刷された垂れ幕を上座の所に掛けて

決算報告を始めるというシーンは、

いかにも日曜劇場の福澤班らしくて笑っちゃいました(笑)

テロ組織なのに、あの役者さんだからかなぜか「こはぜ屋」感が……w

 

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VIVANT 4話 感想|「お前に明日は来ない」の方だった。

 

 

今回は妙に話の進みが早かったですね。

いや…1,2話のテンポが悪過ぎたから、余計にそう感じられたのかもしれません(笑)

 

あまりにも物事が順調に進むもんだから、そのCDはウイルスが入っていたりしないの?とか。

もし本当にモニターもしくは別班の人で、

あのメールの送信主が太田(飯沼愛)だと信じてやって来たんだとしたら

小者なんじゃないか?とか。

普通に現れた長野(小日向文世)はただのダミーで、

経歴をスラスラ喋り出したのも彼らを騙し通すためでは?とか。

いろんな要素を疑ってかかるように見ていた訳ですが…

衝撃的なラストシーンのお陰で、今までのツッコミ部分が一気に吹き飛びましたよ。

正直に言えば、肝心の誤送金事件の犯人も、結局あの人で合ってるんだっけ?という

曖昧な印象で終わった気がしなくもないものの(苦笑)

まぁでも、ようやく盛り上がりを見せて来たので良いかな…とは思います。

 

それにしても、堺雅人さんのダークヒーローっぷりは新鮮でしたね。

いや…「お前に明日は来ない」の主人公以来かな?

個人的に"ドラマの面白さ"は、キャスティングやロケーションにいくら力を入れたとしても

脚本が優れていなければ成立しない…という考えではいるんですが、

今回に関しては、堺雅人さんが乃木を演じられていなければ、

ラストで感じたスリルやワクワク感も十分に味わえなかったんじゃないでしょうか。

 

乃木(堺雅人)が正体を明かした事で、何となくぼんやりとしていた

「敵か味方か、味方か敵か」という本作のキャッチコピーの意味も明瞭になり始めましたし、

半沢直樹」の既視感もちょっぴり薄れて、本作でどうしても"描きたいもの"が

若干でも見えるようにはなってきました。

 

よって、ここから巻き返しを期待したい所なんですが、

なんと次回は再び15分拡大するそうで、また間延びが心配になりますね…。

今回だけ通常放送だったのは、本日10時から始まった「何曜日に生まれたの」の

ためだったの?っていう冗談は置いといて(笑)

風呂敷も広がりつつありますし、これだけ拡大を連発するなら、

最初から予算に合わせて2クール放送にした方が

物語も描きやすかったのではないかとすら思えてきますねぇ。

 

 

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VIVANT 3話 感想|日本に戻ってもスケールの大きさは変わらず

 

 

シルクのような砂漠風景、戦車、国境警察官も容認の偽装工作…

何でもアリだなぁ…いろんな意味で自由だなぁ…と思いながら途中まで見ておりましたが。

とりあえず、予告通り誤送金事件の"犯人"は明かされましたし、

散々他のエピソードで引っ張って、日本での話は終盤から…

みたいな詐欺展開にならなかっただけ安心しました。

 

にしてもねぇ。日本に帰ってきてからの話を見ていると、

バルカ共和国で繰り広げられた今までの出来事が

なかった事になっているように感じるのは気のせいでしょうか?(苦笑)

いや、正確には、海外の企業に送金しているという設定があるので、

物語に活かされていると言えば活かされているんですけど。

ただ…今回のような誤送金事件に関する内容ってぶっちゃけ、

国内に限定しても成立する話ではあるんですよね。

 

例えば、わざわざ海外警察や「別班」を絡めなくても、

大手企業のトップが黒幕の誤送金事件…でも支障はなさそうですし。

野崎(阿部寛)の職業も、「警視庁公安部・外事第4課の捜査官」から

自身の過去にまつわる未解決事件を

個人で秘密裏に捜査している警察官…に置き換えても行けそうな気がするんです。

それこそ、堺雅人さん×日曜劇場×銀行 の組み合わせだから

余計にそう思うのかもしれませんが、半沢直樹」の壮大版に見えてしまいました。

 

事件の真相に繋がる手がかりを得るくだりは、ミッション・イン・ポッシブルちっく。

1話(1時間半)+2話(1時間半)+3話(30分)=大まかに言って約3時間半も

逃亡劇に尺を使うのってどうなん?とは思いますけど(笑)

まぁでも、やっとこさ話が動き出したので良いや。

あと少しで警察が来る!早く隠れろ!なんて流れもドラマで散々見てきましたけど、

やっぱり「数字」「ドジな主人公」設定を持ってくるとドキドキはするもので…

そこでようやく、本作のうたう"アドベンチャードラマ"感は感じられたので良いや。

何だか、回を重ねるごとに寛容的になってきておりますw

あ…チラッと振り返るならともかく、

席を外すなんて、警備員…チョロ!とはツッコみましたよ?

 

誤送金事件を主軸にして物語を進めていくのかと想像していたんですが、

次回で完結させるようですね。

で、5話から新編に突入?松坂桃李さんも新編からのご登場?

…この構成、改めて「半沢直樹」だなぁと。

 

ここまで、何を描こうとしているのかが掴みづらい話が続いてきましたが、

もはや、事件の黒幕が誰で、どんな真相が隠されているのか?よりも、

どんな物語になっていくのか?が"本作の考察"になりつつあります。

日本での撮影もスケールの大きさは感じられたものの、

4話以降も見た目の豪華さだけに頼らず、

結末に向けて吸引力のある展開になっていく事を期待しております。

 

 

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