こんばんは、朝山家です。 1話 感想|ドキュメンタリー番組のごたる

 

 

本作が、脚本家の足立紳・晃子夫妻による連載日記

『ポジティブに疲れたら俺たちを見ろ!! ままならない人生を後ろ向きで進む』をベースとした

ほぼ実話の物語である事は事前に把握済み。

なので、見ていると、なるほどそういう作りにするんだな…という納得感がありましたね。

例えば、通常の作品よりも固定で撮影している場面が少なく、

登場人物の実態を、追ったり、歩いてアングルを変えたりしながら捉える

カメラワークが多々見受けられる所は、ドキュメンタリー番組を彷彿とさせますし。

視聴者に登場人物の性格や、家族内での個々の関係性を瞬時に理解させるために、

画面に映っている人物を画面外の違う人物が紹介、あるいは家族の話題を取り入れる形で

適度にナレーションを挟む手法は、実録日記のようでもあります。

「ほぼ実話」である事をアピールする徹底した演出は、ちょっと面白かったです。

ほぼ実話というか…「ムキムキ」のネーミングや(←語感も絶妙ですよねぇ)

数々のメタ言動に関しては、

以前朝ドラ「ブギウギ」を描かれた足立さんならではの遊び心が満載でしたね(笑)

 

ただ、私が1つの作品の感想を書く上で、

分かりやすくするために例として他作品の名前を挙げる事はあっても、

ここ最近は比較しないように心がけてきたので、これは言いたくなかったんですが…

去年のこの時期にNHK火10で放送された良作

「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」を

既に見ちゃっているからな〜…とは思ってしまうんですよね。

前期の月9からの学びとして、ドラマは自分とは違う人生が描かれる訳で、

こっちの家族はこっちの家族、あっちの家族はあっちの家族で別物なのは分かっているんです。

でも、ホームドラマで、「ほぼ実話」で、弟が障がいを抱えているとなると

やっぱり重なると言いますか。

演出は徹底していても、内容自体は話をあちこち広げる事に終始していた印象で、

「家族だから〜」は「家族全員で笑って過ごしてやる!」というゴールを掲げていたけれども、

本作の場合は全8〜9話だと想定して、何をゴールにするんだろう?と

悶々と考えながら見てしまったのも確かです。

 

…まぁ、この感想も「ドラマウォッチャーと名乗る評論家もどきの感想」に

なるかもしれないんですけどね(汗)

いや、感じた事を残しておきたくて細々とでもブログを続けていますし、

誹謗中傷・人格否定しないように気をつけているつもりです…!

 

どの程度のものなのか気がかりだった朝子(中村アン)の罵声についてはリアル寄りで、

夫婦でのキレの良い口論バトルを期待していた視聴者にとっては好みが分かれてしまいそう。

個人的には、朝子については、賢太(小澤征悦)の書く脚本は面白いと

信じているんだろうというのは表面から分っっっかりにくいものの読み取れはするので

まだ良いんですが、どっちかと言うと、

思春期真っ盛りの娘のトゲのある発言の方がキツく感じますね。

家族全体に漂うギスギスした空気を軽減するためにも、

緩急のついた夫婦の会話劇を見たいんですが…今後どうなるでしょうか。

 

最後に書く事として…打ち合わせのシーンで、

朝子と梶本(宇野祥平)のこんなやりとりがありまして。

梶本「まぁ家族の事を書かれるのは良いんですけどね。

   やっぱりこう〜…もっと社会性っていうのか〜、何か引っかかるものが欲しいかな。

   社会的なテーマも盛り込まれていないと、今通用しないんですよね。」

朝子「朝山(賢太)は、ひとつの家族を描くことで、

   それが社会を描いているんだっていう事にもなると思っているんですよ。」

上記の言葉を登場人物が代弁している(ように聞こえた)辺り、

この作風で視聴者に届けるという、脚本家含めた作り手の意思表示に思えました。

私も先ほどの作品を比較対象にしてしまったのは、

まだ本作は初回しか見ていないから…でもあるんですよね。

 

来週は日曜劇場を優先しますし、次回以降の感想は内容次第にはなりますが、

本作は本作だからこその良さがそのうち見出せたらと思います。

 

 

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こんばんは、朝山家です。 1話 感想|ドキュメンタリー番組のごたる

 

 

本作が、脚本家の足立紳・晃子夫妻による連載日記

『ポジティブに疲れたら俺たちを見ろ!! ままならない人生を後ろ向きで進む』をベースとした

ほぼ実話の物語である事は事前に把握済み。

なので、見ていると、なるほどそういう作りにするんだな…という納得感がありましたね。

例えば、通常の作品よりも固定で撮影している場面が少なく、

登場人物の実態を、追ったり、歩いてアングルを変えたりしながら捉える

カメラワークが多々見受けられる所は、ドキュメンタリー番組を彷彿とさせますし。

視聴者に登場人物の性格や、家族内での個々の関係性を瞬時に理解させるために、

画面に映っている人物を画面外の違う人物が紹介、あるいは家族の話題を取り入れる形で

適度にナレーションを挟む手法は、実録日記のようでもあります。

「ほぼ実話」である事をアピールする徹底した演出は、ちょっと面白かったです。

ほぼ実話というか…「ムキムキ」のネーミングや(←語感も絶妙ですよねぇ)

数々のメタ言動に関しては、

以前朝ドラ「ブギウギ」を描かれた足立さんならではの遊び心が満載でしたね(笑)

 

ただ、私が1つの作品の感想を書く上で、

分かりやすくするために例として他作品の名前を挙げる事はあっても、

ここ最近は比較しないように心がけてきたので、これは言いたくなかったんですが…

去年のこの時期にNHK火10で放送された良作

「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」を

既に見ちゃっているからな〜…とは思ってしまうんですよね。

前期の月9からの学びとして、ドラマは自分とは違う人生が描かれる訳で、

こっちの家族はこっちの家族、あっちの家族はあっちの家族で別物なのは分かっているんです。

でも、ホームドラマで、「ほぼ実話」で、弟が障がいを抱えているとなると

やっぱり重なると言いますか。

演出は徹底していても、内容自体は話をあちこち広げる事に終始していた印象で、

「家族だから〜」は「家族全員で笑って過ごしてやる!」というゴールを掲げていたけれども、

本作の場合は全8〜9話だと想定して、何をゴールにするんだろう?と

悶々と考えながら見てしまったのも確かです。

 

…まぁ、この感想も「ドラマウォッチャーと名乗る評論家もどきの感想」に

なるかもしれないんですけどね(汗)

いや、感じた事を残しておきたくて細々とでもブログを続けていますし、

誹謗中傷・人格否定しないように気をつけているつもりです…!

 

どの程度のものなのか気がかりだった朝子(中村アン)の罵声についてはリアル寄りで、

夫婦でのキレの良い口論バトルを期待していた視聴者にとっては好みが分かれてしまいそう。

個人的には、朝子については、賢太(小澤征悦)の書く脚本は面白いと

信じているんだろうというのは表面から分っっっかりにくいものの読み取れはするので

まだ良いんですが、どっちかと言うと、

思春期真っ盛りの娘のトゲのある発言の方がキツく感じますね。

家族全体に漂うギスギスした空気を軽減するためにも、

緩急のついた夫婦の会話劇を見たいんですが…今後どうなるでしょうか。

 

最後に書く事として…打ち合わせのシーンで、

朝子と梶本(宇野祥平)のこんなやりとりがありまして。

梶本「まぁ家族の事を書かれるのは良いんですけどね。

   やっぱりこう〜…もっと社会性っていうのか〜、何か引っかかるものが欲しいかな。

   社会的なテーマも盛り込まれていないと、今通用しないんですよね。」

朝子「朝山(賢太)は、ひとつの家族を描くことで、

   それが社会を描いているんだっていう事にもなると思っているんですよ。」

上記の言葉を登場人物が代弁している(ように聞こえた)辺り、

この作風で視聴者に届けるという、脚本家含めた作り手の意思表示に思えました。

私も先ほどの作品を比較対象にしてしまったのは、

まだ本作は初回しか見ていないから…でもあるんですよね。

 

来週は日曜劇場を優先しますし、次回以降の感想は内容次第にはなりますが、

本作は本作だからこその良さがそのうち見出せたらと思います。

 

 

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DOPE 麻薬取締部特捜課 1話 感想|アクションシーンと陣内はかっこいい

 

 

中村倫也さんを見て、放送終了後にすぐさま原作を調べちゃいました。

小説なんですね。でも表紙には人物イラストが描かれている。

原作の陣内は結構胸板が厚いけれども、ハードボイルドな雰囲気は似ている。

原作者からしたら、理想的なキャスティングだったのでは?と思います。

陣内(中村倫也)の魅せ方にしても、かっこよく魅せようというこだわりを強く感じまして。

きっと、目に青い光を入れるスタッフも、カメラマンも

仕事されていて楽しかっただろうな…と思いながら見ておりました。

 

ただ、内容自体が面白かったかどうかは、まだはっきりとは答えられないって所でしょうか。

俳優のプロモーションビデオ止まりにはなっていませんし、

放送開始4分後でOP映像が流れて、新型ドラッグ「DOPE」についての詳細と効果、

特捜課が異能力者集団だという事が簡潔に説明されて、

そこは頭に入って来やすかったんです。

でも、何というか…全体的に編集が粗っぽい。

大人の事情でまとめて撮影をする時間を確保出来なかったのか分かりませんが、

ぶつ切りのシーンが多々見受けられたのが気になりました。

 

それが顕著だったのは後半ですね。

ざっと列記すれば…後半のCM明けから始まって、特捜課の面々のプライベートパート…

才木(髙橋海人)と陣内の対峙…で、今度は陣内と恐らく亡くなったらしい妻の回想…

陣内がジウ(井浦新)から才木の事を知った後は、

才木母が更生中の施設の場面に切り替わって、才木と妹の食卓シーン。

シリアス寄りのパートとプライベートパートが交互に挿入されるので

どんな方向性で行きたいのかが掴みづらい上に。

後半になってから何度も後者を見せられたために、

序盤の方で描かれた事件解決の様子や、異能力者同士のバトルよりも、

最終的に「みんな1人の人間であり、それぞれに家庭の事情がある」という印象が

残ってしまった感じは否めませんでした。

 

視聴前に調べた公式サイトにはアクションシーンと記載されていて、

良い意味で、それ聞いてないよ!と驚くくらいのCGエフェクト…

いや、異能力を使ってのバトルは非現実感マシマシで興味を惹かれただけに、

変に個々の"私"の部分を見せず、

冒頭のテロップにあったような「近未来を舞台にしたSF作品」を

もっと押し切って欲しい限りです。

 

それぞれのプライベートパートがあくまでも初期設定の紹介のために用意された映像であり、

次回からはもう少し簡潔にして、"事件"の方に焦点を当てた内容になる事を信じて

しばらく様子見しようと思います。

 

 

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2025年 夏ドラマ 視聴リスト&期待度

 

 

こんにちは、りんころです!

毎度おなじみ、視聴予定のドラマを紹介する時期がやってまいりました。

…と、いつもの挨拶文を書いていたのですが、

気づけば7月スタートの夏ドラマが1本始まってしまったので、ちゃちゃっと行きます(汗)

(コメントは本当に簡単で失礼します…)

 

膨大な数のドラマの中から、私が優先して書くドラマは…

 

7月から放送予定の春ドラマの一覧を記載しております(曜日・放送時間順)。

※既に放送されているドラマは除く

※夏ドラマを全部記載している訳ではありません(基本地上波のみ)

 

放送 作品一覧 主演 初回
月曜日
フジ
月9
明日はもっと、いい日になる 福原遥 7/7
フジ
月10
僕達はまだその星の校則を知らない 磯村勇斗 7/14
テレ東
月11
レプリカ 元妻の復讐 トリンドル玲奈 7/7
火曜日
テレ朝
火9
誘拐の日 斎藤工 7/8
フジ
火9
スティンガース 森川葵 7/22
TBS
火10
初恋DOGs 清原果耶 7/1
フジ
火11
北くんがかわいすぎて手に余るので、
3人でシェアすることにしました。
本田翼 7/1
日テレ
火深夜
完全不倫 仁村紗和、前田公輝 7/1
テレ東
火深夜
私があなたといる理由 蓮佛美沙子溝端淳平 7/1
TBS
火深夜
シンデレラ クロゼット 尾碕真花松本怜 7/1
TBS
火深夜
極道上司に愛されたら 戸塚祥太紺野彩夏 7/23
水曜日
テレ朝
水9
大追跡 大森南朋相葉雅紀松下奈緒 7/9
日テレ
水10
ちはやふる-めぐり- 當真あみ 7/9
フジ
水10
最後の鑑定人 藤木直人 7/9
テレ東
水深夜
雨上がりの僕らについて 池田匡志、堀夏喜 7/2
テレ東
水深夜
日本統一 東京編 本宮泰風、山口祥行 7/2
木曜日
テレ朝
木9
しあわせな結婚 阿部サダヲ 7/17
フジ
木10
愛の、がっこう。 木村文乃 7/10
日テレ
木深夜
恋愛禁止 伊原六花 7/3
テレ東
木深夜
量産型ルカ 賀喜遥香、筒井あやめ 7/3
金曜日
テレ東
金9
能面検事 上川隆也 7/11
TBS
金10
DOPE 麻薬取締部特捜課 髙橋海人、中村倫也 7/4
テレ朝
金11
奪い愛、真夏 松本まりか 7/18
テレ東
金深夜
40までにしたい10のこと 風間俊介 7/4
土曜日
日テレ
土9
放送局占拠 櫻井翔 7/12
テレ朝
土11
リベンジ・スパイ 大橋和也 7/5
フジ
土11
浅草ラスボスおばあちゃん 梅沢富美男 7/5
日曜日
TBS
日9
19番目のカルテ 松本潤 7/13
テレ朝
日10
こんばんは、朝山家です。 中村アン小澤征悦 7/6
日テレ
日10
DOCTOR PRICE 岩田剛典 7/6

 

この膨大な数のドラマの中から、私が直感で

これは優先して感想を書きたい!と思ったドラマは…

僕達はまだその星の校則を知らない(フジ・月10)

しあわせな結婚(テレ朝・木9)

DOPE 麻薬取締部特捜課(TBS・金10)

19番目のカルテ(TBS・日9)

こんばんは、朝山家です。(テレ朝・日10)

の5本です! ※ドラマタイトル名をクリックすると、その作品の詳細に飛びます。

 

次の節では、この5本の作品概要・スタッフ情報を紹介いたします。

 

 

2025年 夏ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴&初回執筆予定の5作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/簡単なコメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

※初回放送日、スタッフに関する情報は、7/3時点のものです。

 

月曜日

 

僕達はまだその星の校則を知らない(7/14・フジテレビ・月曜22時)★★★★

 

男女共学化した高校にスクールロイヤー(学校弁護士)として派遣されてきた主人公が、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に必死に向き合う姿を描く、学園ヒューマンドラマ。

 

脚本家・大森美香さんの描かれる、

どこか温かみのある愛らしいキャラクター造形が好きなので期待しちゃいます。

予告映像が出る前は真面目系なのかな?とも思いましたが、

いざチェックしてみると、少しファンタジックな雰囲気にも惹かれました。

 

出演:磯村勇斗、堀田真由、稲垣吾郎

脚本:大森美香(「青天を衝け」「シッコウ!!」「憶えのない殺人 ※SP」)

演出:山口健人(「静かなるドン シリーズ」「アバランチ」「ウソ婚」「イグナイト」)

   高橋名月(「メンタル強め美女白川さん」「顔に泥を塗る」「ふったらどしゃぶり」)

   稲留武 (「ノッキンオン・ロックドドア」「春になったら」「秘密」)

音楽:Benjamin Bedoussac(「名建築で昼食を シリーズ」「パティスリーMON」)

プロデューサー:岡光寛子(「アバランチ」「時をかけるな、恋人たち」「春になったら」)

       白石裕菜(「かしましめし」「時をかけるな、恋人たち」「春になったら」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.ktv.jp/bokuhoshi/

 

 

火曜日 

 

は…現状、視聴のみ。

 

 

水曜日 

 

も…現状、視聴のみ。

 

 

木曜日 

 

しあわせな結婚(7/17・テレビ朝日・木曜21時)★★★★

 

50年間独身主義を貫いてきた主人公が、ある日体の不調で搬送された病院で女性と出会い、電撃結婚したのだが、やがて妻が大きな秘密を抱えている事を知る。
大きな秘密を前に夫婦の愛を問うマリッジ・サスペンス。

 

大石静さんの脚本は、いかにもフィクションらしい癖の強い所はあれど、

回を重ねるごとにその独自の世界観にグイグイ引っ張られていく魅力があります。

そこに個性派俳優の阿部サダヲさんと、表現力の引き出しが豊富な松たか子さんの

キャスティングなので、この組み合わせはもう楽しみでしかないなと。

もちろん、過度な期待は禁物ですが…一番初回が気になっているのは確かです。

 

出演:阿部サダヲ松たか子、板垣李光人 他

脚本:大石静 (「大恋愛」「星降る夜に」「離婚しようよ ※配信」「光る君へ」)

演出:黒崎博 (「ひよっこ シリーズ」「青天を衝け」「さよならのつづき ※配信」)

   星野和成(「僕らは奇跡でできている」「桜の塔」「いつか、ヒーロー」)

   楢木野礼(「ハラスメントゲーム」「リーガル・ハート」「続・続・最後から二番目の恋」)

音楽:(「」「」「」)

ゼネラルプロデューサー:中川慎子(「和田家の男たち」「NICE FLIGHT!」「Destiny」「魔物」)

プロデューサー:田中真由子(「NICE FLIGHT!」「ノッキンオン・ロックドドア」「民王R」)

       山形亮介 (「6秒間の軌跡 シリーズ」「ゆりあ先生の赤い糸」「スカイキャッスル」)

       森田美桜 (「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」「Destiny」)

       大古場栄一(「Destiny」)

主題歌:Oasis「Don't Look Back In Anger」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/shiawasena-kekkon/

 

 

金曜日 

 

DOPE 麻薬取締部特捜課(7/4・TBS・金曜22時)★★★

 

考え方が正反対で相性最悪のバディが、新型ドラッグ「DOPE」によって巻き起こる不可解な事件の解決に挑む、新時代の麻取アクション・エンターテインメント。

 

刑事モノでバディで金10と言ったら、どうしてもあの作品が思い浮かんでしまい、

スタッフもあの面々だと勘違いしそうになるんですけど違うので、

星★は高く見積もって3つで。

お互い"秘密"があるようですが、考察を強調した作りにするよりも

麻薬取締官 VS 新型ドラッグ」という設定に釣り合った、

スリリングな映像で惹きつけてもらえると良いな…と思います。

 

出演:髙橋海人、中村倫也新木優子、三浦誠己、小池徹平真飛聖伊藤淳史

脚本:田中眞一(「警視庁いきもの係」「シェフは名探偵」「私の死体を探してください。」)

演出:鈴木浩介(「シグナル シリーズ」「24 JAPAN」「恋する警護24時」)

   古林淳太郎(「100万回 言えばよかった」「不適切にもほどがある!」)

   杉原輝昭(「仮面ライダーゼロワン」「仮面ライダーガヴ」※全て特撮)

音楽:(「」「」「」)

編成:杉田彩佳(「100万回 言えばよかった ※プロデューサー」「イグナイト」)

   松本友香(「私の家政夫ナギサさん」「不適切にもほどがある!」「イグナイト」)

プロデュース:長谷川晴彦(「シェフは名探偵」「警視庁アウトサイダー」「離婚しない男」)

     佐藤敦司 (「G線上のあなたと私」「インビジブル」「ライオンの隠れ家」)

主題歌:「」

原作 :木崎ちあき『DOPE 麻薬取締部特捜課』シリーズ

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/DOPE_tbs/

 

 

土曜日 

 

ひとりでしにたい(6/21・NHK・土曜22時)

 

 

日曜日 

 

19番目のカルテ(7/13・TBS・日曜21時)★★★★

 

高度に発展した日本医療の18の専門分野に新たに新領域として加わった19番目の分野「総合診療科」を取り扱った作品。
病気ではなく人を診て、生き方そのものに手を差し伸べる医師を描いた新しいヒューマン医療エンターテインメント。

 

看板枠の威厳を保とうとしてキャストにお金をかけ過ぎなくて良いし、

脚本家を複数体制にして大掛かりにしなくて良い…と

ここ最近の日曜劇場に対して思っているので、まず単独脚本という事で安心です。

脚本家の坪田文さんは過去に産婦人科が舞台のドラマ「コウノドリ」も描かれているのと、

あとは…個人的には、田中泯さんがご出演されるドラマは良作説を密かに推しています。

 

出演:松本潤小芝風花新田真剣佑ファーストサマーウイカ田中泯

脚本:坪田文 (「99.9 シリーズ」「コウノドリ シリーズ」「初恋、ざらり」「君とゆきて咲く」)

演出:青山貴洋(「半沢直樹(2020)」「マイ・セカンド・アオハル」「クジャクのダンス、誰が見た?」)

   棚澤孝義(「大恋愛」「無能の鷹」「クジャクのダンス、誰が見た?」)

   泉正英 (「インビジブル」「マイ・セカンド・アオハル」「ライオンの隠れ家」)

音楽:(「」「」「」)

編成:吉藤芽衣(「100万回 言えば…」「西園寺さんは家事をしない」「対岸の家事」)

   髙田脩 (「Eye Love You」)

プロデューサー:岩崎愛奈 (「#家族募集します」「西園寺さんは家事をしない」)

協力プロデューサー  :相羽めぐみ(「私がヒモを飼うなんて ※演出」「ビジネス婚 ※監督」)

主題歌:「」

原作 :富士屋カツヒト『19番目のカルテ 徳重晃の問診』

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/19karte_tbs/

 

 

こんばんは、朝山家です。(7/6・テレビ朝日・日曜22時)★★★

 

売れっ子脚本家の"残念な夫"と経済面と家庭面で家族を支えてきた"キレる妻"が、衝突と罵声、ときどき愛で家族の難題を切り抜けていく一家奮闘ホームドラマ

 

病名は違うものの、自閉スペクトラム症を抱えた弟がいる事、

家族で困難を乗り越えるというテーマから、昨年放送の「家族だから愛したんじゃなくて…」

がチラついてしまうのですが。

「拾われた男」の仲野太賀さん×伊藤沙莉さんといい、

「ブギウギ」の趣里さん×草彅剛さんといい、

脚本家・足立紳さんの描かれる人物同士の掛け合いにはワクワクさせてもらえているので、

選ばせていただきました。

妻の罵声がどの程度なのか気になりますが…あんまりギスギスしていませんように。

 

出演:中村アン小澤征悦

脚本:足立紳 (「六畳間のピアノマン」「拾われた男」「ブギウギ」)

演出:足立紳 (「稽古場 ※映画」「それでも俺は、妻としたい」)

   小沼雄一(「絶メシロード シリーズ」「買われた男」「マイ・ワンナイト・ルーム」)

   安村栄美(「体感予報」「#居酒屋新幹線2」「やぶさかではございません」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー:山崎宏太  (「3Bの恋人」「封刃師」「ミス・ターゲット」「恋愛革命」)

プロデューサー:寺川真未  (「シュガードッグライフ」「あなたの恋人、強奪します。」)

       宮本日奈美 (作品不明)

       加藤伸崇  (「捨ててよ、安達さん。」「カプカプ」「マイ・ワンナイト・ルーム」)

       坪ノ内俊也 (「家族の旅路」「捨ててよ、安達さん。」「マイ・ワンナイト・ルーム」)

協力プロデューサー:足立晃子(「雑魚どもよ、大志を抱け! ※映画」)

主題歌:「」

原案 :足立紳、足立晃子『ポジティブに疲れたら俺たちを見ろ〜ままならない人生を後ろ向きで進む〜』

公式サイト:https://asahi.co.jp/asayamake/

 

 

 

こちらのドラマも視聴してみます

 

上記の5作品に加えて、以下のドラマも初回をチェックしてみます(続編の場合は視聴)。

こちらで紹介する作品の感想は、現状、1話も投稿する予定はありませんが、

「上記の5作品が微妙で、こっちが思いの外面白かったら書く

(その代わり交換する形で、元々書いていた微妙なドラマの感想は視聴のみに切り替える)」

不定期で雑感集の形で投稿する」

なんて事もあるかもしれません。

では、ざっくりと。

 

 

月曜日

 

明日はもっと、いい日になる(7/7・フジテレビ・月曜21時)★★

 

海辺の児童相談所を舞台に、刑事から出向してきた主人公が、子どもたちの純粋な思いに胸を打たれつつ、その親までも救っていく姿を温かく描くハートフルヒューマンドラマ。

 

「正義感が人一倍強いため、目の前で悩み、苦しんでいるこどもがいると放っておけず、

とことん寄り添おうとする。しかし、時にその性格が思わぬ波紋を起こすことになり…。」

主人公の設定、トラブルメーカーになる気しかしません(汗)

企画自体も、夏休みの時期だから子供を扱って、海を舞台に感動的なドラマを作ろう!

みたいな安直さを感じるんですが…。

 

出演:福原遥林遣都生田絵梨花勝村政信風間俊介柳葉敏郎

脚本:谷碧仁(「大事なことほど小声でささやく ※映画」「#who am I ※SP」「キャスター」)

演出:相沢秀幸(「ミステリと言う勿れ」「PICU 小児集中治療室」「イップス」)

   下畠優太(「真夏のシンデレラ」「うちの弁護士は手がかかる」「ブルーモーメント」)

   保坂昭一(「転職の魔王様」「君が心をくれたから」「プライベートバンカー」)

音楽:(「」「」「」)

プロデュース:宮﨑暖(「元彼の遺言状」「#who am I ※SP」「ライオンの隠れ家」)

協力プロデュース:熊谷理恵 (「チェリまほ シリーズ」「ミステリと言う勿れ」「イップス」)

       三浦和佳奈(「Back Street Girls -ゴクドルズ-」「好きなオトコと別れたい」)

主題歌:JUJU「小さな歌」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/ashitawamotto/

 

 

火曜日

 

誘拐の日(7/8・テレビ朝日・火曜21時)★★★

 

心やさしきマヌケな誘拐犯と、記憶喪失の天才少女の「擬似親子バディ」による奇妙な逃亡劇&特別な絆を描く、巻き込まれ型ヒューマンミステリー。

 

斎藤工さんと永尾柚乃さんの組み合わせも面白そうですが、

韓国制作会社のASTORYは本家の「シグナル」を手掛けられたようで、

割と楽しめるんじゃないかな?と思ってます。

 

出演:斎藤工、永尾柚乃 他

脚本:丑尾健太郎(「君と世界が終わる日に シリーズ」「愛しい嘘」「マル秘の密子さん」)

監督:深川栄洋 (「和田家の男たち」「星降る夜に」「GTOリバイバル ※SP」)

   片山修  (「ザ・トラベルナース シリーズ」「家政夫のミタゾノ シリーズ」「マルス」)

音楽:長岡成貢 (「そこにいた男 ※映画」「ROOM〜史上最悪の一期一会」)

ゼネラルプロデューサー:大江達樹 (「ドクターX シリーズ」「六本木クラス」「スカイキャッスル」)

プロデューサー:峰島あゆみ(「ザ・トラベルナース シリーズ」「ゆりあ先生の赤い糸」)

        菊池誠  (「六本木クラス」「民王R」「プライベートバンカー」)

主題歌:yama「us」

原作:ASTORY & KT Studiogenie『유괴의 날(誘拐の日)』  脚本:キム・ジェヨン

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/yuukainohi/

 

 

スティンガース 警視庁おとり捜査検証室(7/22・フジテレビ・火曜21時)★★

 

日本ではまだ制度として整備されていない"おとり捜査”で現代の犯罪解決に挑んでいく、通称"スティンガース"による活躍を描く、完全オリジナルの爽快コンゲームエンターテイメント。

 

この枠のドラマで当たった試しはなく…(1作品は未視聴)。

で、予告映像を見てみたら、う〜ん…やっぱり軽い(苦笑)

気軽に見る分には悪くないのかもしれませんが、

あまりにもグダグダしていたらすぐさまテレ朝に絞ります。

 

出演:森川葵藤井流星本郷奏多志田彩良井内悠陽、杉本哲太玉山鉄二

脚本:徳尾浩司(「おっさんずラブ シリーズ」「私の家政夫ナギサさん」「ライオンの隠れ家」)

演出:松原浩 (「高嶺の花」「しずかちゃんとパパ」「何曜日に生まれたの」)

   中島悟 (「俺の話は長い シリーズ」「世界一難しい恋」「もみ消して冬」)

   伊藤彰記(「ハコヅメ」「だが、情熱はある」「マル秘の密子さん」)

音楽:(「」「」「」)

プロデュース:松原浩 (「高嶺の花」「女の機嫌の直し方」「何曜日に生まれたの」)

     大庭佑理(「ACMA:GAME シリーズ」「新たな鍵 ※配信ドラマ」)

     難波利昭(「レンタル救世主」「何曜日に生まれたの」「俺の話は長い25春 ※SP」)

編成プロデュース:水戸祐介(「世にも奇妙な物語'24 夏・冬 ※SP・編成企画」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/stingers/

 

 

初恋DOGs(7/1・TBS・火曜22時)★★

 

愛を信じないクールな弁護士と、動物しか愛せないこじらせ獣医の"愛犬"同士が一目惚れしたのをきっかけに急接近し、やがて訳あり御曹司との三角関係に発展していく、国を越えたラブストーリー。

 

「恋は錯覚」とか言っちゃう恋愛興味なしな主人公のドラマは、

ベタな話になりがちなので惹かれた試しがないんですよね…(滝汗)

韓国人御曹司・ふわふわ系・三角関係・わんこの設定も、

女性が好きなものいろいろ詰め込んでみました!感が強い。

特にわんこに関しては、扱った意味が癒し要素以外に感じられれば良いんですが…

ここ最近好意的に見てきた火10で、下手したらリタイアかも?

(※初回視聴前のコメントです)

 

出演:清原果耶、成田凌、ナ・イヌ、萩原利久、宮澤エマ、深田恭子岸谷五朗

脚本:金子ありさ (「恋つづ」「着飾る恋には理由があって」「9ボーダー」)

演出:岡本伸吾  (「99.9 シリーズ」「大恋愛」「アトムの童」「Eye Love You」)

   ノ・ヨンソプ(「ザ・ゲーム」「無駄なウソ ※映画」※全て韓国作品)

   伊東祥宏  (「オールドルーキー」「ラストマン」「ブラックペアン2」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:宮﨑真佐子(「逃げ恥」「大恋愛」「あのクズを殴ってやりたいんだ」)

       荒木沙耶 (「18/40」)

       車賢智  (「Eye Love You」)

協力プロデューサー:キム・ギョレ(「流れ星 ※韓国ドラマ」)

主題歌:「」

原作 :Studio TooN『DOG한 로맨스』

公式サイト:https://www.ktv.jp/bokuhoshi/

 

 

水曜日

 

ちはやふるーめぐりー(7/9・日本テレビ・水曜22時)★★★

 

2016年、2018年に3部作として実写映画化され、"青春映画の金字塔"と評された「ちはやふる」から10年後の世界が舞台のオリジナルストーリー。

 

映画は当時見ていましたので、水10はこちらをリアタイするつもりです。

あれから数年、私も歳をとって

若手キャスト陣について行けるかな?という不安も少しありますが、

映画版のスタッフが集結しているので、大ハズレする事はなく

部員たちの直向きさに再び胸を熱くさせてもらえるはずだと信じて…。

 

出演:當真あみ、齋藤潤、山時聡真、嵐莉菜、高村佳偉人、坂元愛登、上白石萌音

ショーランナー:小泉徳宏(「ちはやふる シリーズ」「線は、僕を描く」※全て映画・監督・脚本)

脚本:小坂志宝(「最高のおもてなし ※SP」「夫を社会的に抹殺する5つの方法」)

   本田大介(「社内マリッジハニー」「探偵☆星鴨」「夫婦の秘密」)

   松本千晶(「第38回ぴあフィルムフェスティバル入選作品 傀儡(かいらい) ※映画」)

   金子鈴幸(「キングダム3,4 ※アニメ」「飯を喰らひて華と告ぐ」「風のふく島」)

脚本協力:モノガタリラボ(「ちはやふる シリーズ」「線は、僕を描く」)

監督:藤田直哉(「stay」「LONG-TEAM COFFEE BREAK」「瞼の転校生」※全て映画)

   本田大介(「社内マリッジハニー」「探偵☆星鴨」「夫婦の秘密」)

   松本千晶(「第38回ぴあフィルムフェスティバル入選作品 傀儡(かいらい) ※映画」)

   吉田和弘(「ちはやふる -結び- ※映画・監督補」「夫婦の秘密」)

音楽:横山克 (「ちはやふる シリーズ」「わろてんか」「なんで私が神説教」)

チーフプロデューサー:松本京子(「獣になれない私たち」「ゼイチョー」「相続探偵」)

企画・プロデューサー:北島直明 (「ちはやふる シリーズ」「線は、僕を描く」※全て映画)

プロデューサー:榊原真由子(「ブラッシュアップライフ」「街並み照らすヤツら」)

       巣立恭平 (「ちはやふる シリーズ」「線は、僕を描く」※全て映画)

       中村薫  (作品不明)

       平田光一 (「あいつが上手で下手が僕で シリーズ」「Club キャッテリア ※SP」)

主題歌:Perfume「巡ループ」

原作 :末次由紀ちはやふる

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/chihayafuru-meguri/

 

 

最後の鑑定人(7/9・フジテレビ・水曜22時)★★

 

孤高で人に興味がない奇人鑑定人と、“変人”研究員というクセ強な男女バディが、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品。

 

何だか、テレビ朝日の水曜9時で放送してもおかしくない雰囲気ですね(笑)

科学捜査という事で手堅いジャンルではありますが、

その分、既視感が払拭出来るかどうかが懸念点です。

 

出演:藤木直人白石麻衣迫田孝也、中沢元紀、阿部亮平栗原類

脚本:及川拓郎(「刑事7人5 最終回」「アノニマス ※演出」「日本一の最低男 ※演出」)

   山崎太基(「相棒18 13話」「卒業タイムリミット」「白暮のクロニクル」)

   北浦勝大(「クライムファミリー」「問題物件 6話」「キャスター」)

   青塚美穂(「伊藤くん A to E」「やんごとなき一族」「対岸の家事」)

演出:水田成英(「ごめん、愛してる」「アライブ」「119エマージェンシーコール」)

   谷村政樹(「ようこそ、わが家へ」「いちばんすきな花」「日本一の最低男」)

   清矢明子(「ラジエーションハウスⅡ」「あなたがしてくれなくても」「新宿野戦病院」)

音楽:橘麻美 (「フラジャイル」「真犯人フラグ」「情事と事情 ※配信ドラマ」)

プロデューサー:石原未菜(作品不明)

        宮木正悟(「水球ヤンキース」「刑事ゆがみ」「366日」「問題物件」)

        郷田悠 (「日曜の夜ぐらいは…」「続・続・最後から二番目の恋」)

プロデュース協力 :渡辺良介(「下剋上受験」「テセウスの船」「マイファミリー」)

協力プロデュース :大瀬花恵(「ワタシってサバサバしてるから シリーズ」「ナースが婚活」)

主題歌:「」

原作 :岩井圭也『最後の鑑定人』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/saigonokanteinin/

 

 

木曜日

 

愛の、がっこう。(7/10・フジテレビ・木曜22時)★★★

 

まっすぐすぎる高校教師と愛に恵まれず生きてきたホストが、生徒がらみの騒動がきっかけで出会い、ホストに言葉や社会を教える秘密の"個人授業"を続ける中で次第に惹かれ合っていく、禁断なのに純愛な"愛"の物語。

 

「昼顔」のスタッフが多いので、どんな作風になるかは何となく想像は出来ます。

登場人物の心理を表す演出に長けた印象のある、西谷弘監督作品。

まずは映像美を楽しみます。

 

出演:木村文乃、ラウール、田中みな実、りょう、筒井真理子、酒向芳、沢村一樹

脚本:井上由美子(「緊急取調室 シリーズ」「昼顔」「シャーロック」「Believe」)

監督:西谷弘  (「昼顔」「モンテ・クリスト伯」「シャーロック」「嘘解きレトリック」)

音楽:菅野祐悟 (「花咲舞が黙ってない シリーズ」「昼顔」「半分、青い。」「モンスター」)

プロデュース:栗原彩乃(「SUPER RICH」「ナンバMG5」「ブルーモーメント」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/aino_gakkou/

 

 

土曜日

 

浅草ラスボスおばあちゃん(7/5・フジテレビ・土曜23時40分)★★★

 

75歳で職を失った主人公が便利屋を起業し、クセの強い若者たちと同じ目線に立って解決に導きながらも自分自身も進化していく、痛快リスタート物語。

 

人生の先輩が世の中をぶった斬る!みたいなスカッと劇なら、まぁ別に…と思うんですが、

公式サイトの概要を読む限り、高齢者が故の弱さや葛藤も描かれるらしいので、

痛快は痛快でも、主人公も応援したくなるような物語だったら良いなと。

あとはもう、梅沢富美男さん演じるおばあちゃん見たさです(笑)

 

出演:梅沢富美男、堀田茜、朝日奈央遊井亮子研ナオコ浅丘ルリ子

脚本:政池洋佑 (「死役所」「シガテラ」「ミス・ターゲット」「日本一の最低男」)

   武井彩  (「アバランチ」「純愛ディソナンス」「夫婦の秘密」)

   川口清人 (「&美少女」「HOTEL -NEXT DOOR-」「ママはバーテンダー」)

演出:村上正典 (「犯罪症候群 シリーズ」「プロミス・シンデレラ」「ギークス」)

   菊川誠  (「純愛ディソナンス」「あたりのキッチン!」「お迎え渋谷くん」)

   北坊信一 (「危険なビーナス」「ミステリと言う勿れ」「院内警察」「復讐カレシ」)

音楽:出羽良彰 (「私たちはどうかしている」「恋する母たち」「育休刑事」)

   堀川真理子(「ランチ合コン探偵」「シネコンへ行こう!」「テイオーの長い休日」)

企画:市野直親 (「最高のオバハン シリーズ」「おいハンサム!! シリーズ」「ミッドナイト屋台」)

プロデューサー:鵜澤龍臣(「嗤う淑女」「介護スナック ベルサイユ ※SP」)

        森安彩 (「ランチ合コン探偵」「純愛ディソナンス」「ギークス」)

        手銭陸 (「その着せ替え人形は恋をする」「復讐カレシ」)

OPテーマ:DA PUMP「Pon de SKY, Pon de STAR」

主題歌:ズーカラデル「大喝采

原案・制作:元生茂樹(「あなたはだんだん欲しくなる ※プロデューサー」)

公式サイト:https://www.tokai-tv.com/asakusa-lastboss/

 

 

まとめ

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば...

1位 しあわせな結婚(テレ朝・木9)

2位 19番目のカルテ(TBS・日9)

3位 僕達はまだその星の校則を知らない(フジ・月10)

4位 こんばんは、朝山家です。(テレ朝・日10)

5位 DOPE 麻薬取締部特捜課(TBS・金10)

といった感じ。

 

***

 

今期は割と楽しみな作品が多いです。

上位5作品の他に「誘拐の日」「ちはやふる」「愛の、がっこう。」も注目しています。

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ...

夏クールのドラマを楽しみに待ちましょう(´∀`) もう1本は始まっていますが(汗)

最後まで閲覧ありがとうございました!

 

 

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波うららかに、めおと日和 10話(最終回) 感想|なつ美と瀧昌の子供もいつか見たい!

 

 

最終回の郁子(和久井映見)、一際素敵だったなぁ…。

嫌な夢を見るほど、大切な人が無事かどうか不安でたまらない様子の

なつ美(芳根京子)と芙美子(山本舞香)に対して、

最初は「もし残された自分を憐れんで泣いているのなら、みっともないからやめてね」

「不必要に悪い事ばかり考えて泣いているのなら、

お国のために戦う2人に失礼だからやめてね」と少し厳かな感じで注意するんだけれども、

最後に「でも、心が疲れて泣いてしまうのなら、いくらでも泣いて良いのよ?」と

言い終わった時には、いつもの包容力たっぷりの優しい声に戻っているんです。

この一連の台詞で、郁子の強さも、頼もしさも、愛情深さも垣間見える

和久井映見さんの緩急ある声の演技に泣かされました…。

和久井さんは私が認識してから、主人公たちの支柱的な立ち位置を

よく演じられている印象が強かったんですけど、

今回の役でそのポジションを確固たるものにしていた気がします。

 

大福を食べながら顔を寄せ合う3人の姿は、何だか三姉妹のようで可愛らしく。

今思えば、なつ美・芙美子・郁子の組み合わせってバランスが良いんですよね。

自分の感情に正直で、初々しさが残るなつ美と、

いつもクールに済ませているけど、実は心に秘めているものがある芙美子、

そして、2人を見守る優しさの中に、"海軍の妻"としての威厳を感じさせる郁子。

彼女たちのやりとりは、いつ見ても魅力的でした。

 

いや、魅力的なのは…もう登場人物全員にも言えますね。

家族全員集合のシーンでハッと気づいたんですけど、ここまで本作を楽しく見られたのって、

登場人物の描き分けが1人ずつしっかりなされていた所もあったんじゃないかと思います。

何と言うか…1クールのドラマなのに朝ドラか!ってくらい、

家族だけでも、なつ美の両親、長女、次女、四女、双子、

それぞれのキャラが伝わってくるのです。

人数が多いから、名称の通り主要人物を前面に押し出して、脇役は控えめに描いても

作品として見られそうな気がするんですが、

画面上では見えない脇役の夫婦関係や家族関係、四姉妹による会話シーンも描く事で、

「ドラマ(原作)のために設定された人物」ではなく

「その時代を生きた人」に映り、物語に立体感を生んでいました。

戸塚純貴さん、竹財輝之助さん、野間口徹さんもたった1〜数回のご出演でしたが、

個性的なキャラクターで記憶に残りやすかったですね。

 

でもって、脇役をあまりに個性的に描き過ぎると

主人公の存在感が霞んでしまうパターンもあるんですが、本作はそこの匙加減も絶妙で。

極め付けは、なつ美・瀧昌夫婦と芙美子・深見(小関裕太カップルの対比の仕方です。

なつ美と瀧昌を描く事で、芙美子と深見のエピソードがスパイスに変わるし、

逆に芙美子と深見が大人の余裕漂わせるビターな2人だったからこそ、

なつ美と瀧昌のピュアで初心な2人が引き立った。

改めて書きますが、6話の尾行エピソードは、2組の明確な違いと同時に

なつ美と瀧昌の恋の進展も感じられて、特に面白かったです。

 

考察要素を取り入れたドラマ、復讐系ドロドロドラマ、

あれこれ盛り込み過ぎてテーマを見失うドラマが散見され、話題を呼ぶ中で、

ブコメディという万人受けしやすい要素を絡めながらも

"普通の日常"を紡いだ物語が、SNSでの評判やTVerのお気に入り登録数から見て

多くの視聴者に刺さった事が、ドラマ好きとして本当に嬉しかったですし、

本作がヒットするなら、良質なドラマが作られる可能性はまだまだあるなと思えました。

 

そしてこれは、個人的な話にはなりますが…最終回なので書いておきたい。

主題歌を最後まで大切にして下さって、ありがとうございました。

場面と歌詞のリンクのさせ方、出演者による振り付け動画、

最終回では登場人物と合わせた歌詞のリップシンク映像まで、隅々に愛を感じました。

初回放送後すぐ配信されて、反応はどうかなとソワソワしていたんですけど、

いざ蓋を開けてみたらたくさん聞かれていて、広まっていって。

それはもちろん、ドラマの質の高さあってこそで、

プライム帯初主題歌が本作で心の底から良かったです。

おっと、もうこれ以上は書かんでおこう(笑)

 

もうね…全てひっくるめて、大好きです。

本作で初めて認識した本田響矢さんは、回を重ねるごとにブレイクしそうな予感を

ひしひしと感じさせましたが、

個人的には、ふゆ子役の小川彩さんのフレッシュながらも品のある雰囲気も好きで、

浜辺美波さんを彷彿とさせて、他のドラマでもお見かけしたいと思えました。

時間が経ち過ぎないうちに、SPでもFOD限定配信でも良いので"続き"が見たいです。

原作がどこまで描かれているのか分かりませんが、芙美子と深見の結納も見たいですし、

何年後かの設定にして、なつ美と瀧昌の元に生まれた子供が

どっち似なのかも知りたいですね(←ちなみに、最終回に収めなかった事は満足してます)。

でも、戦時下の話は見たくない…(泣)

 

 

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続・続・最後から二番目の恋 11話(最終回) 感想|まだまだ知らない道はたくさんある

 

 

「70年以上この街に住んでますけどね、

まだまだ知らない素敵な道がたくさんあると思いますよ。」

「あっ…人間も一緒かな。長く生きてるとこの、

自分っていうのはこんなもんなんだっていうふうに決めてしまいがちなんだけど、

自分の知らない魅力ってのはまだまだたくさんあるんだっていうこと…」

千明(小泉今日子)と一緒に鎌倉を散歩する成瀬(三浦友和)のこの言葉が、

本作のテーマだったんじゃないかと思います。

 

具体例として…

千明は定年を迎え、ドラマ制作部を卒業した後、

長い付き合いの三井(久保田磨希)や飯田(広山詞葉)、

後に合流予定の万理子(内田有紀)と一緒に、

オフィスが自宅の小さな会社からリスタートを図る。

和平(中井貴一)は鎌倉市長選挙は落選してしまったものの、

副市長として鎌倉のために困っている。

病気を治した真平(坂口憲二)は自由を謳歌し、

長年実家で営業し続けていた「カフェ・ナガクラ」の新業態提案を試みる。

で…その新業態が何かと言えばキッチンカーで、

復縁したらしい典子(飯島直子)と広行(浅野和之)が商売を始めた

キッチンカーとコラボする事になる。

万理子はフリーの脚本家として千明以外のプロデューサーとも仕事するようになり、

子供向けの脚本教室の講師も兼業。

(↑万理子が大きな変化を遂げていて、私は嬉しいです…)

そして、鎌倉で海ゴミアートクリエイターとして活動しているえりな(白本彩奈)は

優斗(西垣匠)といろんな街を旅している。

今期初登場の成瀬や律子(石田ひかり)、優斗も当てはまります。

 

今までも多少の変化はあれど、根本的には変わらない日常を送っていた登場人物たちが、

第3作目となる本作では、「自分はこんなもんだろう」と思い込んで

今いる世界に留まりがちだった状態から、

新しい世界へ一歩踏み出してみる姿が描かれました。

 

妻との思い出の道を歩きつつ、まだ行った事のない道も歩いてみるという成瀬の話は

ちょっとだけ"人生"にも重なって、

太い道、細い道、目立たない道…様々な道を歩み続けた経験が

今の自分を作るんだろうと思わせてくれる、最終回にぴったりのエピソードでした。

 

後ろ姿を映す引きのカットも何度かありましたね。

エンディング映像での千明と三井が肩を組んで歩いている姿も

2人だけにある強固な絆を感じられてカッコ良かったのですが、

個人的には、冒頭でえりなが優斗に話していた、えりなが幼少期に見たという

妻(母)に優しそうな表情を向けていた父の後ろ姿は

きっとこういう感じだったのかな…と、ラストの千明と和平の様子で分かる

答え合わせ的演出も中々好きでした。

 

最終回はまとめに入ろうとあれこれ片付けて終わってしまいがちなので、

大抵は印象に残りづらいですし、

最終回前までが濃くて面白かったと感じる事も、正直に言うと時々あります。

本作も登場人物それぞれ、現時点でのけじめをつける内容が続きました。

でも本作の場合、最後まで満足に見終えたのは…

個性豊かな人物による1つ1つのエピソードを丁寧に紡いでくれた所はもちろん、

一定のピリオドはつけつつも、未来が開(ひら)けていくような

明るい終わり方だったからなのかもしれません。

 

出演者のスケジュールや年齢を考えると、全10話程度の続編は難しいのかもしれませんが、

数年に一度で良いのでSPで続きが見たいですね。

大人になってある程度歳を重ねた今、「最後から二番目の恋」に出会えて良かったです。

出会わせてくれてありがとうと言いたくなる作品でした。

 

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ひとりでしにたい 1話 感想|麿赤兒さんの贅沢なキャスティング!

 

 

本格的に夏ドラマが始まる前の放送なので…

綾瀬はるかさんが主演である事、終活を扱うドラマである事、

ポスタービジュアルからして、そんなに暗い感じにはならないんだろうな〜という

ふわっとした認識で視聴してみた初回。

 

「私も伯母さんみたいになりたい!」と憧れの眼差しを向ける幼少期の鳴海を見て、

当時は伯母の生き方を夢見ていたけど、

いざその歳になったら、仕事もプライベートも両立出来ず…で

現実を痛感する流れになるのかと思っていたら、

ベタな考えを遥かに超える現実が待ち受けていました。

 

未婚で子なし、大きな会社で定年まで働く人生を選んだ伯母・光子(山口紗弥加)。

鳴海(綾瀬はるか)の言う通り、それだけ長く働いていればお金も持っているはずじゃ…と

思いたくなるものですけど、財産は投資や宗教に打ち込んだらしくすっからかん。

多分そういった行為に走ったのも、年金暮らしでは生きていけないと薄々感じて

老後の人生に大きな不安が押し寄せたんじゃないかとは何となく察せられるんですけど、

それよりも、「罰当たり」よりもグサグサグサッと来てしまったのは、

アラフォーで焦ってマッチングアプリに登録しても、30〜40代男性は20代女性ばかり狙うし、

逆に来るとしても50過ぎの男性か、親の介護目的の男性だという情報。

私は鳴海より年下ですけど、や…やめろ!そんなの聞きたくなかった!状態で

耳を塞ぎたくなりました(苦笑)

 

立派な会社に勤めてはいませんが、

独身、推しのいる生活、今が楽しい思考は自分と重なるんですよね。

結婚願望はなくはない…たまにホームビデオを見ると

母になって子育てをしている未来を想像するけれど、今はまだ良いかなという感じ。

家庭を持てば、特に小さい子の育児なら自分を癒す時間が持てなくなるのは

ドラマや特集で見て学んでいるので、

その生活になる前に、やってみたい事・行ってみたい場所はいろいろあるし、

まだまだ1人を謳歌したいけど…将来への漠然とした不安もある宙ぶらりんさ(汗)

だから、私が伯母の死を経験しても、鳴海のように周りに振り回されて

急に婚活に走る姿が頭に思い浮かびます。

 

SNSでは賛否両論だった演出ですが、

限界ラブリ〜♪でアイドルと一緒に踊り出すシーンや、

魚眼レンズを使用したカメラワーク、

停電の中幽霊に「バカ」の称号を与えられる所など、

今まで現実逃避で乗り切ってきたけど、

いざ不安に感じると過剰なまでにその思考回路から抜け出せなくなる

鳴海の気分屋な性格が反映されているようで、個人的には好きです。

パスカルズの劇伴も、今まで他ドラマで聞いた劇伴よりはトーン低めですが、

内容を邪魔しない適度な緩さ・穏やかな曲調に

彼女の心の移ろいやすさが滲み出ているんですよねぇ…。

内容自体は自分の分身を見ているようでキツい所もありますが、そこまで重い気分にもならず

ユニークな印象が上回るのは、演出と劇伴の味付けが大きいのかもしれません。

猫の魯山人の存在も、バランスをとっていますしね。

 

鳴海が辿り着いた「終活」がどんな形になっていくのかは興味はありますが、

その興味は初回の時点では、アラフォーで終活って早くない?という疑問から来ています。

周りの友達でもニュースでも聞いた事ないですし。

終活って定年後の人がするイメージで、死ぬのは随分先であろう年代が

もう"終わり"の事を考えるなんて、現実味が湧きづらい…

まぁそれは、私が彼女よりも若いからそういう考えに陥るんですけどね。

 

とにかく、NHKのプライム帯ドラマは良作が多いので、9割ないと信じていますが、

年下男性・那須田(佐野隼斗)と付き合う事にしました!

なんて恋愛オチにならないよう願ってます。

そしたら、そりゃあ、綾瀬はるかさんだからな…で終わっちゃうので。

期待しております。

 

最後に…出演クレジットに「麿赤兒」と表示されていたので、

え?どこに?と探す目的でも見返していたら、まさかの1シーン(笑)

確かに舞踏家でもありますけど…いやはや、贅沢なキャスティングでしたねぇ。

 

 

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波うららかに、めおと日和 8・9話 感想|どうか無事に帰ってきて…

 

 

録画が溜まってしまっているため、

最終回まで2話合体感想とさせていただきますm(_ _)m

そして進捗によっては、1〜2話分感想が飛ぶ可能性があります。ご了承下さいませ。

※しばらくテンプレです…。

 

8話「一番近くであなたを見ていたい」

 

前回は瀧昌(本田響矢)が成長を見せていましたが、

なつ美(芳根京子)も着実に成長しているんですよね。

 

1人でも家事をテキパキこなしたり、手紙で何を書くかを嬉しそうにしながら考えたり、

(瀧昌が様子を見るよう頼んでいるとの事ですが)郁子(和久井映見)に手紙の内容で

アドバイスをもらって、新しい挑戦を楽しんだり。

明るくのどかな劇伴とリンクして、なつ美の表情に曇りがなくなりました。

 

もちろん、寂しさを埋めるため、瀧昌の浴衣をこっそり着る可愛い所もあるけれど、

以前と比べると、彼がいない間も

何か自分で楽しい事を見つけられるようになったんだ…というのが

彼女の言動から伝わってきます。

前回の言葉を借りるなら、まさしく「強い女」になりつつあります。

ご飯を作って瀧昌の帰りを待つも、いつの間にか外で済ませてきてお酒も飲んでいた…

5話の時と近しいシチュエーションになっても、怒らなくなりましたしね。

まぁ、あの時はかなりベロベロでしたけども(笑)

 

終盤での「その『うん』…。他の女性には言わないで。」の言い回しは個性的で、素直で、

可憐さも感じられて、ここのくだりにはキュンと。

丸みを帯びた、リラックスしきった声で発する「うん」、

あれは確かに独り占めしたくなりますよねぇ…。

海軍にいる時には、以前の頃でもあの声は聞いた事がない。

ラストシーンは、夫婦だけが知るプライベートな一面を見させてもらえた気分でした。

 

芙美子(山本舞香)と深見(小関裕太)によるお見合いエピソードは、

心の声を使い分けながらの腹の探り合いを堪能しました。

ノローグ1つとっても、なつ美と瀧昌とは全然違うんですよね。

なつ美と瀧昌の場合は「素の自分」感満載で、

何とか冷静さを保とうとするギャップがツボなんですけど、

芙美子と深見の場合は、実際に発する言葉でも心の声でも一貫して知的だから、

まるでテレパシーが通じ合っているかのように会話が出来てしまうんです。

でも、それが周りからは、話が盛り上がっていると解釈されるという…(笑)

お互い1人になると口元が緩む辺り、もう相手に惚れまくってますね。

 

ところで…なんで坂井(戸塚純貴)は女装でおはぎを売っていたんでしょう。

趣味でやっているのか?

妄想図での瀧昌みたいに、海軍で女装をすると売り上げが良いからなのか?

ここだけはよく分かりませんでしたw

 

 

9話「忘れることのない鮮やかな日々」

 

何度「ああ…」と心の中で言った事か…。

朝ドラの夫婦も、ゴールが分かっているんだとしても

もっと大切に描いて欲しかったな…と、本作を見ていると思います。(9話は6/25に視聴)

作品の比較はしたくなかったので、今まで言わないようにしていたんですけど、

最後まで2人の関係性に心が動かず終わってしまったので、つい(汗)

 

お酒の力を借りたものの瀧昌に甘えられて、

最近なつ美が挑戦していたお酌もして、一緒に明日蛍を見に行こうと話していた夜。

しかし翌日、瀧昌に応援要請が来て、

約束を果たせないまま見送る事になってしまって、

なつ美視点での、彼女の元から瀧昌がだんだん遠ざかっていくカメラワークには

切ない気持ちにさせられたのですが…

そんな理想と現実を目の当たりにした後で、ラストの活動弁士生瀬勝久)による

「戦争という大きな波は、一人一人の小さな幸せをあっという間にのみ込んでしまいます。」

という語りが刺さりました。

 

私は戦争があった時代を生きていないけれど、

大規模災害やコロナ禍などで、ごく普通の日常が突如奪われる時代を何度も生きているし、

身近な出来事で言えば、誰かにとって大切な人が亡くなり、

決して"明日"があるとは限らないのだという経験も何度もしている。

形は違えど「普通の日常の尊さ」「失われる怖さ」を知っているから、

昭和初期の物語でも、時代が違うからと割り切る事なく

彼女たちに共感してしまうのだと思います。

 

深見は芙美子に「もし…僕が死んだら、どうします?」とストレートに聞き、

瀧昌は、もしかしたら1人で出産するかもしれないなつ美を想うあまりに、

一度子供の話題を避けてしまう。

どちらも、いつ死んでもおかしくはない職業に就いており、

大切な人を1人にさせる未来を覚悟して生きているからなんですよね。

 

最終回前に、登場人物がピンチな状況に陥る展開は王道の展開ではあります。

さらにラブストーリーなら、ハッピーエンドで終わる確率が高い。

だからいつもなら、最後は大丈夫だろうと思いながら見ているんですが…

本作に関しては、日常を通しての成長や感情の機微を度々見せる2人(2組)を

微笑ましく見ていただけに、どうか無事に帰ってきて!という願いが強くなりますね…。

 

 

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波うららかに、めおと日和 8・9話 感想|どうか無事に帰ってきて…

 

 

録画が溜まってしまっているため、

最終回まで2話合体感想とさせていただきますm(_ _)m

そして進捗によっては、1〜2話分感想が飛ぶ可能性があります。ご了承下さいませ。

※しばらくテンプレです…。

 

8話「一番近くであなたを見ていたい」

 

前回は瀧昌(本田響矢)が成長を見せていましたが、

なつ美(芳根京子)も着実に成長しているんですよね。

 

1人でも家事をテキパキこなしたり、手紙で何を書くかを嬉しそうにしながら考えたり、

(瀧昌が様子を見るよう頼んでいるとの事ですが)郁子(和久井映見)に手紙の内容で

アドバイスをもらって、新しい挑戦を楽しんだり。

明るくのどかな劇伴とリンクして、なつ美の表情に曇りがなくなりました。

 

もちろん、寂しさを埋めるため、瀧昌の浴衣をこっそり着る可愛い所もあるけれど、

以前と比べると、彼がいない間も

何か自分で楽しい事を見つけられるようになったんだ…というのが

彼女の言動から伝わってきます。

前回の言葉を借りるなら、まさしく「強い女」になりつつあります。

ご飯を作って瀧昌の帰りを待つも、いつの間にか外で済ませてきてお酒も飲んでいた…

5話の時と近しいシチュエーションになっても、怒らなくなりましたしね。

まぁ、あの時はかなりベロベロでしたけども(笑)

 

終盤での「その『うん』…。他の女性には言わないで。」の言い回しは個性的で、素直で、

可憐さも感じられて、ここのくだりにはキュンと。

丸みを帯びた、リラックスしきった声で発する「うん」、

あれは確かに独り占めしたくなりますよねぇ…。

海軍にいる時には、以前の頃でもあの声は聞いた事がない。

ラストシーンは、夫婦だけが知るプライベートな一面を見させてもらえた気分でした。

 

芙美子(山本舞香)と深見(小関裕太)によるお見合いエピソードは、

心の声を使い分けながらの腹の探り合いを堪能しました。

ノローグ1つとっても、なつ美と瀧昌とは全然違うんですよね。

なつ美と瀧昌の場合は「素の自分」感満載で、

何とか冷静さを保とうとするギャップがツボなんですけど、

芙美子と深見の場合は、実際に発する言葉でも心の声でも一貫して知的だから、

まるでテレパシーが通じ合っているかのように会話が出来てしまうんです。

でも、それが周りからは、話が盛り上がっていると解釈されるという…(笑)

お互い1人になると口元が緩む辺り、もう相手に惚れまくってますね。

 

ところで…なんで坂井(戸塚純貴)は女装でおはぎを売っていたんでしょう。

趣味でやっているのか?

妄想図での瀧昌みたいに、海軍で女装をすると売り上げが良いからなのか?

ここだけはよく分かりませんでしたw

 

 

9話「忘れることのない鮮やかな日々」

 

何度「ああ…」と心の中で言った事か…。

朝ドラの夫婦も、ゴールが分かっているんだとしても

もっと大切に描いて欲しかったな…と、本作を見ていると思います。(9話は6/25に視聴)

作品の比較はしたくなかったので、今まで言わないようにしていたんですけど、

最後まで2人の関係性に心が動かず終わってしまったので、つい(汗)

 

お酒の力を借りたものの瀧昌に甘えられて、

最近なつ美が挑戦していたお酌もして、一緒に明日蛍を見に行こうと話していた夜。

しかし翌日、瀧昌に応援要請が来て、

約束を果たせないまま見送る事になってしまって、

なつ美視点での、彼女の元から瀧昌がだんだん遠ざかっていくカメラワークには

切ない気持ちにさせられたのですが…

そんな理想と現実を目の当たりにした後で、ラストの活動弁士生瀬勝久)による

「戦争という大きな波は、一人一人の小さな幸せをあっという間にのみ込んでしまいます。」

という語りが刺さりました。

 

私は戦争があった時代を生きていないけれど、

大規模災害やコロナ禍などで、ごく普通の日常が突如奪われる時代を何度も生きているし、

身近な出来事で言えば、誰かにとって大切な人が亡くなり、

決して"明日"があるとは限らないのだという経験も何度もしている。

形は違えど「普通の日常の尊さ」「失われる怖さ」を知っているから、

昭和初期の物語でも、時代が違うからと割り切る事なく

彼女たちに共感してしまうのだと思います。

 

深見は芙美子に「もし…僕が死んだら、どうします?」とストレートに聞き、

瀧昌は、もしかしたら1人で出産するかもしれないなつ美を想うあまりに、

一度子供の話題を避けてしまう。

どちらも、いつ死んでもおかしくはない職業に就いており、

大切な人を1人にさせる未来を覚悟して生きているからなんですよね。

 

最終回前に、登場人物がピンチな状況に陥る展開は王道の展開ではあります。

さらにラブストーリーなら、ハッピーエンドで終わる確率が高い。

だからいつもなら、最後は大丈夫だろうと思いながら見ているんですが…

本作に関しては、日常を通しての成長や感情の機微を度々見せる2人(2組)を

微笑ましく見ていただけに、どうか無事に帰ってきて!という願いが強くなりますね…。

 

 

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PJ 〜航空救難団〜 9話(最終回) 感想|あまりにも穏やかすぎる最終回

 

 

訓練生たちの成長も追っていく話なので、

「卒業おめでとう!」「感動の最終回だった!」と言いながら涙を流したかったんですけどね…

どうしよう、あまりにも穏やか過ぎる最終回なもんで、そんなに書く事がない…(汗)

個人的には、開始8分程度の落下傘降下訓練〜記念撮影の流れで

物語としては終わったように見えて、あとの話は蛇足に思えてしまったのです。

 

居酒屋で変な若者に絡まれるシーンは、

卒業論文に向けてPJや父の働きぶりを数ヶ月見学してきた

勇菜(吉川愛)の変化を強調するための、取ってつけたものに感じちゃいましたし。

訓練生1人1人への回想も3回に分けて挿入されていましたけど、

あんまり回想を入れると、尺が余ったのかな?という疑問も湧いてきます。

通常放送で終えた事、変な若者に絡まれた事で喧嘩になり騒動勃発!みたいな

展開にならなかっただけまだマシですし、全員でのTシャツ芸にはクスッとさせられましたが…

う〜ん…この内容だったら、前回を6分拡大放送にして、

そこに落下傘降下訓練+終盤の授与式(バックで論文モノローグを流す)を組み込んで

最終回という形をとっても良かったんじゃないでしょうか。

 

まぁでも、本作を楽しめたのは宇佐美のキャラクターが大きいです。

1話でのヘリコプターによる大胆な登場の仕方に惹かれて…

厳しさの中に愛情やユーモアさが含まれた指導法も好きでしたが、

5・6話辺りで、1人の人間としての後悔や不安も見え隠れする繊細な一面が描かれてからは、

どんな些細な表情も注目したくなるくらいには、より魅力的に映りましたね。

最近のお仕事ドラマで見られがちだった上層部での揉め合いもなく、

訓練生同士による蹴落とし合いもなく。

ただただ純粋に、"愛"と"友情"を熱く描き続けていた作風が、

熱血とは縁のない生活をしている私には物凄く新鮮に映って、懐かしくも感じられて、

最後まで見てみようという気にさせられたんじゃないかと思います。

 

最終回は私にとって、あっぱれだ!と言える仕上がりではありませんでしたが、

主人公が素敵だったので、総じて面白く見られたのでそれで良いかなって。

最終回の感想なのにガッツリ書いていなくてすみませんが、これで〆とします…m(_ _)m

 

 

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