2024年冬ドラマ-婚活1000本ノック一覧

婚活1000本ノック 1話 感想|モノローグの多用を面白い!と受け取れるかどうか。

 

 

裏が微妙だったのもあり、元々見る予定のなかった本作の初回を視聴。

こっちの方で少し可能性が感じられれば…と思ったんですけど、

まぁそうなるよね…と言いたくなるような出来でしたね(汗)

 

先日の「春になったら」の感想では、放送開始3分でこの作品が

良さげかどうかが決まる旨の文を書いていたんですが、本作は逆で。

開始早々、海岸で行われる寸劇のドタバタ具合で

「あ、これはアカンやつかも」と感じ、

最後までそれが覆らないまま見終える事となってしまいました。

 

原作通りだと指摘されればそれまでなんですが…

何と言っても、主人公のモノローグと台詞を多用し過ぎなんですよね。

こういった演出で成功するのって、

主演の方が何年も実績を積まれているほどの安定した実力の持ち主か、

視聴者からの好感度が高いかの2パターン(あるいは両方)だと思うんですけど、

本作の場合は「売れっ子芸人」のイメージが定着しており、

ドラマ主演初挑戦の方で、そのどちらにも該当していないのです。

だから、出演者のファンならまだ好意的に見られるかもしれませんが、

少しでも「なんで芸人が主演?」「なんでプライム帯でこのドラマを?」という疑問を

持っている方からしたら、終始うっとうしく感じてしまいやすいでしょう。

 

個人的には…どちらかと言うと好きではありますが、

わざわざ水10枠で放送する意味は?なんてやや否定的な立場にいたので。

妙に不愉快な発言をしてくる癖強な脇役や、

古典的なコミカル演出も含めて全てがクドかったです。

先ほど、モノローグと台詞を多用し過ぎ…と書いたけれども、

もう本当に、真っ先に思い浮かべるのはそこなんですよね(苦笑)

あまりにも内容に緩急がなくて、

まるでしゃべくり漫才をずっと聞かされているような感覚に陥りました。

 

イケメンが実はヤバい男でした!っていうオチもありきたり。

視聴者のターゲット層を30代前後で設定しているつもりなんでしょうが、

その年代が共感したり刺さったりする台詞が盛り込まれている訳でも…ない。

残念ながら、視聴前の予想通り、

30分の深夜ドラマ向きだったのでは?としか言いようがありません(汗)

他の作品や名前を挙げてしまってすみませんが…

演出が「ブラッシュアップライフ」に似てるといった声もチラホラ見かけましたが、

もしもバカリズムさんが本作の脚本を担当されていたら、

ノローグの頻度も調整されて、もうちょっと見やすい作りになっていたのかもしれませんね。

 

しゃべくり漫才と言わんばかりの台詞量の多さと

ベタな描写の連続なのにもかかわらず、CMが入るまでの間隔も長いのもなぁ…

時間の進みが遅く感じて、途中何度か時計を確認してしまいました。

唯一良い所を挙げるとするなら、「18/40」で初めて認識した八木勇征さんが、

その作品とは真逆の、クソ男と言われながらも可愛げのある

どこか憎めない役を堂々と演じられていたのは良かったです。

…いっその事、ビュー◯くんみたいな立ち位置で、

八木さんを主演にした癒し系ドラマの方を見てみたいと思えてしまうくらいには(笑)

今後、事務所の俳優枠として重宝されていくんでしょうね。

 

裏の2話は録画に回したので、後日見て面白くなっていれば

感想を復活させる可能性もなくはないですが…

リアタイしていた視聴者の反応をチラッと見る限り、望みは薄いのかなと。

やっぱり、今期の水曜日はドラマなしデーになりそうです。いや…なります。多分。

 

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