2022年09月一覧

六本木クラス 13話(最終回) 感想|土下座払い出来ない…それがリアル(泣)

 

 

前回から今回の途中まで、まるで別ドラマのようでしたねぇ。

店の経営がベースとなっていたはずだからさ…

龍河(早乙女太一)、流血するほど頭に強いダメージを負った割に

よくフラつかずに歩いてられるなぁ…とか、みんな一般人なのに喧嘩強くない…?とか、

(一応警察のいる世界線だったけど)人数多い警察たちよりも

葵(平手友梨奈)たちが先に来るのおかしくない?とかいろいろツッコミつつ、

あまりにも風変わりな展開に内心ポカーンとしながら見ておりました。

まさか30分以上、喧嘩のシーンを見せ続けられるとはね。

 

そんな中で、唯一私の心を掴んで離さなかったのは

「最終回」とだけ表示された下部分のテロップ。←そこ?w

切り替えミスった放送事故かな〜と最初は思っていたんですけど、

その次のテロップも「最終回」の文字だけ出ていたんで、

いや、なんか言って!と…もうじわじわ来てしょうがなかったです(笑)

「いよいよクライマックス突入!新の運命やいかに!?」「新がした決断とは…」みたいな

無難な煽り文句で良かったのに。

特に思い浮かばないなら、別に無理して入れる必要もなかったのに…ねw

 

まぁでも、全体的に言えば、人を「見る」「魅せる」ドラマとしては

そこそこ楽しめました。

冒頭でも書いた通り、本筋はあくまでも店の経営を描く物語なので、

料理教室に通って修行する様子もなく腕が上達!とか、

味が想像しづらい奇抜な創作料理であっという間に優勝!とか、

肝心のスキル的な意味合いでの"成長""変化"の部分は端折られた気がしなくはないんですが。

居場所のなかった、孤独を選ぶしかなかった人々が、

誰かと出会い、相手の人柄に大きな影響を受けていく事で、

やがて自分が自分らしくいられる場所を手に入れるようになるまでの葛藤を描く

若者群像劇としては、登場人物にも共感しやすく、丁寧な出来だったと思います。

 

未だに「テセウスの船」での迂闊なイメージが強いからか(笑)

人を受け入れる包容力はあっても、最終回にしてようやく葵が好きだと自覚するほど

恋愛には鈍感な役が、竹内涼真さんにしっくり来ていましたし。

そして何より、今までお見かけした作品だと、大きくてキリッとした目力が印象的な

役者さんとして記憶していた平手友梨奈さんは、本作で本当に良い役をもらえたなぁ…と。

その目力が本作では、人を魅惑していく子猫的なアイコンになっていて、

自分の戦い方も交わし方も知っている、だから堂々と自分らしく生きて行く…という

掴み所のない役柄を色付けしていったのではないかと考えてます。

 

長屋@香川照之さんに関してはね…

土下座させてくれなかったくだりがね…違う意味で切なかったですよ(泣)

土下座しても相手側の傷が和らいだり、何か変わったりする訳ではないというのは

現実世界でもビジネスでも一緒ですからねぇ。

だから、逆にあのシーンは核心を突いているようで、妙に刺さりました。

後半に突入してから役とシンクロするようになりましたけど、

徐々に痩せ細っていく様子を見る限り、恐らく世間の声に耐えながら

精神をすり減らされていた部分もあったのかなぁと思ってます。

香川さんはドラマ界では必要不可欠な方なので、

被害者の方に本当の意味で許しをもらえる日が来たら、また復活していただきたいですね。

 

何はともあれ、最後まで無事に放送していただいた事に感謝です。

 

 

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オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ 5話 感想|意外と繋がってきてる?

 

 

今更って感じですが。

このドラマって豪華キャスティングに目が行きがちですが、

何気にロケーションもパンチ力の強いものが集っているんですよねぇ。

 

例えば…赤と白を基調としたアメリカン風のポップな内装だったり、

花柄で大きな紫の椅子がセッティングされているカフェだったり、

そんな所よく見つけたね!?と思える

宗手(永山瑛太)たちのいるコンクリートと水たまりの跡地だったり、

あとは、ドラム(シシドカフカ)の背景がエスニック風の奇抜な模様だったり。

(↑これに関しては、生演奏を劇伴代わりにするという贅沢感も際立ってましたが…w)

ざっくり言ってしまえば、合同美術展みたいで(笑)

内容を一度見ただけだと情報過多でカオスな印象が先行してしまうのは、

何も親子共演や兄弟共演だけじゃなくて、

1つ1つがアイコン化されているような個性的なロケーションも関係しているのだな…と

気づかされた回ではありましたね。

 

でも、各々の謎も、ぼんやりとでも"繋がり"が見え始めたのは何だか意外でした。

去年放送された回も含めて、

回収しようとしている意図が感じられる内容になっていたのは、今回が初めてですよね。

こんな人いたっけ?な新キャラが登場してくるので、それで霞んではしまうんですけど、

とりあえずは…渡(仲野太賀)が自ら犯人だと名乗り出した理由と

トントン牧場の内部、小西(佐藤浩市)の居場所が分かったのにはスッキリ。

 

ただ、同時に、今回明かされた真相も、今後明かされるであろう真相も、

みんな神々𢌞(橋爪功)の手練れた催眠術が

絡んでいるんじゃないかって気もしております…(笑)

最終回は、催眠術の件が、全ての事柄を解決に向かわせる"切り札"として扱われて

完結しそうな可能性もありますね。

まぁでも、個人的にはミステリー要素よりも、

役者さん方のアドリブや遊び心に乗っかるつもりで本作を見ているので、

インド映画風ダンス並に楽しく終わってくれれば何でも良いですw

 

 

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監察医 朝顔 2022スペシャル 感想|定期的に見たい家族だねぇ…

 

 

冒頭のスタッフクレジットで、脚本家がいつもの根本ノンジさんではなく

本作初担当のお2人だと知り、今までの雰囲気と風変わりしてしまうんじゃないか…と

ちょっと不安に感じながら見始めましたが。

演出家は同じ方なのでそこで"本作らしさ"を保たせつつ、

2時間スペシャルという事で少しアレンジを加えた脚本になっていて、

個人的には2クールの頃よりも完成度の高い内容に仕上がっていたんじゃないかと思います。

 

見ていて気づいたのは…これ、大まかに言えば前後編構成になっているんですよね。

前半は、歳の離れた2人の子供を育てる大変さを経験する母親でもあるし、

遺体にも遺族にも真摯に寄り添う法医学者でもある

朝顔上野樹里)の2つの顔を持つ姿が描かれて。

後半は、平(時任三郎)の認知症が進行してきて、施設問題と、

つぐみ(加藤柚凪)にもいよいよ伝えなければならない時がやってきた…という、

"家族で"次のステージへ向かおうとしている万木家の変化や葛藤する姿が描かれる。

 

前半はホームお仕事ドラマ、後半はホームドラマをガッツリと…で、

こういった2時間スペシャルで多少ジャンルの異なったエピソードを見せるのは

近年ではかなり斬新ですし、

「向き合うべき課題」も、主人公単体と複数とで対比がとれている印象でした。

で…さらによく出来ていたのは、

劇中で茶子先生(山口智子)が代弁していた「そうあって欲しい」という

"願望や希望"を表す言葉が、両方にかかるような内容になっていた事。

前後で描き分けるとなると、話の流れがバラバラになりそうなものですが、

一本の太い軸を設定したお陰で、内容の一体感にも繋がったような気がします。

 

つぐみ(と里美)の成長という視聴者の注目ポイントもあるし、

子供の目線に立って言葉を選んで話し合うとか、朝ごはんを作る時の動線とか、

画面上では描かれていない"日常"も浮かびやすく、

主人公が身近に感じられる生活描写の質の高さを考えると。

やっぱり本作は「北の国から」みたいに、定期的なスペシャルでの放送が

一番合っているんじゃないかって思うんですよねぇ。

実際、久しぶりに万木家の面々を見たら、実家に久々に会いに来た孫(?)を見ているような

ほっこりとした気持ちにさせられましたし。

趣旨が変わってきそうですが…中学生のつぐみも見たいですし(笑)

じいじには微かにでも、症状が良くなる時が再び訪れる事を願って、

また来年か再来年くらいに続編でお会いしたいものです。

 

最後に…平の症状が避けられない段階にまで来ている事を物語らせる

時任三郎さんの若干小刻みに揺れた演技も、

時の変化の速さを感じさせる切り替え演出も、中々グサッと刺さりましたね…。

平が朝の支度をしている姿を最初に見て、あまりにも自然だったものだから

一瞬「あれ?」と思ったのも束の間、

次のシーンでは白髪で目の焦点が合っていない様子が映った時の衝撃は大きかったです。

これから認知症というワードが物語の鍵に後々なってくるのだ…と、

あそこで引き締められた気分でした。

 

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純愛ディソナンス 11話(最終回) 感想|協和音の始まり…ですね。

 

 

お、おう…そうなるのね…な最終回。

前々からバッドエンド説を唱えていた私としては、

あんなにどこもかしこも大団円で綺麗に収まるとは全く想像していませんでしたよ(笑)

まぁ、ある意味「先が読めない」着地点ではありましたけどね…。

 

でも、個人的には、賢治(光石研)が冴(吉川愛)を刺しに行くとか、

階段から突き落とすとか、幸せムードから一変して、

最後の最後で「やはり宿命からそう簡単には逃れられない」というのを物語る

不穏なラストも見てみたかったなぁって気はしてます。

…いや、元々は恋愛モノだから別にそこまで悲劇の方向に行かなくとも、

全部回収する必要はなかったんじゃないですかね。

近年の作品と同じ全11話での放送なのに、

なぜか打ち切りで話数が短縮されて、一気にまとめに入ったように感じてしまうのは、

やっぱり描くべき個々のエピソードを増やし過ぎたのが最大の原因でしょう。

それぞれの物語が絡み合って、化学反応が起こる様は面白く見られたんですが…

登場人物を2〜3人減らす…特にシェアハウス内での三角関係の描写をカットしたら

まだ最終回という名のケースに物がぎゅうぎゅうに詰まるなんて事はなかったのかもしれません。

 

ただ、本作を好意的に見てきた分、今回もポジティブに捉えるとするなら。

人間関係の変化を描く上で、今までの話が「不協和音」ならば、

最終回は「協和音」という表現の仕方も出来るのかなぁ…と。

これはちょっと強引に例えになるかもしれませんが、

正樹がピアノで伴奏する曲は、どの曲も"完成形"になるように

最終的には美しく聞こえる「協和音」に調整されていくのが一般的ですよね。

(不協和音で魅せる音楽もあるにはありますが…とりあえずそれは置いといて。)

本作もそれにちなんで、ドラマまるまる1本を"音楽"だと考えれば、

ハッピーエンドで終わるのも不思議ではないのかも…?と思えている自分もいます。

 

まっ…「親子の物語」である本作に因んで、

息子にらっきょうをよそう賢治の"どこにでもいる家庭的なお父さん"っぽさが見られたのと、

冴の屈託のない笑顔が見られたお陰で、

4割がた「これで良いか〜」って気持ちにはなったんですけどね(笑)

父と楽しく過ごせるのがCM(=妄想の世界)だけだった北都(和田正人)が

ようやく報われ始めた最終回…とも言いましょうw

碓氷家のその後があんなアットホームな感じで見られるとは、何だか意外でした。

 

静(富田靖子)が急に物分かりが良くなったのは、自分に素直についてきてくれる娘は

やっぱり「おもしれー娘」じゃないと気づいたからなのか…とか、

治療費は結局どうなったのかとか、そもそも最初から2人で遠くに引っ越していれば

あんなに面倒な事に巻き込まれなかったんじゃないか…とか、

あとは…海のシーンでのちょっと太って見える衣装問題とか。

↑羽織物が薄紫で、下がベージュのダボっとしたパンツの組み合わせが悪かったのか…??

いろいろツッコミどころはあったものの、

それでも、最終回まで惹きつけるだけの引力を感じさせる作りだった事には間違いありません。

 

ライティングへの強いこだわりはもちろん、

流れただけで哀愁感漂う世界観を作り出してくれる劇伴も、

個人的には少年のイメージがあるHey! Say! JUMPが歌っているとは思えないほど

雰囲気に馴染んでいた主題歌も好きでした。

 

美しい一面よりも醜い一面を見せる事が多かった人間模様の中で、

もがき足掻いていく人々の姿を見守る面白さのある作品だったと思います。

 

 

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家庭教師のトラコ 10話(最終回) 感想|自分が幸せならそれで良いらしい。

 

 

初っ端からこういう否定的な事は書きたくなかったんですが、

なんかね、もう…やっつけ感満載の最終回で…(滝汗)

完走した事を本気で後悔するほどでした……。

 

その決定的な理由としてはやっぱり、主人公の描写の迷走ぶりにあるでしょう。

前回から「キャラ変した」どころか、もう当初の頃と最終回付近とで比べると

思想も行動も何もかも別人のようなんですよね。

例えば、今回なら…

当日結婚式を挙げる予定だった福多の婚約相手・日向子(片山友希)に変な嘘をつき、

福多(中村蒼)を略奪する事で、彼との関係性を取り戻す。

そこには、福多は親に勘当されてしまうのではないかという思いやりや、

婚約相手を傷つけてしまうという配慮は一切含まれていない。

そして、3人のお母さんも出来て、トラコ(橋本愛)だけが幸せを手に入れてハッピーエンド。

 

この一連の流れに、本作のテーマであったはずの「お金」が絡んでいなければ、

もちろん"あの主張"もなかった事になっているし。

これまで子供たちに「正しいお金の使い方」を犯罪行為もしながら教えて、

自分の力で考える機会を与えてきた

家庭教師のトラコ"らしさ"も全くもって感じられません。

なんなら、お金を使って誰かを幸せにしてあげるよりも、自分が幸せならそれで良い…と、

当初と真逆の事を言っているようにも聞こえてしまいました。

 

「正しいお金の使い方を教える訳あり型破り家庭教師」を描く作風を

貫いていけば良かったものの、

そこに後から「児童擁護施設育ち」「孤独な幼少期」「世間への訴え」「母親の危篤」と

主人公に同情させるような情報を次々と付け足していったから、

何がテーマなのかごちゃっとして分かりづらい仕上がりになってしまったんだと思います。

要は…本作でやりたい事、描きたい事が多過ぎたんですよね。

で、それを絞りきれなかった結果、支離滅裂な内容が出来上がった。

型破りな家庭教師の活躍を描きたいのか、

それとも、孤独だった主人公が居場所を見つけ、一人前になるまでの成長記を描きたいのか。

最初からどちらか1本に絞っていれば、

ふわふわした気持ち悪さが残る最終回にはならなかったんじゃないでしょうか。

 

トラコーーーー!!を連呼する演出も、苦笑いものでしたし…

家族の問題を1話ずつ取り上げた構成は何だったのかと思えるくらい、

子供たちのイヤイヤ期もトントン拍子で解決しましたし…

トラコを突き落とした犯人は公式Twitter↓でポロっと補足して終わりでしたし…

(脚本家に物申せるスタッフがいないのを物語っているようなもん…(汗))

う〜ん、この雑な着地っぷり、今期の中ではピカイチかもしれません。

それに、今更ですが、いつにも増して名台詞を言おうとしている感ある

台詞運びも気になりましたね。台本が用意されているのが透けて見えるというか…。

 

とにかく、もし次回作も「〇〇の〇〇(←カタカナ)」という

似たようなタイトルの作品だったら、

私はもう見ない方が良いんじゃないか?と思えてしまうほどの出来でした。

特定のフォーマットから外れた恋愛モノとか、ミステリーとかだったら

まだ興味を持つかもしれませんが…。

もうそろそろ、「家政婦のミタ」系譜とは違ったジャンルの新作も見てみたいというのが

正直な気持ちでもあります。

 

 

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オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ 4話 感想|大河ドラマでも作れそうな豪華さ…w

 

 

去年放送された3話の感想では

「続編(第2弾)があると匂わせておいて作る気はないでしょ。

ストーリー?何それ?知らねぇぇぇ状態で適当に作った予告でしょ(爆)」

と書きましたが、まさか本当に続編をやるとは思わず…すみませんでしたw

 

さて、事件の真相がどうなったか以前に、大勢でインド映画風ダンスを踊っているシーンが

頭に焼き付いていて仕方なかった本作。

再放送を見れば良かったんですが、うっかり見逃してしまい…

まっさらな状態で見初めて、そう言えばそんな感じで進んでいたっけなぁ…?と

ちょっとずつ思い出すなどしておりました。

 

内容に関しては…いろいろツッコミたい所はあるけれども、

総じて言うなら、大河ドラマでも作れるんじゃないかってくらい

新キャラが多い!!(笑)

去年もキャストで情報過多な作りではありましたけど、

それでもね…事件の真相よりも、たった3話で主役級から有名バイプレイヤーズまで揃えて

予算が赤字になっていないかどうかの方が気になってしまうレベルです。

一番の衝撃は某兄弟の共演ですねぇ…。

贅沢過ぎて「新作作ったから試しに出てみない?」のノリで誘われての

ご出演なんじゃないかと思えてしまいます。

私としては、続編をやるという事だけ知っていて、他の事前情報は一切入れていなかった分、

数分ごとに新キャラが登場して

しかも本筋とは特に関係のなさそうなネタを挟み込む作りだったお陰で、

初見では内容がほとんど頭に入って来ませんでしたw

 

そんな訳で、倍速で見返してはみたものの、やっぱり進展はしておらず。

まぁよくよく考えてみたら、1話ごとに分かれてゲスト出演しそうな役者さんが

一気に集結しているんだから、進展しないのも無理はないんですよね。

とりあえず…神々𢌞(橋爪功)がなんか(なんかw)怪しい

という事だけ押さえておけば大丈夫そうです。

事件自体は、龍門(松重豊)の毒殺事件、11年前に失踪したかすみ(玉城ティナ)殺害事件、

小西(佐藤浩市)の失踪事件の3つを同時並行して書いている…って感じで良いんでしょうかね?

 

次回予告を見る限り、一応謎を明かす気はあるらしい。

でも…明かすだけで「(謎を解くとは言ってない)」という付け足しがされて

完結するのではないかと予想してますw

スロットが揃うかのように神々𢌞が映ったり、

その場での様子を別アングルで撮ったりする(映し方的に、恐らく2回演じてもらってる?)など

今回も制作が楽しくてしょうがないのが伝わって来る

オダギリジョーさんのワンマンプロデュースっぷりを楽しむつもりです。

 

最後に。個人的には、漆原(麻生久美子)のどんどん前髪が短くなっていくネタも

またいじって欲しいなぁ…と思ったりもしております(笑)

 

 

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魔法のリノベ 10話(最終回) 感想|最後は魔法にかけられてハッピーエンド

 

 

ラストは幸福感たっぷりで終わりましたね。

実に最終回らしい最終回でした。

 

劇中に度々挿入された「まるふクエスト」もただのギャグ扱いで終わりかと思いきや、

「家に潜む魔物を退治し、住民たちの平和を取り戻すのがリノベ」という本作のテーマと

リンクしたものになっていましたし。

終盤で指輪を滝に投げるシーンも、

後世を生きる小梅(波瑠)や玄之介(間宮祥太朗)が

過去や苦悩を乗り越えられる=自分自身をリノベ出来るよう

背中を押してくれているようにも感じられて、清々しかったです。

そして、あれだけ大魔王的ポジションだった有川(原田泰造)を始め、

最後はいつもの"その後"が描かれるEDに合わせて

どの登場人物も笑顔が絶えない様子が見られた所なんかは、

まさに決め台詞の「リノベは魔法」をブレずに描き切っているなぁ…と思わされました。

 

ただ、やっぱり…内容全体を振り返るとするなら、脱線具合が加速していて

突貫工事感は否めなかったというのも正直な気持ちではありますかね。

もっと具体的に言えば、寄り道し過ぎでテスト勉強をサボりまくって、

前日で一気に頭に叩き込まなければならないほど追い込まれていたものの、

元々賢いお陰で運良く高い点を取れた…みたいな、そんな感じ。

小梅が戻ってくる件は、焦らし要素を入れるなどして

20分以上前半で尺を割かなくても良い気がしましたし、

ストーリーもあくまでも、もう一度声をかけたグローバルを辞めてまで

まるふくで営業する小梅の仕事ぶりを見て、

有川が心を入れ替えるまでの過程を描く事に集中する内容にして欲しかったです。

(グローバルの社員たちだけでスカッとさせて終わり…ではなく。)

 

まぁ、今までの話を見ていたら、

最終回も本筋が霞み気味になってしまう事は目に見えていましたから、

せめてもう1話分あったら、まだ駆け足にならずに済んだんでしょうけどね。

本作のカラー的に不向きとは分かりつつも、

月9の最終回を先週にする代わりに、本作を2時間スペシャルでお送りしても

良かったのかも?とも思えてしまったのでした。

 

でも、いろいろ勿体ない部分は目立っていたものの、

それでも最後まで好意的に見ようという気にさせられたのは、

まるふくの社員同士のやり取りから生まれる可愛らしい雰囲気や

息の合った楽しげな雰囲気のお陰だと思っています。

そして、前にも似たような事を書きましたが、小梅と玄之介が2人きりになっても

恋愛方面は「進展しそうで中々進展しない」止まりを貫いていたのも吉だったのかなぁと。

 

登場人物の和やかな関係性の構築が、最終的には気軽さ・見やすさに繋がり、

普通だったら重くてシリアスになりがちな"挫折からの再起"を

ふわっと優しく包み込んでくれた作品として、記憶に留めておきたいです。

 

 

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2022年 秋ドラマ 視聴リスト&期待度

 

 

10/21:「ザ・トラベルナース」最新話の感想記事をUPしました。

 

※9/29更新

こんにちは、りんころです!

毎度おなじみ、視聴予定の秋ドラマを紹介する時期がやってまいりました。

仕事の空いた時間も使ってコツコツ作成していたら、いつの間にか完成してしまったので、

いつもより早めに投稿させていただきます♪

 

9/29時点で発表されている春ドラマを

「◉毎回書く可能性の高いドラマ」

「○大きく外さなければorスケジュール次第では毎回書くドラマ」

「△初回だけしか書かないor内容次第では初回も書かない可能性のあるドラマ」

「×視聴する予定のないドラマ」

の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。

※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です(謝)

そして、前期同様、感想本数は通常よりかなり減るかもしれませんが、

よろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

私が今期視聴&感想執筆するドラマはこちら!

 

曜日・放送時間順にまとめてあります。※既に放送されているドラマは除く

曜日別に知りたい方は曜日を、

ドラマの詳細を知りたい方は、ドラマタイトルをクリックしてみて下さい!

 

放送 作品一覧 主演 優先度
月曜日
フジ
月9
PICU 小児集中治療室 吉沢亮
フジ
月10
エルピス 長澤まさみ
テレ東
月11
警視庁考察一課 船越英一郎 ×
日テレ
月深夜
束の間の一花 京本大我 ×
火曜日
テレ朝
火9
科捜研の女2022 沢口靖子 ×
NHK
火10
拾われた男 仲野太賀
TBS
火10
君の花になる 本田翼
テレ東
火深夜
北欧こじらせ日記 本田仁美 ×
TBS
火深夜
階段下のゴッホ SUMIRE
TBS
火深夜
闇金サイハラさん 高橋メアリージュン ×
日テレ
火深夜
ぴーすおぶけーき 基俊介 ×
水曜日
テレ朝
水9
相棒 season21 水谷豊 ×
日テレ
水10
ファーストペンギン! 奈緒
フジ
水10
親愛なる僕へ殺意をこめて 山田涼介
テレ東
水深夜
夫婦円満レシピ 佐津川愛美 ×
テレ東
水深夜
キス×kiss×キス 各回で異なる ×
木曜日
テレ朝
木9
ザ・トラベルナース 岡田将生中井貴一
フジ
木10
silent 川口春奈
日テレ
木深夜
Sister 山本舞香 ×
テレ東
木深夜
自転車屋さんの高橋くん 鈴木伸之
金曜日
テレ東
金8
記憶捜査3 北大路欣也 ×
TBS
金10
クロサギ 平野紫耀
テレ朝
金11
最初はパー ジェシー ×
テレ東
金深夜
孤独のグルメ 松重豊
テレ東
金深夜
真相は耳の中 伊原剛志 ×
土曜日
NHK
土10
一橋桐子の犯罪日記 松坂慶子
日テレ
土10
祈りのカルテ 玉森裕太
テレ朝
土11
ボーイフレンド降臨! 高橋海人 ×
テレ朝
土11
ジャパニーズスタイル 仲野太賀
フジ
土11
最高のオバハン 中島ハルコ 大地真央 ×
テレ朝
土深夜
推しが武道館行ってくれたら死ぬ 松村沙友理 ×
日曜日
TBS
日9
アトムの童 山崎賢人
日テレ
日10
霊媒探偵・城塚翡翠 清原果耶
帯ドラマ
NHK
月〜土朝
舞いあがれ! 福原遥
TBS
月〜木10
つまらない住宅地のすべての家 井ノ原快彦 ×
TBS
月〜金深夜
差出人は、誰ですか? 幸澤沙良 ×

※朝ドラは原則視聴のみ

 

それでは、参りましょう〜。

 

 

2022年 秋ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴&初回執筆予定の17作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/コメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

※初回放送日、スタッフに関する情報は、9/29時点のものです。

 

月曜日

 

PICU 小児集中治療室(10/10・フジテレビ・月曜21時)★★★

 

実家から通える病院なら何科でも良いと答えるほど安定志向の持ち主だった主人公・志子田は、とある先輩医師と出会う。北海道という広大な土地でも、どんな子どもでも受け入れられるPICU=小児専門の集中治療室と、1秒でも早くPICUに搬送できる医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する物語を描く、感涙必至のメディカル・ヒューマンドラマ。

 

小児科で活躍する医者の物語ではなく、

理想の小児専門の集中治療室が出来上がるまでのお話なんですね。

 

「監察医 朝顔」自体は好きでも、その続編では中盤から

主人公たちを悲劇に遭わせる展開が続いたのもあって、

感涙"必至"という宣伝文句になっているのがちょっと引っかかる所ですが…。

スーパードクターモノよりも

ごく普通で非力な、どこにでもいる医者を等身大に描く医療ドラマの方が

個人的には好きなので、どんな風に物語が紡がれて行くのか見守っていきたい気持ちもあります。

とにかく、「アライブ」の脚本家・倉光泰子さんに期待しています。

 

出演:吉沢亮木村文乃安田顕生田絵梨花高杉真宙中尾明慶

脚本:倉光泰子(「ラヴソング」「刑事ゆがみ」「うきわ」「純愛ディソナンス」)

演出:平野眞 (「監察医 朝顔 シリーズ」「SUITS/スーツ2」「SUPER RICH」)

音楽:眞鍋昭大(「姉ちゃんの恋人」「アライブ」「カナカナ」「おいハンサム!!」)

プロデュース:金城綾香(「監察医 朝顔 シリーズ」「SUPER RICH」「元彼の遺言状」)

主題歌:中島みゆき「倶(とも)に」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/PICU/index.html

 

 

エルピスー希望、あるいは災いー

(10/24・フジテレビ・月曜22時)★★★

 

エルピスとは、パンドラの箱に唯一残されていたものとされ、良き事の予測として「希望」、悪しき事や災いの予測として「予兆・予見」を意味する。スキャンダルによって落ち目となったアナウンサーと、バラエティー番組の若手ディレクターの2人が、自身のいる環境や組織から滲み出る"災い"に苦しみながらも連続殺人事件の真相に迫って行く、社会派エンターテインメント。

 

「エルピス」の文字を見ると、条件反射でカルピスが思い浮かぶのはみんな同じなはず。

アバランチ」の時みたいに、SNSでタイトルをもじった大喜利がまた盛り上がりそう…

っていうのは置いといて(笑)

 

民放ドラマ脚本初執筆の渡辺あやさんを筆頭に、監督、音楽担当、プロデューサーと

どこも有名どころが揃っています。

それだけに、ついつい期待値を上げてしまいたくなりますが、

スキャンダルで落ち目、番組制作スタッフの一員という設定が付け加えられている辺り、

事件だけでなく日常方面でもエピソードを盛り込んで来そうで

ストーリーが散漫にならないかと心配でもあります…。

まぁ、初回を見てみない事には分からないんですけどね。

 

出演:長澤まさみ、眞栄田郷敦、三浦透子三浦貴大鈴木亮平

脚本:渡辺あや(「カーネーション」「今ここにある危機とぼくの好感度について」)

監督:大根仁 (「モテキ」「ハロー張りネズミ」「いだてん」「共演NG」)他

音楽:大友良英(「いだてん」「不要不急の銀河 ※SP」「しもべえ」)

プロデュース:佐野亜裕美(「カルテット」「大豆田とわ子と三人の元夫」「17才の帝国」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.ktv.jp/elpis/

 

 

火曜日 

 

拾われた男(10/11・NHK総合・火曜22時)★★★

 

金なし、美貌もなし、ただ「俳優になりたい」夢だけがあった男が、人に“拾われる”力を手に俳優道を駆け上がり、かつて”捨てた”兄を救いに憧れの地・アメリカへ飛ぶ!原作・松尾諭(俳優)×脚本・足立紳×主演・仲野太賀で贈る、人生の可笑しみ溢れるヒューマン・コメディ。

 

BSプレミアム「プレミアムドラマ」枠で前期に放送されていた作品を

地上波で放送するとの事。結構評判は良かったイメージ。

BSが映らなくて諦めざるを得なかったので、これは嬉しいです!

 

出演:仲野太賀、草彅剛、伊藤沙莉薬師丸ひろ子要潤大東俊介

脚本:足立紳 (「嘘八百 シリーズ ※映画」「さぼリーマン甘太朗」「六畳間のピアノマン」)

演出:井上剛 (「あまちゃん」「トットてれび」「いだてん」「不要不急の銀河 ※SP」)

音楽:岩崎太整(「全裸監督 シリーズ」「dele」「リモートドラマ Living ※SP」)

制作統括:真鍋斎(「立花登青春手控え シリーズ」「まんぷく」「正義の天秤」)

     成田岳(「Re:Mind」「さぼリーマン甘太朗」※全て共同プロデューサー名義)

プロデューサー:家冨未央(「悦ちゃん」「いだてん」「不要不急の銀河 ※SP」)

        山本晃久(「恋のツキ」「このマンガがすごい!」「全裸監督2」)

主題歌:「」

原作:松尾諭『拾われた男』

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ts/98XYGJ8N7K/

 

 

君の花になる(10/18・TBS・火曜22時)★★

 

挫折して引きこもっていた元高校教師・あす花が寮母となり、個性豊かなイケメン7人と突如共同生活をする事に。かつての教え子のひたむきな姿に、あす花もいつしかあの頃の情熱を取り戻すようになっていて…。30歳の節目に、恋も仕事も友情も新たなステージへ進む、女性の成長と胸キュンを描いたオリジナルストーリー。

 

この枠で多い、安定志向のごく普通の女性が、仕事も恋も充実させる事を夢見る…みたいな

「なんちゃってお仕事ドラマ」ではなく、

男性たちに囲まれる女主人公という逆ハーレム作品なのは、何だか新鮮味がありますね。

最近その手の作品は見かけなかったかも。

アタシんちの男子」がパッと浮かびましたけど、調べてみたら13年前なんですね…(震)

 

そして、ドラマ内で誕生したボーイズグループを、現実世界でも実際にデビューさせるとの事。

連動型のプロモーションは、上手い事考えるなぁと思います。(プライズまで出すとは…!)

まぁ、キャストや題材からしてガッツリZ世代向けっぽいので、

私が楽しめるかどうかは分かりませんが(汗)

 

出演:本田翼、高橋文哉、宮世琉弥、木南晴夏夏木マリ

脚本:吉田恵里香(「花のち晴れ」「Heaven?」「チェリまほ」「恋せぬふたり」)

演出:坪井敏雄 (「カルテット」「凪のお暇」「妻、小学生になる。」)

   加藤尚樹 (「コウノドリ シリーズ」「MIU404」「妻、小学生になる。」)

   宮崎陽平 (「日本沈没(2021)」「マイファミリー」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:黎景怡(「半沢直樹2」「この恋あたためますか」「ドラゴン桜(2021)」)

       宮﨑真佐子(「逃げるは恥だが役に立つ」「大恋愛」「ファイトソング」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/kiminohananinaru_tbs/

 

 

階段下のゴッホ(9/20・TBS・火曜24時58分)★★★

 

年収1,000万円を超える"高収入女子"が、夢だった画家になるため働きながら藝大受験に挑む、格差も壁も乗り越え自分らしく生きるヒューマンラブストーリー。

 

(予定より早く投稿出来そうだったので、急遽こちらの紹介文も追加しました。)

芸術系が絡んでくると、取り上げられている作品が少ないイメージがある分

無条件でチェックしたくなってしまうんですよねぇ…。

ナンバMG5」の伍代が記憶に新しい神尾楓珠さんの演技も楽しみです。

ちなみに、感想を書くかどうかは未定です。

 

出演:SUMIRE、神尾楓珠、朝井大智、田辺桃子利重剛

脚本:加藤法子(「わたしたちの家 ※映画」「転がるビー玉 ※映画」「DIVE!!」)

演出・プロデューサー:小牧桜(「3人のパパ」「リコカツ」「持続可能な恋ですか?」)

劇中メインテーマ:小瀬村晶(「ハルチカ ※映画」「中学聖日記」「やがて海へと届く ※映画」)

協力プロデューサー:佐井大紀(作品不明)

配信プロデューサー:大原拓真(作品不明)

          近藤貴明(「村井の恋」)

OPテーマ:ゆうらん船「春」

EDテーマ:ROTH BART BARON「赤と青」

原作:オリジナル

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/kaidanshita_no_gogh_tbs/

 

 

水曜日 

 

ファーストペンギン!(10/5・日本テレビ・水曜22時)★★★

 

人生崖っぷちの若きシングルマザー・和佳は、ある日1人の漁師から自分たちの浜の立て直しをお願いされ、荒くれ漁師たちのボスになる事に!? ド素人ゆえの大胆さでまさかの大革命を巻き起こすまでを描く、実話をモデルにした爽快リアル・サクセスストーリー。

 

news zero」や「news every.」でも取り上げられた、実話をもとにしたドラマですし、

オリジナルでも原作実写化でもヒット作品を生み出してきた森下佳子さん脚本なので、

大きく外れないと思っています。

あとは、恋愛要素の絡め方がどうなるか?ですかね。

それ抜きでも、経営モノとして十分楽しめそうな気がするので。

 

出演:奈緒堤真一鈴木伸之渡辺大知、松本若菜

脚本:森下佳子(「義母と娘のブルース シリーズ」「おんな城主 直虎」「天国と地獄」)

演出:内田秀実(「あなたの番です」「知らなくていいコト」「悪女(わる)」)

   小川通仁(「恋のから騒ぎ ドラマスペシャル シリーズ」「天才バカボン3 ※SP」)

   今和紀 (「サムライカアサン」「恋です!」「彼女、お借りします」)

音楽:菅野祐悟(「半分、青い。」「日本沈没(2021)」「パンドラの果実」)

チーフプロデューサー  :三上絵里子(「二月の勝者」「パンドラの果実」「初恋の悪魔」)

企画プロデューサー:武澤忠  (作品不明)

プロデューサー:森雅弘(「未満警察」「ウチの娘は、彼氏ができない!!」「恋です!」)

       森有紗(「プリティが多すぎる」)

       阿利極(「ブラック校則 ※ラインプロデューサー名義」「24時間テレビ 無言館 ※SP」)

主題歌:緑黄色社会「ミチヲユケ」

原作:実話  坪内知佳『荒くれ漁師をたばねる力 ド素人だった24歳の専業主婦が業界に革命』

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/first-penguin/

 

 

親愛なる僕へ殺意をこめて(10/5・フジテレビ・水曜22時)★★

 

連続殺人犯を父に持つ主人公の大学生はある日、父の殺害方法と酷似した事件を通して、“もう1人の自分”が殺人を犯しているかもしれないという底知れぬ不安にかられる。真相を追ってみると、驚がくの事実が次々と出てきて…。見る者に息つく暇も与えない、どんでん返しのストーリー展開が見所の二重人格サスペンス。

 

この前まで30間近の役だったのに(笑)まぁ、それは良いとして…。

 

「ミステリと言う勿れ」のタッグ再び!となると、どちらにも転びますよねぇ。

確かに二転三転した展開で目を引くものがありましたが、

なんせ、恋愛要素の盛り込み過ぎが損をした作品でもありますので(汗)

本作の場合は主人公に彼女がいて、切ないラブストーリーも描かれるようですが、

今回はどうなるかなぁ?

 

出演:山田涼介、川栄李奈門脇麦尾上松也早乙女太一遠藤憲一

脚本:岡田道尚(「LIAR GAME シリーズ」「トレース」「マスカレード・ナイト ※映画」)

総合演出:松山博昭(「LIAR GAME シリーズ」「トレース」「ミステリと言う勿れ」)

音楽:☆Taku Takahashi  (「人は見た目が100パーセント」「泣くな研修医」)

プロデュース:草ヶ谷大輔(「コンフィデンスマンJP」「トレース」「ミステリと言う勿れ」)

主題歌:Hey! Say! JUMP「ウラオモテ」

原作:井龍一 漫画:伊藤翔太『親愛なる僕へ殺意をこめて』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/shinainarubokue/index.html

 

 

木曜日 

 

ザ・トラベルナース(10/20・テレビ朝日・木曜21時)★★

 

スーツケースひとつを手にいろんな病院を渡り歩く意識高すぎナースと、謎のヴェールに包まれた圧倒的なスキルを持つスーパーナースの2人が、命の現場に改革のメスを入れて行く。新時代のナイチンゲール・コンビによる新・痛快医療ドラマが、この秋誕生!

 

評判次第では、続編も視野に入れているんでしょうねぇ…。←すぐシリーズ化説を唱える人

概要をざっとチェックする限りは、どうやら「ドクターX」のフリーランスの医者が

看護師に置き換わったっぽい?

でもそれだけだと設定を引き継いだだけになるから、

コンビにして新しい作品に見せよう…って感じですね。

 

ただ、個人的に中園ミホさんの脚本は「ドクターX(シーズン6のみ視聴)」

「七人の秘書」「ハケンの品格」とどれも面白いと感じられた試しがないので、

本作もどうなのかなぁ…と思ってます。

 

出演:岡田将生中井貴一菜々緒安達祐実松平健

脚本:中園ミホ(「ハケンの品格 シリーズ」「ドクターX シリーズ」「七人の秘書」)

演出:金井紘 (「貴族探偵」「グッド・ドクター」「コントが始まる」)

   片山修 (「家政夫のミタゾノ シリーズ」「七人の秘書」「桜の塔」)

   山田勇人(「ドクターX シリーズ」「ドクターY シリーズ ※SP」「七人の秘書」)

音楽:沢田完 (「ドクターX シリーズ」「奪い愛、冬」「七人の秘書」「NICE FLIGHT!」)

エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(「ドクターX シリーズ」「妖怪シェアハウス シリーズ」)

プロデューサー:峰島あゆみ(「ドクターX シリーズ」「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」)

       大垣一穂 (「ドクターX シリーズ」「リーガルV」「七人の秘書」)

       山田勇人 (「ドクターX シリーズ」「七人の秘書」)

       多湖亮太 (「ドクターX season7」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/the_travelnurse/

 

 

silent(10/6・フジテレビ・木曜22時)★★★★

 

高校時代に、男子生徒・想の声に惹かれたのがきっかけで付き合っていた紬だったが、卒業後のある日に、彼から突然別れを告げられてしまう。それから8年という月日が流れ、新たな人生を歩み始めていた紬は想と再会する事になるのだが、実は彼が、徐々に耳が聞こえなくなる難病を患っている事を知らされる。本気で愛した人と、音のない世界で“出会い直す”、切なくも温かいラブストーリー。

 

お仕事ドラマの中に恋愛要素も盛り込むドラマが近年では多い印象ですが、

本作はガッツリ恋愛モノ。

(上記で書いたような作品はあれど)月9が王道の恋愛モノをやらなくなった代わりに、

最近は本当に、木10が恋愛モノをやるようになりましたよねぇ。

 

難聴を患っている事を告げずに姿を消してしまう設定は

「ファイトソング」でもありましたね。

難病を取り扱うという事で、お涙頂戴に走らないかとちょっと不安な気持ちもありますが、

コンクールの一次審査の時点で「一緒に連ドラを作りたい」とプロデューサーに思わせたほどの

生方美久さんの初連ドラ脚本なので、そんな方向性になる可能性も低いのかな?と。

 

公式サイトの概要を読む限り、

「感動する」「泣ける」を押し売りしていない所にも好感が持てます。

視聴後に長い余韻が残ってしまうような作品になる事を期待します。

 

出演:川口春奈目黒蓮鈴鹿央士、篠原涼子

脚本:生方美久(「第33回 フジテレビヤングシナリオ大賞『踊り場にて』」)

演出:風間太樹(「チェリまほ シリーズ」「うきわ」「脚本芸人 ※SP」)

   髙野舞 (「昼顔」「セシルのもくろみ」「モンテ・クリスト伯」「アライブ」)

   品田俊介(「ナオミとカナコ」「隣の家族は青く見える」「ミステリと言う勿れ」)

音楽:得田真裕(「監察医 朝顔 シリーズ」「アンナチュラル」「#リモラブ」「石子と羽男」)

プロデュース:村瀬健(「信長協奏曲」「帝一の國 ※映画」「キャラクター ※映画」)

主題歌:Official髭男dism「Subtitle」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/silent/index.html

 

 

自転車屋さんの高橋くん(11/3・テレビ東京・木曜24時30分)★★★

 

自分の意見をはっきり言えない性格が故に人間関係に悩んでいた朋子は、ある日自転車で街に出かけた際、チェーンが外れた事をきっかけに、自転車屋を営む遼平と出会う。最初は見た目こそ怖かったが、優しく寄り添ってくれる彼に徐々に惹かれて行き…。世話好きヤンキーと内気なアラサー女子の大人の胸キュンピュアラブストーリーをお届けする。

 

見た目はヤンキーでも実は優しい心の持ち主…という設定を見て、

「恋です!」の獅子王や「お茶にごす。」のまーくんを思い出してしまった私(笑)

割と短期間でそういった役のオファーが来るのは、

不器用な役回りを演じるのが上手いって証拠ですよね。

実際、当時も、鈴木伸之さん演じるキャラクターに感情移入しながら

視聴していた部分もありましたし。

 

予算がない事で有名なテレ東深夜ドラマですが、今回は岐阜での3週間のロケを行った辺り、

原作の持つ世界観を大事にしたいという想いが伝わってきます。

胸キュンを狙ったラブコメディは苦手ですが、

不器用な者同士が心を通わせていく姿を描くラブストーリーは好みです。

どこか放っておけない2人を見守りたくなる、

応援したくなるような仕上がりだったら良いなぁと。

 

出演:鈴木伸之内田理央

脚本:北川亜矢子(「ゆるキャン△ シリーズ」「東京ラブストーリー(2020)」「リコハイ!!」)

監督:太田勇  (「おしゃ家ソムリエおしゃ子! シリーズ」「何かおかしい」)

   八重樫風雅(「別に、友達とかじゃない ※映画」)

   山下久義 (「チワワちゃん」「そして、は渡された」※全て映画/助監督名義)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:太田勇 (「おしゃ家ソムリエおしゃ子! シリーズ」「直ちゃんは小学三年生」)

       森永恭平(作品不明)

       後藤和弘(作品不明)

主題歌:「」

原作 :松虫あられ『自転車屋さんの髙橋くん』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/takahashikun/

 

 

金曜日 

 

クロサギ(10/21・TBS・金曜22時)★★★

 

現代社会で未だに蔓延っている詐欺師の中でも、唯一、詐欺師を騙す詐欺師…通称「クロサギ」と呼ばれる詐欺師がいた。主人公・黒崎は、父を騙し家族を壊した詐欺師・御木本に辿り着くべく、奮闘する日々を送り続ける。原作完結前の前ドラマシリーズでは描かれなかった黒崎vs宿敵の直接対決も、本作の見所となっている。

 

山下智久さん版の「クロサギ」は未視聴ですが、予習してみるつもりです。

 

有名作品のリメイクとなると、役者さんの思い出補正も当然出てくるだろうし、

年月が経てば経つほど、時代と設定にズレが生じる事も増えてくるでしょうが、

脚本家と演出家の何名かが当時の「クロサギ」にも携わられているので

ある程度の面白さは確保されていると思っています。

前作も数年経ってのリメイクも同じスタッフが…というのは何だか珍しいですね。

 

同じ放送枠なのも含めて、とりあえず、「ドラゴン桜」のようにはならなそうなだけ

安心している自分もいます(苦笑)

(あれはジェネリック日曜劇場感が強くて無理があったので…)

 

出演:平野紫耀黒島結菜山本耕史坂東彌十郎船越英一郎三浦友和

脚本:篠﨑絵里子(「クロサギ(2006)」「まれ」「グッドワイフ」「竜の道」)

演出:田中健太 (「半沢直樹 シリーズ」「恋はつづくよどこまでも」「マイファミリー」)

   石井康晴 (「クロサギ(2006)」「逃げ恥」「テセウスの船」「オールドルーキー」)

   平野俊一 (「クロサギ(2006)」「インハンド」「TOKYO MER」「マイファミリー」)

音楽:木村秀彬 (「コウノドリ シリーズ」「この恋あたためますか」「オールドルーキー」)

プロデューサー:武田梓 (「ファイトソング」)

       那須田淳(「逃げ恥」「婚姻届に判を捺しただけですが」「マイファミリー」)

主題歌:King & Prince「ツキヨミ」

原作:黒丸 原案:夏原武『クロサギ』シリーズ

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/kurosagi_tbs/

 

 

孤独のグルメ Season10(10/7・テレビ東京・金曜24時12分)★★★

 

シリーズ10作目にして10周年目に突入!シリーズ10作目となる今回は、巨大な看板に導かれて訪れる大衆食堂や、旅行気分を味わえる都内の高級住宅地など、五郎のお腹も心も満たしてくれる絶品グルメを提供してくれる飲食店が続々と登場する。

 

10年続いたのも、グルメドラマでシーズン10なのも、いやはや、凄いなぁと…。

食欲の秋にはもってこいの作品ですよね。

今回も五郎さん@松重豊さんの食べっぷりを楽しみます♪

※視聴のみです。感想は書きませんm(_ _)m

 

出演:松重豊久住昌之

脚本:田口佳宏(「孤独のグルメ シリーズ」「日本ボロ宿紀行」「ひねくれ女のボッチ飯」)

   児玉頼子(「孤独のグルメ シリーズ」「相棒 シリーズ」「将棋めし」)

演出:井川尊史(「孤独のグルメ シリーズ」「昼のセント酒」)

   北畑龍一(「孤独のグルメ シリーズ」「あなた犯人じゃありません」)

   佐々木豪(「孤独のグルメ シリーズ」「ひねくれ女のボッチ飯」)

   中山大暉(「孤独のグルメ〜美味しいけどホロ苦い… ※配信オリジナル」)

音楽:久住昌之(「孤独のグルメ シリーズ」「こどものグルメ シリーズ」「花のズボラ飯」)

   ザ・スクリーントーンズ(「孤独のグルメ シリーズ」)

チーフプロデューサー :祖父江里奈(「きのう何食べた?」「運命警察」「雪女と蟹を食う」)

プロデューサー:小松幸敏(「孤独のグルメ シリーズ」「みなと商事コインランドリー」)

        吉見健士(「孤独のグルメ シリーズ」「ひねくれ女のボッチ飯」)

        北尾賢人(「孤独のグルメ シリーズ」「ひねくれ女のボッチ飯」)

主題歌:伝美「五郎の12PM」

作:久住昌之 画:谷口ジロー孤独のグルメ

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume10/

 

 

土曜日 

 

一橋桐子の犯罪日記(10/8・NHK総合・土曜22時)★★★★

 

親友の死をきっかけに、孤独死が脳裏に過った主人公・桐子は、テレビでの逮捕者の供述「楽になるため刑務所に入りたかった」を見て、刑務所で終活ならぬ"ムショ活"をしてみようと思いつく。そこでの生活は、皮肉も桐子の心を生き生きとさせて行き…。スリリングな“犯罪ドラマ”のはずなのに、切なくも笑えて、なぜか心があったまる、桐子の青春グラフィティをお届けする。

 

情報が解禁された時は、犯罪日記なのに青春グラフィティ!?と驚きましたが、

作品概要を読んでみると中々惹かれるものがありますね。

妻を失った主人公が、新たなパートナーと共に第二の人生を歩む姿を描いた「おじさまと猫」や、

猫と街の人々との不思議な交流を描いた「きょうの猫村さん」の脚本家である

ふじきみつ彦さんの作風と相性が良さそうです。

あとは…主人公の設定や縦軸のボリュームをコンパクトに抑えられるかどうか?でしょうか。

 

出演:松坂慶子、岩田剛典、長澤樹、片桐はいり草刈正雄

脚本:ふじきみつ彦(「バイプレイヤーズ シリーズ」「きょうの猫村さん」「おじさまと猫」)

演出:笠浦友愛  (「この声をきみに」「ミス・ジコチョー」「ノースライト ※SP」)

   黛りんたろう(「ぬけまいる」「螢草」「半径5メートル」「空白を満たしなさい」)

   加地源一郎 (作品不明)

音楽:長谷川智樹 (「団地ともお シリーズ」「やくならマグカップも シリーズ」※全てアニメ)

制作統括:髙橋練 (「まれ」「サギデカ」「ミス・ジコチョー」「タリオ」)

     清水拓哉(「真田丸」「悦ちゃん」「いだてん」「鎌倉殿の13人」)

主題歌:「」

原作 :原田ひ香『一橋桐子(76)の犯罪日記』

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/ts/2LKPLXJYL6/

 

 

祈りのカルテ(10/8・日本テレビ・土曜22時)★★

 

知識も技術もまだないひよっこだが、人の顔色を読む能力には長けている研修医・諏訪野が、“カルテ”を通して患者たちの秘密と嘘を優しく見破る、笑って泣けるハートウォーミング・ミステリー。

 

「研修医」なんですよねぇ…。

特殊能力を持つ医者にするとたまにありがちなのは「主人公上げ周り下げ」で、

毎回、この秘密ならプロの医者だって見抜けるでしょ〜ってツッコミそうな気がしてなりません。

 

実力も備わっていないのに、

プロの医者にアドバイスや説教したりする展開もモヤモヤするのでね。

そこが最小限に抑えられていれば良いんですけども…(汗)

 

出演:玉森裕太池田エライザ矢本悠馬松雪泰子椎名桔平

脚本:根本ノンジ(「サ道 シリーズ」「監察医 朝顔 シリーズ」「ハコヅメ」「正直不動産」)

演出:狩山俊輔 (「俺のスカート、どこ行った?」「知らなくていいコト」「ムチャブリ!」)

   池田千尋 (「まどろみバーメイド」「大豆田とわ子と三人の元夫」)

音楽:サキタハヂメ(「ど根性ガエル」「フランケンシュタインの恋」「おちょやん」)

チーフプロデューサー :田中宏史(「君と世界が終わる日に シリーズ」「家庭教師のトラコ」)

プロデューサー:藤森真実(「バベル九朔」「ハコヅメ」「サヨウナラのその前に」)

        戸倉亮爾(「女の機嫌の直し方」「ボイス 110緊急指令室Ⅱ」)

主題歌:Kis-My-Ft2「想花」

原作 :知念実希人『祈りのカルテ』『祈りのカルテ 再会のセラピー』

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/inorinokarte/

 

 

ジャパニーズスタイル(10/22・テレビ朝日・土曜23時30分)★★★

 

さびれた温泉旅館という限られた空間で30分間ノンストップの群像劇を繰り広げる、テレ朝初の本格シットコム(=シチュエーションコメディ)。撮影自体もほぼ"本番一発"の長回しで、個性豊かな豪華ゲストも揃えた、まるでびっくり箱のような遊び心満載の作品となっている。

 

個人的に今一番勢いに乗っていると思える金子茂樹さんが、

今度はシチュエーションコメディに挑戦されるのだそう。

 

コメディは作りようによって好みが大きく分かれるので、

初回を見てみない事にはまだ何とも言えませんが、純粋に企画が面白そうです。

本番一発撮りのスタイルも、30分という気軽に見やすい尺を

フル活用しているようで楽しみですね。

 

出演:仲野太賀、市川実日子要潤檀れい柄本明

脚本:金子茂樹(「世界一難しい恋」「俺の話は長い」「コントが始まる」)

監督:深川栄洋(「僕とシッポと神楽坂」「にじいろカルテ」「和田家の男たち」)

音楽:(「」「」「」)

ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(「おっさんずラブ シリーズ」「となりのチカラ」)

プロデューサー:竹園元(「明日の君がもっと好き」「モコミ」「ザ・ハイスクール ヒーローズ」)

       都築歩(「緊急取調室 シリーズ」「コタローは1人暮らし」「未来への10カウント」)

       中沢晋(「サヨナラ、えなりくん」「豆腐プロレス」「桜の塔」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/japanese_style/

 

 

日曜日 

 

アトムの童(10/16・TBS・日曜21時)★★

 

本作の舞台は、現代のゲーム業界。廃業の危機を迎えていた老舗玩具メーカー「アトム」は、一発逆転の経営再建のため、若き天才ゲーム開発者である主人公とタッグを組み、新業態としてゲーム制作へ参入しようとしていた。自らの「ものづくり」のプライドを懸けて大資本との覇権を争う姿を描く、オリジナルストーリーとなっている。

 

池井戸作品に縁のあるスタッフは見当たらないのに、

老舗メーカーやら、経営再建やら、覇権を争うやら、

設定や物語から同じ匂いがプンプンしてくるのは気のせいでしょうか(笑)

原作の実写化ならまだしも、

オリジナルなら、既視感を覚えさせるだけで終わりそうな予感がするのですが…。

 

出演:山﨑賢人、松下洸平岸井ゆきの、岡部大、風間杜夫オダギリジョー

脚本:神森万里江(「相棒 シリーズ」「この恋あたためますか」「やんごとなき一族」)

演出:岡本伸吾 (「99.9 シリーズ」「大恋愛」「この恋あたためますか」「ファイトソング」)

   山室大輔 (「グランメゾン東京」「俺の家の話」「持続可能な恋ですか?」)

   大内舞子 (「凪のお暇」「この恋あたためますか」「妻、小学生になる。」)

   多胡由章 (「美味(デリシャス)學院」「TAXMEN タックスメン」「A.F.O ※映画」)

音楽:(「」「」「」)

プロデュース:中井芳彦(「義母と娘のブルース シリーズ」「妻、小学生になる。」)

     益田千愛(「ヤコ、ショウがクセになる。」「妻、小学生になる。※協力P名義」)

主題歌:「」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/atomnoko_tbs/

 

 

霊媒探偵・城塚翡翠(10/16・日本テレビ・日曜22時30分)★★

 

このミステリーがすごい!」をはじめ、ミステリ賞を総ナメにしてきた原作を実写化。犯人が視える能力を持つが証拠能力がない霊媒師・翡翠と、論理的な思考を持つ推理作家・香月の2人が「最強のバディ」となって事件を解決に導いて行く、油断禁物の最驚ミステリー。

 

超能力系で、ミステリーで、お互いに足りないものを補い合って行く関係性…

刺さる人には凄く刺さりそうな内容ですね。

原作は好評らしく、本作にも脚本協力として原作者の相沢沙呼さんが携わられるようですが、

メインの脚本が心配です…。

 

出演:清原果耶、瀬戸康史小芝風花及川光博

脚本:佐藤友治 (「ラストコップ シリーズ」「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」)

脚本協力:相沢沙呼 ※原作者

演出:菅原伸太郎(「君と世界が終わる日に シリーズ」「世界一難しい恋」「ハコヅメ」)

   南雲聖一 (「過保護のカホコ」「未満警察」「ハコヅメ」「悪女(わる)」)他

音楽:Justin Frieden(作品不明)

チーフプロデューサー :田中宏史(「君と世界が終わる日に シリーズ」「家庭教師のトラコ」)

        石尾純 (「偽装の夫婦 ※演出家名義」「家庭教師のトラコ」)

統轄プロデューサー  :荻野哲弘(「視覚探偵 日暮旅人」「イノセンス」「逃亡医F」)

プロデューサー:古林茉莉 (「今日から俺は!!劇場版」「極主夫道 ザ・シネマ」)

       柳内久仁子(「家売るオンナ シリーズ」「ニッポンノワール」「ムチャブリ!」)

協力プロデューサー  :藤村直人(「HiGH&LOW シリーズ」「未満警察」「逃亡医F」)

主題歌:福山雅治「」

原作 :相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/hisui/

 

 

帯ドラマ 

 

舞いあがれ!(10/3・NHK総合・月〜金曜8時)★★

 

ものづくりの町・東大阪で育った主人公・舞は、ある日長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れ、そこで見た「ばらもん凧」に惹かれた事をきっかけに、パイロットを夢見るようになる。2つの故郷である東大阪と五島を舞台に、厳しい道のりを乗り越えながら、本物のパイロットになるべく奮闘する姿が描かれて行く。

 

毎度の事ですが、朝ドラは過度な期待をせずに見るようにしております。

ここ最近の朝ドラは脚本家が複数体制の傾向にあるので、

また騒動で尺稼ぎするような事がないと良いのですが…(汗)

とりあえず、脇役のあれこれは置いといて、

主人公の奮闘ぶりをじっくり描いて欲しい。ただ、それだけです…。

 

出演:福原遥横山裕高橋克典目黒蓮高杉真宙高畑淳子

脚本:桑原亮子 (「心の傷を癒すということ」「彼女が成仏できない理由」)

   嶋田うれ葉(「リカ」「エール」「卒業式に、神谷詩子がいない」)

   佃良太  (「星とレモンの部屋 ※SP」「君と世界が終わる日に Season3」)

演出:田中正  (「江〜姫たちの戦国」「真田丸」「ひよっこ」「なつぞら」)

   野田雄介 (「西郷どん」「スカーレット」「六畳間のピアノマン」)

   小谷高義 (「スカーレット」「母、帰る〜AIの遺言〜 ※SP」「おちょやん」)

   松木健祐 (「全力離婚相談」「ひよっこ」「いだてん」「青天を衝け」)他

音楽:富貴晴美 (「さくらの親子丼 シリーズ」「マッサン」「西郷どん」「消えた初恋」)

制作統括:熊野律時(「あさが来た」「夕凪の街 桜の国2018 ※SP」「おちょやん」)

     管原浩 (「いいね!光源氏くん シリーズ」「ここは今から倫理です。」)

プロデューサー:上杉忠嗣(「篤姫」「六畳間のピアノマン」「わげもん」)

        三鬼一希(「べっぴんさん」「女子的生活」「ドリームチーム」)

        結城崇史(「精霊の守り人 最終章」「桜色の風が咲く ※映画」)

主題歌:back number「アイラブユー」

原作 :オリジナル

公式サイト:https://www.nhk.or.jp/maiagare/

 

 

まとめ

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば...

1位 silent(フジ・木10)

2位 一橋桐子の犯罪日記(NHK総合・土10)

3位 自転車屋さんの高橋くん(テレ東・木深夜)

4位 ジャパニーズスタイル(テレ朝・土11)

5位 ファーストペンギン!(日テレ・水10)

といった感じ。

 

ここからは、ドラマのラインナップを見ての超個人的な所感をつらつらと...。

 

秋ドラマは手堅く揃えた感じ

 

前期は「初回を見てみないと何とも…」と思えるラインナップでした。

ですが、不透明だった分だけ、不安要素があったものの思いの外面白かった作品があったり、

逆に第一印象のまま微妙に終わった作品もあったり、

じわじわ好きになっていった作品もあったりと、

蓋を開いて見届けるまでのワクワク感を楽しんだクールだった気がします。

 

一方で、今期は全体的に、かなり手堅く揃えたような印象を受けました。

森下佳子さん、中園ミホさん、渡辺あやさんといったビッグネームの脚本家から、

人気作品のタッグ再び、実話、原作実写化まで。

中でも、事務所の先輩の山下智久さんが以前主演を務めていただけあって、

クロサギ」が一番の注目を浴びる事となるでしょう。

 

未知数というよりも、ある程度雰囲気が掴めそうな作品が多いですが、

果たしてダークホースが出てくるのかどうか?楽しみです。

 

キャストでの注目集めも忘れない

 

これはSNSで見かけた呟きなんですけど、毎日イケメンが出てくるとの事で(笑)

月曜は吉沢亮さん、火曜は高橋文哉さん、水曜は山田涼介さん、

木曜は岡田将生さんと目黒蓮さん、金曜は平野紫耀さん、

土曜は玉森裕太さん、そして日曜は山﨑賢人さん。

確かに顔面が強い…w ほとんどが主役&20代なのも、何だか時代を感じさせますね。

 

ドラマが微妙だったら、最悪役者さん目的で…という見方も出来るかもしれませんが、

個人的には好きな役者さんでない限り、カッコよさだけでドラマ視聴は持続出来ないので(笑)

見かけ重視で終わらないと良いなぁと。

 

"1日1本"をベースに、最後まで書くドラマの本数は減らす予定です

 

いつもの如く、よっぽど どっちも書きたいと思える作品でなければ、

基本的には1日1本投稿のスタイルで行くつもりです。(と言いつつ金曜土曜はサボりがち…)

特に月曜日に関しては、諸事情につき月9か月10のどちらかしか書けません。

9/30追記:欠かさず聴いているラジオ番組が終わったため、

月曜日も「基本的には1日1本投稿」になりました。

ですが今期から、内容にもよりますが、

2作品の感想を書く日を週1回作ろうかな?とも考えています。

今期もマイペースに、自分のやりたいようにやっていけたらと思ってます〜。

 

 

***

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ...

秋クールのドラマを楽しみに待ちましょう(´∀`)

最後まで閲覧ありがとうございました!

 

 

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純愛ディソナンス 10話 感想|タイトルの真意がやっと分かった気がする…

 

 

いやはや、衝撃のラストでしたなぁ…。

でもまぁ…確かに、第一部で取り上げられていた殺人事件については

あっさり終わった印象は強かったんですよね。

完結した…のかな?加賀美(眞島秀和)が逮捕されたんだからそうなのかもな。

完全に5年後の世界に飛んだから、そういう事にしておこう…って感じで

当時は解釈しておりましたが、全然終わってはいなかった(笑)

 

冴(吉川愛)と正樹(中島裕翔)を主軸において、愛の深さや尊さを描いてきたかと思いきや、

2人の恋愛は不協和音の1音目に過ぎなかった…という転調っぷりにまんまと騙されました。

これだから連続ドラマは楽しい。

連続ドラマの特徴である「どこに着地するか最後まで見てみないと分からない」を

まさに具現化している作品です。

 

そして、今回は3組の親子にまつわるエピソードも描かれました。

「冴ちゃんに看取られたい」と書かれたエンディングノートをきっかけに、

賢治(光石研)の手切れ金を受け取り、あんなに憎んでいた静(富田靖子)への

手術費に充てる事にした冴(吉川愛)。

実は父・秀雄(神保悟志)が自分を今も気にかけてくれていたと知る正樹(中島裕翔)。

あとは…加賀美が家族の幸せのために自ら去る選択をとった一方で、

母を精神的に殺した父を恨み続ける晴翔(藤原大祐)。

(↑今頃思い出しましたけど、「おじカワ」で親戚だったお2人じゃないですか…(泣))

 

冴と正樹の2人の物語と捉えていた自分としては、

やっぱり、純愛っぽさは全面的に出ていないのでは?と感じていた部分もあったんですが、

今回の内容を見て、なぜ「純愛ディソナンス」というタイトルにしたのかが

何となく掴めた気がしています。

 

今回で共通して描かれたのは、親から子供に対する"一方的な想い"…なんですよね。

で、「純愛」の意味を調べてみると、「ひたむきな愛」

「その人のためなら自分の命を犠牲にしても構わないというような愛」といった意味が出てくる。

でも、本作の登場人物の中でも、繊細な性格の冴と正樹は

家族での付き合いが昔から上手くいっていなかった影響で、

親の子供に対する想いには気づこうとせず、自ら心をぴしゃりと閉ざしていた。

要は、「純愛」は親から子への視点の事を指していて、

「ディソナンス(=不協和音)」は想いが通じ合わない親子関係の事を指すのではないかと…。

本作がそんな親子の物語だと気づいた時、

絵は見えていても、数箇所欠けていたパズルのピースがかっちりハマったかのような

妙な爽快感を覚えました。

 

晴翔の件については、Hermitの正体も、本当の顔もヤバいんじゃないかとは

前々から察していましたが、想像以上の恐ろしい本性を見せてくれましたね。

一番ぽわっとしていた人が、まさか一番怖い人だったなんて思いもしないでしょう(笑)

元々の甘いマスクが消え去るほどの、口角をゆっくり動かしてのにた〜っとした表情には

特にゾッとさせられました…。

 

一方で、愛菜美(比嘉愛未)だけが唯一、

初回の頃のジメジメしたダークな感じが戻ってきている雰囲気とは

真逆の方向に行っているのも、別ベクトルで想像出来なかった未来ではあります。

「過去の自分を捨てて生まれ変わる」を体現しつつある点では、

もしかしたら彼女が最終回でのキーパーソンになってくるのかもしれません。

 

最後に、もう1つ良かった所を書くとするなら、

慎太郎(髙橋優斗)が、Hermitが晴飛だと思われる写真を挟んでいた本のタイトルが

罪と罰』になっていたのも、芸が細かいなぁと思わされました。

次回予告を見る限り、冴は一旦助かったようですが。

ハッピーエンドになるのか、ならないのか…本当に気になりますね。

 

 

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家庭教師のトラコ 9話 感想|あの主張は何だったの?ってくらいの漂白っぷり

 

 

最終章辺りになると「なんでそんな展開になるの?」と思える話が多かった遊川作品ですが…

本作に関しては、ここ最近の作品よりも群を抜いて、かなりチグハグな作りになっていますね。

 

まず、「正しいお金の使い方」というテーマはどこに行ったんでしょう?

以前のトラコ(橋本愛)の主張から考えるに、

彼女の理想としている「正しいお金の使い方」は、

自分より頭の悪い人が親のコネを使って一流大学に入ったり、

怪我をしても労災が下りなかったり、政府は予算の無駄遣いばかりしていたり…といった、

本当にお金に困っている人に限って届かない不条理な世界を

変えたいという熱意から来ているはず。

でも、彼女が今回やろうとしていたのは後妻業。

まぁ今までの、家族の人生を掻き乱した数々の犯罪行為にも言える事ですが…

大金欲しさのために後妻業にまで手を染め、不動産王に結婚を要求し、

命を狙う行為のどこが「正しいお金の使い方」なのかと矛盾を感じられずにはいられません。

 

そして、前回と今回の内容を見てみると…う〜ん…上手く言えるか分かりませんが、

前回まではトラコが「今の世界を自分の力で変えていきたい」思いが強いがために、

3つの家族を裏切ってまで我が道を進む=孤独になっても動く 決心をした、

言わば、優しさも人情味もない性格として描かれていたのに。

今回だけだと「母親が去って、誰にも甘えられないまま育ったが故に、

自分を傷つけるしか生きる方法はなかった」という、

強がったフリして、実は不器用でか弱い性格だったかのように描かれていたのも

個人的には引っかかっていて。

3人の母親が彼女を助けたいと思う理由も、「彼女の暴走を止めたい」じゃなくて

「自分を傷つけて悲しんでいる彼女を何とか救ってあげたい」という感じになっている辺り、

どうも根本的な所が挿げ替わっているような気がしてならなかったのです。

 

え〜と…今回の展開にするなら、あの主張はなくても成立したのでは?

「正しいお金の使い方とは何か?」といった社会派なテーマを盛り込む必要もなかったのでは?

もっと極端な事を言うなら、3人に近づいた動機が

母親への復讐から来ているのかもしれないと察せた5話から

今回の内容へと直結させても、何ら違和感がなかったのでは??

"連続ドラマ"であるだけに、いろんな疑問符が浮かび上がってきます。

 

3人の母親とトラコの接点にしても、トラコがそれを知っていて近づいたんじゃなくて

単なる偶然だった…で済まされていたのも、何だかこじつけ感が凄かったですね。

結局、世間の不条理さを訴えるまでになった背景も明かされないまま、

みんな浄化されてハッピーエンドの方向で行くんでしょう。

 

子供たちが急に親に対して反抗するようになったのに関しては、

トラコと福多(中村蒼)を以前の関係に戻すために

「正しいお金の使い方」を実践しようとしているから…だったら良いんですけども。

まさか、目標に到達する事で、自分の家庭教師でなくなってしまうのが寂しいから

構ってもらっているとかじゃあないですよね?

作風的に、あり得なくはないですからねぇ…(苦笑)

 

 

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