2022年夏ドラマ-テッパチ!一覧

テッパチ! 7話 感想|先輩たちに支えられて学んで行くのね〜

 

 

なんだかんだで見続けてますよ。

今回から第二部で、部署に配属してからの話という事で

"お仕事ドラマ"らしくはなってきて、まずは一安心…ですね。

初っ端から水鉄砲だの、ボディビルだの、ふざけるくだりが続いたので、

「またこの体育会系ノリで行くのか…」と最初はげんなりしていたものの。

数々のジャンルの作品をこなす中堅どころの役者さんでキャストを一新したお陰か、

中盤〜終盤にかけての"実は出来る先輩"のメリハリっぷりに拍車がかかり、

これなら、自衛隊の環境の中でいろんな事を吸収して学んで行く

宙(町田啓太)の成長をまともに見られそうだという期待が湧いてきました。

 

ただ、第一部の仲間から続投しているのは馬場(佐野勇斗)だけで、

他の面々は"その後"への言及がほとんどないくらいには

第一部とは別物の話として扱っているとなると、

あたかも青春群像劇風に見せていた仲間たちの描写は抑えめにして

もう少し主人公に焦点を当てて、

今回の内容を3話か4話辺りから始めても良かったのかな?という気もします。

まぁ…あの軽い雰囲気が6話まで続いて、

もう良いや…って視聴離脱していった方も多いのもありますけど(苦笑)

生半可な気持ちで入隊した彼が本物の"テッパチ"になるまでの話を描くとするなら、

第二部からの話が本番だとは思うのでね。

 

内容自体に関しては、避難誘導・災害救助業務をする際のガイドラインやマニュアルで

やってはダメな行為を事前に指導されないものなのか?とか、

なんで誰にも連絡せずにその場を離れるかな…(無線は?)とか、

そもそも、現場未経験の新人になんで単独でやらせたんだろうとか

いろいろツッコミどころはありましたが。

でも…個人的には、先輩たちの中で一番義理堅そうな大木(久保田悠来)の

「何もしていない訳じゃない」という励ましの言葉には、不覚にも泣かされました。

自分の対応に非があった事を認め、反省ざるを得ない状況で、

唯一肯定してくれる存在がいると知る…そんな温かみのある話には弱いのです(笑)

 

桜間(白石麻衣)との恋愛模様はまだ続くかもしれませんが、

とりあえずは、"先輩を見て学ぶ"お仕事ドラマとして、第一部より見やすくなりそうです。

ちなみに、次回以降も感想を書くかどうかは分かりません。

 

最後に…桐山漣さんがおっさん!?(笑)

調べてみたら確かにアラフォーでしたけど、おじさんには見えませんな…w

 

 

↓ちなみに…2話(+3話ちょこっと)の感想はこちら↓

 

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テッパチ! 2話 感想|ワケありが集う候補生たち

 

 

※9:56追記:URLがおかしな事になっていたので、修正して再投稿いたしました。

一応ご報告ですm(_ _)m

 

前回と今回でプロローグ…って感じですね。

自衛隊になるためにやって来た仲間たちの経緯が1人ずつ描かれ、

彼らの境遇に影響されて、宙(町田啓太)も「やってやんよ!」と意気込むまでに変化した。

 

仲間たちの明かされた過去はどれも辛いもので、

自衛隊を全然視野に入れていなかった人を何人もスカウトするケースがあるんだろうか?と

一瞬疑問に思いたくもなるんですけど…

とある読者さん情報によると、勉強が苦手な人や、元々自衛隊になる気がなかった人も

スカウトするほど想像以上に入隊へのハードルは低く、

それも、八女(北村一輝)のように気軽に声をかける隊員さんも実際にいらっしゃるそうで。

個人的には、前回の内容は「こんなのあり得ないでしょ…」くらいに見ていたんですが、

その貴重な裏話のお陰で、ちょっとだけ捉え方もポジティブに変わり、

「まぁあるんだろうな」と思えるまでにはなりました。

 

ただ、それでも、そういった境遇の登場人物ばかりに偏り過ぎている所に

引っかかっている自分もいるんですよねぇ。

だって…話だけ聞いたら、自衛隊は駆け込み寺なのか?

もしかしたら、職業訓練校に置き換えても成立するんじゃないのか??

ツッコみたくなっても不思議ではないでしょう(笑)

スカウトの実態は分かっても、わざわざ自衛隊が舞台の作品である必要はまだ感じない。

このモヤモヤを解消する策は1つだけ。

純粋に自衛隊や強い男性になる事に憧れて入ってきた立場の登場人物である

馬場(佐野勇斗)や西(藤岡真威人)をもっと物語に絡ませてバランスをとって行けば、

中にはこんな人もいるんだな…程度に留まり、

全体に漂う"あり得なさ"が緩和されるんじゃないかという気がしています。

 

まぁでも、今後は誰かにフォーカスを当てた話は次々とやっていくでしょうし、

前回よりも1ミリほど自衛隊のドラマ"らしく"は映り、見やすくなったのは良かったです。

単純な性格が引き金となる騒動や、任務時間外の食事や罰ゲームで充実する日々…といった

"学園アオハルごっこ"ともとれるシーンが減ったのが大きいですかね。

 

恋愛要素は今回くらいほどほどにしておいて、

宙が自衛隊になる気になった今、彼を筆頭に、

それぞれが真面目に取り組む過程がゆっくりでも描かれれば…と思っています。

いや、そういう作品であって欲しいです(苦笑)

 

 

7/26追記:

 

3話を見ました。リアルタイム組がザワついていた理由がよ〜く分かりました…(汗)

 

私、苦手なんですよねぇ。

正当な方法で対応しようとせず、根性論を押し付けて感動話に持っていく展開。

八女と面談を行うとか、せめてカウンセリングを紹介する台詞を

サラッとでも入れてくれればまだマシに映ったかもしれませんが、

素人が素人なりに考えて荒療治すれば、過去のトラウマなんて克服出来る!という

ご都合主義のまま終わるのは…モヤモヤ以外の何物でもないでしょう。

 

そもそも、武藤があの時暴れたのは、父に近い年代の上司から怒号を浴びせられた状況と、

言われた言葉が当時の父の言葉と重なったからなった結果であって、

宙たちの計画はそれと同類にはならないと思うんですよね。

だって、事前に計画だと教えている限り"不意"ではないから。

仮に、何も教えない状態で始めたら、少しは訓練になったかもしれませんが、

まぁ……集団でいじめているという"構図"自体、見ていて気分が悪いです。

なぜ上司が面倒を見るような描写を加えなかったのか…。

 

そのシーンで感動的な劇伴を流すのも、

サーーっと冷めていく感覚を覚えてしまい…(汗)

うーん、元々低かった信頼度が、今回でさらに下がった感じですね。

 

若さ故の浮かれっぷりや軽さを押し出した作りは最初の方だけで、

回を重ねるごとに仕事の厳しさを目の当たりにして、

徐々に訓練生たちの顔つきが変わっていくのかも…と期待していた部分もありましたが、

今回の内容と、次回予告を見る限りは、もうその可能性も低いのかもしれません。

 

という訳で、水曜日はとりあえず裏のドラマを優先する事にして、

本作の感想はここまでにしようかと思います。

7/27追記:第二部の内容次第では、また感想を再開する事になるかもしれません(汗)

 

 

↓前回の感想はこちら↓

 

 

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テッパチ! 1話 感想|自衛隊版ウォーターボーイズ

 

 

「WATER BOYS」は何となくの認識で、ちゃんと見た事はないんですけどね(笑)

でも…やっぱり予想通りの仕上がりでしたね。

 

若手俳優を揃えて、イケメン俳優も押さえて、

マドンナ的立ち位置に白石麻衣さんをキャスティングした時点で

よくある若者群像劇×青春ドラマになるんだろうとは思っておりました。

この手の作品は運動部のみならず、フライト系や、

つい最近だと警察学校が舞台の「教場」でも生み出されてきたから、

じゃあ自衛隊に置き換えた作品があったって良いじゃないかと。

そんな思い付きで企画されたような気がしています。

だからこそ、わざわざ自衛隊を扱う意味は?という引っかかりを覚えるのです(汗)

 

ドラマとは関係ない話になりますが、

本作の前時間で自衛隊の仕事を取材する特別番組を放送していて、

とある芸能人が、自衛隊が実際に利用している航空機に乗って

空の中層部まで行って、いろんな戦闘訓練を体験してみるという特集をやっていて。

自衛隊長は難なく喋られているのに対して、その芸能人は酔うほどげんなりされていて

喋る事もままならない状態になられていたのを見て、

よほどタフで責任感の強い人じゃないと自衛隊はやっていけないんだろうな…

やっぱりたくましい仕事だ…と印象に残ったんですよね。

 

こんな感じで、ドラマ放送前に自衛隊のリアルを伝える番組を3時間もやるくらいですから、

本作もある程度のリアリティは描かれるのだろうと

微かに期待した部分もあったんですけど、

蓋を開いてみれば、野球部の夏季合宿ですか?と言わんばかりの部活ノリが続いてびっくり。

途中、銃を1人1人に渡すくだりで不穏な効果音が入ったので、

そのうち仕事の厳しさを目の当たりにする展開が来るかと思ったんですが…それもほとんどなし。

 

仮に、もしコメディに振り切っているのだと早々に分かる作りになっていたとしたら、

そういうスタンスで見れば良いのだと納得出来たかもしれませんけどね…。

でも、今期始まったドラマの初回放送の中では唯一"登場人物"は描けていても、

台詞運びや会話劇が凡庸なので、その点でも面白味が見出せないのはちょっと辛いのかなぁと。

つまり、自衛隊のリアルにおいても、コミカルさにおいても、どちらも中途半端。

初回は遊び感覚で入ってきた人たちが自衛隊として働く意味を知り、

徐々に凛々しい顔つきになっていく…という展開になっていく事を今後望みますが、

次回で早くも!?恋愛要素を盛り込むみたいなので、

本作も昨日の作品と同じでなぁなぁに進みそうな気がしています…。

 

うーん…こんな仕上がりだったら、

(この状態も今時どうかとは思いますが)紅一点でエリート自衛官にまで上り詰めた

桜間(白石麻衣)を主人公にした成長物語の方が、

自衛隊を取り扱う"意味"も感じられる上に、見応えもあったんじゃないでしょうかね。

で、成長過程を丁寧に紡ぐ手法で成功したのが「ハコヅメ」だったんだと思います。

 

再来週からの裏のドラマはモヤモヤしそうですし、こっちは軽すぎますし…

水曜日も違う意味で悩ましい日になるのかしら…(苦笑)

 

 

↓次回の感想はこちら↓

 

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