2020年春ドラマ-期待度・総括一覧

2020年 春ドラマ 総括|コロナ禍中のドラマについてもちょこっと。

 

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どうも、りんころです。

 

いつもクールの終わり〜新クール始まりの時期になると上げている「総括」シリーズ。

今回も勿論6月終わりには上げるつもりでいたものの、

コロナ禍という事で、本来春に放送されるはずだったドラマは

放送開始日が夏まで延期になったり、放送しても早い段階で中断されたり、

また一部は未だに何の情報も発表されていなかったり…と

結果的にバラバラに分かれてしまい、

春ドラマなんだか夏ドラマなんだか曖昧なクールとなってしまいましたね。

で、総括するのも最早季節外れの時期に(笑)

 

そこで、今回の「春ドラマ」のランキングの基準・詳細を発表いたします。

7月下旬に最終回を迎えた作品を春ドラマのランキングの対象とさせていただきます。※

対象作品(完走した作品)は「行列の女神」「映像研には手を出すな!」

「家政夫のミタゾノ」「M 愛すべき人がいて」「いいね!光源氏くん」

「美食探偵 明智五郎」の6作品です。

7/26時点で放送再開していない「レンタルなんもしない人」「浦安鉄筋家族」、

 そして予定変更になって6,7月にスタートした作品に関しても

 夏ドラマ扱いといたします。

 なお、「きょうの猫村さん」は元々2クールでの放送なので、

 こちらも夏ドラマ扱いです。

「探偵 由利麟太郎」は全5話で連続ドラマの規定内ではありますが、

 公式では「5週連続特別ドラマ」とうたっている為、SP扱いといたします。

なお、上位3作品になると勝手に付けている

「最優秀作品賞」「優秀作品賞」「作品賞」は、作品数が少ないという事もあり、

 今回は受賞なしとさせていただきます。

(ただ、もし「優秀作品賞」をあげるとなると、1位の作品になるのかな?)

※本来なら個人ルールで、例えば4月期のドラマだったら7月中旬の放送までを春ドラマと

定めているのですが、それだとあまりにも作品数が少なく、

しかも"4月に放送スタートした"と考えると、終了時期が1ヶ月遅れたとしても

春は春の内になるべく収めたいという結論に達し、今回に限って変更させていただきました。

 

ちなみに、視聴前に付けた期待度ランキングはこんな感じでした。↓

1位 MIU404(TBS・金10) 7月期に移行

2位 アンサング・シンデレラ(フジ・木10) 7月期に移行

3位 私の家政夫ナギサさん(TBS・火10) 7月期に移行

4位 きょうの猫村さん(テレ東・水深夜)

5位 行列の女神〜らーめん才遊記〜(テレ東・月10)

放送時期がずれて夏クール扱いになったドラマの方が多いので、

あんまり参考にはならないかもですが(汗)一応載っけます。

 

これはあくまでも個人的なランキングです!!

下に行くほど褒めるだけでないコメントも出てきます。

ではでは…

 

 

2020年 春ドラマ ランキング

 

視聴した6作品の順位を発表していきます。

※上から
順位 タイトル(放送局・曜日・時間)視聴前期待度(最大:★5つ)
という構成になっております。

感想記事のリンクも貼ってあるので、詳しい内容を見たい!という方は、よろしければ。

 

 

1位

行列の女神〜らーめん才遊記〜(テレビ東京・月曜22時)★★★

 

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ここ最近の本枠のドラマの出来を見て日頃から感じていた

「1話完結×エンタメ性の強い作品」「視聴者が親近感の湧く題材」

「人情<主人公の仕事の腕前重視の物語」の3つの望みが全て叶ったかのような、

ビジネスドラマはやっぱこうでなくっちゃ!という理想的な仕上がりになっていた作品でした。

 

誰もが食べた事のあるラーメンを題材に選んだのも取っ掛かりやすく、

それを毎週違った角度から"ビジネス"に落とし込んでいく

脚本のレパートリーの豊富さも光りましたが、

本作の一番凄い所は「堅苦しい雰囲気を全然醸し出させない」作り。

仕事とは?商売とは?を業界用語&図解を多用して解説するのではなく、

登場人物の成長物語を軸に据える事で

視聴者が自然とその人の目線になって一緒に学べるような作りにした所に、

ビジネスがよく分からない子供から、若き頃の自分を重ねて応援してしまいがちなシニア世代まで

老若男女楽しめる作品にしようというスタッフの配慮が感じられました。

 

多くは語らないものの陰ではしっかりと部下をサポートする

主人公や河上さんの"オトナ"っぷりも魅力的でしたし、

今後もビジネスドラマを作る上での模範になったんじゃないかと思ったんですが、

本作をもって「ドラマBiz」枠は廃枠。

SPでも良いから、また続編が見たいなぁ…。

 

kimama-freedays.ddns.net

 

 

2位

いいね!光源氏くん(NHK総合・土曜23時30分)(-)

 

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これは運命の出会いみたいなもので、

ストレスの抱えた今の時期に癒しを届けるべくして生まれた作品だったと思います。

勿論、そのフィルターを抜きにしても純粋に面白かったですけどね。

 

和歌の詠みあげシーンや、カタカナから漢字への変換など、

場合によってはスベる演出になってしまいかねませんが、そこは流石のNHKクオリティ。

良い意味でバカバカしいと思えるくらい平安時代の世界観の再現度にこだわった事で

現代と大きなギャップが生まれ、二者間の違いを楽しむ点で既に

コメディとしては十分に成立出来ていました。

 

そこに「この役はハマるだろうなぁ」というのが予想がつく千葉雄大さんや伊藤沙莉さんが

期待以上の演技を見せてくださった事、

のんびりさんやマイペースなキャラクターが多い中、入山杏奈さんが全体を

ピリリと引き締めるスパイス的存在感を残した事、

また、悪役のイメージを払拭した桐山漣さんの新境地など、

役者さんから"新たな発見"を見出す楽しさも加わり、

深夜らしくユルいながらも唯一無二な作品に仕上がっていたんじゃないでしょうか。

岡崎体育さんの主題歌「二二二二二」も当たりでしたね。

 

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3位

家政夫のミタゾノ(テレビ朝日・金曜23時15分)★★

 

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放送休止前の話は時事ネタを盛り込めば受けるだろう感が満載だったり、

予想もしやすい内容で脚本のキレのなさが伺えたり…といった印象がありましたが、

再開してからはみるみる面白くなりました。

ミタゾノの強烈な個性を前面に押し出す作り、ゲストの活かし方、

2人の相棒の適材適所っぷり、一歩上手を行く結末の持って行き方など、

そうそうこれこれ!という本作らしさを堪能しました。

 

もし来年も続編をやるのだとしたら、松岡昌宏さんは副社長になってるんですよね。

役者業を継続してくださると嬉しいなぁ…

ミタゾノさんの時はもう"中の人"が完全に消えてますもん。

本業はアイドルなのに、ジャニーズの影をチラつかせない作り込み、本当に凄い。

 

これは作品と特に関係ないんですけど、歴代ヒロインに必ず大きな出来事が起こるという

ジンクスは、飯豊まりえさんが止めた感じですね(笑)

 

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4位

美食探偵 明智五郎(日本テレビ・日曜22時30分)★★★

  

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古き良き明智作品の世界観を感じさせつつも、現代版としてアレンジも施されている

映像美にうっとりしながら見ていましたが、よくよく考えてみたら

主人公の探偵らしい活躍ってほぼなかったですね(笑)

あれだけ苺を守ると言っていたにもかかわらず一人ぼっちにさせたり、

ココちゃんの陰にマリアの存在がある事を全く気づけなかったり…

だから自分達の周りに被害者が増えてしまうのよ…引退して正解かも。

 

事件にはマリアが必ず関わっている設定、

苺の明智に対する恋心の描写が回を重ねるごとに深まっていった事からして、

これは犯人側の背景を深掘りする「推理モノ」じゃなくて

「ラブストーリー」ありきの物語なんだろうという考えに途中から変わったので、

ガッツリ恋愛モードになった終盤の話はあまり引き込まれはしなかったのですが。

小芝風花さんのコメディとシリアスの切り替えの柔軟さと

魔女メイクが似合い過ぎる小池栄子さんの美貌を見られただけでも

最後まで見る価値はあったかなぁと思っています。

 

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5位

映像研には手を出すな!(テレビ朝日・金曜23時15分)(-)

 

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これは3人の演技を味わうドラマ。

乃木坂46のメンバーである事から、ファン向けのドラマになってしまうのではないか

という不安を感じつつも、話題になったアニメ版を見ていなかった後悔からの

実写化の発表だったために、じゃあちょうど良い機会だから…という

ほんの軽い気持ちで視聴してみました。 

 

何と言っても、3人のキャラクターがそれぞれ立っているのが伝わる

堂々とした佇まいが良いですよねぇ。

大ボケ・小ボケ・ツッコミの対比が抜群。

中でも梅澤美波さん演じる金森氏が好きで、

回を重ねるごとにツッコミのキレに磨きがかかるようでしたし、

3話での 有名キャラの話を持ちかける形で2人に発破をかけるシーンなんかは

最早「金森ワールド」と言わんばかりの存在感を発揮していて圧倒されちゃいました。

 

ただ、話自体に関しては、これはアニメ版もそうなっているのかは分かりませんが、

山程ある特徴的な部活を紹介するシーンも所々挿入していただけに

「映像研が主題のドラマ」じゃなく「学園ドラマ」に映ってしまったのは残念。

賭ケグルイ」を彷彿とさせる生徒会サイドのキャラクター造形や演出も、

本作の独自性を薄めてしまっていたかも。

 

 

6位

M 愛すべき人がいて(テレビ朝日・土曜23時15分)(-)

 

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見るつもりはなかったんですね。

でも、フサフサ頭の水野美紀さんがドラムを叩くっていう2話の内容紹介記事を読んで

これは見なきゃいけないという使命感に駆られてしまった訳ですよ。

最終的な感想としては…別に完走しなくても良かったのかな…で終わりましたけど(笑)

(3話までは普通にツッコんで楽しんでましたが、再開してからは徐々に失速感が。)

 

本作の最大の謎は、ボリュームは薄く物語としては平坦だったらしい原作を

映像化しようと考えたテレビ朝日と、

原作にはいない姫野礼香というキャラクターを暴走させた脚本。

特に彼女を主人公にしたスピンオフを、

しかも有料制のABEMAプレミアム会員限定コンテンツとして

制作したのなんて意味が分からない。

内容は見ていないので何とも言えませんが、果たして需要はあったのでしょうか。

 

そっちで活躍させるくらいだったら、本編の後半からは彼女の奇行で受けを狙いに行く

話にするのではなく、アユがマササに惹かれていく"揺れ動く気持ち"を丁寧に描写する

連続ドラマならではの醍醐味のある話が見たかったです。

まぁ…某ネタドラマを生んだ脚本家さんをオファーした時点で、方向性は違うんですよね。

 

 

リタイアしたドラマ…

 

隕石家族(フジテレビ・土曜23時40分)★★★ 

  

2話まで視聴。まぁ、特別つまらなかった訳じゃないんですが、

「思ってたのと違った」って所が個人的には大分大きいんですよね。

昼ドラ路線に走るのか…いきなりオカルト要素ぶち込んで来たぞ…

じゃあ隕石の話って必要あるん…?などと色々引っかかってしまい、リタイア。

 

 

          

超個人的なノミネート賞

  

主演男優賞 千葉雄大(いいね!光源氏くん) 

放送前から「この役はハマるだろうなぁ」という期待が既にありましたが、

いざ始まってもやはりその期待は裏切らず、それ以上に、今までにあざとい役や可愛い役を

演じてきた経験値の積み重ねが活きたような演技を見せてくださいました。

ディズニーキャラクターみたいなパッチリした目線。さり気ない毒を吐く時のテンポの良さ。

当時は緊急事態宣言が発令されていた中、

千葉さん演じる光源氏に多くの視聴者が癒された事でしょう。

 

 

主演女優賞 鈴木京香(行列の女神〜らーめん才遊記〜)

個人的に、鈴木京香さんにとって一番の代表作になったのではないかと思います。

ちょっとサバッとした佇まい&澄んだ声が魅力的な京香さんと

「この人についていきたい」という気持ちにさせる姉御肌タイプの主人公が

見事にマッチングしていました。

そして、ズバッと物を言ったり、上司らしい気の利かせ方だったり、

時には優しさを見せたり…と、様々な顔を見せてくれる切り替えっぷりも楽しみました。

また会いたいんだけどなぁ…。

 

 

助演男優賞 桐山漣(いいね!光源氏くん)

どのドラマに出演されても「ただの良い人じゃないのでは?」なんて

勝手に疑ってしまうものですが、本作に関しては徹頭徹尾そんな印象を持たなかった…

という所が大きいです。

ヒョウ柄の服も着こなせてしまうという新たな発見も得られました。

 

 

助演女優賞 伊藤沙莉(いいね!光源氏くん)、小芝風花(美食探偵 明智五郎)

伊藤沙莉さんは本当にオールラウンダーだなぁ…としみじみ感じさせられました。

ツッコむまでの流れの持って行き方が自然なので

コメディ系ドラマには欠かせない存在というイメージがありますが、

それだけでなく、今時の女の子らしい繊細さも表現出来てしまう素晴らしさ。/

小芝風花さんは「トクサツガガガ」で真っ直ぐな主人公を演じた時から

注目させていただいている女優さんです。

こちらも、普段は明るく楽しげな姿から心に深い傷を負った姿まで、

「苺」というキャラを通して様々な感情がうごめくような

純粋な女の子を演じてみせました。

  

 

新人賞 齋藤飛鳥梅澤美波山下美月(映像研には手を出すな!)

齋藤飛鳥さんに関しては以前、深夜ドラマの最後のマネキンの前?で踊っているシーンがあり、

内容は全然知らないのに数分間引き込まれてしまった…という記憶があります。

梅澤美波さんと山下美月さんは最初は認識していませんでしたが、

3人とも役者になると憑依型なんだろうなぁ…と思えるくらい、

いつの間にか乃木坂メンバーである事を忘れさせられる存在感がありました。

 

 

主題歌賞 宇多田ヒカル「Time」 

イントロで一気にギュッと切なくなりますよね。

音自体は高くて可愛らしいはずなのに、同時に苦さも漂わせる…

6話での 炎に包まれる中キスをする2人のシーンが特に相性が良くって、

未だに頭に焼き付いています…。

Time

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  • 発売日: 2020/05/08
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

  

OP/ED映像賞 美食探偵 明智五郎 OP

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昔の映画みたいな粗めで渋い映像も、クラシックな音楽も、本作の世界観に合ってました。 

テーブルにずらーっと並んでいる豪勢な料理が臓物にも見えて、

ちょっとしたホラーな一面も覗かせます。

 

 

脚本賞 該当なし

 

演出賞 菅原伸太郎、水野格「美食探偵 明智五郎」

主題歌を流すタイミングも良かったけれど、本作の魅力は何と言っても映像美。

かつての明智作品のようなレトロさと現代的な要素が組み合わさっていて、

全体的にうっとりさせられました。

 

劇伴賞 該当なし

 

 

特別賞 なぜか夜に出てくる虹(M 愛すべき人がいて)、

   「家政夫のミタゾノ 特別編〜今だから、新作つくらせて頂きました〜」

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流行らせたかったんだろうねぇ…

でも、大きな月と三味線ファイヤーと紙芝居には敵わなかったね。

↑3つとも1つの作品内の演出だったっていうのがまたデカい(笑)/

ミタゾノの世界観とリモートの相性ってこんなにも合うんだな〜っていう驚きが。

 

 

コロナ禍の間に視聴したドラマについてちょこっと

 

 「今期の振り返り」と言っても、本来春にやる予定だったドラマは夏にズレるし、

6作品という少なさで振り返ってもねぇ…って事で、今回は違った形でまとめます。

まずは、リモートドラマとか、昔懐かしドラマの事とか。

 

その時期に見ていたドラマを新旧関係なく、超雑感で書き残すとすると…

 

やまとなでしこ特別編→主人公に共感性を持たせられるかどうかで

ドラマの面白さって大きく変わるんだなぁと改めて気付かされたわ。

松嶋菜々子さんのキャスティングが成功してる。

「こうあるべき」を押し付ける一見ウザったい女性でも、

松嶋さんの品のある顔立ちと佇まいで難なく消化出来てしまう素晴らしさ。

後編になると桜子の素の部分とか、人間味が出てきてますます見応えが。

 

素敵な選TAXI(再放送)→当時視聴済。5年以上前となると忘れている部分も多く、

その分、当時認識していなかった役者さんが出ていたり、

こんなオチだったっけ!?という意外性のある内容だったりと、

新鮮な気持ちで楽しめました。

竹野内豊さんの役ならやっぱりこれが一番好きだなぁ…と改めて実感。

後半になるとバカリズムさんとの対談もあり、

ただの再放送じゃないんだぞ!なんてサプライズも嬉しい。

 

逃げ恥ムズキュン特別編→毎年やってるけど名作はいつ見ても名作だし、

同じシーンでも昔と同じように盛り上がる…というのを体現したドラマ。

こちらもただの再放送にしないために、未公開映像を加えたり、

昔の姿と今の姿がコラボした恋ダンス映像に変更したりといった

ファンを喜ばせる工夫が終始施されていて、

高級パフェを食べ終えたかのような満足感がありました。

 

春子の物語→シーズン1ももっと若い頃に見てたら楽しめたのかもしれないけど…

主題歌効果からか、こっちの方が大前さんの内面を描いていたような気がしたかな?

 

Dr.コトー診療所2004特別編画面いっぱいに包み込む海や島の風景を見て

懐かしさを感じたと共に、これだけロケーションにお金をかけるドラマも

随分減っちゃったよなぁ…というほんの寂しさも。

 

野ブタ。をプロデュース(再放送)→人気作なのは知っていたけど、

当時は見た事がなかったので視聴。いや〜、再放送で出会えて良かったと思える出来でした。

キャストの若さや野ブタが成長していく姿を見る楽しさもあったけれど、

若さ故の青臭さとか、自分を良く見せようとする強がった部分だとか、

子供と大人の"中間"の立ち位置にいる高校生の等身大な心情を描いていて、

つい登場人物に昔の自分を重ねてしまう程にはじわじわハマっていきました。

歳を重ねていく度、作品の見方が変わる…そんな深さが込められた作品です。

 

ミラー・ツインズ Season2→Season1も見ていたので、一応今回のも見たんですけど…

別に続編を作らなくても良かったんじゃ?っていう内容でしたな(汗)

本当に亡くなってしまったのか?いや、実は生きているのかも?なんて

視聴者に想像させるくらいの結末で終わらせた方が、物語としては締まったのかと。

 

愛していると言ってくれ(再放送)→東京ラブストーリー」もそうでしたけど、

90年代にヒットしたドラマが多い理由って、主題歌とキャスティングの力が大きいんじゃないかと。

マイペースで世話焼きな主人公に、嫌がらせを仕掛けるライバル、そして元恋人との再会…

今の時代では最早ベタな設定がぽんぽん出てきますが、

それでも作り手の手のひらに転がされているかのように

まんまと一喜一憂したり応援したりしてしまう魅力がトレンディドラマにはあります(笑)

しかし劇伴は良かったなぁ。特にオルゴールバージョンの主題歌。

それに、モルモットを抱える豊川悦司さんは眼福過ぎましたな…

ゆるだぼ服装に大きな手…女性視聴者のツボを分かってるキャラ設定がズルい。

 

 

ちなみに、コロナ禍という状況を活かした新作ドラマは

「今だから、新作ドラマ作ってみました」「Living」「世界は3で出来ている」

「家政夫のミタゾノ特別編」「ダブルブッキング」「不要不急の銀河」の6作品を見ました。

上3つに関しては感想記事を投稿しているので省略するとして…

 

家政夫のミタゾノ特別編→俺もしかして見られてた…?っていう恐怖や、家事テクニック、

秘密を全てバラす終盤の展開が、

消したと思っていたウィンドウが下に隠れていたり、動画だったり、Zoom画面だったり…と、

本作らしさを壊さず、かつリモート用に無理なく落とし込めていた作りに満足。

 

ダブルブッキング→実は姉妹なのでは?の予想を飛び越え、ドッキリ企画で懲らしめてやる

程度のコメディで終わると思ったら、最後はまさかのホラーオチ。

起承転結の"転"の上手さが光った、先の読めない楽しさはありました。

ただ、千葉くんが相手を殺す展開はなくて十分だったかも?

 

不要不急の銀河→ドキュメンタリーとドラマの二部構成。

前者では一本の作品を作るスタッフと役者さんの、後者ではコロナ禍を受けて

スナックの経営が困難な状況に陥っている店主、ママ達の

「仕事に対する誇り」を描いたものになっていたと思います。

突然のフェニックスカラオケ映像には笑っちゃったけど、

自粛警察が貼ったチラシを剥がし取り「俺は俺らしくやっていく」という男の秘めたる熱さを

思わせるような主人公の後ろ姿で終わるラストにシビれました。

あとタメになったのと言えば…ドキュメンタリーのコットンでメイクするくだりかな。

化粧水を染み込ませ、片手にポンと叩いて試してみたコットンで相手の顔に触ろうとすると

粘膜が危ない…と聞いて、ああ、いつも無意識にやってしまう"癖"って怖いな…

ここから感染する可能性は決してないとは言えないんだよな…と。

 

中でも良かった3作品を挙げるとするなら、「転・コウ・生(今だから〜の3夜目)」

 「世界は3で出来ている」「家政夫のミタゾノ特別編」になるかな〜。

 

 

連続ドラマの"新しい在り方"を考えてみた

 

コロナ禍の襲来は、ドラマ業界においても大きな影響を与え、

製作する姿勢をガラッと変えざるをえない転換期になりました。

現に、1年間=3ヶ月放送のドラマ×4クールという方式が崩れてしまってますからね。

 

ドラマや映画、舞台を何本も掛け持ちさせたり、1本撮影が終わったと思ったら

また新しいドラマの撮影が始まったり、長くて4クール連続で出ずっぱりにさせたり…

いつまでもこのようなやり方を続けていてはまた大打撃を食らう羽目になってしまうと

思い知らされた事でしょう。

 

暫くは…というか、これからは、製作に関しても役者のスケジュールに関しても

「余裕」を持たせる事が大切ですし、

もう「1年間のうちにドラマを4つ作らなければならない」という法則も

もっと緩くさせて良いんじゃないですかね。

ドラマに出演したら次のクールのドラマはお休みにする…

みたいなルールを定めるのもアリなのかも。

 

*** 

 

以上、春ドラマの総括でした。

 

ちなみに、私生活はと言うと、4月と5月のうち約1ヶ月間は

出勤日数が減った形で生活してました。

休みの日は録画を見たり、あんまりやらないお菓子作りに挑戦してみたり、

YouTubeで動画を漁ったり、あつ森をやったり、虹プロ一気見したり… 

本当、色んな事をやっていたかな。

 

夏ドラマの方は徐々に放送されつつあるものの、

今の所は「MIU404」が頭一つ抜けている感じ。

回を増すごとに話が面白くなる作品が出て来ると良いな〜と思ってます。

 

閲覧ありがとうございました!

 


2020年 春ドラマ 視聴リスト&期待度

 

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5/13:「行列の女神」最新話をUPしました。

 

こんにちは、りんころです!

視聴予定の4月期のドラマを紹介して行こうと思います。

 

↓ の横の文字をクリックすると、そのページに飛べる仕組みになってます。

〜目次〜

2020年 春ドラマ 視聴リスト&期待度

 1話は必ず視聴&感想を書くであろう全17作品の視聴リストです。

 作品概要やスタッフ情報も掲載しております。

番外編

 1クールで終わらない作品と地方局&BS作品の視聴リストです。

 また、ここで取り上げているものは感想を書かない可能性大です。

視聴未定なドラマ

 記事作成段階で、視聴しようか考え中のリストです。

まとめ

 春ドラマの視聴リストだけを見たい方は、

 上の「まとめ」を押すことをお勧めします。

 

それでは、参りましょう〜。

 

       

2020年 春ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴予定の17作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/コメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

 

月曜日

 

SUITS/スーツ2(4/13・フジテレビ・月曜21時)★★

 

“月9” 史上、歴代最長話数にて放送決定!全米メガヒットドラマをリメイクした『SUITS/スーツ』が、続編として帰ってくる。更に、新キャラの登場により、シーズン1以上に「幸村・上杉法律事務所」のメンバーの人間模様が色濃く描かれていく。

 

前作は正直、"リメイク"とは名ばかりの出来で、

中途半端にアメリカンな会話劇や所作を取り入れたお陰で、

日本のドラマとしては成り立っていない印象がありました。

そして、普通なら見やすいであろう1話完結式も、

2つの事件を同時進行で進めて、調査過程が曖昧なまま

残り10分で無理やり繋げ合わせるという展開で

物語の流れが分かりづらく感じる事が多々あったのも、あまりハマれなかった理由です。

 

甲斐と蟹江のコンビは好きだったので、その2人を見たさに見るつもりです。

しかし、上に書いた内容に加えて、今年の月9は続編続きで「平均視聴率を10%以上に戻そう!」

という局側の保守的な考えが見え透いてしまう事から(これは邪推ですが)、

今作も「視聴者のファンが楽しめれば良いドラマ」になってしまいそうで、

特に期待はしていません…。

 

出演:織田裕二、中島裕翔、新木優子吉田鋼太郎鈴木保奈美

脚本:小峯裕之(「SUITS/スーツ」「家政夫のミタゾノ シリーズ」「砂の器(2019) ※SP」)

演出:平野眞 (「5→9」「Chef〜三ツ星の給食〜」「監察医 朝顔」)

   森脇智延(「SUITS/スーツ」「好きな人がいること」「黄昏流星群」)

   星野和成(「僕らは奇跡でできている」「アリバイ崩し承ります」)

音楽:眞鍋昭大(「SUITS/スーツ」「モンテ・クリスト伯」「アライブ」)

プロデュース:後藤博幸(「SUITS/スーツ」「突然ですが、明日結婚します」)

       荒井俊雄(「モンテ・クリスト伯」「砂の器(2019) ※SP」「ルパンの娘」)

主題歌:「」

原作 :The 'Suits' series by NBCUniversal

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/SUITS2/index.html

 

   

行列の女神〜らーめん才遊記〜(4/20・テレビ東京・月曜22時)★★★

 

これまで数多くの食をテーマにしたドラマを生み出してきたテレビ東京に、ビジネスを切り口にコメディタッチで味つけした、新たな作品が誕生!ラーメン業界をけん引する主人公が、苦境にあえぐ街のラーメン店を繁盛店へと導くフード・コンサルティングの物語。

  

最近のこの枠は、再建モノが主流になってきましたね。

スタッフも悪くないですし、鈴木京香さんと黒島結菜さんの組み合わせで

どんな化学反応が生まれるのか興味があります。

 

孤独のグルメ」をはじめ、「きのう何食べた?」「忘却のサチコ」など

グルメを取り扱ったドラマを多く生み出してきたテレビ東京なので、

その強みがビジネスドラマにも活かされると思うと楽しみです。

しかし、「ラーメンハゲ」でおなじみの主人公の設定が女性に変わってしまったとの事で、

原作の"改悪"にならないか若干心配です。

 

出演:鈴木京香黒島結菜高橋メアリージュン小関裕太前野朋哉

脚本:古家和尚(「ON」「明日の約束」「ハゲタカ(2018)」「イノセンス」)

監督:星護  (「高校入試」「dinner」「ヘッドハンター」)

   池澤辰也(「相棒 シリーズ」「警視庁・捜査一課長 シリーズ」「ミラー・ツインズ」)

音楽:佐藤俊彦(作品不明)

チーフプロデューサー :浅野太 (「バイプレイヤーズ シリーズ」「病院の治しかた」)

プロデューサー:中川順平(「娘の結婚※SP」「東野圭吾 手紙※SP」「リーガル・ハート」)

        倉地雄大(「電影少女 -VIDEO GIRL- シリーズ」「天」「死役所」)

        黒沢淳 (「執事 西園寺の名推理 シリーズ」「みかづき」)

        雫石瑞穂(「いつかこの雨がやむ日まで」「マンゴーの樹の下で※SP」)

主題歌:THEイナズマ戦隊「WABISABIの唄」

原作 :久部緑郎(作) 河合単(画)『らーめん才遊記』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/gyouretu/

 

 

火曜日

 

竜の道 二つの顔の復讐者(4/14 放送日未定・フジテレビ・火曜21時)★★

 

両親の敵討ちをするために復讐を誓い合った双子の兄弟の、犯人に立ち向かっていく姿が描かれる本格サスペンス。 「これからは、なんでも二人だ」ーコインの裏表のような正反対の立場の双子による、波乱万丈の復讐劇が幕を開ける!

 

整形する所は違いますが、3兄弟が子供の頃に両親を殺され、何年後かに復讐する…

という設定は「流星の絆」を彷彿とさせられますね。

  

ここ最近の火9枠はサスペンスドラマが作られる頻度が増えてきていますが、

テーマにぴったりの役者陣を揃えては、結局、最後まで緊迫感のないまま終わってしまった

前作「10の秘密」からの次作なので、あんまり期待はしていません。

予告映像の「おにいちゃーん!」も、ちょっとサムい感じがします…(汗)

 

出演:玉木宏高橋一生松本穂香細田善彦奈緒

脚本:篠﨑絵里子(「まれ」「人魚の眠る家 ※映画」「グッドワイフ」)

   守口悠介 (「フリンジマン」「左ききのエレン」「ランチ合コン探偵」)

演出:城宝秀則 (「フラジャイル」「メゾン・ド・ポリス」「4分間のマリーゴールド」)

   岩田和行 (「福家警部補の挨拶」「美しき罠 〜残花繚乱〜」)

   紙谷楓  (「実況される男」「海月姫」「結婚相手は抽選で」)

   吉田使憲 (「ウォーターボーイズ2」「インディゴの夜」「聖母・聖美物語」)

音楽:村松崇継 (「もう一度君に、プロポーズ」「未解決の女」「昭和元禄落語心中」)

プロデュース:米田孝 (「健康で文化的な最低限度の生活」「まだ結婚できない男」)

       水野綾子(「犯罪症候群」「68歳の新入社員 ※SPドラマ」「後妻業」)

原作:白川道『竜の道』

主題歌:SEKAI NO OWARI「タイトル未定」

公式サイト:https://www.ktv.jp/ryu-no-michi/

 

 

私の家政夫ナギサさん(4/14 放送日未定・TBS・火曜22時)★★★★

 

働き盛りで仕事に一直線!だけど家事と恋は不器用な28歳の独身女性の元に現れたのは、家事全般をパーフェクトにこなすおじさん家政夫。そんな見ず知らずの家政夫を雇うことから巻き起こる、ハートフルラブコメディ。

 

「これは経費で落ちません!」に続くバリバリのキャリアウーマンを演じる多部未華子さん、

かわいい"おじさん"の大森南朋さん、そして、甘いマスクの瀬戸康史さんの配役で、

視聴者のニーズをよく分かっているなぁ…という印象があります。

TBSは、ドラマを何本も見ている層、そんなに見ない層にかかわらず

話題になる題材選びとキャスティングが上手いですよね。

 

家政夫姿の大森さんで癒されるだけでも十分楽しめそうな気はしますが、

公式の"共に時間を過ごす中で、いつしかナギサさんの存在に安らぎや温かみを感じていく"

という文言に惹かれました。

擬似家族…とまでは行きませんが、大切な人との"愛""温もり"が感じられる作品は好きなので、

本作も、ただのラブコメではない作品になると良いな…と思っています。

 

出演:多部未華子大森南朋瀬戸康史

脚本:徳尾浩司(「おっさんずラブ シリーズ」「チア☆ダン」「ミス・ジコチョー」)

演出:坪井敏雄(「カルテット」「中学聖日記」「凪のお暇」)

   山本剛義(「Nのために」「わたしを離さないで」「凪のお暇」)

音楽:(「」「」「」)

編成:松本友香(「3人のパパ ※プロデュース作品」)

プロデューサー:岩崎愛奈(「プリズンホテル」「家族のはなし ※映画」)

        加藤章一(「警視庁ゼロ係 シリーズ」「ファーストラブ(2020) ※SP」)

主題歌:「」

原作 :四ツ原フリコ『家政夫のナギサさん』

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/WATANAGI_tbs/

 

 

水曜日

 

ハケンの品格4/15 放送日未定・日本テレビ・水曜22時)★★★

 

一匹狼の最強ハケン社員・大前春子が、13年ぶりに帰ってくる!「働き方改革」「AI導入」「過労死」…職場がカオスと化した令和の時代で働く、社会人の品格を問うドラマとなる。

  

13年振りの続編。当時の最終回では26%を叩き出すほど人気作だったみたいですが、

私は未視聴なので、面白いかどうかは初回を見てみないと分かりません。(予習はするつもり)

正規雇用よりも非正規雇用の割合が多くなっている現代社会と、派遣社員の描写に

大きな"ズレ"を感じさせない作りになっていると良いですよね。

 

出演:篠原涼子小泉孝太郎勝地涼大泉洋伊東四朗

脚本:中園ミホ(「ハケンの品格」「ドクターX シリーズ」「西郷どん」)他

演出:佐藤東弥(「地味にスゴイ!」「サバイバル・ウェディング」)

   丸谷俊平(「世界一難しい恋」「母になる」「ゼロ」「イノセンス」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :西憲彦 (「地味にスゴイ!」「知らなくていいコト」)

プロデューサー:櫨山裕子(「ハケンの品格」「世界一難しい恋」「俺の話は長い」)

        山口雅俊(「闇金ウシジマくん シリーズ」「新しい王様 シリーズ」)

        秋元孝之(「世界一難しい恋」「もみ消して冬」「俺の話は長い」)

主題歌:鈴木雅之「Motivation」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/haken2020/

 

      

レンタルなんもしない人(4/8・テレビ東京・水曜24時12分)★★★

 

常に“ なんかする” 事に追われている現代人があふれている今の時代に、” なんもしない” が生み出すものとは何かを問う、不思議で新しいヒューマンドラマ。

 

特に際立った能力のない主人公の設定、のほほんとした穏やかな劇伴、ウェットな映像で、

ザ・深夜ドラマらしい世界観だな〜という感じ。

Twitterを通してお悩み解決していくサービスには今時っぽさがありますが、

「何もしない人が依頼人を救う」という設定は前期の「コタキ兄弟と四苦八苦」と

既視感を覚えるので、上手く差別化出来るかどうかが気になります。

 

出演:増田貴久、比嘉愛未葉山奨之古舘寛治 他

脚本:政池洋佑 (「天 天和通りの快男児」「絶対正義」「死役所」)

   本田隆朗 (「サイレント・ヴォイス」「ハル 総合商社の女」)

   竹川春菜 (作品不明)

監督:草野翔吾 (「にがくてあまい ※映画」「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」)

   タナダユキ(「東京女子図鑑」「昭和元禄落語心中」「東京独身男子」)

   棚澤孝義 (「半沢直樹(2013)」「大恋愛」「スパイラル」「死役所」)

   進藤丈広 (「ヌヌ子の聖★戦 ※映画」「こんな未来は聞いてない!」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :山鹿達也(「特命刑事カクホの女 シリーズ」「死役所」「僕はどこから」)

プロデューサー:稲田秀樹(「リーガル・ハイ シリーズ」「病院の治しかた」)

        小松幸敏(「孤独のグルメ シリーズ」「リーガル・ハート」)

        尾花典子(「死役所」)

        近添有賀(作品不明)

        渡邉崇 (「LE CHOCOLATE DE H ※ドキュメンタリー映画」)

主題歌:NEWS「ビューティフル」

原作 :森本祥司『〈レンタルなんもしない人〉というサービスをはじめます。』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/rentalsan/

 

       

きょうの猫村さん(4/8・テレビ東京・水曜24時52分)★★★★

 

累計330万部を誇る大人気コミックが実写化。性別も生物の垣根も超えて、松重豊が“ 猫の猫村さん” に化ける!?個性豊かな登場キャラクターたちを演じる豪華俳優陣と共に、心温まる2 分30 秒のミニドラマをお届けする。

 

おじさんを愛でる枠がもう1つ。いっぱい食べさせると思ったら、今度は猫役を任せる…

テレ東は松重豊さんで遊ぶのが好きみたいです(笑)

脚本家と監督が「デザイナー 渋井直人の休日」のお2人なので、

おじさん俳優を愛らしいキャラクターに描く事には長けていると思います。

2分半のミニドラマ×24話という企画も斬新で、応援したくなってしまいます。

 

出演:松重豊濱田岳石田ひかり松尾スズキ安藤サクラ

脚本:ふじきみつ彦(「バイプレイヤーズ シリーズ」「デザイナー 渋井直人の休日」)

監督:松本佳奈(「娘の結婚 ※SP」「デザイナー 渋井直人の休日」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:濱谷晃一(「執事 西園寺の名推理 シリーズ」「コタキ兄弟と四苦八苦」)

        千原秀介(「2クール」)

主題歌:「」

原作 :ほしよりこきょうの猫村さん

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kyouno_nekomurasan/

 

 

木曜日 

 

アンサング・シンデレラ(4/9 放送日未定・フジテレビ・木曜22時)★★★★★

 

薬剤師がフォーカスされる医療ドラマは史上初。医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、“ 縁の下の力持ち(=アンサングヒーロー)” として患者のために奮闘する、病院薬剤師たちの日々が描かれる。

 

腫瘍内科の次は、薬剤師。そして、清原翔さんは転職(笑)という冗談は置いといて…

「がん」をお涙頂戴のアイテムにはせず、視聴者の目線に立って「希望」も「苦しみ」も

ありのままの姿を真摯に描いた「アライブ」からの次作なので、つい期待してしまいます。

最近面白い作品続きで、波に乗っている印象のある黒岩脚本なので、

手堅い作品になるだろうと踏んでいます。

 

出演:石原さとみ西野七瀬清原翔桜井ユキ田中圭

脚本:黒岩勉 (「僕のヤバイ妻」「モンテ・クリスト伯」「グランメゾン東京」)

演出:田中亮 (「コンフィデンスマンJP シリーズ」「コード・ブルー3」)

   相沢秀幸(「貴族探偵」「グッド・ドクター」「モトカレマニア」)

音楽:信澤宣明(「義母と娘のブルース」「中学聖日記」「べしゃり暮らし」)

プロデュース:野田悠介(「レ・ミゼラブル」「コード・ブルー特別編」※共にSP)

主題歌:DREAMS COME TRUE「YES AND NO」

原作 :荒井ママレ『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/unsung/

 

 

金曜日

  

らせんの迷宮〜DNA科学捜査〜(4/24 放送日未定・テレビ東京・金曜20時)★★★

 

「DNAは嘘をつかない」が口癖で、数億桁の遺伝子配列を記憶するという天才遺伝子科学者が、熱血刑事や科捜研の美女とともに難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫るミステリー。

 

普段は見ない金8枠ですが、DNAから人間の"隠された真相"を辿っていく設定が面白そうで。

そして、こちらもまた黒岩さんが携わるという事で、初回を見てみるつもりです。

田中圭さんも安田顕さんも、連続ドラマに引っ張りだこで、すっかり人気俳優になりましたね。

 

(※感想は初回のみの予定です。)

 

出演:田中圭安田顕倉科カナ松坂慶子

脚本:黒岩勉 (「僕のヤバイ妻」「モンテ・クリスト伯」「グランメゾン東京」)

   酒井雅秋(「仰げば尊し」「名探偵・明智小五郎(2019) ※SP」)

   福田哲平(「&美少女〜NEXT GIRL meets Tokyo〜」「インハンド」)

監督:岩本仁志(「時をかける少女(2016)」「崖っぷちホテル!」「大全力失踪」)他

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー:濱谷晃一 (「執事 西園寺の名推理 シリーズ」「コタキ兄弟と四苦八苦」)

プロデューサー:山鹿達也(「特命刑事カクホの女 シリーズ」「死役所」「僕はどこから」)

        北川俊樹(「銀と金」「あまんじゃく ※SP」「僕はどこから」)

        尾上貴洋(「ヒガンバナ シリーズ」「ブラックリベンジ」「ボイス」)

主題歌:BTS「Stay Gold」

原作 :夏緑(作) 菊田洋之(画)『らせんの迷宮ー遺伝子捜査ー』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/rasen/

 

 

ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜(4/17 放送日未定・NHK総合・金曜22時)★★★

 

昨今増え続けるクレーマー患者たちに悩む女性医師が、先輩医師や同僚とともに患者たちと真摯に向き合い寄り添おうと努力する中で、人と人との絆を見つけ出してゆく、感涙のヒューマンサスペンスストーリー。

 

どんな話になるのか、まだ掴めていません。

しかし、NHKのドラマは基本的にハズレなしだと思っているので、

「透明なゆりかご」に続く新たな良作ドラマになる事を期待しています。

 

出演:貫地谷しほり内田有紀田中哲司浅香航大伊武雅刀

脚本:荒井修子(「マザー・ゲーム」「ツバキ文具店」「プリティが多すぎる」)

演出:西谷真一(「あさが来た」「植木等とのぼせもん」「サギデカ」)

   福井充広(「全力離婚相談」「おんな城主 直虎」「ミス・ジコチョー」)

   武田祐輔(作品不明)

音楽:兼松衆 (「僕らは奇跡でできている」「4分間のマリーゴールド」)

制作統括:真鍋斎(「立花登青春手控え」「コピーフェイス」「まんぷく」)

     高橋練(「チェイス 国税査察官」「まれ」「ミス・ジコチョー」)

主題歌:「」

原作 :森杏子『ディア・ペイシェント』

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/drama/drama10/dearpatient/

 

 

MIU404(4/10 放送日未定・TBS・金曜22時)★★★★★

 

唯一の武器は機動力。誰よりも早く、犯人を追え!ー『逃げ恥』『アンナチュラル』の脚本家・野木亜紀子による、警視庁 ” 機動捜査隊” が舞台のオリジナル脚本。24時間というタイムリミットの中で、犯人逮捕にすべてを懸ける姿が描かれる、一話完結のノンストップエンターテインメント。

  

まず、お2人の組み合わせと、ポスタービジュアルが好きです。

見ただけで、警察業界では問題児っぽくてちょっと危なっかしそうな人と、

真面目で頭の切れそうな人なんだな…という、個人的に好みの"凸凹コンビ"感を強く覚え、

この2人からどんな物語が繰り広げられるのだろう?とワクワクさせられてしまいます。

つまり、それだけ初期設定がしっかりしてるって事なんですよね。

 

「アンナチュラル」スタッフなので間違いはないでしょう。

米津玄師さんの「感電」もどんな曲になるのか楽しみです。

 

出演:綾野剛星野源、岡田健史、橋本じゅん麻生久美子

脚本:野木亜紀子(「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」「コタキ兄弟と四苦八苦」)

演出:塚原あゆ子(「リバース」「アンナチュラル」「グランメゾン東京」)

   竹村謙太郎(「あなたのことはそれほど」「アンナチュラル」「G線上のあなたと私」)

   加藤尚樹 (「コウノドリ シリーズ」「あなたには帰る家がある」)

音楽:得田真裕 (「家売るオンナ シリーズ」「アンナチュラル」「俺の話は長い」)

編成:橋本孝  (「新しい王様 シリーズ」「メゾン・ド・ポリス」)

   渡瀬暁彦 (「メゾン・ド・ポリス」「病室で念仏を唱えないでください」)

プロデュース:新井順子(「リバース」「アンナチュラル」「わたし、定時で帰ります。」)

主題歌:米津玄師「感電」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/MIU404_TBS/

 

     

家政夫のミタゾノ(4/24・テレビ朝日・金曜23時15分)★★

 

皆さま、ご無沙汰しておりますー『家政夫のミタゾノ』第4シリーズ、スタート! 伊野尾慧&飯豊まりえとともに、これから行われるビッグイベントを前に、TOKYOを“ キレイ” にいたします。

  

ミタゾノシリーズは全作品視聴済みですが、年々パワーダウンしている感じが否めず…

という事で、そんなに期待せずに見るつもりです。

ミタゾノさんが前面に出る所が本作の一番面白い所だと思っているので、

家政夫(婦)は2人体制で良いのに…。

 

出演:松岡昌宏、伊野尾慧、飯豊まりえ 他

脚本:小峯裕之(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「ヒモメン」「砂の器(2019) ※SP」)他

演出:片山修 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「黒革の手帖」「サイン」)

   小松隆志(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「美しい隣人」「まだ結婚できない男」)他

音楽:ワンミュージック(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「向かいのバズる家族」「ハル」)

エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「ドクターX シリーズ」)

プロデューサー:秋山貴人 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「BG」「ヒモメン」)

        木曽貴美子(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「まだ結婚できない男」)

        椋尾由希子(「家政夫のミタゾノ シリーズ」「脳にスマホが埋められた!」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/mitazono/#/?category=drama

 

   

浦安鉄筋家族(4/10・テレビ東京・金曜24時12分)★★★

 

実写化不可能といわれた大人気ギャグ漫画シリーズが、遂に笑撃のドラマ化!?千葉県浦安市に住むパワフルな一家・大沢木家が巻き起こす、どんな些細な出来事もドンチャン騒ぎになってしまう、エクストリーム・ホームコメディ

  

個人的には苦手な、ドタバタ!ギャーギャー!なテンションが高いだけの

作品になってしまいそうな可能性は孕んでいますが、

水野美紀さんの順子役は合ってそうで(原作は未読)、

彼女のコメディエンヌっぷりを見たさに初回を見るつもりです。

 

 

ドラマとは直接関係ないですが、佐藤二朗さんとのやり取りは結構好きです(笑)

 

出演:佐藤二朗水野美紀岸井ゆきの坂田利夫

脚本:上田誠  (「ちょい★ドラ2019」「ハゲしわしわときどき恋」※共にSP)

   諏訪雅  (「ストリートワイズ・イン・ワンダーランド ※SP」)

   酒井善史 (「さぼリーマン甘太朗」「アフロ田中」)

監督:瑠東東一郎(「おっさんずラブ シリーズ」「黒い十人の女」「探偵が早すぎる」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :阿部真士 (「きのう何食べた?」「コタキ兄弟と四苦八苦」)

プロデューサー:藤田絵里花(作品不明)

        神山明子 (「新・ミナミの帝王 シリーズ ※SP」)

OPテーマ:サンボマスター「タイトル未定」

EDテーマ:BiSH「タイトル未定」

原作:浜岡賢次浦安鉄筋家族

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/urayasu/

 

  

土曜日

 

未満警察 ミッドナイトランナー(4/11 放送日未定・日本テレビ・土曜22時)★★

 

セクゾ” の中島健人×” キンプリ” の平野紫耀が、最強バディを結成!警察学校を舞台に、まだまだ” 警察未満” の状態である2人が難事件に挑んでいく、予測不能なフルスピードクライムサスペンス。

  

 

ジャニーズの人気若手アイドルを揃えて、正式なタイトルが決まる前から

大々的に新ドラマの発表するほど力を入れているという印象はありますが、

本作こそ「出演者のファンだけが楽しめるドラマ」にならないかどうか不安です。

警察や医療、弁護士と、視聴率が取れそうな題材選びを意識したは良いものの、

非現実的な設定や展開、特定のキャラクターの誇張描写が気になってしまって

本筋に興味が持てない…という作品がこの枠には多いのが現状なので…。

 

出演:中島健人平野紫耀吉瀬美智子伊勢谷友介

脚本:渡辺雄介(「レンタル救世主」「dele 2話」「ザ・ファブル ※映画」)

演出:南雲聖一(「過保護のカホコ」「イノセンス」「同期のサクラ」)

   長沼誠 (「奥様は、取り扱い注意」「ブラックスキャンダル」)

   大谷太郎(「ヒガンバナ シリーズ」「ドロ刑」「ボイス 110緊急指令室」)

音楽:木村秀彬(「コウノドリ シリーズ」「ブラックペアン」「TWO WEEKS」)

チーフプロデューサー :池田健司 (「ドロ刑」「俺の話は長い」「トップナイフ」)

プロデューサー:藤村直人 (「HiGH&LOW シリーズ」「居眠り磐音 ※映画」)

        森雅弘  (「生田家の朝 シリーズ」「地味にスゴイ!」「偽装不倫」)

        柳内久仁子(「家売るオンナ シリーズ」「ニッポンノワール」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/mimankeisatsu/

 

     

隕石家族(4/11・フジテレビ・土曜23時40分)★★★ ←リタイア

 

巨大隕石が接近し、地球滅亡まであと半年と告げられた所から物語が始まる。「最後まで家族一緒に…って、わたし、このままでいいの?」そんな主人公の暴走により家族を巻き込んでいく、地球最後の“ スペクタクルホームドラマ” が、ここに開幕する。

 

昼ドラっぽいキャスティングだな〜…「隕石家族」だから、

きっと隕石が落ちる=世界が終わる、つまり、家族の崩壊を描くドロドロ劇になるのかな〜…

なんて呑気に想像していたら…

予告映像では、まさかのB級感たっぷりのコメディになっていてびっくりしました(笑)

ギャップにやられた!という勢いのまま、見てみるつもりです。

 

出演:羽田美智子泉里香北香那松原智恵子天野ひろゆき

原作・脚本:小松江里子(「花燃ゆ」「いつまでも白い羽根」「大富豪同心」)

演出:竹村謙太郎(「あなたのことはそれほど」「アンナチュラル」「G線上のあなたと私」)

   千葉行利 (「悪夢ちゃん」「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」)

   トミー・チャン(作品不明)

音楽:富貴晴美 (「さくらの親子丼 シリーズ」「西郷どん」「僕の初恋をキミに捧ぐ」)

音楽制作:藤田雅章(「ガラスの仮面」「おまえうまそうだな」※共にアニメ)

企画・チーフプロデューサー:市野直親(「火の粉」「パパがも一度恋をした」)

プロデューサー:松崎智宏(作品不明)

        千葉行利(「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」)

        宮川晶 (「エンジェル・ハート」「僕らは奇跡でできている」)

主題歌:PassCode「STARRY SKY」

公式サイト:https://www.tokai-tv.com/io/insekikazoku/

 

 

日曜日

 

半沢直樹4/19 放送日未定・TBS・日曜21時)★★★

 

銀行内で行われていた数々の不正を明らかにするも、まさかの出向を命じられてしまうという展開で、多くの視聴者に衝撃を与えて幕を閉じた前作。果たして、半沢直樹は出向先でも次々に発生するトラブルを乗り越え、理不尽な要求を突き付ける相手に「倍返し」出来るのか…!? 型破りのバンカーの新たな伝説が、令和の歴史に刻まれる!

  

こちらも人気作で、最近増えている「10何年ぶりの続編!」とは違って

そんなに時間が経っている訳ではないのですが…実は、前作は見た事はないのです(恥)

4/5、12に総集編をやるそうなので、未視聴の私には助かりますが、

正直、年末年始の一挙放送で1話ずつ見てみたかったですかね。

 

顔芸、顔どアップ、憎っくきライバルの存在の三拍子である池井戸(班)作品が続いてきた今、

視聴者にとって飽きのこない続編に出来るのかどうか気になります。

脚本家が前作に携わっていない丑尾健太郎さんなのが、少し不安ですが…。

 

出演:堺雅人上戸彩及川光博賀来賢人香川照之 他

脚本:丑尾健太郎(「小さな巨人」「ブラックペアン」「ノーサイド・ゲーム」)他

演出:福澤克雄 (「半沢直樹」「下町ロケット シリーズ」「ノーサイド・ゲーム」)

   田中健太 (「半沢直樹」「下町ロケット シリーズ」「恋はつづくよどこまでも」)

   松木彩  (「わにとかげぎす」「花のち晴れ」「テセウスの船」)

プロデューサー:伊與田英徳(「半沢直樹」「ノーサイド・ゲーム」)

        川嶋龍太郎(「流星ワゴン」「陸王」「ブラックペアン」)

        青山貴洋 (「ブラックペアン」「下町ロケット(2018)」「グランメゾン東京」)

主題歌:「」

原作 :池井戸潤半沢直樹3 ロスジェネの逆襲』『半沢直樹4 銀翼のイカロス

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/

 

   

美食探偵 明智五郎(4/12・日本テレビ・日曜22時30分)★★★

 

「もし、明日死んでしまうとしたら、あなたは最後に何を食べますか?」超美食家で超変わり者のイケメン探偵が、” 食” を通じて連続殺人鬼の真相とハートに迫る、恋する毒殺サスペンス。

 

何作か続いてきた「人気役者を揃えたよ」「アクションもあるよ」「考察も出来るよ」

が特徴のサスペンスミステリーから離れそうな気がするので、期待度も★星3つにしました。

また、脚本家の過去作品を見てみる限り、ある程度楽しめそうです。

 

出演:中村倫也小芝風花北村有起哉小池栄子

脚本:田辺茂範 (「表参道高校合唱部!」「インハンド」「女子高生の無駄づかい」)

演出:菅原伸太郎(「世界一難しい恋」「トドメの接吻」「白衣の戦士!」)

   水野格  (「俺のスカート、どこ行った?」「生田家の朝 2019秋」)他

音楽:坂東祐大 (作品不明)

チーフプロデューサー :西憲彦  (「地味にスゴイ!」「知らなくていいコト」)

プロデューサー:荻野哲弘 (「視覚探偵 日暮旅人」「イノセンス 冤罪弁護士」)

        本多繁勝 (「Missデビル」「これは経費で落ちません!」)

        西紀州  (「ブラックスキャンダル」)

協力プロデューサー  :吉川恵美子(「デスノート(2015) ※ドラマ」)

原作:東村アキコ「美食探偵 -明智五郎-」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/bishoku/

 

        

番外編 

 

エール(3/30・NHK総合・月〜金曜8時)★★★

 

本作のモデルは、数々のヒット曲を生み出してきた古関裕而。幼年期から戦後まで、一人の有名作曲家の半生を描く。

 

朝ドラは長期間放送されるので、特に過剰な期待もせず見てみよう…というのが、

初回を視聴するにあたっての最近の心境です。

しかし、脚本家の3人体制で、物語がますます箇条書きになってしまわないかどうか…。

 

出演:窪田正孝二階堂ふみ

脚本:林宏司(「コード・ブルー1,2」「医龍1〜3」「BOSS」「トップナイフ」)

   清水友佳子(「不機嫌な果実」「リバース」「わたし、定時で帰ります。」)

   嶋田うれ葉(「スミカスミレ」「大全力疾走」「リカ」)

演出:吉田照幸(「マリオ〜AIのゆくえ〜 ※SP」「弟の夫」「八つ墓村 ※SP」)

   松園武大(「龍馬伝」「とと姉ちゃん」「4号警備」「半分、青い。」)

音楽:瀬川英二(作品不明)

制作統括:土屋勝裕(「花燃ゆ」「アシガール」「フェイクニュース ※SP」)

主題歌:GReeeeN「星影のエール」

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/yell/

 

            

視聴未定なドラマ 

  

捨ててよ、安達さん。(4/17・テレビ東京・金曜24時52分)

 

主人公「安達さん」を演じるのは、安達祐実本人。様々な“ 捨てられないモノ” の中から擬人化したモノが彼女の夢の中に各話現れ、自分を捨ててほしいと名乗り出るシュールな世界観を展開する。

 

作品概要を書いていて、ちょっと面白そうだな〜…と思えてきました。

初回は見るかな?

 

出演:安達祐実

脚本:下田悠子(「ぼくは麻理のなか」「青と僕」「コーヒー&バニラ」)

   大九明子(「勝手にふるえてろ ※映画」「時効警察はじめました」)

監督:大九明子(「勝手にふるえてろ ※映画」「時効警察はじめました」)

   成瀬朋一(「勝手にふるえてろ」「記憶にございません!」※共に映画)

   林雅貴 (「ブラックスキャンダル」「わたし旦那をシェアしてた」)

音楽:侘美秀俊(「眠り姫」「代行のススメ」「もぎりさん」※全て映画)

プロデューサー:漆間宏一 (「トモダチゲーム」「テレビ演劇 サクセス荘」)

        加藤伸崇 (「インベスターZ」「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」)

        坪ノ内俊也(「天国の恋」「新・牡丹と薔薇」「家族の旅路」)

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/suteteyo_adachisan/

  

 

いいね!光源氏くん(4/4・NHK総合・土曜23時30分)

 

源氏物語」の中で、雅(みやび)の世に生きていた平安貴族・光源氏が、まったく世界観の違う現代、地味で自分に自信がないこじらせOL・沙織の元に現れる。思わぬ出会いが奇跡を巻き起こす、ゆる~く笑える千年の時を越えた“ いけめん” 居候コメディ!

 

今期の土曜深夜ドラマ3本はどれも、特に「これが凄く見たい!」という

気持ちにはまだなれないんですよねぇ。(「隕石家族」を優先しちゃってますが。)

テレ朝の方は、見るからにネタドラマ臭がしそうなので、スルーする予定です。

こちらは初回放送日が早いので、時間が合えば&評判が良ければ見てみようかな?

 

出演:千葉雄大伊藤沙莉桐山漣

脚本:あべ美佳(「ピアノの森 シリーズ」「団地ともお」「鬼平」※全てアニメ)

演出:小中和哉(「ダークシステム」「南くんの恋人」「VAMP ※映画」)

   田中諭 (「るろうに剣心 シリーズ ※映画助監督」「ぬけまいる」)

音楽:小畑貴裕(「植木等とのぼせもん」「ミラー・ツインズ」)

制作統括:管原浩 (「全力失踪」「ダイアリー」「これは経費で落ちません!」)

     竹内敬明(「精霊の守り人」)

主題歌 :岡崎体育「ニニニニニ」

原作:えすとえむ『いいね!光源氏くん』

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/drama/yoru/hikarugenji/

 

       

まとめ

 

以下、視聴予定の17作品です。

 

・SUITS/スーツ2(フジ・月9)

・行列の女神〜らーめん才遊記〜(テレ東・月10)

・竜の道 二つの顔の復讐者(フジ・火9)

・私の家政夫ナギサさん(TBS・火10)

ハケンの品格(日テレ・水10)

・レンタルなんもしない人(テレ東・水深夜)

きょうの猫村さん(テレ東・水深夜)

・アンサング・シンデレラ(フジ・木10)

・らせんの迷宮〜DNA科学捜査〜(テレ東・金8)

・ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜(NHK総合・金10)

・MIU404(TBS・金10)

・家政夫のミタゾノ(テレ朝・金11)

浦安鉄筋家族(テレ東・金深夜)

・未満警察 ミッドナイトランナー(日テレ・土10)

・隕石家族(フジ・土11)

半沢直樹(TBS・日9)

・美食探偵 明智五郎(日テレ・日10)

 

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば…

1位 MIU404(TBS・金10)

2位 アンサング・シンデレラ(フジ・木10)

3位 私の家政夫ナギサさん(TBS・火10)

4位 きょうの猫村さん(テレ東・水深夜)

5位 行列の女神〜らーめん才遊記〜(テレ東・月10)

 

 

今期はまぁ、他のドラマブログでも既に書かれているかと思いますが、

とにかく続編が多いですね。

そして、なんと…オリジナル脚本が17作品中4作品しかないという悲劇(笑)

なのでその分、確実に視聴率が取れるであろう続編に対抗出来る作品が

出てくると良いなぁ…と願っております。

 

上に期待度ランキングを書きましたが、3位と4位は"割と楽しみ"で、

5位以下は正直そこまで差がありません。

私的には、脚本・演出・役者どれをとっても完璧の「MIU404」と、

こちらは原作モノですが、医療ドラマの新たな"可能性"を再び見出せそうな

「アンサング・シンデレラ」の2作品に賭けるクールとなりそうです。

 

ちなみに、木9枠の「BG 〜身辺警護人〜」ですが、

前作を既にリタイア済なので、今回はスルーさせていただきます。

  

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ…

春クールのドラマを楽しみに待ちましょう( ´∀`)