2022年06月一覧

ナンバMG5 全開バリバリでアリガト編 感想|結局手紙には何て書いてあったのか…(笑)

 

 

分かってはいたけれども、8割型総集編でしたね。

でも、普通の総集編ではあらず。

内容はざっくり言えば、家出した松が「あの頃〇〇だったっけなぁ〜」

と思いを巡らせる形で今までの話を振り返ったり、

深雪(森川葵)視点で剛(間宮祥太朗)との思い出を振り返ったり、

吟子(原菜乃華)や猛(満島真之介)視点に切り替わったり、

剛の快進撃ダイジェストがあったり…といった感じで。

順番に沿ってエピソードを流すのではなく、

1人1人の登場人物用に再編集して分けられていたので、

"総集編"とは言え、各々の関係性の変化や、その人としか成立し得ない出来事を

しみじみ懐かしめる作りになっていたんじゃないかと思います。

 

松がストーリーテラーっていうのも、話の進行にリズムが生まれて良かったですねぇ。

そもそも松の声がのほほんとしているから、

振り返りのシーンに入れてくる合いの手が副音声みたいな脱力感があって

いちいちクスッと来ちゃうんですよ(笑)

「あ、シャイニングだ!」←これ、お気に入りw

その他にも、ちょっとしたお得が随所に詰まっていた印象。

松と津田健太郎さんの夢の共演もありましたし、NGシーンも見せてもらえましたし。

最終回での裏エピソードも描かれて。

あとは、ドラマ好きの私からしたら、モロ師岡さんの優しさ溢れる演技はかなり新鮮で、

そこでも楽しめました。

 

基本的に、本編が面白かったドラマは、その後に特別編という名の総集編を放送しようが

許せちゃうもんなんですよね。

だって、良い話はもう一度見ても思い出し泣きしちゃうし、

もう一度見ても同じ所で笑えるから。

当時と同じような感情になれるって事は、

それだけ作品に対する思い入れが深かった証拠だと思ってます。

 

個人的に、この手の特別編で好感触だったのって

「監察医 朝顔(2019)」しか思い当たらなかったんですが、

そこにもう1つ、本作が加わる事になりそうです。

総集編でもありつつ、"おまけ=ギフト"要素も含まれていて、

「全開バリバリでアリガト編」という名にぴったりな内容だったんじゃないでしょうか。

 

半年以上残っているとは言え、本広克行監督や、間宮祥太朗さんを始めとした役者さん方の

スケジュールを合わせるのは中々難しいかもしれませんが…

またいつか、続編を見たいなぁなんて淡い期待を寄せてしまいます。

また会える日をお待ちしております。

 

ところで…深雪の書いたラブレターの中身が気になり過ぎる件(笑)

想像と違う内容が書かれていて、それがオチになる…と踏んでいたのに…w

 

↓最終回の感想はこちら↓

 

↓今までの感想はこちら↓

 

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オールドルーキー 1話 感想|"仕事"で魅せる話になる事に期待!

 

 

本作を手掛けている脚本家が脚本家なので。

第一線で活躍していたプロ選手が、1つの出来事をきっかけに

突如現役引退をせざるを得ない状況に陥るも、

ある人が勧めた仕事を通して輝きを取り戻し、第二の人生を歩むようになる

という設定は、やっぱり前期の「未来への10カウント」と被るものがありますね。

でも、唯一違うのは、"学園モノ"らしい要素がなくなった分、対象となる登場人物が絞られ、

主人公の再起を集中的に描ける…といった所なのでしょうか。

 

初回の感想を書くとするならば、何の躊躇もなく

「面白かった!」と言い切れるまでには行っていなかったのは事実。

良くも悪くも"日曜劇場らしさ"が滲み出ていた…とも言えるのかなぁ。

理由は簡単で、視聴者に不快感を高めさせただけ

最終的にひっくり返す逆転劇に仕立てようという意図が前面に出過ぎたために、

主人公を囲む登場人物のキャラ付けにわざとらしさを覚えてしまったから。

 

ちょっと不自然だったのは…

基本、出てくる人がみんな感じ悪そうな人ばかりって事なんですよね。

例えば、「需要がない」「商品価値がない」などの辛辣な言葉をぶつけていた件。

新町(綾野剛)が現実を見ない能天気な性格であるのを

長年一緒にいて理解している人がいて、彼のためにあえて厳しく接したとか、

そういった補足が加えられているんなら分かるんですが。

初対面か、会って間もない、赤の他人に近い関係性なのにもかかわらず、

そんな心ない言葉を、陰口を叩いたり、オブラートに包んだりして言うならまだしも

本人を目の前にして直接言えるものなのか?という疑問が残り続けていて…。

矢崎(横浜流星)の性格も含めて、前半の描写に引っかかりがある以上

後半でいくら爽やかに展開していっても、感動よりも

「だったらそんなに分かりやすく感じ悪いキャラにする必要があったのかな?」と

モヤモヤしてしまう訳なのです。

 

ただ、このモヤモヤした印象が残るのは今回だけで、

次回からは面白くなる見込みは十分にある…とも思います。

新町の良さを理解し、高柳(反町隆史)に存続を頼み込むほど味方になってくれる存在と、

彼を信頼してみる存在が出来たくだりを、初回で早々に見せてくれたのは意外でした。

まぁ、高柳の心情変化の描写は、少し甘い気もしなくはないですが…(笑)

でも、新町がサッカー以外何も知らなくて、

スポーツマネジメントとしての仕事ぶりはまだまだ未熟である分、

彼の頑張りが周りに認められるようになるまではしばらく時間がかかるのだろう…

ギスギスした展開が続くのだろう…と覚悟していた部分があったので、

ラストのくだりがあるのとないのとでは、本作に対する印象は大分違っていたかもしれません。

そして、そうする事で、彼を良く思っていない相手に変化を与える話に終始するのではなく、

あくまでも"スポーツ選手と関わる仕事"、そこから得られる感動を

今後じっくり見せてくれるのだろうという可能性も感じさせました。

 

今回みたいな感じで、今は不快感の方が強い人物たちも、

早々に彼の理解者になってくれると良いなぁとも思います。

あとは、社長の割にはキャラが手探り状態な高柳や、

今の所似たり寄ったりで、あまり存在意義を感じられていない

社員の人々の描き分けを強化して、

個々に"人柄"や"役割分担"が見えて来る事を期待したいです。

 

ところで…芝生の色がやけに彩度を飛ばしていたように見えたのは私だけですかね?

鮮やか過ぎて、目が眩しくなるくらいで…(苦笑)

 

 

↓次回の感想はこちら↓

 

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2022年 夏ドラマ 視聴リスト&期待度

 

 

7/28:「家庭教師のトラコ」最新話の感想記事をUPしました。

 

こんにちは、りんころです!

毎度おなじみ、視聴予定の夏ドラマを紹介する時期がやってまいりました。

25日放送の「空白を満たしなさい」までに間に合わなかった…orz

けれども、6月下旬から始まるドラマがぼちぼちある中で

無事完成出来てホッとしてます(笑)

 

6/25時点で発表されている春ドラマを

「◉毎回書く可能性の高いドラマ」

「○大きく外さなければorスケジュール次第では毎回書くドラマ」

「△初回だけしか書かないor内容次第では初回も書かない可能性のあるドラマ」

「×視聴する予定のないドラマ」

の4種類(優先度)に分けて紹介していこうと思います。

※ちなみに、初回も放送されていない段階で決めているので、あくまでも"予定"です(謝)

そして、前期同様、感想本数は通常よりかなり減るかもしれませんが、

よろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

私が今期視聴&感想執筆するドラマはこちら!

 

曜日・放送時間順にまとめてあります。※既に放送されているドラマは除く

曜日別に知りたい方は曜日を、

ドラマの詳細を知りたい方は、ドラマタイトルをクリックしてみて下さい!

 

放送 作品一覧 主演 優先度
月曜日
フジ
月9
競争の番人 坂口健太郎、杏
フジ
月10
魔法のリノベ 波瑠、間宮祥太朗
テレ東
月11
赤いナースコール 佐藤勝利 ×
日テレ
月深夜
消しゴムをくれた女子を好きになった。 大橋和也 ×
火曜日
NHK
火10
プリズム 杉咲花
TBS
火10
ユニコーンに乗って 永野芽郁
テレ東
火深夜
運命警察 片寄涼太 ×
TBS
火深夜
パパとムスメの7日間 飯沼愛 ×
TBS
火深夜
ロマンス暴風域 渡辺大 ×
水曜日
テレ朝
水9
刑事7人 東山紀之 ×
日テレ
水10
家庭教師のトラコ 橋本愛
フジ
水10
テッパチ! 町田啓太
テレ東
水深夜
みなと商事コインランドリー 草川拓弥 ×
木曜日
テレ朝
木8
遺留捜査2022 上川隆也 ×
テレ朝
木9
六本木クラス 竹内涼真
フジ
木10
純愛ディソナンス 中島裕翔
日テレ
木深夜
オクトー 飯豊まりえ ×
テレ東
木深夜
量産型リコ 与田祐希
テレ東
木深夜
復讐の未亡人 松本若菜 ×
金曜日
テレ東
金8
警視庁強行犯係 樋口顕Season2 内藤剛志 ×
TBS
金10
石子と羽男 有村架純中村倫也
テレ朝
金11
NICE FLIGHT! 玉森裕太
テレ東
金深夜
雪女と蟹を食う 重岡大毅
テレ東
金深夜
晩酌の流儀 栗山千明 ×
土曜日
NHK
土10
空白を満たしなさい 柄本佑
日テレ
土10
初恋の悪魔 林遣都、中野大賀
テレ朝
土11
トモダチゲームR4 美 少年、HiHi Jets ×
テレ朝
土深夜
彼女、お借りします 大西流星 ×
日曜日
TBS
日9
オールドルーキー 綾野剛
日テレ
日10
新・信長公記 永瀬廉
帯ドラマ
NHK
月〜木10
あなたのブツが、ここに 仁村紗和 ×

 

7/27(水)の深夜1時「水ドラ25」枠で放送される「僕の姉ちゃん」は、

2021年9月24日の時点で(配信のみとは言え)世の中に公開された作品であり、

個人的な基準で「2021年の作品」とみなしているので、

夏クールのドラマの対象には含まない事とします。

しかし、こちらも前から楽しみにしていた作品なので、視聴する予定です♪

 

それでは、参りましょう〜。

 

 

2022年 夏ドラマ 視聴リスト&期待度

 

視聴&初回執筆予定の16作品と期待度を発表していきます。

※上から
タイトル/初回放送日/放送局/時間/視聴前期待度(最大:★5つ)
作品概要/コメント/主な出演者/スタッフ(脚本、演出etc)/
という構成になっております。

※初回放送日、スタッフに関する情報は、6/25時点のものです。

 

月曜日

 

競争の番人(7/11・フジテレビ・月曜21時)★★★

 

天才で理屈っぽいひねくれ者×感情のままに行動する元刑事の凸凹コンビが、公正取引委員会の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、不正を働く企業の隠された真実をあぶり出していくエンタメ・ミステリー!

 

同じ枠で同じ作家さんの作品を2連続実写化というのは珍しいですね。

前作「元彼の遺言状」がヒットすると見込んでの企画だったのでしょう。

 

弁護士や刑事ではなく、公正取引委員会が不正を暴く…というのは面白そうですが、

過去にもドラマ的に新しい職業を扱っておきながら

その良さを上手く活かせていないケースは何作も見かけてきたので、

過度な期待はしないようにしておきたいです。

あと、脚本家が4人体制なんですね…(汗)

 

出演:坂口健太郎、杏、小池栄子大倉孝二小日向文世寺島しのぶ

脚本:丑尾健太郎(「ブラックペアン」「半沢直樹(2021)」「愛しい嘘〜優しい闇〜」)

   神田優  (「ブラックペアン」「アライブ」「漂着者」「愛しい嘘」)

   穴吹一朗 (「白戸修の事件簿」「Dr.DMAT」「親バカ青春白書」)

   蓼内健太 (「ROAD TO EDEN」「アンサング・シンデレラ ANOTHER STORY」)

演出:相沢秀幸 (「グッド・ドクター」「SUPER RICH」「ミステリと言う勿れ」)

   森脇智延 (「SUITS/スーツ シリーズ」「黄昏流星群」「イチケイのカラス」)

音楽:(「」「」「」)

プロデュース:野田悠介(「グッド・ドクター」「アンサング・シンデレラ」「ナイト・ドクター」)

主題歌:「」

原作 :新川帆立『競争の番人』

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/index.html

 

 

魔法のリノベ(7/18・フジテレビ・月曜22時)★★★

 

依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題という“魔物”に立ち向かう凸凹コンビが、毎話、五感と機転と根性を駆使したリノベ提案という“魔法”で、スカッと華麗に解決していく人生リノベーションお仕事ドラマ。

 

つい最近まで「正直不動産」という、同じく住宅会社が舞台の作品があったので、

比較してしまいそうになるんですが…

そちらは"部屋を探しているお客さん"がターゲットで、

本作はあくまでも"既にその部屋に住んでいるお客さん"をターゲットにした作品みたいなので、

同じようで全く違った作りにはなるのかなぁと。

上田誠さんと瑠東東一郎さんの「浦安鉄筋家族」以来のタッグも楽しみです。

 

出演:波瑠、間宮祥太朗遠藤憲一原田泰造、金子大地、吉野北人

脚本:上田誠  (「浦安鉄筋家族」「探偵☆星鴨」「ノンレムの窓 ※SP」)

監督:瑠東東一郎(「探偵が早すぎる シリーズ」「浦安鉄筋家族」「古見さんは…」)

   本田隆一 (「探偵が早すぎる シリーズ」「ドクターカー」「極主夫道」)

音楽:瀬川英史 (「勇者ヨシヒコ シリーズ」「今日から俺は!!」「極主夫道」)

プロデューサー:岡光寛子(「TWO WEEKS」「姉ちゃんの恋人」「アバランチ」)

       伊藤茜 (「癒されたい男」「マリーミー!」「新・ミナミの帝王 ※SP」)

       田端綾子(「ネメシス」)

主題歌:「」

原作 :星崎真紀『魔法のリノベ』

公式サイト:https://www.ktv.jp/mahorino/

 

 

火曜日 

 

プリズム(7/12・NHK総合・火曜22時)★★

 

仕事も恋も中途半端だった皐月の作るテラリウムが、ガーデンデザイナーとして活躍する陸の目に留まり、2人はいつしか恋人同士になる。それから、陸が手がけるプロジェクトに皐月も加わる事になるのだが、ある男の加入を知って、陸はひどく動揺し…?大切な人を思う3人が織りなす優しさの物語を、切なくいとおしく紡いでいく。

 

6/23にようやく情報解禁された作品なので、事前情報が少なく、

どんな作風になっていくのかはまだ読めません。

とりあえず、概要を読む限りは、セクシュアリティジェンダーにも踏み込んでいくのだそう。

 

そこで不安なのは、浅野妙子さんのオリジナル作品であるという事。

90年代のトレンディドラマか!?と思えるくらい、

時代背景も女性の価値観も古臭く感じてしまった

「恋なんて、本気でやってどうするの?」を描かれたばかりなので、

繊細な要素を深掘りして、しみじみと考えさせられる仕上がりになるのかどうか…(汗)

 

出演:杉咲花、藤原季節、森山未來

作 :浅野妙子(「黄昏流星群」「デジタル・タトゥー」「恋なんて、本気でやって…」)

演出:(「」「」「」)

音楽:谷口尚久(「「結婚 ※映画」「プラスティック・スマイル」「サギデカ」)

制作統括:小松昌代(「花燃ゆ」「少年寅次郎」「すぐ死ぬんだから」「群青領域」)

     岡本幸江(「おんな城主 直虎」「和田家の男たち」「正直不動産」)

主題歌:原由子「ヤバイね愛てえ奴は」

公式サイト:https://www.nhk.jp/g/blog/xcd5brb2ibj/

 

 

ユニコーンに乗って(7/5・TBS・火曜22時)★

 

教育系スタートアップ企業の若き女性CEOの元に、ある日突然、会社の雰囲気とは全く異なるおじさんサラリーマンが部下として転職してきた所から物語が始まる。個性豊かな仲間に振り回されながらも、夢に向かって 仕事に恋に真っすぐ生きる大人の青春物語となっている。

 

バリバリ働く女性、仕事と恋愛の両立描写、"当て馬"で盛り上げる三角関係…

「いつもの火曜ドラマ」の詰め合わせ感満載ですね。

概要を読んでも目新しい要素が見つからないので、特に惹かれません。

西島秀俊さんと杉野遥亮さんを見るだけのドラマで終わりそう…。

 

出演:永野芽郁西島秀俊杉野遥亮

脚本:大北はるか(「ラジエーションハウス  シリーズ」「グッド・ドクター」「ナイト・ドクター」)

演出:青山貴洋 (「下町ロケット(2018)」「半沢直樹(2020)」「天国と地獄」)

   棚澤孝義 (「大恋愛」「着飾る恋には理由があって」「インビジブル」)

   泉正英  (「病室で念仏を唱えないでください」「インビジブル」)

音楽:青木沙也果(「カノジョも彼女 ※アニメ」「この初恋はフィクションです」)

編成:青木伸介 (作品不明)

   森岡梢  (作品不明)

プロデュース:松本友香(「私の家政夫ナギサさん」「着飾る恋には理由があって」)

     岩崎愛奈(「私の家政夫ナギサさん」「#家族募集します」「ファイトソング」)

主題歌:DISH//「しわくちゃな雲を抱いて」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/unicorn_ni_notte_tbs/

 

 

水曜日 

 

家庭教師のトラコ(7/20・日本テレビ・水曜22時)★★

 

家庭教師のトラコが子供たちに教えるのは、"世の中にある現実"だけ。それを見せる事で、子供たちはお金の使い方も学び、自分の進む道も分かるようになる。そんな子供たちの変化を通して、同じく問題を抱えている3人の親も救っていく、個別指導式ヒューマンドラマ。

 

まぁ、良くも悪くも"ファンタジー"なんですよね…遊川作品は(笑)

なので、特に期待はしておらず。

現実世界を見せるだけあって、世相や社会派要素を

ある程度反映させた作品になると良いのですが…。

 

出演:橋本愛中村蒼美村里江板谷由夏鈴木保奈美細田佳央太 他

脚本:遊川和彦(「過保護のカホコ」「ハケン占い師アタル」「となりのチカラ」)

演出:伊藤彰記(「過保護のカホコ」「ハケン占い師アタル」「ハコヅメ」)

   岩本仁志(「崖っぷちホテル!」「恋はDeepに」「らせんの迷宮」)

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー:田中宏史(「君と世界が終わる日に シリーズ」「ブラック校則」「悪女」)

       石尾純 (「家政婦のミタ」「偽装の夫婦」「ヒガンバナ」※全て演出)

プロデューサー:大平太 (「泣くな、はらちゃん」「同期のサクラ」「ハコヅメ」)

        田上リサ(「過保護のカホコ」「同期のサクラ」「ハコヅメ」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/torako/

 

 

テッパチ!(7/6・フジテレビ・水曜22時)★★

 

陸上自衛隊を舞台に、未熟な若者たちが、現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛、汗と涙…など、日々壁にぶつかったり悩んだりしながらも、奮闘していく姿を描いた熱血青春物語。また、任務中以外のシーンでは、“厳格な”イメージからは想像もつかない、自衛官たちのおちゃめな姿や笑いあるシーンも盛りだくさんとなっている。

 

若者群像劇で青春物語…う〜ん、往年ヒット作の焼き回し感が漂ってますな…(汗)

任務中以外のシーンでは、コミカルなシーンも盛りだくさんと言っていますけど、

若者人気の役者さんが集まっているのもあって、その描写に偏って

"仕事"の描写は疎かになっていきそうな気もしています。

脚本家もちょっと弱いですし…。

 

出演:町田啓太、佐野勇斗白石麻衣北村一輝

脚本:本田隆朗(「レンタルなんもしない人」「ユーチューバーに娘はやらん!」)

   関えり香(「ハロー張りネズミ」「後妻業」「ゴシップ」)

   諸橋隼人(「パフェちっく!」「星から来たあなた」「アイゾウ ※SP」)

演出:石川淳一(「リーガルハイ シリーズ」「海月姫」「ゴシップ」)

   根本和政(「忘却のサチコ(2018)」「その女、ジルバ」「じゃない方の彼女」)

音楽:(「」「」「」)

企画:渡辺恒也(「警視庁いきもの係」「海月姫」「ゴシップ」)

   江花松樹(「レンアイ漫画家」「推しの王子様」)

プロデューサー:山崎淳子 (「明日の約束」「結婚相手は抽選で」「リカ ※映画」)

企画・プロデュース:栗原美和子(「リカ シリーズ」「結婚相手は抽選で」「後妻業」)

主題歌:GENERATIONS from EXILE TRIBE「チカラノカギリ」

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/teppachi/index.html

 

 

木曜日 

 

六本木クラス(7/7・テレビ朝日・木曜21時)★★

 

大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本版。絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく下剋上を主軸に、ラブストーリー、そして青春群像劇が交錯した、究極のエンターテインメントとなっている。

 

下剋上、復讐ねぇ…。テレ朝のドラマではお馴染みなので、

別に海外の原作を借りなくても作れそうなのに…と思えてなりませんね(苦笑)

 

今までの韓ドラリメイクと少し違うのは、日本版に置き換えた原作が既に存在しており、

その制作に『梨泰院クラス』の原作者さんが携わっている…という所なんですが。

私としては、テレ朝で同じく海外リメイク作品だった

「サイン –法医学者 柚木貴志の事件–」「24 JAPAN」、

さらに広げれば、長年の月日を経てアレンジされた「ハゲタカ」を

どれもリタイアしてしまっているので、本作も特に期待はしておりません。

 

出演:竹内涼真新木優子平手友梨奈早乙女太一鈴鹿央士、香川照之

脚本:徳尾浩司(「おっさんずラブ シリーズ」「私の家政夫ナギサさん」「恋はDeepに」)

監督:田村直己(「未解決の女 シリーズ」「ドクターX シリーズ」「桜の塔」)

   樹下直美(「未解決の女 シリーズ」「この声をきみに」「ゴシップ」)他

音楽:高見優 (「BG シリーズ」「義母と娘のブルース」「持続可能な恋ですか?」)

ゼネラルプロデューサー:横地郁英(「未解決の女 シリーズ」「セミオトコ」「未来への10カウント」)

プロデューサー:大江達樹(「ドクターX シリーズ」「七人の秘書」「愛しい嘘〜優しい闇〜」)

        西山隆一(「ドクターY(2019),(2020) ※SP」「未解決の女2」)

        菊池誠 (「未解決の女 シリーズ」「漂着者」「未来への10カウント」)

主題歌:[Alexandros]「Baby's Alright」

原作 :チョ・グァンジン『六本木クラス〜信念を貫いた一発逆転物語〜』

    チョ・グァンジン/キム・ソンユン『梨泰院クラス』

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/roppongi_class/

 

 

純愛ディソナンス(7/14・フジテレビ・木曜22時)★★

 

とある教師の失踪事件をきっかけに、副担任の正樹と生徒の冴は絆を深め合う。正樹はいつしか彼女に特別な感情を抱くも、恋だとは認めたくない一方で、冴は恋だと信じて疑わず…。随所に事件性、エキセントリックな展開が散りばめられた、純愛&ドロドロ="純ドロ"をお届けする。

 

ディソナンスとは「不協和音」を意味するらしいです。

教師と生徒の恋愛モノ…組み合わせ自体は別に苦手ではないですが、

背負っているものや価値観の違う2人である事、

そして、子供と大人の狭間である高校生ならではの繊細な一面を丁寧に描いた上で、

共感してみたくなる恋愛物語になるのか?という所ですよね。

しかし、ネックになってくるのが脚本家の複数体制。

全体的に弱い気がしますし、4人ともなると登場人物の心情描写に

整合性がとれなくなりそうで心配です…。

 

ところで…本作の事前情報をあまり知らない状態で見たい!という方は

公式サイトの概要(イントロダクション)ページを読まない事をオススメします。

そんな先の話も書いちゃうの?って内容まで記載されているので(汗)

(あえて上記の作品概要では触れませんでした。)

 

出演:中島裕翔、吉川愛比嘉愛未、髙橋優斗、佐藤隆太

脚本:玉田真也 (「JOKER×FACE」「女子高生の無駄づかい」「アノニマス」)

   大林利江子(「こえ恋」「ラブリラン」「女子高生の無駄づかい」)

   倉光泰子 (「ラヴソング」「刑事ゆがみ」「アライブ」「うきわ」)

   武井彩  (「捜査会議はリビングで! シリーズ」「アバランチ」)

演出:木村真人 (「絶対零度(2020)」「知ってるワイフ」「ゴシップ」)

   土方政人 (「謎解きはディナーのあとで」「ヘッドハンター」「知ってるワイフ」)

   菊川誠  (「警視庁いきもの係」「女子高生の無駄づかい」「江戸モアゼル」)

音楽:横山克  (「わろてんか」「トップナイフ」「愛しい嘘〜優しい闇〜」)

編成企画:高野舞(「昼顔」「モンテ・クリスト伯」「アライブ」)

プロデュース:森安彩 (「心がポキッとね」「ランチ合コン探偵」「江戸モアゼル」)

       関本純一(「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜(2020)」「江戸モアゼル」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/lovedisso_fuji/index.html

 

 

量産型リコ(6/30・テレビ東京・木曜24時30分)★★★

 

性格、好きなもの、センス…どれをとっても平均的なタイプである事から、同僚から「量産型の人間」と言われモヤモヤしていた璃子は、ある日町でふと見かけた「量産型ザク」というプラモデルと出会う。徐々にプラモデルの魅力に惹かれ、それきっかけで自分自身を見つめ直し、大人になっていくまでの成長期を描く、ホビー・ヒューマンドラマ。

 

プラモデルとは全く無縁な人生を送ってきたのですが、

スタッフが過去に手掛けられた「八月は夜のバッティングセンターで。」

「お耳に合いましたら。」が好みな作品だったので、見てみようかなぁと。

木曜日の中では、本作に一番期待してたりします。

 

出演:与田祐希藤井夏恋望月歩、中島歩、田中要次

企画・原案・脚本:畑中翔太(「八月は夜のバッティングセンターで。」「お耳に合いましたら。」)

脚本:マンボウやしろ(「ラッキーセブン」「絶メシロード」「お耳に合いましたら。」)

   ゴージャス村上(作品不明)

   オコチャ(作品不明)

監督:アベラヒデノブ(「日本ボロ宿紀行」「東京放置食堂」「ムショぼけ」)

音楽:(「」「」「」)

プロデューサー:寺原洋平 (「サ道 シリーズ」「八月は夜のバッティングセンターで。」)

       漆間宏一 (「捨ててよ、安達さん。」「八月は夜のバッティングセンターで。」)

       山田久人 (「LAPSE ラプス ※映画」「八月は夜のバッティングセンターで。」)

OPテーマ:樋口楓「ビューティーMYジンセイ!」

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/ryosangatariko/

 

 

金曜日 

 

石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー(7/8・TBS・金曜22時)★★★★

 

4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒パラリーガル・石子と、1回で司法試験に合格した高卒の弁護士・羽男の"石羽コンビ"が、誰にでも起こりうる身近なトラブルに挑みながらも、互いに自らのコンプレックスに向き合い、成長していく姿もコミカルに描く、異色のリーガル・エンターテインメント。

 

「アンナチュラル」「MIU404」「着飾る恋には理由があって」「最愛」の

演出家・塚原あゆ子さんと、プロデューサー・新井順子さんが再びタッグを組まれるとの事で、

まず間違いはないでしょう。

一見小さなトラブルから、人々の"大切な暮らし"を覗き見る…という着眼点も面白そう。

刑事事件の真相を暴いていく王道の作品よりも、

そういった日常的な題材を扱った作品の方が好みなんですよね。個人的には。

 

凸凹コンビモノ、演技派のお2人、基本的に恋愛は絡まない所は

前作の「インビジブル」と共通してますね。

前作は期待度も高かった分かなりガッカリさせられたので(笑)

どうか挽回してくれる事を願います!!

 

出演:有村架純中村倫也赤楚衛二さだまさし

脚本:西田征史 (「信長協奏曲」「とと姉ちゃん」「原島浩美がモノ申す!」)

演出:塚原あゆ子(「アンナチュラル」「着飾る恋には理由があって」「最愛」)

   山本剛義 (「Nのために」「私の家政夫ナギサさん」「妻、小学生になる。」)

音楽:得田真裕 (「監察医 朝顔 シリーズ」「アンナチュラル」「#リモラブ」「インビジブル」)

編成:中西真央 (「書類を男にしただけで ※SP」「最愛」「ファイトソング」)

   松岡洋太 (作品不明)

プロデュース:新井順子(「アンナチュラル」「着飾る恋には理由があって」「最愛」)

主題歌:「」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/ishikotohaneo_tbs/

 

 

NICE FLIGHT!(7/22・テレビ朝日・金曜23時15分)★★★

 

パイロットである主人公が、ある日、顔も名前も分からない女性管制官の声に"ひと聞き惚れ"した事から始まる、働く大人の《仕事と恋》の物語。老若男女、全世代が楽しめる王道の恋愛ドラマが誕生する!

 

玉森裕太さんと中村アンさんの組み合わせと言えば、

3年前に放送された「グランメゾン東京」ですね。

 

深夜枠でラブストーリーとなると、どことなくZ世代向けのイメージがあるのですが、

本作がうたっているのは「30代のリアルなラブストーリー」なので、そこは珍しい。

(っていうか、玉森さんってもう30代突入されてたんですね。びっくり…)

空港が舞台のドラマでありがちな若者群像劇テイストや、あざとい胸キュン演出に寄らず、

30代になったからこそのちょっとした"余裕"や"大人っぽさ"が感じられる

作品になれば良いなぁと思ってます。

 

出演:玉森裕太中村アン尾上右近阿部亮平(Snow Man)、玉城ティナ

脚本:衛藤凛 (「偽装不倫」「私たちはどうかしている」「コタローは1人暮らし」)

演出:宝来忠昭(「こえ恋」「嘘の戦争」「セミオトコ」「消えた初恋」)

   木内健人(「さくらの親子丼 シリーズ」「24 JAPAN」「愛しい嘘」)

音楽:沢田完 (「ドクターX シリーズ」「奪い愛、冬」「七人の秘書」)

ゼネラルプロデューサー:中川慎子(「和田家の男たち」「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」)

プロデューサー:神田エミイ亜希子(「僕の初恋をキミに捧ぐ」「24 JAPAN」「消えた初恋」)

       田中真由子(作品不明)

       森一季  (「僕の初恋をキミに捧ぐ」「真夏の少年」「群青領域」)

主題歌:Kis-My-Ft2Two as One

公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/niceflight/

 

 

雪女と蟹を食う(7/8・テレビ東京・金曜24時12分)★★

 

命を絶とうとするが、どうしてもあと一歩が踏み出せずにいた北は、ふとテレビのグルメ番組を見て、どうせなら北海道で最初で最後の蟹を食べてから死のうと決意した。お金はないので、図書館で出会った人妻に狙いを定め、家に入って金を要求する事に。しかし、それに対する彼女の行動は予期せぬもので…?蟹をきっかけに、ミステリアスな2人の旅が始まる。

 

「雪女と蟹を食う」というタイトル、ポスタービジュアルが出た時、

もう「はい???」って言うしかありませんでしたよね(爆)

雪女と蟹巡りするグルメドラマではなく、蟹が2人を結びつける不倫ドラマらしい。

不倫ドラマとなるとドロドロ描写強め…あんまり食指が動かないんですけど、

タイトルの衝撃につられて、とりあえず初回だけ見てみますw

 

出演:重岡大毅入山法子久保田紗友淵上泰史勝村政信 他

脚本:まなべゆきこ(「連続殺人鬼カエル男」「レッドアイズ」)

   イ・ナウォン(「明日、私は誰かのカノジョ」)

   灯敦生 (「狂武蔵 ※映画」「お耳に合いましたら。」)

監督:内田英治(「家族ごっこ ※映画」「Iターン」「ミッドナイトスワン ※映画」)

   柴田啓佑(「ミリオンジョー」「ゲキカラドウ」「鹿楓堂よついろ日和」)

   松本優作(「湘南純愛組!※映画」「乃木坂シネマズ 2話」「神様のえこひいき」)

音楽プロデューサー:田井モトヨシ(「ワカコ酒 シリーズ」「ただ離婚してないだけ」)

音楽:Teje(「鈍色の箱の中で」「ぐらんぶる ※映画」「ただ離婚してないだけ」)

チーフプロデューサー :祖父江里奈(「きのう何食べた?」「生きるとか死ぬとか父親とか」)

企画・プロデューサー:松本拓 (「銀と金」「きのう何食べた?」「病院の治しかた」)

プロデューサー  :勝俣円 (「湖池屋SDGs劇場 サスとテナ シリーズ」)

          尾関玄 (「はるヲうるひと」「ミッドナイトスワン」※全て映画)

          新谷朋成(作品不明)

主題歌:ジャニーズWEST「星の雨」

原作:Gino0808『雪女と蟹を食う』

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/yukionnatokani/

 

 

土曜日 

 

空白を満たしなさい(6/25・NHK総合・土曜22時)★★★

 

ある夜、徹生は会社の会議室で目覚める。しかし、妻の発言から、自分は3年前に会社の屋上から転落死していた事が発覚した。全く思い出せない徹生は、なぜ死んだのかという理由を探っていく…。

 

(6/25、初回未視聴の状態でのコメントです)

サスペンスでもあり、ヒューマンでもある…?

初回を見てみない事にはまだ何とも言えませんが、見応えはありそう。

設定からして奥深い気がするんですが、

小説由来の面白さをドラマ用に落とし込んで、全5話で描き切れるかどうかかな?

 

出演:柄本佑鈴木杏萩原聖人風吹ジュン阿部サダヲ

脚本:高田亮 (「恋のツキ」「僕の姉ちゃん」「神木隆之介の撮休」)

演出:柴田岳志(「透明なゆりかご」「今ここにある危機とぼくの好感度について」)

   黛りんたろう(「ツバキ文具店」「ぬけまいる」「螢草」「半径5メートル」)

音楽:清水靖晃(「透明なゆりかご」「今ここにある危機とぼくの好感度について」)

制作統括:勝田夏子(「半分、青い。」「今ここにある危機とぼくの好感度について」)

     落合将 (「とと姉ちゃん」「麒麟がくる」「旅屋おかえり」)

主題歌:「」

原作 :平野啓一郎『空白を満たしなさい』

公式サイト:https://www.nhk.jp/g/blog/g9l-h7sscwil/

 

 

初恋の悪魔(7/16・日本テレビ・土曜22時)★★★★

 

警察署に勤めながらも捜査権のない4人が、真実だけを求めて、やり手の刑事とは違った感性と推理で頼まれてもいない難事件を解明していく。いつしか芽生えた友情、そして恋も…?4人の小洒落てこじれたミステリアスコメディーをお届けする。

 

坂元裕二先生の脚本なので、ある程度の安心感がありますね。

刑事でも探偵でもない主人公が、お得意の推理で事件を解明していく…といったドラマは

今までにもありますが、まず会話劇だけでも楽しめそう。

少しコメディちっくな雰囲気になっているのが新鮮です。

「正義感も出世欲もない、求めているのは、ただ…真実のみ。」と概要に描かれている辺り、

坂元先生の持ち味である"何かを失っている人々"の愛らしい描写が

より前面に押し出される作りになるのかもしれませんね。

 

出演:林遣都中野太賀、松岡茉優柄本佑

脚本:坂元裕二(「最高の離婚」「カルテット」「anone」「大豆田とわ子と三人の元夫」)

演出:水田伸生(「ゆとりですがなにか」「anone」「獣になれない私たち」)他

音楽:(「」「」「」)

チーフプロデューサー :三上絵里子(「二月の勝者」「逃亡医F」「パンドラの果実」)

プロデューサー:次屋尚  (「先に生まれただけの僕」「anone」「二月の勝者」)他

主題歌:「」

公式サイト:https://www.ntv.co.jp/hatsukoinoakuma/

 

 

日曜日 

 

オールドルーキー(6/26・TBS・日曜21時)★★★

 

現役サッカー選手だったものの、ある日怪我の影響で突如引退してしまった新町が、自身の再起や愛する家族のために新たに踏み出したのは「スポーツマネージメント」という世界だった。自らの人生を生き切ろうと模索するすべての人に送る、この夏、最も笑えて泣けるヒューマンドラマ。

 

脚本家は福田靖さん。

スポーツを取り入れていて、怪我で現役引退からの"再起"がテーマの作品という事で、

つい最近放送されていた「未来への10カウント」を

日曜劇場風にアレンジしたみたいな仕上がりになるのかもしれませんね。

ビジネスの視点は、同じく選手を指導する立場の話を描いた

ノーサイド・ゲーム」を借りて…って所かな?

まぁ、それ以前に、とあるゴタゴタが影響してこないかが心配なのですが…。

 

出演:綾野剛芳根京子中川大志岡崎紗絵、増田貴久 他

脚本:福田靖 (「まんぷく」「書けないッ!?」「未来への10カウント」)

演出:石井康晴(「逃げるは恥だが役に立つ」「テセウスの船」「ファイトソング」)

音楽:木村秀彬(「コウノドリ シリーズ」「この恋あたためますか」「やんごとなき一族」)

編成:東仲恵吾(「重版出来!」「グッドワイフ」「最愛」「インビジブル」)

   高橋秀光(作品不明)

プロデュース:関川友理(「SAKURA〜事件を聞く女〜」「ドロ刑」「DCU」)

     松本明子(「3年A組」「オー・マイ・ボス!」「婚姻届に判を捺しただけですが」)

主題歌:King Gnu「雨燦々」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/OLDROOKIE_tbs/

 

 

新・信長公記(7/24・日本テレビ・日曜22時30分)★★

 

とある戦国オタクの博士が次々と生み出した戦国武将のクローンが、名門高校に集結!駆け引き、策略、裏切りなど、何でもありの方法で覇権争いを繰り広げる、学園天下獲りエンターテインメント。

 

なんか…すごい荒唐無稽な話ですね。学園天下獲りエンターテインメントって…(笑)

 

時代劇や大河ドラマなど、基本的に歴史が取り入れられた作品は、

何と言うか…その時の服装や言葉遣いからどんな時代だったかを把握し、

そこで都度挿入される解説も含めて"全体を理解する作業"から始めないといけない

回りくどさがあるので、避けがちなんですよね。

自分の生きていない時代、普段見慣れていない時代だから

作品の世界観に入り込みづらいとも言いますか。(別に歴史は苦手ではなかったけれども…)

なので、本作は歴史を深く掘り下げず、登場人物をデフォルメして、

ただひたすら"キャラ"を楽しめる作品だったら良いなぁ…と思ってます。

 

出演:永瀬廉、山田杏奈 他

脚本:金沢知樹(「半沢直樹2」「その日、カレーライスができるまで ※映画」)

   伊達さん(「40万キロかなたの恋 ※SP」「おじさまと猫」「推しの王子様」)

監督:中島悟 (「世界一難しい恋」「もみ消して冬」「真犯人フラグ」)

   豊島圭介(「妖怪シェアハウス シリーズ」「豆腐プロレス」「泣くな研修医」)

音楽:林ゆうき(「緊急取調室 シリーズ」「真犯人フラグ」「未来への10カウント」)

チーフプロデューサー :沼田賢治(「リピート」「ランチ合コン探偵」「探偵が早すぎる2」)

プロデューサー:中山喬詞(「探偵が早すぎる(2018)」「CHEAT チート」「極主夫道」)

        小島祥子(「極主夫道」「カラフラブル」「ボクの殺意が恋をした」)

        清家優輝(「仮面同窓会」「極主夫道」「じゃない方の彼女」)

共同プロデューサー  :三上絵里子(「二月の勝者」「逃亡医F」「パンドラの果実」)

主題歌:「」

原作:甲斐谷忍『新・信長公記〜ノブナガくんと私〜』

公式サイト:https://www.ytv.co.jp/shinchokoki/

 

 

まとめ

 

期待度ランキングをTOP5で付けるならば...

1位 石子と羽男−そんなコトで訴えます?−(TBS・金10)

2位 初恋の悪魔(日テレ・土10)

3位 空白を満たしなさい(NHK・土10)

4位 量産型リコ(テレ東・木深夜)

5位 魔法のリノベ(フジ・月10)

といった感じ。

 

ここからは、ドラマのラインナップを見ての超個人的な所感をつらつらと...。

 

意外とお金がかかってそうな夏ドラマ

 

公正取引委員会×「競争の番人」、防衛省×「テッパチ!」、BANDAI×「量産型リコ」、

日本航空×「NICE FLIGHT!」、Jリーグ×「オールドルーキー」、

そして、日韓共同プロジェクトの「六本木クラス」と、

大きな機関からネームバリューのある企業まで制作協力する作品がそれなりに多い今期。

 

夏クールはあまり作品に力を入れていない印象があるので、←あくまでも個人の印象!!

「〇〇が全面協力」って宣伝文句があると、見応えありそうだな…見てみようかな…という

ちょっとした好奇心が生まれて良いですよね。

 

ただ、そういった手法はあくまでも"視聴者の集客"が一番の目的になりますから、

見応えがあるか、面白いかどうかは、脚本と演出次第ではあると思っています。

ほら…「DCU」の件もあるので(苦笑)

最後まで良い関係を保ち続けて、

どうかお金のかかりようと内容が見合った作品になりますように。

 

今期はちょっとラインナップが弱め?

 

同じく全体的に期待度低めだった前期の時も、

このキャストでこのスタッフなら間違いなし!な作品が何作かあったんですが、

今期に関しては、うーん…初回を見てみないと分からない…

今の段階では判断しようがない…といった感じですね。

それに、3人、4人体制の脚本が比較的多いのも不安です。

回によって、物語の方向性や登場人物の設定にブレが生じるケースをよく見かけますから(汗)

 

唯一、脚本家やキャストで期待出来そうなのは

「石子と羽男」「初恋の悪魔」の2作品って所でしょうか。

あとはふんわりと期待する程度です。

 

"1日1本"をベースに、最後まで書くドラマの本数は減らす予定です

 

前期では視聴予定&初回感想執筆予定の作品を23本紹介したのですが、

4本をリタイアして、最終的に全話の感想を投稿出来たのは、なんと約1/5の4本だけ(苦笑)

無理しない、しばらくはリハビリ代わりにやっていくと宣言したにしても、

あまりにも少な過ぎましたね。超マイペース投稿で申し訳ありません^^;

面白くなる兆しが見えなくて、ネガティブな感想ばかりになりそうだから断念する…とか、

個人のスケジュールの都合で感想に手がつけられそうにないから諦める…とか

いろいろ理由がありまして(汗)

 

私事ですが、今期夏クールをもって、感想を書き始めてから5年が経ちます。

生活環境が違うにしろ、あの頃は何でもかんでも書いていたっけな〜…と思い返しながら、

原点回帰するつもりで、でも無理しない範囲で、投稿数をじりじり増やしていきたいですね。

 

***

 

ではでは、個人的ヒット作が出て来れば良いなぁと願いつつ...

夏クールのドラマを楽しみに待ちましょう(´∀`)

 

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ナンバMG5 10話(最終回) 感想|卒業編の放送も夜露死苦!!

 

 

最終回の冒頭でよくある、今までの話をまとめた回想の時点で、

最初から山場だぞ!という作り手側の"本気(ガチさ)"を感じましたね…。

 

WANIMAの挿入歌「りんどう」の歌詞

流れるときの早さに 体を委ね 眺めてる

変わりのない 物語 引き返すことも出来ずに

(中略)この思いと引き換えに 目の前の扉をくぐって

生きて生きて生き抜いてやれ

に合わせて映し出されたのは、「普通の青春がしたい!」と思いっきり書き込んだ

桜の花びらの付箋を貼る所から始まった、高校生活に胸膨らむ"希望"の日々から、

不条理な出来事で警察に連行されてしまう"挫折"のラストまで。

でも、時系列に沿った単なる振り返りではなく、

前回のラストを合間に挟んで、初期から直近のエピソードと

割と前後を行き来する構成になっていた。

それは、「自分の送りたい青春を本気で送れたか?」「このまま終わって良いのか?」という

剛(間宮祥太朗)への"問いかけ"でもあったし、

誰1人欠ける事なく全員で高校生活3年間を送って、全員で卒業するために、

今ある目の前の壁に立ち向かっていくというクラスメイトみんなの"決意"でもあったし、

家族に嘘をつき続けながら青春を送る事に2年半葛藤を抱えながら生きてきた

剛の"人生そのもの"でもあって。

エピソードをバラバラに見せる事で、いろんな意味が込められているようで

初っ端から泣かされてしまいました…。

 

みんなが一丸となって校長に抗う展開は王道ではあったものの、

個人的に思い描いていたのとは少し違う結果になった最終回。

今までの時間経過の飛ばしっぷりを考慮すると、

最終回で猛(満島真之介)と兄弟背中合わせで共闘した事で

ヤンキーだった自分にケリをつけ、

途中から卒業式での様子をガッツリ描いてくれるんじゃないかと

期待していた部分があったので、

そこまでは尺の都合で手をつけられなかった?という勿体なさは感じましたが。

でも、あくまでもヤンキーモノや学園モノといった括りに囚われず、

ひたすら「絆」「支えてくれる仲間たち(ファミリー)」の描写を貫き通した内容も、

それはそれで"らしい"ですし、気持ち良いなぁ…と。

家族が食卓に集まってから流れる主題歌のタイミングも、アリでしたね。

もう半年になってしまったけれども、家族全員に認められた今、

俺の高校生活はまだまだ終わらない!という、

輝かしい未来が期待出来る終わり方になっていた気がします。

 

以前の感想にも書いた通り、当初はてっきりコメディ色の強いドラマだと思い込んでいた分、

世間と同じくらいの熱量では見てはいませんでした。

が…回を重ねるごとに、泣かせるシーンでもそうでなくても

頻繁に涙腺に訴えかける頻度が増えるほど、愛着を持って見るようになったのは、

脚本の構成力はもちろん、間違いなく役者さんと役の親和性の高さにあると思っています。

神尾楓珠さんも森本慎太郎さんも、正直そこまで強く注目していなかったのに(こら…)、

本作のお陰で、中の人まで好きになりそうでしたもん。

モジモジゴリラは今後も忘れる事はないでしょう(笑)

月並みな表現ですけど、この方と言ったらこの役!というイメージが

しばらくこびりつきそうなほどハマリ役でした。

先ほど「〜も見たかった」旨の感想を書いたのも、本作の登場人物があまりにも魅力的で、

時間が経過していくにつれて、それぞれの成長や葛藤をじっくり感じ取りたかったから…

っていうのもあるのかもしれませんね。

 

新枠となった水10枠の第1作目で、どうなるかと思った本作。

裏被りして、裏も同じように元気をもらえる系の作品だったらしく

視聴率が中々苦戦していた印象はあったものの、

SNSではトレンド入りが多いほど好評で、良いスタートを切れたんじゃないかと思います。

まぁ、わざわざ似たようなジャンルを水10枠に被せてくる辺り、

5年前の夏クール(6作品目)をもって短命で終わった日9枠と

同じ悪夢が襲ってきそう…っていう不安は今でもあるんですけども(苦笑)

でも、私としては日テレの水10ドラマは合わない事が多いので、

時間をズラしてでも生き延びて欲しいんですよね…。

 

勧善懲悪が主流だった昔ながらの人情時代劇を、

「自分は自分らしく生きる」「多様性を受け入れる社会」といった

現代ならではのメッセージが内包されたドラマに取り入れ、

血まみれの暴力シーンや残酷なシーンがコンプライアンス的に使えない代わりに、

笑いと感動のメリハリを、個性的な登場人物を通して見せてくれた。

このご時世なのもあって、ひたすら純粋で正義感に燃える人物で紡がれる物語に

釘付けになる視聴者も多かったと思いますし、

昭和の良さと令和の良さを上手く融合出来ていたからこそ、

反響も大きかったんじゃないでしょうか。

 

その反響のお陰で…来週は松が主役となった?特別編の放送が決定ですね。

松不足だったので嬉しい♪

美大に入れたのかどうかにも言及してくれると良いですが…

卒業式スペシャルの放送もぜひぜひ夜露死苦です!!


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インビジブル 10話(最終回) 感想|脚本が残念…に尽きる。

 

 

途中ながら見だった時期もありつつ、何やかんやで最後まで見ちゃいました。

高橋一生さんと柴咲コウさん×基本的に良作の多い金10枠の組み合わせなら

そのうちどこかで面白くなる回が来るだろう…という

一縷の望みをかけ続けてきましたが、一向に改善される事はなく。

内通者は誰だの、真のインビジブルは誰だの、

後から追加された縦軸でダラダラ引っ張り続けた後半より、

むしろ、既に褒めた感想を書いていなかった前半の方がまだマトモだった気がします。

 

何と言うか…高橋一生さんと柴咲コウさんの共演で、

視聴者が見たかったものと、作り手が実際に作り上げたものに

大きなギャップが生まれた。それに尽きるんでしょうかね。

本作は本来、事件を解決するためならどんなグレーな手段も使うはぐれ刑事と、

犯罪に関する知識に長けた犯罪コーディネーターがコンビを組んで

見えない巨悪に立ち向かっていく…がコンセプトであったはず。

しかし、後半で、内通者が誰かを考察する時間に数話分充てたために、

キリコ(柴咲コウ)はキリヒト(永山絢斗)に振り回される描写が続いて

徐々に"コンビ"のかけらもなくなり、当初の物語とは風変わりしてしまった。

 

事前に伝えられた全10話という話数を持たせる意図があったとしても、

個人的には、純粋に、シンプルに、

刑事と犯罪コーディネーターの2人が活躍するコンビモノで良かったのでは?と思うのです。

演技力に定評があって、以前でも共演経験のあるお2人なら

息はぴったりだろうし、掛け合いを魅せるだけでも作品として成立出来そうですし。

それに、性格や階級が凸凹のコンビモノなら世に溢れていても、

犯罪コーディネーターと手を組む…ってだけで斬新で、

多くの視聴者が見てみようって気にはなるはず。

なのに…登場人物や設定で変に風呂敷を広げて大規模に見せようとするから、

不自然な点や無駄な要素が目立ってくる訳で。

先ほど書いた話の方向性が変わっていっているのもそうですが、

他には、「特命捜査対策班へ左遷される」くらい荒くれ者だった志村(高橋一生)が

前回では上司の命令に従っているだとか。

そもそも、猿渡(桐谷健太)を逮捕する事が本作のゴールなら、

キリヒトを登場させて、死なせる必要ってあったの?とか。

もう、見ていると本当にツッコミポイントしか出てこないんですよ(汗)

 

特に粗を感じたのは、猿渡を捕まえるためにわざわざ大勢の警察を呼び寄せて

スタジアムに集結させた件。

いや、こんなに人がいるんだから、

彼の視界外の所にいる人は突っ立ってないで撃ってよ!っていうのはともかく…

えっと…スタジアムを借りて生配信する意味は?

という疑問の方が出てくるんですよね(苦笑)

キリコはクリミナルズを雇い直す事も可能なんでしょ? ←これも追加設定ですけど…

だったら、その方法を活かして、いつ暴れだすかも分からない広い場所で遊ばせておくよりも、

例えば、かつて猿渡側にいた狙撃手のクリミナルズを雇い直す流れとかにした方が

確実に仕留められたと思うんですが。

志村が撃って手錠をはめたとて、志村LOVE♡な彼なら喜ぶ案件で

"悪の成敗"を見せるにはパンチが弱くなりますしねぇ…。

警察を無能呼ばわりさせるために用意されたエピソードとしか思えませんね。

 

猿渡のサイコパス具合も、残念ながら中途半端。

どうも頭のキレが良い人には見えず…(汗)

彼が内通者でリーパーである事を既に視聴者が知っているのにもかかわらず、

警察側はまだ知らない前提だという、いわゆる"回りくどい"話で引き延ばすくらいだったら、

せめて、彼がサイコパスになるまでの経緯や背景を深掘りして欲しかったですかね。

警察のみんなもしれっと受け入れているし、何だかここだけ駆け足だったような?

 

 

簡単に総括するとするなら…

本作だけでなく、ドラマ全般において言えるのは、

作品の質はキャストではなく、脚本と演出によって決まる…と思ってます。

私は…特に脚本だと考えているんですけどね。

登場人物も展開も構成も、全てを決める設計図だから。

 

いくらキャリアが長くて、演技力の高い役者さんが起用されたとしても、

あくまでも脚本を引き立てる・立体化させるための存在にしか過ぎないので、

脚本が破綻していても、基本どうにも出来ない。

でもって、役者さんの方が圧倒的にネームバリューがあるのを良い事に、

内容が悪かろうが演出が合わなかろうが、「面白くない」理由を押し付けられがち。

だから、回を重ねるごとに質が良くなって報われてくれれば…とも思ったんですが、

芝居の熱量が高ければ高いほど、かえって内容の未熟さが浮き彫りになって、

最後まで稚拙な作品だった…という印象は拭えませんでしたね。

 

金10であのお2人なら、もっと上質な作品が生まれたはず。

本当に勿体ないとしか言いようがありません。

高橋一生さんはアクション演技、柴咲コウさんは高級な服をモノにする妖艶な佇まいと、

本作で新たな魅力も感じさせたのに…

モンキーズとか、ブラックフライデーとか、所々のネーミングのダサさで

台無しにしていたような気もしています。

 

まぁ、あれこれツッコんだけれども、数ヶ月も経ったら

「モヘ〜ア〜の劇伴と警察がポンコツだった作品」として記憶に残りそうですけどね(苦笑)

だって、モヘ〜ア〜に割とレパートリーがあるのが可笑しくて…

どう流れてくるのか、それが唯一の楽しみ(?)だったんだもの…。

 

↓一応…1〜3話の感想はこちら↓

 

 

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ナンバMG5 9話 感想|普通の高校生活を送りたいだけなのに

 

 

分かってはいたけれども、ああ…つら…………(泣)

今回って1時間もやったんだっけ??っていう感覚が残ってます。

いつものワイワイガヤガヤした雰囲気からは到底想像出来ない

お通夜モードに胸が苦しくなり、親友との友情には安堵感からボロボロ泣けて、

終盤のシーンではまるで悪夢を見せられているよう。

悲し涙やら、嬉し涙やら、感情が忙し過ぎて

視聴後はどっと疲れが襲ってきてしまいました(笑)

こんなにどっぷりのめり込める王道ヤンキードラマも貴重ですね…。

 

カミングアウト回だからと言って、終始暗い雰囲気をまとわせるとか、

最後まで引っ張るとかではなく、

ある意味"緩衝材"ポジションである松と3人のやり取りを間に挟んできた所がズルいんですよねぇ。

伍代(神尾楓珠)と大丸(森本慎太郎)は良き理解者であるのは勿論なんですが、

松に関しては唯一、当初から剛(間宮祥太朗)の後を追っていて、既に秘密を知っている。

その事を踏まえて見てみると、難破家に残るのではなく、剛のそばにいる…という事実に

何だか温かさを感じてしまう訳なんですよ。

まぁ…家に帰りたいとは呟いていたけれども(笑)

それでも一緒にいてくれているって事は、少なからず、彼の想いを今まで見てきた上で

尊重したい気持ちはどこかにあるんだろうなぁ…と。

過去から現在までを知る者。彼の意志と人となりを知る者。

そんな仲間たちが集ったエピソードを中盤で盛り込み、

「もしかしたらこの仲間たちみたいに最後は分かってくれるかも…」と

希望を持たせる内容を持ってきたお陰で、

前半と後半のエピソードの不条理さが際立つものになっていた気がします。

 

そして、もう1つズルいと思ったのは、何と言っても終盤ね!

これもうっすら察してはいたけど、

喧嘩シーンなのに主題歌が流れない!!(泣)

剛がボロボロになった所で、猛(満島真之介)が助けに来たタイミングで

あの主題歌がかかる…という流れを、多くの視聴者が願っていたはず。望んでいたはず。

その視聴者心理を分かっているから、次回に持ち越したんですよね…

もう、まんまと手のひらで転がされてます(笑)

WANIMAさんの挿入歌も世界観に合っていて良いけれど、

喧嘩シーンで流れて欲しいのはしっとりとした曲ではない。

音量を大きくして欲しいのもその曲ではないし、剛が連行されるというタイミングでもない。

校長の意味分からなさも、ラストも含めてもどかしいw

 

今更なんですが、私、主題歌「眩光」って剛のキャラソンだと思っていて、

喧嘩に駆けつけた時にかかると「キターーー!!!」ってテンション高くなれて

かなり好きなんですよね。

冒頭から歌詞とメロディのパンチ力が強いから、

その曲がかかっただけで"勝ち確定"とも言えるのか。頼もしさを感じてしまうんです。

 

最終回はどうまとめてくるのか。

あの流れだと退学にはなってしまうんでしょうが、

あくまでも本作の舞台は"高校"で、"学生生活"を描く物語なので、

どうか◯年後に飛ばさず、3年間をしっかり描ききって欲しいですね。

そして、カタルシスからの痛快劇が見所でもある本作ですから、

今回で溜めて溜めて溜めた分、最後は「ヤンキー=悪」で終わらず

ハッピーエンドになってくれる事を信じてます!

 

卒業式もあるし、兄弟での共闘も見たいし…ああ、期待が膨らむばかり。

 

 

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正直不動産 感謝祭 感想|みんなに愛された作品だったんだねぇ…

 

 

"感謝祭"という名の総集編ではなく、本当に感謝祭と呼ぶに相応しい内容でした。

 

形式はざっくり言うなら、座談会+メッセージ動画といった感じ。新情報の方が圧倒的に多い。

朝ドラや大河ドラマだったら、こういった形の特別番組は

年末か放送前にやる傾向にありますが、

プライム帯のドラマだと見かけた事がないんですよね。

つまり…それくらい、レアケースだったって事。

某フジもただの総集編じゃなくて、

裏側やインタビューも見られる構成だったら良いのにな…っていうのは置いといて(笑)

 

過去の作品でももしかしたら、本作と同じく評判が良くて、

ファンを喜ばせるために何かやろうよ!って働きかけがあったものの、

いわゆる"大人の事情"で実現までには至らなかった…

なんてケースもあるのかもしれませんけども。

(少し外れた話題をすると、「これは経費で落ちません!」の続編も

まだまだ心待ちにしているんですよ…!!)

でも、撮影場所となった居酒屋にチームが再集結したり、

朝ドラ絶賛撮影中の福原遥さんがメッセージ動画を残したりするなど、

皆さんそれぞれがスケジュールの合間を縫って出演されているのを見ると、

作り手側が「絶対に"形"としてお返ししたい!」と懸命になられるほど

世間の評判が良かったんだろうなぁ…と思います。

※ちなみに、ここからネタバレに入りますので、未視聴の方はご注意を!

 

 

いざ視聴してみると、単に、応援してくれた視聴者に向けての感謝祭かと思いきや、

原作者の方々から"チーム"へ、役者さんから役者さんへの感謝も込められていて…

原作実写化で、これだけ全方位で愛されていた作品も中々珍しかった気がします。

 

脚本家・根本ノンジさんや監督・川村泰祐さんがゲストとして来て下さって、

脚本を書く上で心がけている事、風のこだわりなど、いろんな裏話を聞けただけでも嬉しいのに、

まさか、原作に携われたお三方のコメントまでお聞き出来るとは…!

おまけに、実写に寄せたイラストも電波を通してお披露目。

個人的には、こういう、実写化された作品に原作者が直接関わるケースって

あんまりないイメージの方が強くて。

反応されていたとしても、ご本人がTwitterで呟かれて終わりか、

原作と大幅に設定が変えられている場合は、

意味深な発言を残されるかスルーか…なんですよね。

しかも、表向きの褒めたコメントじゃなくて、

あくまでも"一視聴者"としての純粋かつ正直なコメント。だから重みがある。

これが、いかに作品の質が良かったかを物語っている証拠でしょう。

「頑張ろうと思える栄養ドリンクのようなドラマ」本当…仰る通りです。

 

「いかに作品の質を良くするか」で作り手側が実際に動いているのがよく分かる、

具体性のあるエピソードも語られました。

ほぼ実在する物件を扱っているとはびっくり。

監督全員でストーリーに見合った物件を100軒以上回るなんて、

マンションやアパートだらけの東京で想像してみたらもう…(汗)

内見シーンがあるならまだしも、とある地区の相場を事前に調べて、

じゃあそれに合わせた資料を作成しよう!で終わりじゃなんですね。

良い作品であればあるほど、目に見えない所で手間がかかっている説。

時代考証にも繋がってきますよね。

そんな裏側まで知らない視聴者の方が圧倒的に多く、見返りが少なくても、

作り込みに力を入れて下さるスタッフ…尊敬しかありません。

 

風のレパートリーも「風コレクション」として振り返ると、

こんなにバラエティ豊富だったんだ〜!と改めて知れて良いですね。

そして、同じく一覧を見てみて意外だったのは、ゲスト陣が中堅〜大御所揃いだった事。

旬な役者さんを起用するのもアリですが、

あえてそうしない選択をとると、何というか、

何年も何時間もかけて熟成された出汁やお酒にしかないような"味わい"が

物語から滲み出るもんなんですよねぇ。

 

山崎努さんから山下智久さんのお手紙も、詩のような趣があって

1文1文がスッと心に入っていきました。

クロサギ」は残念ながら見ておりませんが、あのお手紙だけでも

出会うべくして出会った、深い所で糸が結ばれた関係なんだろう…というのは察せられます。

 

実は、感謝祭に関しては感想を書くつもりはなかったんですが、

想像以上に充実した内容だったので、つい書いてしまいました(笑)

役者さん、スタッフ共々…本作に携われたチームの作品をまたお見かけしたいです。

それでは、今度こそ「へば!」(泣)

 

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マイファミリー 10話(最終回) 感想|怒涛の真相をどう受け止めるか?

 

 

誘拐事件の真犯人は誰なのか?真相は何なのか?

ただそれらが明かされる時を待つのみ…となった最終回。

ここまで(特に前回は)新情報をチラ見せしたり、

思わせぶりな演出をしたりしながら引っ張ってきたので、

たとえどんな結末がやってきたとしても、果たして納得出来るものになっているのか?

最終回はそれだけを目的に視聴しました。

まぁ…散々手のひらの上で転がされて、

約1時間内で一気に"説明"という名の後出しじゃんけんをするんだから、

否が応でも納得せざるを得ないんですけども(苦笑)

 

結果としては…辻褄が合うような?合わないような?

どっちつかずな印象を残して見終えた感じです。

何でそんなにはっきりしない感想なのかと言うと、

説明台詞のオンパレードでついて行くのに必死だったから(笑)

真犯人は「やっぱりね…」だったにしても、

真犯人が判明する前の妙に長い作り話に振り回されるわ、肝心の動機は

全て葛城(玉木宏)の語りで明かされるわで、 ←演技力をカバーするため?と思えたり…

短時間での膨大な情報量を前にすると頭が混乱して、

「まぁそれで合ってるんだろうな」って妥協する時が来るんですよねぇ。

 

でも、1つだけ分かるのは、同枠で似たような手段を使った

テセウスの船」よりかは無理がないという事。

そんな小さな事で…とツッコんでしまいそうな嘘でも、

隠そうとすればするほど大きな嘘へと膨れ上がっていく。

気づいた時には、もう手に負えないものになっていた。

犯罪のルーツはこれが鉄板だと思っているので。

 

真犯人自身も今振り返れば、あの時スマートに断っていれば、

乱暴にスマホを取り上げようとしなければ、救急車を呼んでいれば、

誘拐事件なんて大事にせずに済んだかもしれないと後悔しているでしょうけど…

結局、保身を最優先に動いてしまった。

なぜこの構成・物語を生み出したのかに関しては、

自分の守りたいものは地位なのか?名誉なのか?

家族なのか?それとも、家族に向けられる評価なのか?を登場人物各々に問いかけ、

取り返しのつかなくなる前に少し立ち止まってみる大切さを延々と伝え続けたかったから…

と捉える事にします。

実際、SNSでも我が家でも、「私だったらこうする」で話が飛び交うケースはあったので、

登場人物を自分に置き換えて見てみる面白さは、ちょっとだけ含まれていたと思います。

 

ただ、唯一モヤモヤが拭えないのは…当時の事故の捜査について。

「心春と同じように」という台詞や、終盤のくだりを見る限りは、

心春(野澤しおり)は遺体となって、

真犯人によってどこかに遺棄されたという事になるでしょう。

昼間で、かつ、心春が下校しているような時間帯なら、

少なからず近所の人々か、同じルートで帰っている同級生はいるかもしれない訳で、

学校に赴いて不審者がいなかったかどうか聞き込み調査をしたり、

亜希(珠城りょう)の交友関係を調べたりしなかったのかな?という疑問が残るんですが…。

刑事のそういった基本的な捜査をしている様子がスルーされ、

真犯人が明かされて以降は彼にまつわる描写ばかりだったのもあって、

「え?」という戸惑いや唐突感を覚えたのかもしれません。

 

世間の盛り上がりようだと、最終回の視聴率は有終の美で終わるんでしょうが、

個人的には、本作のような作りが"話題作""大ヒット作"とみなされるのには

素直に喜べなくて…。

後半になってからは、「考察好きの視聴者のためのドラマ」感が

滲み出ていた気がするんですよね。

嗜好は個人個人で違うとは分かってはいるので、この考えは軽く受け流して欲しいんですが、

人と人との交流から生まれる"ドラマ"を純粋に楽しみたい私としては、

視聴者に考察させるのが狙いの、最終回まで引っ張って翻弄していく作品が

最近多くなってきている事に複雑な気持ちを覚えています。

今期の某ドラマでも、最初はコンビで売っていたはずが

3話くらい「内通者は誰だ?」でだらだら引っ張り続けていたくらいですから…(汗)

 

そういうのが今の"トレンド"で、当分そんな作品が増えていくんだろうとは認識しつつも、

みんながみんなして、最終的には考察に走らないで

伝えたいメッセージを描き切っていただきたいなぁというのが私のちっぽけな願いです。

なので、本作は、世間と同じように

「面白かった!」とは言いづらい印象を抱えて終わる事になりそうです…。

 

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未来への10カウント 9話(最終回) 感想|これからも不撓不屈の精神で!

 

 

意外と…というのも何ですが、上手くまとまりましたね。

 

もちろん、「終わり良ければすべて良し」とまでは行かず、

桐沢(木村拓哉)に関する内容や設定を盛り込み過ぎてしまったために、

前半はそれらをゆったりと片付けていって

残った時間でやっと「京明高校対策」に突貫工事で取り掛かり始める…みたいな

時間配分の甘さが目につく所はあったんですが。

それでも、熱くなれる見所が押さえられていたから、

想像よりも満足に見終える事が出来たんだと思います。

 

部員1人1人に応援メッセージを贈るくだりには、卒業式を見ている感覚を覚えて、

これから新たな舞台へと羽ばたいていくみんなを鼓舞しているようで素敵。

ボクシング部全員で円陣を組むのも、"チーム"がはっきり見えて素敵。

どちらも学園モノでは王道なんですけど、

王道は王道なりに、視覚で印象に残りやすいという良さがある。

そこでバランスをとってきたのは巧妙な技ではあるなぁと。

そして…水野(山田杏奈)のリベンジもしっかり回収。

現実世界ではあんなに優しい言葉を

かけてくれないかもしれないけれども、

それでも、時を超えて再び戦った相手だと思うと、グッと来ますよねぇ。

 

視聴者によっては賛否両論ありそうな、インターハイ優勝まで見せなかった件については、

個人的には"あえて"描かないのが英断だった気がします。

本作はあくまでも「新たな未来に向かって走り出す人々」を描く作品であって、

シンデレラストーリーを描く作品ではないですからね。

運動部の憧れであろうインターハイにまで触れてしまったら

目標を達成した=ピリオドを打った事にもなってしまい、

極端に言えば、それはもう、本作の掲げてきたテーマからは離れてしまう。

 

人生はまだまだ長い。

桐沢と折原(満島ひかり)の二人三脚生活も始まったばかりだし、

高校生には夢や希望がたんまりある。

「どんな困難があっても負けずに立ち上がる事」を

意味する熟語「不撓不屈」をラストに持ってきたお陰で、

物語は終わっても、画面上ではもう見られないだけで

これからも彼らの挑戦は続いていくんだろうな…という"少し先の未来"を想像させられる

余韻を残す終わり方になっていたのは良かったです。

 

恋愛要素入れ過ぎ!もっとスポ根を見せて欲しい!

西条(村上虹郎)の見せ方が勿体ない!など、いろいろ不満はありましたが、

ここまで見てみると、それなりに"チームらしさ"は保たれていたんじゃないかとも思います。

キャスティングによる"大人の事情"はまぁ…

引退しても謎に部室にい続けて、途中から西条が登場するようになったのも、

本人には意欲があっても、大怪我を負ってしまう可能性の高いボクシングを

事務所の意向でガッツリやらせなかったからっていうのも

ありそうなんですけどね。←素人の勝手な憶測です

でも、基本的に誰かに偏る事なく、桐沢や部員たち、それぞれの見せ場を

ほぼ平等に作ってきたのは、近年の作品では珍しい気がします。

 

あの「あすなろ抱き」で話題を呼んだ木村拓哉さんだから、

ハグシーンにパロディを含ませるなどしてもっと遊びそうなものを、

贅沢に引きで撮ったのも。

"2人の結婚"がさり気なく分かる演出が施されていたのも。

話の腰を折らないように、恋愛パートを上品にまとめようという意図が伝わってきて、

最終回ではそこまで嫌悪感はありませんでした。

 

回想を見ると改めてびっくりするのは、当時の木村拓哉さんが

いかに暗い表情をされていてボソボソ声だったか…という事。

徐々に変わっていくと、元々備わっている「ザ・キムタク」っぽい頼もしさも感じさせつつ、

時にふとした影を覗かせる、"お馴染み"と"新しさ"が融合された主人公になっていたと思います。

 

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ナンバMG5 8話 感想|来週は覚悟して見るべし(泣)

 

 

修学旅行先が広島なのは珍しいなぁ。そして、高校2年じゃなくて3年の時に行くんですね。

西日本の方だと広島だったって人もいるのかしら…っていうのは置いといて(笑)

 

剛(間宮祥太朗)が修学旅行を満喫している一方で、

大丸(森本慎太郎)と伍代(神尾楓珠)も安藤(葵揚)と話をつけるために

こっそりと広島にやってくる…という設定にしている以上、仕方ないのかもしれませんが、

前半は両者のエピソードの切り替え頻度が多くて、ちょっと見づらかったかなぁ…?なんて。

短いペースで交互に見せてくるから、

どうしても話の進展よりも分離している感を強く覚えてしまうんですよね。

ああしたのも、同じ場所の同じ時間で、王道アオハルと喧嘩という正反対の要素が

同時に起こっているカオスさを表した意図もあったんでしょうけど…

個人的には、もう少しまとめて見せた方が、

展開のややこしさの解消に繋がるような気がしました。

 

そして、内容自体は…修学旅行ならではの例えで言うと、

前夜になってバタバタしながら荷物を詰めるように、

一気に最終章に向けて整えてきた感じですね。

特攻服が入れられているから、これで2人を助けに行けるね!とか、

保護者に電話する時に学校名言わないんだ(それを言ったら学年ごとの三者面談は…w)とか、

妙に都合の良い所もありましたが、基本的に元気でカラッとした雰囲気なので

コメディとして普通に楽しめています(笑)

 

剛が途中で修学旅行中である事を明かしていて、

それがきっかけでSNSで特定されてしまわないんだろうか…という不安もありましたが、

まさか猛(満島真之介)が学校に乗り込みに行くとはねぇ。

猛の言う「裏切り」は、嘘をつかれた以前に、

どうやら「喧嘩でテッペンを取らなくなる」事を指すらしい。

だからなのか、ラストのあの表情からは、剛がヤンキー=俺の愛すべき弟 だと信じたいという

鬼気迫るものが伝わってきました。

話が通じているのか通じていないのか分からない、いやどこかで気づいていそうな気もする

母と教師のアンジャッシュ風コントと合わせて、

剛の正体がバレそうなハラハラ感を別ベクトルで味わう内容になっていたと思います。

 

今回は最終章に迫ったのもあってか、みんなのアイドル・松の出番が比較的多め。

唯一の癒しでしたな…。

次回は家族と本格的に向き合う時が来るようで、

今回以上に松の存在を強く欲してしまう事になりそうです。

 

猛にとっての「裏切り」は、ある意味

「医者である親の子供も、医大に進学すべき」みたいな風習と同じとも言える訳で、

彼だけでなく、両親も無意識にそんな期待を寄せていたと思うと…

悲しいけれども、必ず通る道ではあるんでしょうね。

シリアスめいた次回予告には割とショック。

あんまり暗い方向に向かわない事を願います。

いろいろ言いつつ、何だかんだで

本作の人情味ある人物描写や雰囲気は好んで見ているので…。

 

 

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