2020年11月一覧

監察医 朝顔(2020) 5話 感想|浮気よりもヤバい事しちゃってますけど!?

 

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今回は神奈川と岩手で、2つの事件を同時進行。

何か共通するものが隠されているのかと思ったけれども…

本当に言葉通りに"同時進行"しただけ。

個人的にはガラス破片の事件の方が興味深かっただけに、

犯人が誰かはサラッと言って終わらせるのは勿体ない感じがしましたねぇ。

強風でガラスが割れたというのは事実なのか。

それとも証拠を隠蔽するためにガラスで切り傷をつけて偽装工作したのか。

そこらへんが気になる。

まぁ、"本作らしさ"で言ったら朝顔上野樹里)サイドの事件の方が、

真相を語る際に切ない雰囲気には持って行きやすいだろうから…と

少し好意的に捉える事にします。(だったら片方に絞れば良いやんとは思うけど。)

 

しかし、「切ない雰囲気には持って行きやすいだろうから」と冷静に書いたように、

今回の結末にあまり感情移入する事なく終わってしまったのは

同時進行させたお陰で内容自体に深みを感じさせなかったのもそうなんですが、

ラストに衝撃的な展開を持ってくる所にも原因があると思うんですよね。

前シーズンで培ってきた本作の世界観とは斜め上の出来事が起こるから、

視聴者に与えるインパクトが大きい。

だから、事件の内容が霞みやすい。

新キャラにしても、大竹しのぶさんというまた一人謎めいた人物が登場。

そもそも2クールでなければ、嶋田(柄本明)が朝顔に歯の事を告げるくだりを

何週にもわたって引っ張ったりはしなかったかもしれませんし。

謎を幾重にも重ね過ぎなんですよねぇ。

せめて、どうせ浮気じゃなくて

(「色々気をつけて」と平(時任三郎)に言われた意味を考えるに)

とある事件の潜入捜査で近づいているのであろう"聖奈"の件は

早々に解決してもらいたいものです。

 

次回予告「驚愕の展開へ!」もなぁ…前シーズンではそんな見せ方しなかったじゃん。

散々煽りまくった「SUITS2」の悪夢が蘇りそうですよ(汗)

高視聴率で続編もそれを維持したいためなのか知りませんが、

なんか、フジの良くない部分が出ちゃってるな〜…というのが

滲み出ている感じがして、ちょっとモヤる。

事件に向き合う真摯さとか、つぐみちゃんとか、日常パートとか

魅力的な要素はいっぱいあるのにな。

唯一、「調べないで欲しい」と頭を下げる嶋田のシーンには

ホロリと来ちゃいましたが。

 

 

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極主夫道 8話 感想|映え系パフェに純朴系和菓子でカチコミ

 

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今回の「勘違い」は二部構成でお届け。

はぁ〜〜〜〜しっかし…良い意味でくだらなかった。思いっきり笑えました。

元ヤクザを脅かすけれども時間は律儀に守るという

強いんだか強くないんだかよく分からない八竜会の存在、何事よ(笑)

もう和子(MEGUMI)達が元ヤン集団だと言われてもおかしくない。

一人だけどう見ても主婦っぽくない柄の服着てましたし。

石田ひかりさんにドン役がしっくり来過ぎていて…

回想でも良いから特攻服を着ている姿が見たくなってしまいましたw

 

リサ(馬場ふみか)が菊次郎(竹中直人)の隠し子ではない事は

早い段階で予想がつきましたが、

まさか八竜会会長・福田(石田ひかり)の娘だった所までは読めず。

決め手は、両者のお菓子に使用されていた大豆。

でも、片方はパフェに乗っかっていたきなこスティックだったので…

全部が和系統なら分かるんだけど

(そもそもジャンルもスケールも全く違うもので勝負に挑むのもフェアじゃないし)、

海外風のド派手な見た目で、一部だけ和のお菓子っていうのはちょっと

都合が良い気も…?とは思いましたが、

まぁコメディだからそこまで深く考えなくて良いのかしらね。

 

極道と専業主夫のミスマッチさがハマる本作もあと2話かぁ。

こっちの方は「まだ見ていたい」って気持ちが大きいわ(笑)

虎二郎(滝藤賢一)との絡みももっと見たいし、

これでもかとイキイキされている稲森いずみさんの演技に新鮮味があるし。

今の時点で既に寂しくなってます。

 

 

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危険なビーナス 8話 感想|バカ正直な伯郎にイライラ

 

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前々回と前回はようやく本題に踏み込んだ面白さがあったのに…

また1つの謎を提示したままだらだら引っ張り、

本作お得意の"人間関係のもつれ"を描いて終わってしまった。

今回新たに分かったとすれば、フラクタル図形が後天性サヴァン症候群によるもので、

禎子(斉藤由貴)は誰かからその価値のあるモノとやらを受け取っていた…くらいでしょうか。

それ以外は特に進展はなし。

もうクライマックスに近づいているのに、

動物病院パートに本筋と同じくらいの尺を割く必要はあるのかな?と疑問でしかありません。

 

で、今まで本作に対して何がモヤっとするって、

横道に逸れるばかりで話が全然進まない事もそうなんですけど、

どの登場人物もピュア過ぎるところ。

興信所で調べてもらう発想になるの…遅くない?

資産を持っているのになぜ最初から調べない??←前回の感想もこんな事書いたけれど。

悪知恵を使ってカッコつけているように見せておいて、

そういうところには頭が働かない矢神家の一族が謎。

伯郎(妻夫木聡)においては、迂闊を通り越してバカだと思う。

彼の言動を見て、言葉は悪いですけど「え?バカなの?」って何度ツッコんだ事か(苦笑)

交換条件として自分にもメリットになる秘密を教えてちょうだいと頼まれたら

別に言わなくていい事まで正直に話すし、

大体、何か気づいたら逐一楓(吉高由里子)に報告するなんて

社会人の報連相じゃないんだからさ。

佐代(麻生祐未)の「なんで信じてんの?」という言葉がごもっともですよ。

最初は義妹だから信じていて、人に言われる形で途中でちょっと怪しいとは思うものの、

一緒にいるうちに自分のした行動に罪悪感を覚えて、結局最後は謝って元通り…

この流れ、毎回一緒。

毎回一緒だから、そろそろ楓に

「この人チョロいな」と思われても仕方ない気がしてきましたw

 

終盤のハグのくだりも、ダメ男まっしぐらですね。

部下を抱きしめる事で問題を解決しようとしている所がもうアウトでしょ。

顔がイケメンなの関係なしに、あれはセクハラ案件。

今更ながら、伯郎が妻夫木聡さんでなければならない理由は何だったのか…考えちゃいますよ。

妄想ばっかりしているし、面食いだし、仕事は疎かにしているし、

全体的に良いとこなしな主人公じゃないですか(笑)

私の場合、演じた役でその方のイメージが暫くついちゃうから、

放送が終わったら妻夫木さんに対して良い印象が持てなくなるかもしれないw

妄想シーンもねぇ…まさか、最後の展開で妄想か現実か曖昧に見せて

視聴者の気を引かせるために何度も挿入していた、とかじゃないですよね?

 

まぁ………………あと2話ですって。

やっぱり10話は長いよ。

 

 

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姉ちゃんの恋人 5話 感想|交錯する4人の想い

 

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前回は吉岡(林遣都)の過去に心抉られ、

今回は複雑な心境を吐露する川上(光石研)と貴子(和久井映見)の様子に心抉られる…。

小さい頃から、桃子(有村架純)が一人で弟達を支えていくと決心した時から

ずっと見てきた訳だもんなぁ。

吉岡と2人でいる所を見て動揺して、自分の保護司としての仕事とか別れて欲しい訳じゃないとか

色々弁明はするんだけれども、

その中でも最後に出た「これ以上背負わせるのは可哀想で」という言葉が

彼自身の率直で切実な想いを物語っていた気がします。

 

貴子も貴子で、「別れて欲しい訳じゃない」「抱えきれなくなっただけ」なんて

柔らかい言葉をかけられても、素直に受け取る事は出来なかったでしょう…。

優しく振る舞いつつも、心の中ではどれほどの深い傷を負っていたか。

夜道で一人泣くシーン。

初回からどこか悲しみの表情を帯びているのは伝わってはきたものの、

あんなに感情を露わにする所は見た事がなかったので、

これが"やり場のない想い"なのか…という場面を目の当たりにしているようで

ただただ切ない気持ちにさせられました。

 

そんな2人の、違った形の"親から子への思いやり"が描かれた分、

終盤での吉岡が桃子に自身の過去を打ち明けるシーンが

物凄く活きたのではないかと思っています。

桃子が真相を一足先に知った事で、ああ、どうか今の関係が崩れないで欲しい…と

少しドキドキしながら願わずにはいられませんでした。

恋愛だからと言って安易にライバル=新キャラを登場させるのではなく、

「相手を好きになっていく過程」を地道に積み重ねていく心情描写がとにかく心地良い。

そして、「私、見ちゃったんだ」とも「私は信じてるから」とも何も言わずに、

吉岡の口から発せられる過去をただ静かに聞いてからの無言のハグ…

"姉ちゃん"とはこういう人の事を指すのかと、その包容力の大きさに

妙に納得させられるラストでした。

 

私が基本的にドラマを見る際は、特に恋愛モノにおいては

主人公に共感出来るかどうかを1つの例として挙げているんですが、

本作はそこを上手く表現されていますね。

今回の件で、桃子の事がもっと好きになってしまいましたわ。

それに、2人の心情を掘り下げるためにメインパートがシリアスになっている分、

脇役パートはコミカルにしてバランスをとった作りにしているのも良い感じです。

 

 

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極主夫道 7話 感想|俺には時間がない…は安易に言っちゃダメだと学ぶw

 

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本作の話は基本的に「勘違い」で成り立っている訳ですが、

回を重ねていってもマンネリ化は感じさせないんですよねぇ…。

龍(玉木宏)に演劇をガッツリやらせてみたり、

馴れ初め話を絡めてシリアスな展開でお届けしたり、

前回は主人公を脇に回し、今回は警官と2人で悪戦苦闘させてみたりと

1話ずつちょっとした変化を加えて同じパターンで見せない所に

作り手の腕の良さが光ります。

ベースは1話完結もの、さらに特定の要素が共通しているとなると

「またか」と言わせない内容を作るのって結構難しい気がするんですよ。

気軽に笑えて楽しげな内容に見せておいて、実は凄い事をしている作品だと思っています。

 

今回は、美久(川口春奈)のお気に入りのフィギュアを壊してしまった!

という所から物語が始まる訳ですが、日常でありがちな出来事から

あそこまで話を広げられるのも本当によく出来てますね。

冒頭でのエアコン&換気扇掃除のくだりは

「ついつい目を背けたくなる事もあるが、やる時はやるしかない」といった

伏線の役割も果たしていましたし、

フィギュアが欲しいがために酒井(古川雄大)が食費を切り詰めていったら

"白いブツ"のせいで薬物を使用していると上司達に勘違いされる展開も十分に面白いのに。

更に魔法の薬草まで絡めてきて、最終的に埋めた缶を掘り起こされる事になって

美久にお仕置きされる様子を見せてからの、

「やっぱり逃げたらあかん」という教訓めいたオチまでしっかり用意。

今まで互いに(特に警察側が)相手を色眼鏡で見ていた関係だったけれど、

今回を機に少し距離が近づいて良かった…

そんな見所も追加されて、満足感を味わえた1時間でした。

 

個人的に1つ学んだのは、「私には時間がないんだ」は安易に言っちゃいけない件。

まぁ、あんまり言う機会もないでしょうし、

本作においては、龍が理由も言わず急にそう口走ったのが悪いんですけどね(笑)

大人になると経験値の高さから"察する力"っていうのは自然と身についちゃうもので…

時間がない=病気に結びつくのも無理ないよなぁと思いながら見てもいましたw

 

 

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35歳の少女 8話 感想|35歳の少女、YouTuberになる。

 

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えらいもん盛り込んで来たなぁ。

夢の中の結婚式で幸せそうに笑う姿…からの変貌っぷりよ。

何年後の設定だったんだろうか。何年経ってあの仕事をやるまでに至ったんだろうか。

そこが気になり過ぎて、物語の世界観に引き込まれるのに少々時間がかかりました(笑)

 

終盤に差し掛かって、各登場人物が本音をぶつけ合う展開になるのは

遊川脚本ではお馴染みといったところ。

望美(柴咲コウ)は「時間に支配されている」って言うけどねぇ…

正直、有意義な時間を思い通りに使える人っていないと思うんですよ。

かつては望美の、今は子供たちの面倒を見る事に時間を使う結人(坂口健太郎)。

25年間娘の看病に時間を費やしてきた多恵(鈴木保奈美)。

過去の栄光にすがりつく進次(田中哲司)。

愛されない空白の期間=心のぽっかりを作り物の愛で埋める愛美(橋本愛)。

「時間を大切にしろ」とはよく聞くけど、本作の登場人物の様子を見ていると

"自分の人生"を生きている人って案外いないのかもしれない。

そのくせ、無意識に相手に自分の理想を押し付けるから、

人間って面倒臭い生き物なんだろうなと。

 

SNSで繋がっているだけで友達だと思い込んでいる」と言っていた望美も、

信用しちゃっているのは身近にいる人よりも

「動画を見てくれた大勢の視聴者」でブーメラン案件。

一応新ビジネスを立ち上げるまでに成長した姿を見せても

「元の望美に戻って!」「こんな姿にするために頑張ってきた訳じゃない!」

だから一緒に死のうとする母親も自分勝手過ぎる。

基本的には共感出来ないけど、

結局は時間に支配されて生きていくしかないのだという

皮肉めいたメッセージを突きつけられているようで…グサグサ刺さりっぱなしの1時間でした。

にしても、鈴木保奈美さんの鬼気迫る演技に圧倒されて泣いたわ〜。

感情を押し殺していても"娘への愛情"が常にあるのは伝わっているんだけれども、

それが"執念"に変わっていく様が…凄まじいものがあったわ。

 

次回予告を見る限り、母を目覚めさせるのは望美しかいない!流れになるのかしら。

介護する事で10歳の頃の良心が目覚めるなんて都合の良いオチにならなきゃ良いけれど。

バッドエンドになるんだろうという考えに変わりありませんが、

もう今回の話を見てしまうとねぇ…結末に身を委ねるしかないですね(笑)

 

 

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35歳の少女 7話 感想|ハッピーエンドにはならなそうな気がする…

 

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目まぐるしい展開が続くなぁ。

「一番不安で、一番幸せ」「あたしにはこの人がいる」

5話になってから結人(坂口健太郎)との

幸せそうな望美(柴咲コウ)のエピソードが描かれてきただけに、

一人で生きて行くと決意するラストには急展開過ぎて驚いてしまいましたよ。

この速さはなんというか…"理想の人生"を追い求めるあまり

最後は死ぬんじゃないかなって。

そりゃあ人間皆、行き着く先は死なんですけども。

でも、望美の場合は急成長した結果、死が早まりそうで…

バッドエンドな最終回になるのかもしれないと強く感じさせられた内容でした。

 

彼女にとって唯一の"憩いの時間"となっていたのは

やはり当時残したカセットテープを聴く時間で、

今回、それがとうとう奪われてしまった。

思い出の記録を失った事で、ずっと聞けないでいた仲直りの秘訣を

多恵(鈴木保奈美)にはっきり聞いてみるのだけれども、

「そんなの覚えてない」と切り捨てられ、

そこで、過去を大切にしながら生きているのは自分だけなのだという"孤独"に気づかされる。

この2つが、最後の決意に至ったきっかけ…なんでしょうね。

 

夢オチで終わらせるのは投げやりのように感じて、基本的に好きではないんですけどね。

本作の場合は最悪それでも良いから、

ちょっとでも幸せな状態で終わって欲しいと願ってしまいます。

目を開けると天井と家族の顔が映って…なんていう

「もしかしたら」と視聴者の想像に委ねる

最終回で締めるのもアリなのかも。←勝手に妄想してみる

 

 

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ルパンの娘(2020) 7話 感想|歌って踊る環奈ちゃんが可愛いんえ〜♪

 

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物語がクライマックスに突入しているからなのか、

今回は全体的にえらいシリアスでしたなぁ。

でも、(特に前半に)クスッと笑える部分もあるので、物語の結末がどうなるのか気になりつつ

ワクワクしながら見られるんですけどね。

 

「とっとと引っ込んでてよ!」「バカなの?」

いつも以上に毒っ気のある華(深田恭子)のツッコミも楽しいし、

うっかり和くん(瀬戸康史)…じゃなくて

うっかり円城寺(大貫勇輔)も中々癒しキャラだ。

 

で、あのミュージカルには魔力がある事を初めて知りましたよ(笑)

…まぁ、確かに、回を重ねるにつれて役者さんをほぼ強制的に参加させているもんなぁw

そこに今回は橋本環奈さんが参戦。可愛かったえ〜〜♪

アイドル出身だからかダンスが上手いなぁと思いながら見ているんですが、

手をふりふりさせるなどの女の子っぽい振り付けが加わる事によって

環奈さんの持ち前の可愛らしさが更に活かされていたミュージカルだった気がします。

もう私情で動かないで、ずっと踊っていたら良いのに…

手錠をはめて動きを制限させていなければ、

和馬にあんな災難が起こらずに済んだでしょうにね。

 

これは前から思っていたのですが、

北条"美雲"と"三雲"華で"みくも"が共通しているのには

何か因縁の繋がりがあるからなのか?も気になります。

そしていきなり登場してきたナターシャ(太田莉菜)がLの一族を探している理由は…

北条家の火災事件と絡んでいたりして。

巌(麿赤児)も全然現れないし、事件の真相も未だに謎のヴェールに包まれたまま。

美雲の詮索を止めさせるためには、そこを突き止めて

「Lの一族は敵ではない」という事をはっきり分からせるしかないんですけどねぇ。

 

まだまだ伏線が残っている状態で、残り2話をどうやって描き切るのか…

そのヒントはもしかしたら、まるで天国からの使者(?)みたいな

次回予告での円城寺の姿に隠れされていたりして(笑)

 

 

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この恋あたためますか 6話 感想|スマホがあってもすれ違いが起きる時代

 

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あの〜…ココエブリィに社長・経営者研修はないんでしょうかね。

浅羽(中村倫也)が社長に任命されて何ヶ月か?経ってから

「いつもそこにある日常だからこそ大切にしなければならない」と気づいたようでしたけど…

そういう方針って最初にコンビニ見学する段階で

マニュアルを通して学んでいくもんじゃないのかと思うんですよ(笑)

つまり、何も知らない状態で改革に手を出していたって事になる訳でさ。

一方的な辞めさせられ方でしたが…勝手に噂が広がってしまうのも仕方ないのかなと

妙に納得させられてしまいました。

 

そして、社長の座を降りた浅羽がアルバイト店員になる形で心機一転してからは、

まるで人間の姿になって"初めて"を覚えていくような

ポンコツカワイイキャラとして描かれる流れに。

「社長なのに制服が似合わない」というドンピシャな言葉を突かれたり、

店長・上杉(飯塚悟史)達にいじられたり…と、

いつものクールな感じとは違う浅羽が見られたので、これはこれで楽しい。

しかしまぁ…何が個人的に"ポンコツポイント"だったかって、

「街を移動するコンビニ」の発想をしちゃう所でしょ(笑)

私が学生の時にはよく出て来るようなアイデア過ぎて。

いや、コープがあるやん?

なんなら、「遠くまで足を運べないお客さん」をターゲットにするんだったら

ネットスーパーたる便利なものがあるやん??

でも、あまりにも真剣な表情で話すもんだから、

そのシーンではうんうんと乗っかるしかなくて…w

本当に知らない事だらけなんだなぁってちょっと思っちゃいました。

 

回を増すごとにラブコメ色強めな話になってきている本作ですが、

今回のキーアイテムは「スマホ」ですかね。

スマホというハイテク通信機器があっても、"すれ違い"は作れる。

90年代の某恋愛ドラマだと、手軽な通信機器がない事で

"すれ違い"が生まれる面白さを描いた作品がありましたし、

最先端になった今、それだけで成立させるのは時代的に無理だと

言われてきたもんですけどねぇ…

確かに、連絡がとれる機会はいつでもあるはずなのに返信が全くない…

っていうほど不安になる事はない。

仕事で忙しいのなら分かるけれど、今回の場合は完全に旅行気分の写真ですからね。

 

ただ、それ以上に気になる部分を最後に書くとするなら…

北川(石橋静河)を新谷(仲野太賀)と同じようなポジションに回し、

安易に"不憫キャラ"にして、視聴者に同情させようとしている描き方にありますかねぇ。

北川が浅羽のアルバイト先に来た時、

(あの場所に行くよう言ったのは恐らく樹木(森七菜)だろうから)

樹木が彼をアルバイトとして雇わせたと知った時、

どういう感情が働いたのかを、台詞や演出で知りたかったです。

 

ある時は新商品対決で切磋琢磨する関係、ある時は浅羽にお互いが想いを寄せている関係…で

公私ともに"ライバル"であるはずなんですが、

なぜそこを、三角関係である事を強調せずに

「樹木が浅羽の反応に一喜一憂しながら好意を寄せている」所だけをダラダラと描くのか…。

以前にも「なぜ好きになったのかがよく分からない」といった旨の感想を書きましたが、

各登場人物に明確な"感情"が見えてこない描き分けが

ブコメにおいては一番致命傷なのかな?という気がしています。

 

 

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あ!ちなみに、ここでご連絡を。(後でプロフィールの方にも書きますが)

前時間の「姉ちゃんの恋人」は、仕事が多忙で視聴が間に合いませんでしたん(泣)

じっくり見たい作品ですし、金曜は有給をいただいたので

まだ書けていない「35歳の少女」「極主夫道」も合わせて

木曜深夜〜日曜のうちに書けたら…と思っています♪

11/29追記:11/29までに上の作品3作の感想をUPしました(^-^)

       この文は後ほど消します。

 


監察医 朝顔(2020) 4話 感想|大谷亮平さんはただの年上キラーなの?

 

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家族の一人に、事件が起こる前の出来事を告げる展開が共通している。

前回は「知れて良かった事」でしたけれど、

今回は「知りたくなかった事」で対比になっていた辛いお話でしたね…。

 

救急車ではなく、まずお姉さんに連絡した辺り、

亜衣(椚ありさ)にとってはそれほど信頼を寄せる人だったのでしょう。

もし電話に出ていれば、少しは助かる可能性があったのは事実な訳で。

だから、「お姉さんは悪くないですよ」なんて気立ての良い言葉はかけてあげられない。

朝顔上野樹里)もそういった後悔を抱えながら生きていて、

本作では「"面倒臭い"が大切な人の死に繋がるかもしれない」という事を

描いているから、事件の真相にはほろ苦い余韻を感じさせるんですよねぇ。

うーん…それにしても、一回命を吹き返して無事に助かるか、

犯人にトドメを刺すかの2パターンは見た事はあるんですが、

"まだ生きられる喜びを感じたのに"ゆっくりと亡くなってしまうケースもあるとは…

本当、虚し過ぎます(泣)

 

事件パートはそんな感じで興味深く見られますが、今回で気になった所が2点。

まず、桃とリボンのように、事件の内容に関連性を持たせる形で、

お姉さんポジション&新キャラの忍(ともさかりえ)を登場させたのにも

美優(高梨臨)の心情と重ね合わせようとした意図があったのかもしれませんが。

正直、"刑事ドラマ"っぽい異質感が強まった事、

中堅で信用組合から刑事になれるもんなのか?とか

新人なのに先輩刑事が同行しなくて平気なのか?とか設定に気になる部分があった事からして、

忍の存在意義にはあまり重要性を感じませんでした。

でも、これでいつもと同じ分量で震災パートをガッツリ入れていたら

間違いなく軸がブレそうな気がしたので、

今回に関しては、そのパートを控えめにした構成にしたのは

良い判断だったんじゃないかと思っています。

 

そして、これは今回だけに言える事じゃなくて、

シーズン2からの話になるんですが…

何と言うか、2クールやるからってそんなに外側を飾り立てて

盛り上げなくても良いんじゃないかなぁ?という勿体なさは感じるんですよね。

前回の山倉(戸次重幸)のくだりも、キャラ自体は可愛いんですけどね。

ただの年上キラーで終わりそうな大谷亮平さんのキャスティングとか、

(多分ミスリードだろうけど)不倫を匂わせる"聖奈"の存在とか、

「そうだ、これを入れてみよう!」っていう思いつきを並べているように

感じてしまうのは気のせいでしょうか。

 

物語のベースとして"震災"がどっしりと構えているのだから、

事件も"命の尊さ"を絡める形でもっと丁寧に描いても良いし、

朝顔達の日常は淡々と描いていくだけでメッセージ性も十分にあるのに。

表現はシビアになってしまいますが…

個人的に視聴前から不安であった「2クールであるが故の弊害」とやらが

徐々に滲み出てしまっている雰囲気は漂っている感じですかね。

 

 

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