2024年冬ドラマ-さよならマエストロ一覧

さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 9話 感想|ようやく訪れた雪解け。3話辺りで見たかった…

 

 

※先週(3/10放送分)の感想です。最終回の感想は後日投稿いたします(汗)

 

自分のせいで家族を壊してしまった云々の話は5話で既に語られていて、

その時は、それは八つ当たりなんじゃないかと同情出来ずに終わったのですが…

そう感じたのも多分、響(芦田愛菜)が音楽を辞める決定打となった部分が

描かれていなかったからなんでしょうね。

 

八つ当たりだという考えは完全に変わってはいないし、

5年間離れ離れで話す機会も謝る機会もなかったからとは言え、

あの不機嫌な態度は許されたもんではないと今でも思います。

でも、今回でやっと5年前の詳細が明かされた事で…

響に少しでも共感してしまう自分は確かにいました。

 

響みたいに、海外でも活躍する芸術一家や音楽家のもとで生まれてきてはいないのですが、

一応、芸術系の仕事に携わっている私からしたら、

当時の彼女の葛藤に心当たりがあったんですね。

※ここから私の身の上話が続くので、興味ないよって方は こちら を押して下さいませ。

 

父がデザイナーだから、小さい頃からパソコンに触れていて絵を描くのが好きになって、

それで友達や先生から「〇〇ちゃん絵上手いね!」って褒められるのが嬉しくて。

別に自慢話をするつもりはないんですが…小学校でも中学校でも高校でも、

ありがたい事に、賞状を受け取りに壇上に上がる機会が多かったから、

自分は美術が好きで得意なんだとだんだん自信がついてきて。

そのうち進路を考えるにあたって、

美術系の学校に行って父と同じ仕事に就こうと決意して、

合格していざ通おうとするまでは良かったんですけど…

やっぱり専門の人が集まるからか、自分よりも発想が独創的で面白い人がたくさんいて、

良い評価をもらえている友達や同級生との差を感じるようになってきて。

もちろん、分かりやすさを心がけて頑張って取り組んだ結果

褒められた時もあったけれども、誰かと比較しては、

私ってつまんない人間なんだろうなと思う事も日々あったし。

特に就活の時期なんかは、コミュニケーションにも苦労して中々内定がもらえなかったから

よくネガティブになっていたっけなぁ…と、

響を見ながら学生時代の私を思い出してしまいました。

 

俊平(西島秀俊)は晴見フィルをきっかけに

5年前に閉ざした指揮者の道を再び歩み初めているのだから、

「もう前に進もう?」が響の口から発されるのにはイマイチピンと来ないんですけど、

夏目家の話し合いの足りなさが、2人の関係性に影響を及ぼしてしまったのは事実な訳で。

響は、不安な気持ちを父に、どうしても言いづらければ母にでも相談出来ていたら、

コンサートの時に、父が"音楽家の先輩"として期待を込めて言ったつもりのアドバイス

感情を爆発させる事はなかっただろうし。

(パパには分からない!うえ〜ん…じゃなくて、

純粋に褒めて欲しかったと言えば良かったとも思うの。)

俊平も、手紙のシーンでも言及されていたように、音楽にどっぷり…ではなく

響をもう少し気に掛けていたら、あそこまで険悪な仲にもならなかったかもしれない。

双方が落ち度を認めて、2人でセッション、ハグ…の流れには目頭がやられてしまいました。

 

でもさ。でもさ!

遅過ぎるよ、9話で和解って(笑)

ついタメ口になってしまいましたけど…

遅いと言えば、「ちりオケ」体制になってからの

晴見フィルの費用や練習場所確保についての描写もね。

今頃描くって事は…じゃあ、前回の高松の時はみんな自腹で行ってたの?って

ツッコミたくなってしまうのも仕方ないと思うんですよ。

なんかもう、構成がグダグダなのが勿体ないです…(汗)

 

今回の話を3話、遅くても4話に持ってきて。

響を晴見フィルに途中加入させて、

残り数話は、親子で舞台に立つという夢に向かって二人三脚で頑張る姿が描かれる。

そんな2人を見て、視聴者は自然と応援したくなり、

見届けていきたい気持ちにさせる…で良かったはずなんですけどね。

 

響は本来、明るくて無邪気な性格みたいなので。

大きく成長されてからの芦田愛菜さんは、気が張っている役が続くなぁという

個人的印象もあるだけに、もっと早くから響の明るい表情を見たかったです。

 

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さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 8話 感想|で、どうやって指揮者になれたのか…

 

 

志帆(石田ゆり子)との離婚危機も

響(芦田愛菜)との関係性の修復も有耶無耶なままなのに、

なぜ8話というクライマックスに差し掛かるタイミングで俊平(西島秀俊)の過去話を?とか。

天音(當間あみ)と重ねて描きたいのであれば、

俊平が幼少期から続けてきた野球を辞めて音楽の道へと進んだ"きっかけ"よりかは、

高2から短期間でどうやって音楽を独学で学んだのか(音大はお金かかるし…)、

あれからシュナイダー先生(マンフレッド・W)の指導はあったのかといった

"過程"をじっくり描いた方が、

「心の底からやりたいものに出会えた時、本気で打ち込めばその夢は叶う」例を

実現させてみせた彼女の成長も、母校での俊平のスピーチも

より説得力のあるものになったんじゃないかな…とか。

そもそもシュナイダー先生はなんで高松に越してきたの?とか。

晴見フィルっていつの間にかボランティア団体になってない?経費はどうしてるの?とか。

今回も気になる所はたくさんありました。

 

でも、今までの流れを踏まえた上だと微妙なんですけど…

今回の内容だけ見てみれば、結構グッとくる話ではあったんですよね。

それはまぁ…冷静に振り返ってみて、たった数分間の出番しかないのに、

泣きそうになるのを堪える表情や安堵したのが窺える息の吐き方で、

最後にガッツリ爪痕を残す柄本明さんの演技力のお陰が大きいんでしょうけれども。

母校で俊平が学生たちに贈った言葉は、これから卒業シーズンが始まって

新生活が始まろうとしている学生の視聴者も元気づけられたんじゃないかなと

しみじみ考えさせられましたし。

話の作り自体も、独立したエピソードが羅列してあった前回・前々回とは違って、

俊平の物語の中にいくつかのサブエピソードが含まれているので見やすくなっていて。

"単体(1本の話)"なら、良い感じにまとまっていたとは思うんです。

 

個人的な好みで言っても、家族が和解する瞬間には昔から弱い。

なのに、じゃあ、なんでこんなにどっち付かずな感想を書くのかと聞かれたら…

やっぱり、今この段階でやるべき内容だったのかが引っかかるからなんだと思います。

だって、残り2話で俊平と響の和解はもちろん、

晴見フィルの動向も描くって、駆け足になりそうで…(汗)

 

っていうか、今回の話の後に、父と娘の話を持ってきたら

パンチが弱くならないかと心配にもなりますね。

いや、演技面でどうこう言いたい訳ではなくて、

「30年越し」と「5年越し」じゃ、重みや和解した時の喜びが

大分違ってくる気がするんです。

どちらかと言うと、5・6話辺りの中間地点向きの内容だったのかもしれません。

(↑卒業シーズン…とは書いたけれども、それは最終回にズラしても成立するだろうし。)

 

2人がしっかり向き合い、話し合い、想いをぶつける姿を見られれば良いんですが…

以前明かされた響の想いにも同情出来ずじまいだったので、期待薄で行くしかなさそうです。

 

 

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さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 7話 感想|小村(西田敏行)が倒れるとヒヤヒヤする。

 

 

う〜〜ん…困った。前回以上に判断に困る。

今回は何を描く回なのか、どんな結末に持っていきたいのかが分かりづらかったです。

 

公式サイトのあらすじをチェックしてみたら

サブタイトルで「77歳の夢ライブ」と表記されていて、

どうやら小村(西田敏行)の人生初のリーダーライブがメインだったみたいなんですが…

今回の内容を整理すると、そのエピソードの他に

・憧れのドイツの楽団からオファーが来る俊平(西島秀俊

・一緒に同じ夢を見続けてきたつもりが、ドイツの楽団のオファーを断られた事で

 衝突してしまう俊平と鏑木(満島真之介)の関係性

・母校の高校から記念スピーチとオーケストラ部の1日指導を依頼され、帰省しようか迷う俊平

・仙台のオケフェスにワイルドカード枠で応募する晴見フィル

・父(もとい市長)・白石(淵上泰史)から音楽の道を反対される天音(當間あみ)

・で…いつも描かれる響(芦田愛菜)の葛藤

で、合わせると7つのエピソードが同時並行して描かれているので(多っ!!)、

主人公の存在感が埋没していれば、

話が情報過多に感じられてしまうのも無理ないと思うんですよね。

 

今までの描写から、俊平が心から音楽とオーケストラを愛している事は十分伝わるんですけど。

それを前提にしても…何でしょう、エピソードを盛り込み過ぎているのが原因で、

今回の彼を見ていると、何もかも中途半端に取り組んでいるように見えてしまいます。

晴見フィルの事も、響との事も。

実際、「ちりオケ」の形態となった新生・晴見フィルの活動がこれからだって言うのに、

本人はドイツの楽団のオファーを受けるか、故郷には帰るのかどうかで

延々悩んでいる様子が目立ちましたから…(汗)

 

晴見フィルのピッチピチした生き返った演奏を聴くたび、

人生で一回くらいは満足のいく演奏がしたくなって

イベント開催を決めたと語る小村の動機は、

前回、ホール閉館にあたってのラストコンサートもあって、

そこでの活動にピリオドは打ったけれど、誰かには活力を与えていて、

聴いた人々の中にはいつまでも"思い出"として残り続けるんだろうな…

というのが感じられて素敵に思えただけに。

メインとサブできちんと強弱をつけて、小村のエピソードをもっとじっくり見たかったです。

 

響も響でなぁ…もう7話なのに、父に歩み寄ろうとする変化が

あまり感じ取れないのは気のせいなんでしょうか。

ず〜っとツンケンしてるなぁ…って印象なんですよね。

いや、今まで遠ざかっていたバイオリンを天音に教えたり、

父と同じく「ボッカルーポ」と言ってしまったり、

大輝(宮沢氷魚)のアシストを受けて

何の曲なのかを聞いてみようと試みたり(これは失敗したけど)、

確かに変わってきてはいるんですよ。

ただ、どれも父のいない所か、父には伝わっていない状態でその動きを見せているので、

拒絶している相手に対して壁を壊さない限りは

「変わった」とは言い切れないんじゃないかと思うのです。

自分が家族を壊したとは自覚していて、お互い向き合って話せるようになる日は

果たして来るのかどうか…。

 

次回は俊平が30年ぶりに帰省する話だそうで、父親役は柄本明さんだと判明。

野球部の監督を務めていて、あの短気な性格からするに、

少年時代の俊平は、本当は野球をやりたくなくても

やらされていたんじゃないかと察せられます。

内容も見ていない内からこんな事言うのも何ですが。

もしそうだとしたら、今回の天音の

「今までの習い事はやりたいと思えなかった(だから長続きしなかった)」エピソードは

次回の内容と重ねて描いても良かったのでは…?という気がしますね。

 

最後に余談で。話が前後しますが、小村が倒れるくだりはヒヤヒヤしました…。

でも、その後ケロッと回復。

大した事なかったのなら、あのくだりは必要だったのでしょうか(滝汗)

 

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さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 7話 感想|小村(西田敏行)が倒れるとヒヤヒヤする。

 

 

う〜〜ん…困った。前回以上に判断に困る。

今回は何を描く回なのか、どんな結末に持っていきたいのかが分かりづらかったです。

 

公式サイトのあらすじをチェックしてみたら

サブタイトルで「77歳の夢ライブ」と表記されていて、

どうやら小村(西田敏行)の人生初のリーダーライブがメインだったみたいなんですが…

今回の内容を整理すると、そのエピソードの他に

・憧れのドイツの楽団からオファーが来る俊平(西島秀俊

・一緒に同じ夢を見続けてきたつもりが、ドイツの楽団のオファーを断られた事で

 衝突してしまう俊平と鏑木(満島真之介)の関係性

・母校の高校から記念スピーチとオーケストラ部の1日指導を依頼され、帰省しようか迷う俊平

・仙台のオケフェスにワイルドカード枠で応募する晴見フィル

・父(もとい市長)・白石(淵上泰史)から音楽の道を反対される天音(當間あみ)

・で…いつも描かれる響(芦田愛菜)の葛藤

で、合わせると7つのエピソードが同時並行して描かれているので(多っ!!)、

主人公の存在感が埋没していれば、

話が情報過多に感じられてしまうのも無理ないと思うんですよね。

 

今までの描写から、俊平が心から音楽とオーケストラを愛している事は十分伝わるんですけど。

それを前提にしても…何でしょう、エピソードを盛り込み過ぎているのが原因で、

今回の彼を見ていると、何もかも中途半端に取り組んでいるように見えてしまいます。

晴見フィルの事も、響との事も。

実際、「ちりオケ」の形態となった新生・晴見フィルの活動がこれからだって言うのに、

本人はドイツの楽団のオファーを受けるか、故郷には帰るのかどうかで

延々悩んでいる様子が目立ちましたから…(汗)

 

晴見フィルのピッチピチした生き返った演奏を聴くたび、

人生で一回くらいは満足のいく演奏がしたくなって

イベント開催を決めたと語る小村の動機は、

前回、ホール閉館にあたってのラストコンサートもあって、

そこでの活動にピリオドは打ったけれど、誰かには活力を与えていて、

聴いた人々の中にはいつまでも"思い出"として残り続けるんだろうな…

というのが感じられて素敵に思えただけに。

メインとサブできちんと強弱をつけて、小村のエピソードをもっとじっくり見たかったです。

 

響も響でなぁ…もう7話なのに、父に歩み寄ろうとする変化が

あまり感じ取れないのは気のせいなんでしょうか。

ず〜っとツンケンしてるなぁ…って印象なんですよね。

いや、今まで遠ざかっていたバイオリンを天音に教えたり、

父と同じく「ボッカルーポ」と言ってしまったり、

大輝(宮沢氷魚)のアシストを受けて

何の曲なのかを聞いてみようと試みたり(これは失敗したけど)、

確かに変わってきてはいるんですよ。

ただ、どれも父のいない所か、父には伝わっていない状態でその動きを見せているので、

拒絶している相手に対して壁を壊さない限りは

「変わった」とは言い切れないんじゃないかと思うのです。

自分が家族を壊したとは自覚していて、お互い向き合って話せるようになる日は

果たして来るのかどうか…。

 

次回は俊平が30年ぶりに帰省する話だそうで、父親役は柄本明さんだと判明。

野球部の監督を務めていて、あの短気な性格からするに、

少年時代の俊平は、本当は野球をやりたくなくても

やらされていたんじゃないかと察せられます。

内容も見ていない内からこんな事言うのも何ですが。

もしそうだとしたら、今回の天音の

「今までの習い事はやりたいと思えなかった(だから長続きしなかった)」エピソードは

次回の内容と重ねて描いても良かったのでは…?という気がしますね。

 

最後に余談で。話が前後しますが、小村が倒れるくだりはヒヤヒヤしました…。

でも、その後ケロッと回復。

大した事なかったのなら、あのくだりは必要だったのでしょうか(滝汗)

 

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さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 6話 感想|最後の演奏を前に、それぞれにあった想い

 

 

家庭パートは減り、恋愛模様も控えめになり…

3話までの雰囲気がちょっとだけ戻ってきた感じですね。

ホールの天井を見つめながら持論を語る時の俊平(西島秀俊)の輝いた目を見て

そうそうこれこれ!って思いましたし、

オーケストラでの演奏シーンはあまりにも久々で、ついまた涙してしまいました(笑)

「音楽の持つ力」「チームで1つの事を成し遂げる」所に

感動要素があるのはもちろんなんですけど、

やっぱりね…楽器のチラチラ反射する光にうっとりするみたいで。

なぜうっとりするのかは2話の感想で書いているのでここでは割愛しますが、

市長(淵上泰史)がコンサートを中断させるなどの嫌がらせ展開も入れず、

瑠李(新木優子)のフルートの伸びやか〜な音色も含めて

団員たちの奏でる演奏をじっくり聴けたのは良かったです。

 

これから演奏する曲をイメージしたい時に、ホールの客席に座る事が習慣化していて、

「感動的な音って、ずっとその場所に残ってるような気がする」と言う俊平。

瑠李は今フルートを頑張っているきっかけに繋がる

幼少期の発表会でのエピソードを話してくれ、

舞台側に立った近藤(津田寛治)は、学生時代の夢が指揮者で

今でも指揮者の真似事をしていると明かしてくれた。

ホールで演奏する事のやり甲斐や愛着は、音楽のプロなら誰しもが持っているものだけれども、

晴見フィルに長年所属していたが故に、その場所に対する思い入れが深い…

それを知った俊平が、最後のコンサートだからと、団員たちには悔いのない演奏をして欲しい

という想いで瑠李のために曲の変更を提案したり、

近藤に指揮を託してみたりするくだりにもグッときました。

また、本番前日の誰もいない客席を映すシーンが描かれていたのも効果的だったのかなと。

ずらーっと並ぶ大量の席がお客さんでいっぱいになる光景、

演奏者からしたら嬉しくて堪らないんだろうな…と、そんな感情を追体験出来ました。

 

ただ、このまま褒める流れで終わりたい所なんですけど…

冒頭で「3話までの雰囲気がちょっとだけ戻ってきた」と書いたのにも理由がありまして。

「完全に戻った」とまでは行かないんですよね。

率直に言えば、スポットライトを当てる登場人物が多過ぎて、

話がとっ散らかってしまっている。

何度も言っているように、この人が上司だったら…と思うくらい主人公が魅力的で、

演奏シーンや曲とエピソードのリンクのさせ方が良いだけに、

エピソードの欲張り具合にもどかしさを感じているのも事実です。

 

中でも一番気になったのは、オーディオルームの常連らしい富子(白石加代子)の描き方。

個人的に、瑠李と近藤に関しては、演奏を共にする仲間なので

その2人のエピソードを盛り込む事自体は否定しないんですが、

富子の探していた曲が晴見フィルに全く関係ないっていうのは…(汗)

今回が"最後"を強調した回だからこそ、晴見フィルに絞った内容であって欲しかったですね。

どうしても富子を絡めたいのなら、探している曲をクラシックにして、

父がその曲を演奏すると知っていた響(芦田愛菜)が曲探しをしている最中にピンときて、

視聴者にはまだ何の曲なのか教えない状態にしておいて。

響が富子を会場に案内し、「これよ…これが聴きたかったのよ…」と目頭を熱くさせる…

で、視聴者も彼女の様子を見て「心残りが消えて良かった…」と感情移入する。

こんな風にドラマチックな見せ方でもアリだったのかもしれません。

 

寿司食べ放題に行ったまま演奏を聴きに来なかった近藤のエピソードにしても、

いくら説得をしても、音楽に全く興味のない人には響かない…という現実を

表したかったんでしょうけど、そこは最後なんだから。

(残り話数的に最後ではないとは思いますが(笑))

食卓シーンをわざわざ描いた以上、最終回辺りで少し変化は見せるのかもしれませんが、

変に苦味を残さず、"一区切り"として一旦気持ち良く締めた方が

良かったんじゃないでしょうか。

 

何だか4話から、描くべき要素やテーマがごった返している気がしてなりませんね。

もっと取捨選択されたら、"マエストロ"な主人公の存在感も増すのに…

私は今後も本作は好んで見ますが、「良い作品」とは言い切れないのはそこにあると思います。

 

 

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さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 5話 感想|深刻なオーケストラ不足!!

 

 

う〜〜〜〜ん……モヤる。

響(芦田愛菜)がなぜあそこまで父に冷淡な態度をとっていたのかは、分かった。

(↑めちゃくちゃ説明台詞だったのは気になりましたが…)

けど、モヤる(笑)

 

個人的には、一般人には分からない怪我が原因で

音楽の道を諦めざるを得なくなったんじゃないかと勝手に予想していたので、

自分でハードルを上げて、父とは同じ土俵に立てないと思い込んでいたらしい響の苦しみは、

芸術家の両親の元で育ってきた二世ならではのリアルな描写だな…とは思うんです。

でも…それで5年間も確執があったとなると、なんかしっくり来ないと言いますか。

いや、自分でもつまらない事で家族を壊したと自覚しているから余計拗らせていた訳で、

そうしている内に仲直りのきっかけを失ってしまったから、

父の前では冷淡な態度で振る舞っては、目の前の問題を何度も避け続けてきた…

きっとそんな心持ちだったっていうのも分かるんですけど。

かつての「お父さんのせいで音楽が嫌いになった」発言を考えると、

俊平(西島秀俊)がパパとしても指揮者としても尽くしてくれようと

頑張っている姿を初回から見てきたからこそ、

いくら何でも八つ当たり過ぎやしないか?という気持ちが芽生えてしまって、

響にイマイチ同情出来なかったんですよね。

 

志帆(石田ゆり子)は俊平に「あなたもしかして、響が今でも15歳だと思ってない?」って

言ってましたけど、正直、彼女の精神年齢は15歳で止まっていますよね。

父と同じで、音楽以外は不器用だから…って事なんでしょうけど、

父が日本に帰国してくると聞いたのなら、もう社会人なんだから家を出て自立したって良いのに。

なぜか、実家暮らしを選択する。

誰かに面倒を見てもらうのが当たり前になっているからでしょう。

 

初回から訳も分からず不貞腐れていたので、

これなら無理もないかな…と思える部分を響から見つけたかったですが、

5話でようやく真相に迫ってもなお、謝罪する様子もなし。

さらには、父ときちんと向き合えてもいないのに、

「家族4人久々の食卓」というアットホームなシチュエーションで

最後は"家族再生の兆し"を匂わせる感動展開をやり出した辺り、

ここまで引っ張り続けてきた割には解決方法がなあなあで

何だかなぁと思えてしまいました。

…っていうか、前回からの今回で志帆がすぐさま戻ってくるんだったら、

離婚危機の設定も別に必要なかった気がしてなりませんね。

そもそも、5年前の時点で別居状態でしたし(汗)

 

響の件があったので、音楽要素を減らしてそっちに焦点を当てた話になるんだろう

というのは覚悟していましたが、

前回は恋愛のドタバタがあって、今回は別ドラマかと錯覚するくらい

ガッツリホームドラマ仕立てになっていて。

あまりにもオーケストラが不足…音楽が不足していて寂しいです。

 

天音(當間あみ)と市長・白石(淵上泰史)が父娘の関係という事で、

今度はそっちでも一悶着あるんでしょうけど、

俊平の天才指揮者ならではの新しい音楽の視点や、ポジティブな捉え方、

演奏曲とリンクするエピソードに惹かれて本作の物語を好んで見てきた私としては、

そろそろ3話までの路線に戻っていただきたいなぁと思います。

好きなドラマは、最後まで好きでいたい。

勿体ない所を綴る感想で、終わりたくないんです…。

 

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う〜〜〜〜ん……モヤる。

響(芦田愛菜)がなぜあそこまで父に冷淡な態度をとっていたのかは、分かった。

(↑めちゃくちゃ説明台詞だったのは気になりましたが…)

けど、モヤる(笑)

 

個人的には、一般人には分からない怪我が原因で

音楽の道を諦めざるを得なくなったんじゃないかと勝手に予想していたので、

自分でハードルを上げて、父とは同じ土俵に立てないと思い込んでいたらしい響の苦しみは、

芸術家の両親の元で育ってきた二世ならではのリアルな描写だな…とは思うんです。

でも…それで5年間も確執があったとなると、なんかしっくり来ないと言いますか。

いや、自分でもつまらない事で家族を壊したと自覚しているから余計拗らせていた訳で、

そうしている内に仲直りのきっかけを失ってしまったから、

父の前では冷淡な態度で振る舞っては、目の前の問題を何度も避け続けてきた…

きっとそんな心持ちだったっていうのも分かるんですけど。

かつての「お父さんのせいで音楽が嫌いになった」発言を考えると、

俊平(西島秀俊)がパパとしても指揮者としても尽くしてくれようと

頑張っている姿を初回から見てきたからこそ、

いくら何でも八つ当たり過ぎやしないか?という気持ちが芽生えてしまって、

響にイマイチ同情出来なかったんですよね。

 

志帆(石田ゆり子)は俊平に「あなたもしかして、響が今でも15歳だと思ってない?」って

言ってましたけど、正直、彼女の精神年齢は15歳で止まっていますよね。

父と同じで、音楽以外は不器用だから…って事なんでしょうけど、

父が日本に帰国してくると聞いたのなら、もう社会人なんだから家を出て自立したって良いのに。

なぜか、実家暮らしを選択する。

誰かに面倒を見てもらうのが当たり前になっているからでしょう。

 

初回から訳も分からず不貞腐れていたので、

これなら無理もないかな…と思える部分を響から見つけたかったですが、

5話でようやく真相に迫ってもなお、謝罪する様子もなし。

さらには、父ときちんと向き合えてもいないのに、

「家族4人久々の食卓」というアットホームなシチュエーションで

最後は"家族再生の兆し"を匂わせる感動展開をやり出した辺り、

ここまで引っ張り続けてきた割には解決方法がなあなあで

何だかなぁと思えてしまいました。

…っていうか、前回からの今回で志帆がすぐさま戻ってくるんだったら、

離婚危機の設定も別に必要なかった気がしてなりませんね。

そもそも、5年前の時点で別居状態でしたし(汗)

 

響の件があったので、音楽要素を減らしてそっちに焦点を当てた話になるんだろう

というのは覚悟していましたが、

前回は恋愛のドタバタがあって、今回は別ドラマかと錯覚するくらい

ガッツリホームドラマ仕立てになっていて。

あまりにもオーケストラが不足…音楽が不足していて寂しいです。

 

天音(當間あみ)と市長・白石(淵上泰史)が父娘の関係という事で、

今度はそっちでも一悶着あるんでしょうけど、

俊平の天才指揮者ならではの新しい音楽の視点や、ポジティブな捉え方、

演奏曲とリンクするエピソードに惹かれて本作の物語を好んで見てきた私としては、

そろそろ3話までの路線に戻っていただきたいなぁと思います。

好きなドラマは、最後まで好きでいたい。

勿体ない所を綴る感想で、終わりたくないんです…。

 

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う〜〜〜〜ん……モヤる。

響(芦田愛菜)がなぜあそこまで父に冷淡な態度をとっていたのかは、分かった。

(↑めちゃくちゃ説明台詞だったのは気になりましたが…)

けど、モヤる(笑)

 

個人的には、一般人には分からない怪我が原因で

音楽の道を諦めざるを得なくなったんじゃないかと勝手に予想していたので、

自分でハードルを上げて、父とは同じ土俵に立てないと思い込んでいたらしい響の苦しみは、

芸術家の両親の元で育ってきた二世ならではのリアルな描写だな…とは思うんです。

でも…それで5年間も確執があったとなると、なんかしっくり来ないと言いますか。

いや、自分でもつまらない事で家族を壊したと自覚しているから余計拗らせていた訳で、

そうしている内に仲直りのきっかけを失ってしまったから、

父の前では冷淡な態度で振る舞っては、目の前の問題を何度も避け続けてきた…

きっとそんな心持ちだったっていうのも分かるんですけど。

かつての「お父さんのせいで音楽が嫌いになった」発言を考えると、

俊平(西島秀俊)がパパとしても指揮者としても尽くしてくれようと

頑張っている姿を初回から見てきたからこそ、

いくら何でも八つ当たり過ぎやしないか?という気持ちが芽生えてしまって、

響にイマイチ同情出来なかったんですよね。

 

志帆(石田ゆり子)は俊平に「あなたもしかして、響が今でも15歳だと思ってない?」って

言ってましたけど、正直、彼女の精神年齢は15歳で止まっていますよね。

父と同じで、音楽以外は不器用だから…って事なんでしょうけど、

父が日本に帰国してくると聞いたのなら、もう社会人なんだから家を出て自立したって良いのに。

なぜか、実家暮らしを選択する。

誰かに面倒を見てもらうのが当たり前になっているからでしょう。

 

初回から訳も分からず不貞腐れていたので、

これなら無理もないかな…と思える部分を響から見つけたかったですが、

5話でようやく真相に迫ってもなお、謝罪する様子もなし。

さらには、父ときちんと向き合えてもいないのに、

「家族4人久々の食卓」というアットホームなシチュエーションで

最後は"家族再生の兆し"を匂わせる感動展開をやり出した辺り、

ここまで引っ張り続けてきた割には解決方法がなあなあで

何だかなぁと思えてしまいました。

…っていうか、前回からの今回で志帆がすぐさま戻ってくるんだったら、

離婚危機の設定も別に必要なかった気がしてなりませんね。

そもそも、5年前の時点で別居状態でしたし(汗)

 

響の件があったので、音楽要素を減らしてそっちに焦点を当てた話になるんだろう

というのは覚悟していましたが、

前回は恋愛のドタバタがあって、今回は別ドラマかと錯覚するくらい

ガッツリホームドラマ仕立てになっていて。

あまりにもオーケストラが不足…音楽が不足していて寂しいです。

 

天音(當間あみ)と市長・白石(淵上泰史)が父娘の関係という事で、

今度はそっちでも一悶着あるんでしょうけど、

俊平の天才指揮者ならではの新しい音楽の視点や、ポジティブな捉え方、

演奏曲とリンクするエピソードに惹かれて本作の物語を好んで見てきた私としては、

そろそろ3話までの路線に戻っていただきたいなぁと思います。

好きなドラマは、最後まで好きでいたい。

勿体ない所を綴る感想で、終わりたくないんです…。

 

 

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さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 4話 感想|ここに来て恋愛のゴタゴタが(汗)

 

 

1話ごとの内容とリンクさせるように、毎回違ったクラシック音楽を紹介・演奏する

形式をとっているのが特徴的でもある本作。

今回は…ロッシーニ作曲の「セビリアの理髪師」。

その曲は、勘違いと計算、純粋さとしたたかさが入り交じった

大人たちが織りなす恋の喜劇を表現しているんだそうで、

内容もそれに合わせて、志帆(石田ゆり子)に雷に打たれたような一目惚れをし、

噂がすぐガセだと分かってショックを覚える古谷(玉山鉄二)の姿だったり、

自分が間男だとバレないための攻防戦を演奏本番で繰り広げていたり、

指揮棒を振っている最中に目をかっ開く俊平(西島秀俊)の表情だったり。

いつにも増してかなり混沌とした出来になっていました。

 

でも…最後のカメラワークの素早い切り替えによる俊平と古谷の心の対話はもちろん、

あそこまでコメディで、どこか抜けた役を徹底して演じる

西島さんと玉山さんは新鮮だったので、"1つのお話"としては面白かったんですけど。

"本作のうちの1話"として見ると、脱線し過ぎな気がしてなりませんでした…。

 

特に疑問なのは、志帆との離婚危機エピソード。

前から思っていたんですが、個人的には、娘と同程度の深刻な問題を

妻との間でも抱えている…っていう設定に必要性を感じないんですよねぇ。

そもそも、嘘ついて、変装してまで隠れるのもよく分かりませんし。

大体…まぁ、響(芦田愛菜)が父を拒絶する理由が超小出しにしか描かれないので

これは憶測でしかないんですけど、

そうした理由の1つには少なからず、徐々にストレスが溜まっていく母の様子を

目の当たりにしてきた事も含まれてはいるだろうから、

離婚問題が解決したら、その流れでじゃあ私も…と

ちょっとでも心が動いてしまうものなのではないでしょうか。

 

以前の感想でもサラッと書きましたが、

本作がどんな作品なのかは公式サイトではこう記載されていて。↓

“ある事件”で家族も音楽も失った父親とそんな父を拒絶し音楽を嫌う娘が

地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し、親子の絆と人生を再生させていく

とびきりアパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマ!

だから、メインは「父と娘の再生」「地方オーケストラ」の2本柱なはずなのに、

妻との訳ありエピソードを中心に話を展開していくだけでなく、

俊平・古谷・倉科(新木優子)による恋愛絡みのゴタゴタまでやられたら…(汗)

晴見フィルの現状ってどうなってるんだっけ?と言いたくなるほど、

メインが霞んでいるように映ってしまったのが勿体なかったです。

(前回、「恋バナの描写がないのが見やすい」って書いたけど、あったね…(苦笑))

 

晴見フィルって残り3ヶ月でしたよね。

現実世界と大体同じ時間で進んでいるんだとしたら、もう1ヶ月経ってしまっている訳で、

「あっという間だ…」っていう焦りや将来への不安も膨らんでくるものでしょうし。

前回まで不協和音の関係があって、

(少し触れられていましたが)まだまだ音楽について勉強中の天音(當間あみ)がいて、

人員不足で人を急いでかき集めてきたくらいには、

チームの団結力や一体感も駆け出しの状態だと思います。

つまり、晴見フィル関連で気になる事が多いんですよね。

なので、しれっとレストランで演奏会を…ではなく

あれからどうなったのかもちゃんと知りたかったですし、

団員との関わりや演奏会での化学反応を通して、

自分も娘とやり直せるのかもしれないという希望を見出していく俊平の変化を

好んで見ていた私としては、物足りない気持ちにもさせられました。

 

次回はいよいよ、ようやく?響から5年前の事が明かされるそうで。

むしろ、そっちの方を早く見せて欲しかったです(汗)

 

 

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P.S.

 

私事ですが、一昨日(2/4)からコロナに罹患してしまいました。

金曜日夜の時点で喉がやけに乾燥している感覚を受けて、翌日に熱と咳が出たので

検査キットで測ってみた所、陽性だと…。

ちなみに、先に体調が悪くなっていた母も陽性でした。父が感染してないか心配(汗)

 

金曜・土曜の感想投稿はいつもサボりがちなので

わざわざご報告しなくても良いのかなぁと思いましたが、

睡眠時間確保で、今後は感想ももう少し簡単にまとめるかもしれないので

念のためお知らせした次第です。

…と言いつつ、今回の感想も結局、文章量もかかった時間もいつも通りだったんですが。

次回からはね…うん。

 

現在は熱と咳、だるさ、喉と頭の痛み、あとは体の微妙な痛みが続いている状態です。

最近かなり生活習慣が乱れていたのは確かだったので、

しっかり反省して、地道に治していくしかなさそうです…。

"何事も修復"に努めます。

 

 


さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜 3話 感想|俊平も家族も楽団も、一歩前進。

 

 

初回こそ、前半部分は某作品が過って集中しづらかったし、

前回は新メンバー追加の話で、少し重ねて見てしまう部分もあったけれど。

今回で、それとは別作品である事が確信出来る内容に仕上がっていたと思います。

 

個人的には、うたカフェ店主・二朗(西田敏行)の存在が大きいと言いますか。

西田敏行さんの滲み出る雰囲気や人柄あってこそのあの役ではあるんですが、

第一線で活躍してきた俊平(西島秀俊)や

まだまだ伸び代のある若手団員の間を取り持つバランサーとして、

役割を明確にさせているんですよね。

本作に出てくる登場人物は基本的に、壁にぶつかったり、軋轢が生じたりなどで

トゲトゲした気持ちを抱えながら生きる者たちが多い。

それを、二朗がなだらかに解し中和させてくれて、

その上で、次のアクションに繋がるきっかけをさり気なく提示してくれる。

実際に例を挙げるとすれば、二朗から「…じゃどうすんの?尻尾巻いて、退散すんの?」

という言葉を投げかけられなかったら、あのゲリラライブの成功も、2人の不協和音の解消も、

娘に諦めず向き合おうと決心を固める俊平の変化もなかった訳で。

彼なしでは話の方向性が大分違っていたと言ってもおかしくないくらいには、

物語上で欠かせない人物になっているように感じます。

 

あとは…これは初回から思っていた事ではありますが、

恋バナの描写がないのが、スッキリしていて見やすいのかなぁと。

本作の主軸は「親子の絆と人生の再生」だから、当然、俊平と響(芦田愛菜)の動向に

フォーカスが当たった内容になりますし、

俊平と団員とで歳がまあまあ離れているから、あくまでも"先生"と"生徒"の関係性に留まって

恐らく恋愛には発展しづらい(若干の偏見が入ってすみませんが…)。

団員たちの間でも、今の所は見受けられません。

某作品はそこさえなければという感じだったので…って、比較はもう辞めにしましょう(苦笑)

とにかく、二朗の存在と各々の直向きさをじっくり描く作風が、

本作のうたう「ヒューマンドラマ」を着実に作り上げているのではないでしょうか。

 

大輝(宮沢氷魚)と蓮(佐藤緋美)による不協和音の解消に至るまでの経緯も

丁寧で、かつしっかり描かれている所も良かったですねぇ。

大人の事情的には、売り出そうとしている二世俳優同士の見せ場を作る

意図も含まれているんでしょうけど、まぁそれは置いといて。

道の駅に突然、天才指揮者がオーケストラを引き連れて演奏!?っていう

シチュエーションだけでも面白いのに、

俊平が禁忌とも言える楽譜のアレンジをし、2人のみの「第二楽章」の演奏を提案した事で

彼の奮闘ぶりが伝わってきたのはもちろん。

晴見フィル全体、家族全体が今後、

固定観念を探し、壊してみて、模索しながら少しずつ前進していく…

そんな今後の物語の方向性も見えてくるエピソードだったと思います。

 

「山登りとおんなじです。楽譜を読む事も、楽器を奏でる事も、

一歩一歩目の前の音を楽しんでいれば、

気づいた時には小高い丘の上にいて、麓に広がる美しい村が見えます。」

富士山の大きさが目を引くロケーションにぴったりなこの台詞が、

今回の内容を象徴しているようなものでしたね。

今回は、俊平に、響に、天音(當間あみ)に、大輝と蓮に…それぞれの一歩を描いた回でした。

 

しかし、唯一惜しいというかまだ乗り切れていないのは、

響が俊平を頑なに拒む理由がイマイチ読めない所。

どうやら次回で明かされるようなので、あそこまで嫌な感情を向ける彼女の心境に

納得出来るものであって欲しいですね。

初回で事故のシーンが挿入されていたのを踏まえると…

本当は音楽を続けたいのに、一般人には分からないほどの後遺症を負っているが故に

諦めざるを得なかったとか?

そうしようとしている時に父が帰ってきて、幸せそうに指揮をとる姿に嫉妬&葛藤し、

本心に触れられては父の前で弱さを見せ始める…みたいな事情が描かれたとしたら、

彼女に一気に感情移入して泣くかもしれません(笑)

とりあえず、来週を待ちます。

 

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